まさるの一口馬主日記

「一口馬主」の視点から毎週の競馬を長年楽しんでいます。
*画像等はクラブより使用許可を得て使わせて頂いています。

有馬観戦は戦争だ!

2006年12月13日 20時24分13秒 | 今日の日記
私は中山競馬場まで(家から競馬場まで)約70分の所に住んでいますが、有馬記念は激しく混むのでやや遠慮がちです。と言っても二年に一度位は行ってますが(笑)

昨年はディープインパクトがいたので特に激しかったです。思い起こすだけで疲れてしまいます。
朝5時の始発に乗り、6時頃には現地に着いたのですが、既に勝負あったと言う感じでした。負けです。
何とか座れるポジションを確保しようと開門ダッシュも実らず、席取り専門の愚連隊に新聞やビニールシートで確保され、さすがに温厚な私も愚連隊に突っかかる手前まで怒りが達しました。

席の取れなかった私は、解放された内馬場で新聞を広げては仮眠を取っていました。馬券は買いません。持っていたのはメインレースの単勝のみ。
ホープフルSでアドマイヤメインが勝ったあたりでムクリ起き上がり、有馬観戦に向けてのベストポジションを確保すべく、闘志を剥き出しに闘う男の形相でスタンドに向かいました。
朝の一件で毒づいた私は半ば強引に割り込み、自己を主張、立ち位置を決定しました。
帽子を深々と被り、時折レースの歓声上がる中山でひたすらその時を待ちました。寝ていたわけではありません。約2時間、同じ場所に立ち続けました。
耐え難きを耐え、忍び難きを忍んだ私に神が降りてこない訳がないと自己に陶酔し、気持ちも激しく高揚してきました。

パドックを見てしまうとレースが見られないので泣く泣くスタンドでの生観戦を選択した私に待ちに待ったパドック実況が映し出されると自然と涙が出てきました。
本馬場に現れたディープインパクトは神々しく映り、非常に迫力ある馬体を見せていました。
我が競馬人生、ここに極まれり!と叫びたい程でした。


今年は競馬場で将来ディープインパクトの子供が走る姿を想像しながらレースを待つ事にします。