東京ナイト

旅行、食事、映画にお芝居、日々のささやかな幸せを記録します

Negicco 2012 Last Summer Live @池尻大橋2.5D

2012-08-31 07:47:26 | アイドル
という訳で、昨日はNegiccoのワンマン。

「2.5D」というUSTREAM放送局の収録で、池尻大橋の2.5Dスタジオでのライブ。
キャパ100人位の小さな箱だったのですが、ワンマンなので、Negiccoファンだけが集まってすごく雰囲気が良かった。
Negiccoメンバーも何だかリラックスした感じで、ライブを楽しんでいました。

いつも少し緊張気味でトークがグダグダになりがちな小さなリーダー「Nao☆ちゃん」も脱線せずに話せていたし、前田敦子の卒業ライブをテレビで見て「ゆっくり話すこと」の大切さに気がついたという「ぽんちゃ」は、意識して話すようにしていたし、「かえぽ」は相変わらずあんまりしゃべらないけど、それはそれで彼女のキャラだし、全体に何だか良い空気がフロアに満ちていた気がします。

それにしても、こういう雰囲気をファンとメンバーが持てるって本当に幸せなこと。
10年のキャリアとNegiccoメンバーの人柄のなせる業ですよね。

メンバーの夢は「武道館コンサート」ですが、こういう小さな箱でこんな素敵なライブができるというのも、ひとつの幸せなんだろうな、と思いながら僕もライブを楽しみました。

ライブの前は、DJ 背の順こと南波一海さんがアイドルCDを流していたのですが、女子流、Twinklestarsなんかの次にちゃっかりベルハーもフロアに流れて、思わず笑ってしまいました。
ベルハーもいずれはNegiccoみたいに、こういう雰囲気のライブができるようになればいいね。


日本縦断アイドル乱舞2012@東京 SHIBUYA-AX

2012-08-28 23:40:33 | アイドル
ここ数日、山に行っていたので更新できませんでした。
「しず風&絆」のワンマンも行けなかったし・・・。
あとAKBの組閣もずいぶんひどいことになっているみたいですね。
まあ、もはや他人事ではありますが・・・。

で、けっこう前になってしまいますが、8月23日にあったイベントの感想です。

日本縦断アイドル乱舞2012@東京 SHIBUYA-AX
出演(登場順) Cheeky Parade、hy4_4yh、チームしゃちほこ、Mary Angel、Jewel Kiss、私立恵比寿中学、東京女子流、LinQ、Dorothy Little Happy、Tomato n' Pine、でんぱ組.inc

旬なアイドル11組が出演するこのイベント、アイドル漬けだったこの夏の締めにふさわしい大盛り上がりの一夜でした。
この11組のうち初見は「hy4_4yh」と「Mary Angel」だけ。

Cheeky Parade
オープニングアクトはチキパ。
TIFでもそうだったけど、勢いがあるのでこの位置はぴったり。
こうやってだんだん人気が出てくるのかな。

hy4_4yh(ハイパーヨーヨ)
TIFで歩いているのを見かけて気になっていたグループ。
アウェイな雰囲気の中、かなり頑張っていました。

チームしゃちほこ
前半では一番盛り上がっていたけど、個人的には全く刺さらず。
先日のTIF同様、かなり白けてぼんやり眺めていました。
「ももクロの妹分」という先物買い以上の魅力があるとはとても思えないよ。
あの内容で熱くなっていたファンがいたのがホント不思議。

Mary Angel
大阪の2人組。
ひねったアイドルが目立つ中、昔懐かしいアイドルという感じでした。

Jewel Kiss
こちらは北海道から。ファンが熱い感じ。むしろその応援する姿を見てしまった。

私立恵比寿中学
今年の4月、赤坂BLITZのワンマンではじめて見たエビ中。
その時はグループとしての熱量を感じられず、ぜんぜん楽しめませんでした。
「ゆび祭り」でも、「1曲しかやらない」という事を売りにしようという戦略が、あざとすぎて盛り上がれなかったし、エビ中とは縁が無いのかな、と思っていたのですが、今回のライブは打って変わって熱かった!

