まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

局所的集中豪雨 「○○が△△のようだ!」

2016-08-02 23:50:54 | ドライブ人生論
今日は珍しくクルマで登校しました。

出発時、福島駅近辺は青空の広がるいい天気で、

今日も暑くなりそうだなあなんて思いながら気分よくドライブしていました。

ところが黒岩を過ぎたあたりから急に天候が悪化してきて、

4号線の坂道を上っているあいだに雨が降り出し、

伏拝の交差点に到達したころにはこれまでに経験したことのないような集中豪雨になっていました。

ムスカだったら 「道が川のようだ」 と大笑いしたことでしょう。

ただ実際に運転していると笑ってばかりもいられなくて、

追い越し車線のクルマに抜き去られるときには、ボートが通ったあとのように波が押し寄せますし、

ところどころものすごく水がたまったところを通るとハンドルが効かなくなり、

自動車学校で習ったハイドロプレーン現象という単語が35年ぶりに頭をかすめたりします。

一番怖かったのは、反対車線のクルマの水しぶきがこちらまで飛んできて、

フロントガラスにバシャーッとかかって一瞬何も見えなくなってしまったりすることでした。

この調子じゃあ大学あたりはどんなひどいことになっているんだろうとビビっていましたが、

4号線から脇道に下りるころには雨脚は弱まって、

大学に着いたときにはまったく雨は降っておらず、道もまったく濡れていませんでした。

どれだけ局地的な大雨だったんでしょう。

こんな感じの集中豪雨は初めて経験しました。

写真か動画を撮って記録に留めておきたいところでしたが、

さすがにそんな余裕はありませんでした。

仕事を終えて帰るときには大学近辺も大雨になっていました。

これは山の上駐車場にある階段です。



「階段が滝のようだ!」

そして、大学を出て伏拝の坂を下っていくときには再び雨はMAXになっていました。

そういう場面ではもちろん撮影をすることはできません。

下の写真は市街地に下りてきて雨もだいぶ小止みになったとは言わないものの、

まあフツー程度になって停車したときに、ワイパーを止めて撮ったイメージ画像です。



伏拝の坂道を走っていたころはワイパーを全速で動かしていても視野はこんな感じでした。

いやいや、肝の冷えるドライブでした。

この夏はこれからもこんな感じの集中豪雨に何度も見舞われるんでしょうね。

大きな被害が出ないことを祈りたいと思います。

等差数列ドライブ

2016-05-24 13:03:02 | ドライブ人生論
もう2ヶ月近く前になる4月7日、ブログには上げませんでしたが、

Facebook のほうにこんな写真をアップしました。



それに付したコメントは以下のとおり。

「ふっふっ。今日の相馬ドライブの真の目的は、この写真を撮るためだったと言っても過言ではない。」

この日は相馬の看護学校での今年度最初の授業の日で、桜は満開なのに大雨だったり、

帰りがけ謎の腹痛に耐えられなくなって病院に駆け込んだりなど、いろいろあった日でしたが、

私にとってはあの写真を撮ることが最も大事なミッションでした。

しかし、あの写真の意味がわかった人は予想通り誰ひとりおらず、

質問のコメントも特になくみんなからスルーされておりました。

それは別にいいんです。

正確に言うと、あの写真を撮ることそのものはそれほど大事な問題ではありませんでした。

あの写真がなくとも今日の記事は成り立ちましたし。

本当に大事なのは写真を撮ることではなく、これをすることでした。

あの写真を撮る前はこういう状態だったのです。



華氏気温の上に表示されている2つの数字がありますが、

左側の6ケタの数字はこのクルマの総走行距離です。

右側は、ドライバーが好きなときにボタンを押してリセットできる走行距離カウンターで、

私はふだんは給油のたびにリセットして、燃費を算出するのに使っています。

このときは給油後400.6km走っていたところだったようですね。

それをこうしました。



総走行距離が122,667kmになった瞬間を見計らってリセットしたのです。

この日は別に給油したわけでもなかったのですが、この時点でリセットする必要がありました。

この日はリセットさえすればよかったので、ドライブ・スルーさえしてしまわなければ、

相馬ドライブ中のどこの地点で122,667kmになってくれてもかまわないと思っていましたが、

ちょうど相馬の看護学校に到着する手前の空き地のところでその時を迎えることができたので、

ラッキーにもクルマを停めて記念撮影をすることができました。

ここまで説明したらもう私が今日、何をやり遂げたかわかってもらえたでしょう。

あれから2ヶ月、何回か給油する機会がありましたが右側のカウンターはリセットしませんでした。

その後、途中でこんな数字を見ることもできました。



特に予期や期待をしていたわけではありませんが、

ちょうど総走行距離が123,000kmを記録したとき、右側のカウンターは333.0kmでした。

ふーん、そういう計算になるのね。

そして今日です。

前回のゾロ目ドライブのときのようなハラハラドキドキの目に会いたくなかったので、

うまいこと微調整しながら、相馬ドライブの最中に当たらないよう仕組んだ結果、

本日、大学近辺の広々とした道でその時を迎えることができました



せっかくだからもっとアップで撮っておきましょう。



みごとに並んだ、「1234567890」 の数字です。

こういう数字の並びのことって何て言うんでしたっけ?

同じ数字が並べばゾロ目だけど、こういうのを指す言葉ってなかったかな?

よくわからないのでとりあえず 「等差数列」 と呼んでおきますが、

9の次が0だから本来なら等差数列とは呼べないはずですね。

まあ名前はいいや。

自分、ヒマ人だなあ。

この写真を撮ってこのブログ記事を書くためにわざわざ、

123456-789=122667

という計算をして、その数字を覚えておいてそのときにリセットするとか、なんてマメなんだろう

この情熱をもっと何か生産的なことに使えないのかなあ

でも、2ヶ月がかりの大プロジェクトの成功、ちょっとうれしいです

しかしもう次はないでしょうね。

ゾロ目から等差数列まで12,345kmを走るのに丸3年もかかってしまいましたから、

150,000kmになるのにあと何年かかるかわかりませんし、

しかも150,000kmってそんなにキリがよくないからうれしくないですし、

そうすると次はベンツのときに撮れなかった200,000kmということになりますが、

そこまでは無限の道のりで、たぶんその前にクルマがダメになるでしょう。

もう気がすんだのでどなたか次のクルマください。

自動車わらしべ長者のまさおさまはあなたが要らなくなったクルマを大切に乗ってあげますよ。

ご連絡お待ち申し上げます

前途多難なドライブ人生

2015-12-12 12:58:13 | ドライブ人生論
先日、人権啓発セミナーのあとタイヤ交換のためにオートバックスに行ってきたことを報告しましたが、

実は冬タイヤを買うことになってそれでおしまいではなく、まだ続きがあったのでした。

うちのクルマ、このところキーの調子があまりよくありませんでした。

このクルマをもらった当初からセンサーを使った開け閉めはあまり感度がよくなかったため、

昔ながらにキーをキーシリンダーに差し込んで開け閉めしていたのですが、

しばらく前から、キーでドアを開けるときにうまく一発では開けることができず、

1回ドアロックを解除したあと、もう一度キーを回してあげないとドアが開かなくなっていて、

何なんだろうなあこれはと思っていたところ、

ある日急に、今度は逆にドアロックがまったくできなくなってしまい、

キーを回しても空回りして鍵を掛けることも解除することも何もできなくなってしまいました。

これは一大事ですので、オートバックスでタイヤ交換するときに、

キーの具合が悪いのでもしも直せるようなら直してくださいともお願いしたのでした。

ところが見てもらった答えは、うちではどうしようもありませんので、

ディーラーに見てもらったほうがいいですよとのことでした。

やっぱそうですよねえ。

まあキーの問題だからオートバックスで何とかなるとはそんなに期待していませんでした。

というわけでディーラーに連絡を取って行って参りました。

見てもらったところ、キーシリンダーの奥にある何だかが折れてしまっているとのことでした。

というか、そもそもその何だかはけっこう脆いものらしく、

キーをキーシリンダーに差して解錠するなんていうことはあまりやるべきことではないんだそうです。

今どきのクルマはセンサーで開けるのが基本なのだそうで、

キーをキーシリンダーに差し込んで回すのは緊急のときくらいにしたほうがいいそうです。