もはや「King of 学芸会」というキャッチフレーズは、ももクロの「いま会えるアイドル」と同じくらい実情と違ってきていて、アグレッシブで気持ちの入った素晴らしいパフォーマンスでした。
とくに「あぃあぃ」は、れにちゃんが乗り移ったかのような激しいダンスで本当に良かった。
エビ中、今更ですが、かなり注目です。

東京女子流
スペシャルゲストとして登場の女子流。
もはや貫禄すら漂うパフォーマンスで格の違いを感じさせてくれました。
アウェイな雰囲気だった「a‐nation」とは違い、会場も味方につけて充実したパフォーマンスでした。

LinQ
7月のLIQUIDROOMでの2daysでぜんぜん刺さらなかったLinQ。
エビ中と同じく期待していなかったのですが、いやー、良かった!
何で7月のライブが僕の中で盛り上がらなかったのが不思議なくらい素晴らしい内容でした。
特に瑞稀もえさん、2月に初めて見て以来、だんだんポジションが良くなっていて、もはや高木悠未さんと2トップと言った感じ。
歌う時のはにかんだ表情が実に良いです。
ここからの変化も楽しみなので、継続的に追っかけなくては・・・。

Dorothy Little Happy
先日の新宿BLAZEでの最高に素晴らしいライブの余韻も残る中、今回のドロシーも良かった。
と言うか、エビ中から女子流、LinQ、ドロシーと高まりすぎてくたくたになるほど。
今回はメンバーの顔と名前がようやく一致したので、ちゃんと応援できたし、良かったです。
それにしても「オレモー」は盛り上がるね。

Tomato n' Pine
この辺りでいつの間にか最前に。
トマパイはこういうライブは苦手だね。
相変わらず小池選手の表情は硬く、その緊張がこちらにも伝わってくるほど。
いっぽう、相変わらずWADAちゃんは自由な感じで良かった。
やっぱりトマパイは西麻布のホームで見ないとダメですね。

でんぱ組.inc
ここでさすがに疲れて後方に戦線離脱。
前の方では、でんぱの熱いファンの人たちが盛り上がっていました。

という訳で、夏の終わりにふさわしい楽しく充実したライブでした。
3時間半、疲れたけど盛り上がれてよかった!

三谷文楽 「其礼成心中」 @渋谷 PARCO劇場

2012-08-22 07:47:18 | ライブ、芝居、演芸など
という訳で、今日は渋谷でお芝居。
三谷幸喜が文楽に挑んだ「 其礼成心中(それなりしんじゅう)」。

いやー、笑いました。
文楽でこんなに笑ったのはもちろん初めて。
三谷芝居で先日観たチェーホフは消化不良でしたが、今日の文楽は相当の出来でした。

「其礼成(それなり)心中」というタイトルは、もちろん近松門左衛門の「曾根崎心中」のパロディー。
物語も近松が「曾根崎心中」を書いたその後、という設定。

芝居が評判となり、影響を受けた訳ありの男女が曽根崎に集まってきてしまい、やたらに心中しようとするので、近くの饅頭屋は客足が遠のいて大迷惑、という場面から話が始まります。
困った饅頭屋の半兵衛は、心中を阻止するためパトロールを開始。
するとそこに心中するために油屋の手代とお嬢様がやってきて・・・。

という感じでテンポ良く物語りは進みます。
もちろん「文楽」なので、太夫が朗々と語り、三味線も太夫の義太夫節と一緒にリズムを作って、人形遣いが文楽人形を操ります。

でも、そこは三谷芝居。
太夫の台詞にちょいちょい「パトロール」とか「ハートにずっキュン」とか現代語が入ってきて、その度に笑いを誘います。
ちゃんと義太夫節の節に合わせて違和感なく入っているので、余計面白いんですよね。

あと、人形の動きもアクロバティック!
半兵衛が水に飛び込むシーンがあるのですが、文楽人形にこんな動きが出来たんだ!という新鮮な驚きがありました。

また、何より太夫、三味線、人形遣いと、それぞれがノリノリで楽しみながら舞台に立っているのが伝わってきたのが良かった。
国立小劇場のあの厳粛な雰囲気とはまるで違ったワクワクする演じる楽しさがあったと思います。
何しろ最後のカーテンコールで、太夫たちがニコニコ笑いながら手を振って観客の大拍手に応えていました。
彼らもいつもの「文楽」とは違った感覚を感じることが出来たのではないかと思います。

という訳で、文楽+三谷幸喜という組み合わせは、双方にとって新鮮で新しい可能性が生まれたのではないかと思います。
大阪の変な知事がおかしなことを言っているけど、こんな素晴らしい「日本の伝統」を維持できないなんておかしいし、その「日本の伝統」が、こんなに大胆に変われるところに、大きな可能性を感じました。

いやー、面白かったです!