そんなことまったく知りませんでした。

けっきょくキーシリンダーを交換しなければならないそうです。

なんとキーに合ったキーシリンダーをドイツ本国で作製してもらわなければならないそうで、

3週間ぐらい時間がかかるそうです。

しかも、タイヤほどではありませんが、それに近いぐらいのけっこうな出費なのです。

なんてこったい

唯一救われる情報は、キーセンサーによる開閉が全然できなくなっていると思い込んでいましたが、

それは思い過ごしだそうで、今でもちゃんと機能しているとのことでした。

BMWのキーセンサーは日本車のように無線式ではなく赤外線式なので遠くからは開閉できず、

テレビのリモコンのように近距離からきちんと受信器に向けて照射しないといけないんだそうです。

私は鍵穴に向けてボタンを押していましたが、そこには受信器はないんだそうで、

受信器の付いているバックミラーに向かって照射すればちゃんと開閉できるとのことでした。

キーセンサーが機能しているのであればキーシリンダーはムリに直さなくてもいいのでは、

とも聞いてみましたが、万が一のときに開閉できず窓を割るしかなくなるので、

やはり修理はきちんとしておいたほうがいいと勧められ、けっきょく出費は避けられませんでした。

しかもそれだけでは収まらず、さらに追い打ちがありました。

うちに帰ってみると2通の知らせが届いていたのです。

ひとつは年明け早々に自動車免許の更新をしなければならないという知らせです。

現在ゴールド免許なのですっかり忘れていましたが、前回からもう5年も経ってしまったようです。

免許更新にはそれほどお金はかからないとは思いますが、

こないだの完全勝利した健康診断で、唯一ヤバイ結果だったのは視力でした。

前回の更新のときもギリギリの数値だったのに、今回はマジでヤバイです。

免許更新の際にはひょっとするとメガネを新調しなければいけないかもしれません。

すると冬タイヤとは言わないまでもキーシリンダーぐらいのお金がかかってしまうでしょう

さらにもうひとつ、自動車整備工場から来年3月に車検が切れますよという知らせも来ていました。

オー・マイ・ゴッド

前回の衝撃の車検切れ事件からもう2年も経ってしまいましたか。

あとからあとから出費がかさむなあ

もう相当古いクルマですし、

冬タイヤとキーシリンダー合わせても足りないぐらいの金額を覚悟しないといけないでしょう。

これを機にクルマそのものを替えたいところですが、

自動車わらしべ長者の私は自分の都合でクルマを替えることができません。

どなたかご不要になったクルマを持て余している方はいらっしゃらないでしょうか?

ジャガー、ポルシェ、プリウス等、車種も年式も問いません。

遠くまででも取りにうかがいます。

タダで頂戴できるのがベストですが、クルマの状態によっては薄謝をお払いすることもありえます。

年式が古いからと買い取ってもらうことをあきらめて、

業者にお金を払って廃車にしようとお考えの皆さま、

ぜひ一度まさおさまにご連絡くださいますよう何とぞよろしくお願い申し上げます

タイヤ交換完了&てつカフェ特別編の会場決定!

2015-12-08 18:02:24 | ドライブ人生論
先週の金曜日 「人権啓発セミナー」 に出かける最中雪に降られて怖い思いをいたしました。

これはイカンということで土曜日に早速タイヤ交換に出かけました。

冬のチキンレースに完敗した人たちでごった返すだろうなあと予想し、

開店の5分前にオートバックスに行ってみました。

お店の前には行列ができているだろうなあと思っていたら行列はなく、

すでにお店は開いていてタイヤ交換の受付はもう開始されていました。

(あとで聞いたらたくさんの人が並んじゃっていたから混乱を避けるためだったそうです。)

私もレジで受付をすませたら、もらった番号札は17番でした。

待ち時間は120分。

開店前に行ってもこんなもんなんですね。

まあでもそれは最初から覚悟していたので、

パソコンとかレポートとか大量に仕事を持参していましたから何の問題もありません。

と思っていたらここからがいつもと違っていました。

いつもだったら車とカギを預けて、あとは店内で待っていても店外に出ていてもいいので、

作業終了予定時間に戻ってきてくださいと言われるのですが、

オートバックス福島南店ではこの冬からシステムを変えたようでした。

受付終了時点では車はまだ預けず、車に乗っていてもいいので、

作業開始予定時間までに戻ってきてくださいというシステムになっていたのです。

これはお店にとってもお客にとってもいいシステムです。

お店にとってはその間お店の駐車場を占領されずにすむわけですし、

こちらにとっては自由に移動して用を足すことができます。

というわけでオートバックスの待合室で仕事をしようと思っていた時間が一気に空きました。

私としてはこの隙にやっておくべきミッションがありました。

「てつがくカフェ@ふくしま特別編6」 の会場探しです。

いつものメンバーで打ち合わせが始まっており、何となくのテーマというか方向性も決まり、

日程も決まりつつありましたので、会場を予約しておく必要があったのです。

車を使えるとなるとこの2時間でやるには恰好のミッションではありませんか。

そこでまずは前々回に使ったコラッセ福島に向かいました。

会場の広さとしても値段の手頃さからしてもここがベストです。

実は前回はフォーラム福島で 『小さき声のカノン』 を見ての特別編になったので、

最終的にコラッセは使いませんでしたが、企画段階ではコラッセを仮押さえしたりしていました。

そのため最近ではまったく予約が取れなくなってしまったアオウゼに比べて、

ここならきっと大丈夫だろうとちょっとタカを括っていた面もありました。

ところがコラッセは当日は学会が入っていて全館空きがない状態だと言われてしまいました。

ガーンです

仕方ないので東口側に移動して、ダメモトでアオウゼにトライしてみました。

こちらは特別編3のときに使っています。

たぶん空いていないとは思いますが、

ここが一番安いですのでとりあえず確かめておく必要はあるでしょう。

お聞きしてみたところ18時以降でよければ空いてますがと言われましたが、

さすがにそれでは遅すぎます。

その時間にはもう饗宴 (=2次会) に移行していたいものです。

そこで再び西口に戻り、第1回第2回で使ったビューホテルを訪れました。

当時はビューホテルでしたが、現在は THE CELECTON FUKUSHIMA に代わっています。

会議室 (というか結婚披露宴会場) とかは以前通りにあるとのことでしたが、

残念ながら当日は予約でいっぱいでした。

歴代の特別編会場が全滅ということになり、ちょっと冷や汗が出てきました

さて、どうしましょう。

再び東口に戻りました。

まずは駅前のホテル辰巳屋に挑戦です。

ホテル辰巳屋はこれまでてつカフェ関係では2度使ったことがあります。

てつカフェとしてやったのは第13回のとき。

あのときは 「おカネは大切か?」 というテーマで惜しげもなくおカネをかけて開催したのでした。

それと今年の夏、てつカフェ主催ではありませんでしたが、

集客に協力した 『天空の蜂』 の試写会&ディスカッション会もここでやりました。

特別編で使わせていただくのは初めてのことになりますがはたして空いているでしょうか?