其礼成(それなり)心中
作・演出:三谷幸喜
  出演:竹本千歳大夫、豊竹呂勢大夫、
     鶴澤清介、吉田一輔 ほか
  @パルコ劇場

BABYMETAL ワンマンライブ「I、D、Z~LEGEND“I”」 先行予約と「しず風&絆」ワンマン

2012-08-20 22:13:36 | アイドル
BABYMETALが10月に行うワンマンライブの先行予約が本日からスタート!

BABYMETALのHP

さっそく予約してみたのですが、BABYMETALは昨日のサマソニでも盛り上がったみたいなので激戦必至。
この前の鹿鳴館は見事に外してしまったので、今回は当たりますように!!

それにしてもBABYMETALは、すごい人気ですね。
史上最年少でのサマソニ出演を成功させ、次は待望のシンガポールでの海外公演も決まったとの事。
この勢いで、どんどん海外のヘビメタフェスとかにも出て欲しいなー。
キツネだお!

個人的に、もう会えなくなってしまったアイドル「ももいろクローバーZ」の代わりとして、ライブの熱さと楽しさを重視すれば、「BABYMETAL」「BiS」「しず風&絆」が御三家だと思っています。
この3グループは、とにかく現場がやばいくらい熱い!
「アイドル」という範疇に納まらない多様な楽しさを味わえるのが大きな魅力。
特に「BABYMETAL」の倒錯振りは世界最先端だと思うよ。

サマソニ、海外公演と快進撃が続く「BABYMETAL」、同じくサマソニ出演にエイベックスからのメジャーデビューと好調の「BiS」。
それに比べて、いまひとつ波に乗れていない感じなのが「しず風&絆」。

今週の土日にある初めての東京ワンマンもまだチケットが残っている模様。
何で?
現場の楽しさなら、「BABYMETAL」「BiS」にも全く引けをとらないし、なんなら「ももクロにも負けねーし」って言っちゃっても良い位なのにね。
いや、さすがに負けるか・・・。

やっぱり名古屋というのが不利なのか(いや、チームしゃちほこは好調みたいだし)、やっぱり名前が変?(しず風&絆ってフォーク?)、そもそも楽曲がキャッチーじゃない?(ラフィンノーズのカバーだもんな~、どれだけの人が分かるのか・・・)、とファンとしては悩んでしまうけど、「しず風&絆」すごくいいんです!


メンバーのルックスも素晴らしく良いし、ライブでのサービス精神はピカイチ、ファンの統率の取れた応援も見事、何より「とにかくライブが盛り上がる!」。
ラフィンノーズ、ラモーンズ、ブルーハーツのカバー、という時点で高まるよ。
ロックというよりパンク。
パンクなアイドルってめちゃめちゃかっこいいよね。

今週末のライブも、リーダー晴子姐さんのツイッターを読むと気合十分。
「しず風絆に会いにきてほしい! 全力でがんばるから!! それに、ゆっくり、応援してくれてる皆に感謝の気持ち伝えられる機会がないから、この日にちゃんと伝えられたらな☆ そして、まだしず風絆を見た事ない人でも楽しんでもらえる様に、これから応援してもらえる様に、みてもらえたらいいな」
@kizuna8haruko

という訳で、このブログを読んで「しず風&絆」ちょっと気になるかも、って言う方はぜひぜひワンマンライブに行ってみて!
特に日曜日の『夏祭り?違う違う!! I ロック祭りだぁ~! 全員集合!!』はマジでヤバイと思うよ!
Get The Glory!!