担当の方に日程を告げて予定を確認をしてもらうまでの時間が緊張の一瞬ですが、

ジャーン、みごと予約を取ることができましたっ

会場はちょうど 『天空の蜂』 のときに使ったのと同じ瑠璃の間です。

というわけで気が早いですが、「てつがくカフェ@ふくしま特別編6」 の告知をしちゃいます。

てつがくカフェ@ふくしま特別編6
日時:2016年3月6日(日) 15:00~18:00
場所:ホテル辰巳屋 瑠璃の間 (中合のビルの8階)


詳細は追ってまた広報いたしますが、日取りと場所は確定しましたので、

ぜひその日は空けておいてください

さて、たっぷり時間があると思っていましたが、けっこう押してきています。

コラッセに行ったときに1階の観光物産館でこんなところを見つけてしまったので、



再びコラッセに戻り、こちらで昼食をいただきました。

懐かしの味玉ラーメンです。



例の普通盛り、中盛り、大盛りが同額で、注文の時に告げなければいけない、

というあの独特のシステムはなくなっていましたが、

味は金谷川駅前にあったときと変わらず、涙がチョチョ切れました。

まだ店舗はないそうで、こういう所やデパートなどの催事場で営業しているそうです。

なんていう話をのんびりしている余裕もなく、オートバックスに戻るとちょうど作業開始時間でした。

すぐに作業に取りかかってもらえます。

本当にいいシステムだ。

と思ったのも束の間、ピットから呼び出しがかかりました。

持ち込んでいただいた冬タイヤ、もう溝が摩耗していて効き目がなくなっています、どうなさいますか?

なんだってー

どうなさいますかって、どうもこうもないじゃないですか

今後は安全第一、石橋を叩いて渡るぐらいの慎重さを身に付けようと心に誓ったのですから、

新しいものに買い換えるしかありません。

まだたった3年しか使っていなかったのに…。

ほとんど雪の上は走らずにアスファルト上で削ってばっかりだったからなんでしょう。

まったく想定していなかっただけに痛い出費です

特別編の会場も決まり、懐かしのラーメンも食し、ルンルン気分でいたのに、

最後の最後でこんなオチがつくとは…

「人権啓発セミナー」 に端を発した今回のミッション、最後までビミョーな感じのままでした。

人権啓発セミナー、はたしてちゃんと行き着けるのか?

2015-12-06 18:56:02 | ドライブ人生論
このあのいだの金曜日は須賀川の稲田中学校で人権啓発セミナーでした。

一昨年から頼まれるようになって毎年2校ずつ回って講演してきましたが、

今年は日程が合わず稲田中学校の1校だけです。

また今年から須賀川市役所の担当の方が替わり、おふたりの鈴木潤一さんとはお別れになりました。

ただし新しい担当者の方が私のブログをよく読んでくださっていて、

私がよく日程のチョンボを犯すことや間違えて隣の小学校に行ってしまったりすることをご存知で、

事前に何度もメールで丁寧な注意をくださいました。

稲田中学校も稲田小学校と隣接して建っていて、担当者の方も最初間違えてしまったそうで、

ぜひお気をつけくださいとの言葉も添えられていました。

かくして完璧なフォロー体制のもと当日を迎えることができました。

ところが、そこまでしていただいたにもかかわらず、

やはり私の側の準備不足で危機が到来してしまいました。

なんと当日まで私はタイヤを交換しておかなかったのです。

先月11月25日に初雪に降られてしまい、冬のチキンレースには早々に負けてしまったわけですが、

その後、平日はすべて授業で埋まっていてタイヤ交換に行くヒマはありませんでしたし、

週末は東京出張でやはりタイヤを替えることができませんでした。

そんなわけで夏タイヤのままセミナー当日を迎えることになってしまったのです。

とにかく雪が降らないようにと祈っていたところ、金曜日は雨。

若干強めに降っていましたが、雪に変わるような感じではなかったんです、お昼を食べ終わった頃は。

ところが 「Q庵」 での昼食を終え、忘れ物を取りに大学に寄ろうと向かっている最中に、

一気に空模様が変わってきてしまいました。

4号線から新しく建て替わったセブンイレブンのところを曲がって114号線に入った頃には、





雨は完全に雪に変わっていました。

今さらタイヤを替えることはできませんし、もうこのまま須賀川まで行くしかありません。

途中、雪のため最徐行しなければならなくなる可能性もありますので、

大学は素通りして松川のスマートインターチェンジにまっすぐ向かいました。

高速道路に乗ってからも雪は降り続けていましたが、

道に積もるほどではなかったので、時速80kmくらいであれば安全に走れる感じでした。

そうこうしているうちに郡山を過ぎたあたりから雪は再び雨に戻っていました。

鏡石のスマートインターチェンジを下りたあとは、

あらかじめいただいていた地図である程度予想していたよりも目的地まではあっという間で、

けっきょく予定時刻よりも相当早く稲田中学校に着くことができました。

大学に忘れ物を取りに寄ることができなかったため、

講演に必要なものを現地調達しなければならなかったので、早く着けてよかったです。

校長先生にうかがったところによると須賀川では雪はまったく降っていなかったそうです。

講演終了後も雨のままでしたし、帰り道も若干心配しましたが、

もう雪に遭遇することはなく、無事に須賀川ノーマルタイヤドライブを終えることができました。

肝心の人権啓発セミナーですが、ちょっとこれまでと話の内容を変えたところ、

ビミョーな出来になってしまいました。

その点についてはまたご報告いたします。

福島に生きて戻れたらただちにタイヤ交換しようと固く決意して、

この週末にそのミッションも果たしました。

その件についても近々ご報告しようと思います。

とにかくクォリティはどうあれ、ちゃんと忘れずに人権啓発セミナーに出かけ、

行き先を間違えたりスリップ事故を起こしたりせずに無事に行って帰ってこられたことだけを、

今はただ喜んでいたいと思います。

冬のチキンレースなんてもうやめて、今後は安全第一、

石橋を叩いて渡るぐらいの慎重さを身に付けようと心に誓ったのでした。

ベンツの軽トラ

2015-11-30 09:06:55 | ドライブ人生論
東京の家は東京23区のど真ん中にあるんですが、まあいわゆる高級住宅街なわけです。

で、この辺を走っているクルマはたいがい高級外車ばかりなので、

そうしたものを見てももう慣れっ子でまったく動じたりしなくなっているのですが、

地下鉄の駅から家に向かう途中、こんなものを見つけて目がテンになりました。



うおおおおっ、ベンツの軽トラですかっ

そんなものがあったんですかっ?

そして、そんなものを購入する人がいるんですかっ?

思わずパシャパシャ写メを撮ってしまいました。

この写真、ナンバープレートは派手に塗りつぶしておきましたが、

軽自動車であることを表すオレンジ色のプレートなのは辛うじて確認できると思います。

うーん、こんなものがあったとは…。

いったいいくらぐらいするんだろう?

と思ってさっそくググってみることにしました。

すると…。

情報が出て来ないんです。

その代わりに 「YAHOO!知恵袋」 でこんな質問を見つけてしまいました。

「ベンツの軽トラってあるんですか?」

これに対する皆さんからの回答がどこまで信頼に足るものなのか、

もうこれ以上確認する気にもなりませんが、たぶんそういうことなのでしょう。

保存のために、質問の全文とベストアンサーをコピペしておきます。


質問 (2005/8/3 13:52:18)

「ベンツの軽トラってあるんですか?

 ベンツのマークをつけた軽トラが近所を走っているのをよく見かけるんですけど。

 自分で付けてたら痛いですよね。」


ベストアンサーに選ばれた回答 (2005/8/3 13:55:17)