とか書いておいて、実は週末は仕事で東京を離れるので、僕はライブに行けないのです・・・。
悲しすぎる・・・。

「絆」HP

しず風&絆~KIZUNA~「Iロック」アイドル横丁夏まつり!!2012

なんかYouTubeに「これ!」っていう彼女達のライブの熱気が伝わるような良い映像が無いんだよね。
多少ましなのがこの「アイドル横丁祭り」だけど、現場の熱気はこんなもんじゃないのです。

BELLRING少女ハート/アイドル推し増しTV公開収録「怪トロ vs ベルハー 」

2012-08-20 00:17:39 | アイドル
という訳で、昼間のTokyo Cheer② Partyのイベントの後、夜はBELLRING少女ハートのライブに出かけてみました。

アイドル推し増しTV公開収録@SHIBUYA DESEO
熱戦・烈戦・超激戦「怪トロ vs ベルハー 」
出演:怪傑!トロピカル丸 / BELLRING少女ハート

前回ベルハーのライブに行ったのは7月上旬。
1ヵ月半ぶりのライブでびっくりしたのが「メンバーが増えていた!」。
HPを見ても、そんなことは書かれていないし、現場で「あれ? ひとり多いよ!」ってびっくりしちゃいました。
アイドルの世界は1ヶ月でこんなに変わるんですね~。

で、そんな新メンバーが加わっての今日のライブ、「怪傑!トロピカル丸」との2MANです。
ノトフが主催する「アイドル推し増しTV」の公開収録ということで、企画として「大運動会」がありました。
二人三脚、タライに顔を漬けての息継ぎ我慢対決、そしてペットボトルのドリンクをストローで吸う早飲み対決、と、どれも他愛の無いものでしたが、メンバーは超真剣。

例えばベルハーメンバーの、じゅりは二人三脚を学校でやっていたそうで、リハそっちのけで二人三脚の練習をしていたとの事。
の割には、スタート直後で二人の足を結んでいた紐が解けるハプニング。
結局、3戦全敗というベルハーらしい結果に・・・。
罰ゲームとして「センブリ茶」を飲まされて、本当に嫌そうな顔をしていました。

今日のライブ、卒業がヤバくてしばらくお休みしていた、りなが久し振りの参加。
フルメンバーでのライブでしたが、やっぱり「ベルハーいいね!」。
メロウな楽曲は、アッパー系の多いアイドルソングの中で異彩。
でもそれがベルハーメンバーの雰囲気にマッチしていてホントいい感じ。

結局物販でTシャツも買って、最後までメンバーとグダグダ話したりして地下アイドルの楽しさを満喫。
ベルハーは何かのきっかけがあればブレイクすると思うんだけど、まだそのタイミングじゃないのかな。
ただ現場はすごく楽しいので、これからも行かなくては!

Tokyo Cheer② Party 2周年記念ライブ@文化放送サテライトプラス

2012-08-19 23:11:24 | アイドル
先日、ある現場で東京女子流のファンの人と話していて、「今、トーキョーチアチアパーティーが熱いっす」と聞いたので、さっそく彼女達のホーム「文化放送サテライトプラス」でのライブに行ってきました。

なんと無銭のイベント。
しかも、今日は結成2周年の記念すべきライブでした。

で、会場についてびっくりしたのが、文化放送のビルの前の小さな広場が会場だったこと。
山手線の線路がすぐ隣を走り、別に舞台も高く無いし、屋根はあるものの風のある日に雨が降ったら吹き付けるだろうし、冬もそうとう寒そうです。

こういう会場をホームに頑張ってきたチアチアパーティー。
最初の頃のお客はメンバーの数にも満たなかったそうですが、今日は2周年ということで200人くらいは集まっている感じでした。

メンバーは16人。
年齢も雰囲気もばらばらな感じ。
で、今日は「神曲ベスト10」ということで、ファンが事前に投票していた彼女達の曲を10曲連続で披露。
しょうじき1曲も知らなかったですが、「チアチアパーティー」という名前の通り、アッパー系の応援ソングといった雰囲気の曲が続きます。
それ程耳に残る曲はなかったですが、現場はけっこう盛り上がりました。

で、ライブの最後、16人ひとりひとりが2周年を迎えての挨拶をしたのですが、これが良かった。
涙で言葉に詰まるメンバーもいましたが、ちゃんと自分の言葉で語ります。
2年間は楽しい思い出ばかりではなく、辛かったことや苦しかったこともたくさんあったみたいですが、とりあえずこれだけのファンが集まるまでになった喜びと感謝がメンバーそれぞれの口から出ました。

今日のライブ、隣の人たちと3人(初対面同士)で話したのですが、みんな今日が初めてのチアチアの現場。
で、みんな女子流ファンと言うことが分かりました。
女子流とチアチアって、そんなに共通項は無いと思うんだけど、何でだろう?
とは言え、こうやって新規に来る人が増えるって、勢いがあると言うこと。

1月には初めてのコンサートが中野ゼロホールであるそうです。
少しずつですが、夢に向って成長しているのでこれからも頑張って欲しいものです。

Dorothy Little Happy Live Tour2012『飛び出せ!サマータイム』@新宿BLAZE

2012-08-18 22:13:51 | アイドル
という訳で、今日は、Dorothy Little Happyのワンマン。

Dorothy Little Happy Live Tour 2012『飛び出せ!サマータイム』@新宿BLAZE

いやー、本当に本当に素晴らしいライブでした!!