「メルセデス・ベンツブランドの車の中に日本の軽規格に適合するモデルはありません。

 おそらくご本人はしゃれのつもりでしょうが、

 他人が見るとおっしゃるとおり 「痛い」 タイプの車だと思われます。」


わたし的にはしばらくの間ちょっとビックリもさせてもらいましたし、

これで1本ブログも書かせていただきましたので 「痛い」 というふうには評価しません。

いや、じっくり見たんですけど、

車体のちょっとしたカーブに沿わせてベンツマークは貼り付けられており、

とてもマークだけ後付けしたようには見えないんですよ。

楽しませてくれてどうもありがとうございました。

このベンツの軽トラで、この街を我がもの顔で走り回る高級外車たちをビビらせてやってください。

相馬ドライブへんてこ標識

2015-05-14 17:23:50 | ドライブ人生論
相馬ドライブの道中で見かけるヘンな看板に関して以前にご報告したことがありますが、

今回はヘンな標識です。

それがあるのは、相馬から福島大学へ戻る途中の318号線です。

318号線というのは、115号線と114号線を結ぶ抜け道です。

以前は115号線で4号まで戻ってきて、そこから南下していたものですが、

4号線がけっこう込んだりするので、4号線を迂回するルートを開発しました。

ひょっとすると距離的には少し遠回りになっているのかもしれませんが、

318号線はクルマの通りが少ないですし、何と言っても信号がひとつもないので、

4号線を経由するよりも確実に早く着けます。

山道のわりにちゃんと全線センターラインがあって、

対向車とのすれ違いに苦労したりすることもありません。

ただし道路整備があまり行き届いておらず舗装道路にけっこう穴が空いていたりして、

タイヤが穴にはまってガタンと鳴るくらいならいいんですが、

たまにやって来る対向車が穴を避けるため突然こちら側の車線にはみ出してきたりするので、

それだけはちょっと気をつけなくてはなりません。

おっとよけいな話が長くなってしまいました。

問題の標識は相馬から115号線を走ってきて、

この318号線へと左折して800mほど走ったところにあります。

こちらです。



8.5 kmも先の話の予告標識なのです。

ここから8.5 km走ると114号線にぶつかり、

左は川俣方面、右は福島方面だよと教えてくれています。

そんな先のことをこんなに早く予告されても覚えちゃいません。

伝説の 「ジャスコ110km先」 には遠く及びませんが、

お店の看板ではなく、れっきとした交通標識であるというところが笑えます。

そして驚くのは、8.5 km先にはこういう標識がないということです。

やっぱりこれを覚えておけということなのでしょう。

なんでこんな標識が設置されてしまったのか。

答えは簡単です。

この標識を通り過ぎて振り返ってみましょう。

するとこうなっています。



そうなんです。

たぶんこちら側が表というかメインなんですね。

114号線のほうから318号線に入ってここまで走ってくると、

あと800mで115号線にぶつかり左は福島、右は相馬方面ですよと教えてくれているわけです。

せっかくこの標識のためにポールを立てたので、

裏側にも反対方向のクルマのための標識を付けておこうということになったのでしょう。

ポールの有効利用ということだったのだと思いますが、

はたしてその倹約精神は有意味だったのでしょうか?