初めてドロシーを見たのは、去年の11月の「アイドル横丁祭」。
その時は、実はあんまり印象に残らなかったのですが、その後、いろいろな現場で彼女達のパフォーマンスを見る度に、すごく丁寧なダンスに心動かされ、先日のTIFでは3回もステージを見るまでになっていました。

で、今回が初めてのワンマン参戦。
当日券も出たようですが、会場の新宿BLAZEはほぼ満員。
男性客がほとんどで、ピンチケはおらず、年齢層は高め。
券の番号は良くなかったのですが、新宿BLAZEはステージが高いのでストレス無く楽しめました。

開演時間になると、ドロシーの妹分「Party Rockets」の登場です。
エイベックスからこの8月にデビューしたばかりとの事。
ハードロックでかっこ良い感じの曲でしたが、いまひとつピンとこず。
曲が激しい割に平坦すぎるのかな?
彼女達は2曲歌って退場。

で、お待ちかねのDorothy Little Happyが登場!
最初から飛ばしていきます。
客も大盛り上がり。

ドロシーの魅力は、なんと言っても「ダンス」。
指先まで「魅せる」意識に満ちていて、単に「ダンスの先生に言われたまま踊っている」凡百のアイドルグループとは、はっきり一線を画しています。
非常に表現力が豊かなので、単なる歌に合わせた振りに留まらず、ダンスだけでしっかり世界観を伝えられるほど。
しかも、5人の息もぴったり合っていて、とにかくきれい。
どれだけトレーニングを積めばこれだけのパフォーマンスを発揮できるのでしょうか。
中でも、富永美杜さんのダンスの切れは素晴らしい。
表情も考えられていて、レベルの高さを感じました。

で、もうひとつの魅力がメインボーカルの高橋麻里ちゃんの上手さ!
声量があるので迫力があるし、あれだけ動いているのにすごく安定した歌唱で素晴らしい。
これだけのボーカルは、今のアイドルシーン中でも指折りの存在だと思います。

最後、今回本当に感心したのは「ファンの質の高さ」。
「メンバーを盛り上げる」という意識が非常に高く、手拍子、掛け声、時には一緒に歌ったりして、多彩な「技」を繰り広げます。
ドロシーと言えば、「デモサヨナラ」のコール「オレモ!」ですが、それ以外の曲も本当に楽しく工夫された盛り上げがあるので、俄かファンの僕も分からないながら一緒になって楽しめました。

アイドルの楽しさは、単に一方的に与えられるんじゃなくて、ファンも積極的に盛り上がることで、より熱いパフォーマンスをアイドルから引き出すことだと思っているので、ドロシーの現場はほぼ理想形だと思いました。

仙台在住の5人組の彼女達。
ドロシーのコアなファンは、その仙台でずっと彼女達を応援してきているのでしょう。
新曲が出るたび、「どうすれば盛り上がるか」を考え、工夫しながら現場で作り上げてきたんだと思います。

今回、アンコール後に挨拶で、秋元瑠海ちゃんが、「ファンの皆さん、これからもドロシーと同じ歩幅で一緒に歩いていきましょう。そしていろんな景色を一緒に見ましょう」と涙ぐみながら話していました。

次から次に新しいアイドルがデビューし続ける東京だと、いろいろ目移りしちゃってどうしてもDDになっちゃうんだけど(特に僕は)、仙台で育んでいるドロシーとファンのこういう関係って何だかホントにいいなー、と思いました。
とか言って、これからもDDであり続けると思うけど・・・。

という訳で、初めてのドロシーのワンマンで、しょうじき知らない曲が半分以上でしたが、今年のベスト5に入る高まり!
たぶんメンバーにとっても会心のライブだったのではないでしょうか。
何しろ、Wアンコールが起きるほど盛り上がったし、最後の挨拶のあと、鳴り止まない拍手が本当に長くて、自分で拍手をしながら、その拍手の長さに感動してしまうほど。
あー、楽しかった!!

Cheeky Parade with ストリート生 / ラブパレ2012夏Vol.8 @汐留AX

2012-08-18 11:34:32 | アイドル
という訳で、昨日はCheeky Paradeの定期公演に行ってきました。

ラブパレ2012夏~GAN GAN GANと生意気でいかせて頂きます!~Vol.8
Cheeky Parade with w-Street NAGOYA

TIFやa‐nationでもアグレッシブなライブを繰り広げて、かなりアピールできたはずのチキパ。
行けるか分からなかったので前売りではなく当日券を求めて会場に着くとあっさり前売りが買えました。
「もしかしたらソールドアウトかも?」と不安に思っていたのですが、動員にはそれ程影響がなかった模様。
「売れる」って、そんな簡単なものじゃないんですね。

で、今回のライブは、名古屋のストリート生がゲスト出演。
名古屋は、SKEにチームしゃちほこ、我らが「しず風&絆」もいるし、なんだか熱いですね。
とは言えさほど気になるメンバーもおらず、チキパの登場が待たれます。

で、いつもの音楽と共に、メンバーが続々登場。
でも二人足りません。
するとサングラスを掛けてやたらかっこつけた、ももかとまりやが登場!
「まりや様って呼んでもいいよ」だって。
チィキーだね~。
こういう小生意気はグループの個性としてホント重要。
若干すべり気味だったけど、気にせず「小生意気芸」を磨き上げて欲しいもの。

という訳で、今日も熱いライブをメンバーは繰り広げてくれたんだけど、やっぱお客問題は変わらず。
今日は、前回の定期公演と違い「厄介」はそんなにいなかったので良かったけど、客席の熱量と、メンバーの熱量が釣り合っていないんだよね。
メンバーがしゃべっているのに客席がざわざわしていたり、ファンの年齢層も低いだけあって集中できていない感じ。

新宿BLAZEで修正できればいいんだけど、ここが正念場ですね。
メンバーが頑張っているんだから、ファンとしても盛り上げてあげたいものです。

DVD「さくら学院 FIRST LIVE & DOCUMENTARY 2010 to 2011 ~ SMILE ~」

2012-08-18 01:35:04 | アイドル
という訳で、先週末のさくら学院のサマースクールですっかりはまってしまった「さくら学院」。
さっそく、タワレコで彼女達のDVDを買ってきました。

DVD「さくら学院 FIRST LIVE & DOCUMENTARY 2010 to 2011 ~ SMILE ~」

今年の6月に発売されたDVDで、3月に開催された『さくら学院 2011年度 卒業 ~旅立ち~』ライブと2010年4月開校から2012年3月の卒業までのさくら学院メンバーの成長を追った秘蔵ドキュメンタリー映像をまとめたもの。

しょうじき、3月の時点ではまだ彼女達の存在すら知らなかった位。
なので、そのドキュメンタリーと言われても・・・、ということでスルーしていたのですが、サマースクールですっかり気持ちが高まったので、さっそく買ってみたのです。

で、DVD2枚組み、収録時間約4時間のこの作品には、彼女達の青春の輝きが見事に瞬間冷凍されて残っていました。

PV「FRIENDS」の中に、牧場で楽しげに駆け回ってはしゃぐ彼女達が、一瞬、スローモーションになる素晴らしいカットがあります。
そのシーンを見る度に、「ああ、この瞬間がいつまでも続けばよいのに」と思ってしまいます。
編集したディレクターも同じ思いだったのではないでしょうか。

FRIENDS PV


人は成長して、大人になって、その過程で、いろいろなものを失っていきます。
でも彼女達は、まだその悲しさも寂しさも畏れも知りません。
だからこそ、その貴重な時間が、僕たち大人には愛おしく思えるし、懐かしくも寂しくも感じるんだと思います。
このドキュメンタリーDVDを観ながら、そんな感情の揺らぎを感じました。

武藤彩未、三吉彩花、松井愛莉の中等部3年トリオの卒業という大きなエピローグに向けて進んでいく、この2年間のドキュメンタリーは、成長の過程を追うとともに、なんだか成長することの悲しさも感じさせてくれました。

と言いつつ、2年間の成長は本当に目を瞠るほど。
「アイドルを超えた、スーパーレディーになる!」というのが、さくら学院の校則ですが、生徒達の自主性を尊重し、本当に伸び伸びと活動しているのが伝わってきます。
業界大手のアミューズに所属する、さくら学院。
短期的な収支より、長期的な展望を持って彼女達を育てている気がします。
そうじゃなければ、とてもサマースクールみたいな手がかかる割りに利益にならないイベントは開けないですよね。

自主性を全く尊重されず、目先の利益に追われ、身体を壊す程こき使われたりする事例が目に付くアイドル業界、もしかしたら、一番恵まれた環境で活動できているのかもしれません。

担任の森ハヤシ先生が、卒業式の挨拶で、「困った時、悩んだ時はいつでも声を掛けて欲しい。すぐに僕たちは駆けつけるから」と話していました。
森先生、なんだかいいやつです。

そんな大人に囲まれて、生徒会長の武藤彩未を中心に個性的な生徒達は一致団結して頑張ります。
なんだか部活を一生懸命頑張っているのを見守っているみたいな気がしてきました。
いやー、ホントにいいDVDでした。
卒業式のライブも良かったけど、ドキュメンタリー部分に感じるものが多かったです。

かなり出遅れてしまったけど、僕もこれから見守っていかなくては・・・。

『さくら学院 サマースクール 2012 猛暑に負けるな体力測定!』 2時限目

2012-08-14 22:04:29 | アイドル
という訳で、昨日に引き続き、さくら学院のサマースクールに行ってきました。

『さくら学院 サマースクール 2012 ~ 勉強!!?いやいや ちょっとサボっちゃう?~ 猛暑に負けるな体力測定! 2時限目』@池袋アムラックスホール
・トークパート出演:
中元すず香、堀内まり菜、飯田來麗、佐藤日向、杉寧々、野津友那乃

昨日のテーマは「怪談」。
生徒達が次々に泣き出し大混乱となりましたが、ひじょうに面白かった!

で、本日のテーマは「体力測定」。
担任の森ハヤシ先生と一緒にガチで、垂直跳び、大声対決、腕相撲の3部門を競います。
今日もまたまた、面白かった。

ネタに走るメンバーもいましたが、ほとんどはマジで記録に挑みます。
結果、垂直跳びは佐藤日向、大声対決は杉寧々が制し、最後の腕相撲は飯田來麗の圧勝!となりました。

「生徒会長の中元すず香に言いたいこと」というテーマでそれぞれが叫んだ大声対決では、トップバッターの野津友那乃の数値が測定器の故障で「2dB」しか出ず、それを少しだけ森先生がいじったところ、いきなり泣き出すというハプニングが。
今日は、堀内まり菜の魔法も出ず、代わりに困った森先生がポイントをおまけしてあげたら、すっかり機嫌が直る友那乃。
子供か、って子供なのか・・・。

腕相撲は、らうらの圧勝だったけど、負けたメンバーもそれぞれ見せ場を演出していたのはさすが。
腕の筋肉に魔法を掛ける、まり菜とか。

生徒会長は、3種目で1回もポイントが取れず惨敗だったけど・・・。

でもみんな上手いね。
いきなりぶりっ子キャラを出して森先生にいじられていた寧々とかホントやりたい放題。
でも、今日、注目したのは佐藤日向。
今日まで名前と顔が一致しなかったけど(さくら学院歴が浅いので・・・)、トークで印象を残そうと一生懸命。
垂直跳びの測定の時も、測定ベルトを付けるメンバーをいつも手伝ったり、地味に進行をサポートしていて感心しました。

その流れで、後半のライブの時も日向を注目していたんだけど、表情も上手く表現されていてなかなか素晴らしい。
というか、いつもは、すず香ちゃんしか見ていないので、日向はじめ他のメンバーの歌う時の表情やダンスを気をつけて見てみたのですが、みんなしっかりしているな~。
さくら学院はみんなレベルが高いね。

ちなみに今回のサマースクールの副題「~ 勉強!!?いやいや ちょっとサボっちゃう?~」は日向が考えた案が採用されたとの事。
こういうのは自信につながるし良い事だよね。

という訳で、今日も楽しかった!