この標識に助けられている人がどれだけいるかはわかりませんが、

とりあえず私としては、ひとつブログネタをいただくことができました。

どうもありがとうございました

腹増す男、あるいは、孕ます男

2015-02-14 10:59:53 | ドライブ人生論
急に思い出してしまったので昔話をいたします。

かれこれ35年ほど前、大学1年生の夏休み、

山形の自動車学校に合宿で免許を取りに行ったときの話です。

なのでいちおう 「ドライブ人生論」 のカテゴリーに入れてみましたが、

まだ教習も始まっていない初日の話ですので、クルマの運転とは関係ない話です。

合宿参加者は日本中から集まってきていました。

初日は山形駅前に集合でした。

教習所の先生が送迎用のバスで駅前まで迎えにきてくれています。

わらわらと集まってきた若者たちを前に先生は名簿を片手に点呼を始めました。

何人か呼ばれてバスに乗り込んだあと、先生はこう叫びました。

「オノさーん、オノさーん」

しかし誰も前に進み出る者がいません。

先生はさらに執拗に 「オノさーん、オノさーん」 と呼んでいます。

この時点でたぶん私のことなんだろうなと思いました。

小野原ってめったにない珍しい名前なので、「小野」 さんと勘違いしているのでしょう。

自ら 「オノではなくオノハラです」 と名乗って進み出ようかなと思った瞬間でした。

先生はもう一度、名簿に目を向けたあとこう叫んだのでした。



「オノさーん、オノさーん、オノ ・ ハラマサオさーん」



小野田とか小野寺と間違われることはよくありましたが、

ファミリーネームとファーストネームの区切り方を間違われたことはなかったので、

私はその場に凍りついてしまいました。

一緒に行っていた高校時代の同級生2名は爆笑です。

「ハラマサオ」 ってどんな名前だよ

私は憤慨しながら 「オノハラですっ!」 と名乗り出てバスに乗り込みました。

先生が手にしていた名簿がカタカナ書きだったのか漢字だったのかはわかりません。

それにしても 「ハラマサオ」 であれ 「原雅夫」 であれ名前としてヘンだと思わなかったのでしょうか?

あのときのことを思い出すたびに頭のなかには

「腹増す男」 とか 「孕ます男」 という文字が浮かんできます。

縁起でもない名前です。

将来はビッグになって 「小野原」 という苗字を世間に浸透させてやろうと心に堅く誓ったのでした。

(未だに果たせていませんが…)

クルマ乗り換えました!

2014-12-22 16:31:54 | ドライブ人生論
2012年のゴールデンウィークから乗ってきたBMWですが、

いろいろとトラブル続きだったので、このたび急遽乗り換えることにいたしました。

BMWには2年半ほど乗ってきたことになるのでしょうか。

私としては珍しく短い付き合いです。

クルマは買わない主義の私ですので、

新しいのをいただけるまでけっこう長い付き合いになるのが常なのですが…。

さて、新しく手に入れたクルマはこれです。

ジャーン



トヨタのヴィッツです。

小さいクルマですね。

いちおう4ドアですが、福島で初めて乗っていた2ドアのシビックよりも小さいのではないでしょうか?

ランサーから始まってとうとうベンツ、BMWまで成り上がってきた自動車わらしべ長者の私が、

なぜこの段階でヴィッツなのでしょうか?

今さらエコに目覚めて低燃費のクルマを探したのでしょうか?

BMWがオシャカになってしまった時期にたまたまタダでもらえたのがこれだけだったのでしょうか?

それとも、とうとうクルマを買わない主義から脱却し、自分で買うことにしたのだけれど、

貯金が全然なくて自力で買うのはこれが精一杯だったのでしょうか?

さあ、シンキングタ~イム!




















申しわけありません、ウソを申し上げました。

クルマを乗り換えたわけではありません。

これは代車です。

先日発覚したエアコンが効かない問題ですが、

私も予想していたとおり、ラジエーターの冷却水漏れが原因でした。

うちのBMW、冷却水の減り方が尋常ではなく、すぐに警告灯が点いてしまうのですが、

このあいだなんて満タンにしてからほんの1週間足らずでまた警告灯が点いていました。

もう冬だし寒いからオーバーヒートなんてしないだろうとタカをくくってそのまま走っていたら、

急にエアコンが効かなくなってしまい、とてもじゃないけど寒くて乗っていられないので、

あわてて修理工場に持っていったわけです。

診てもらったところ、とにかく冷却水がダダ漏れ状態で、このまま乗っていては危ないと言われました。

とりあえず直すのに7万円ぐらいかかり、

最悪ラジエーターもいかれているようならそれも交換となるともういくらかかるかわかりません。

その修理に2週間ぐらいかかるだろうとのことで、この代車をお借りすることになったわけです。

2週間というと年末旅行時期にかかってしまいます。

どうやら今年の年末旅行はこのヴィッツで出かけなくてはならないようです。

iPodも使えないし、iPhoneカーナビも使えないし、困ったものです。

はたしてどんな旅になるやら、今からとっても心配です。

今年の冬のチキンレースはドロー

2014-12-06 14:44:37 | ドライブ人生論
毎年この時期恒例の冬のチキンレースですが、今年はドローに終わりました。

(冬のチキンレースに関して詳しくはコチラ。)

たいてい負けっぱなしなわけですが (2012年2010年)、ドローというのは初めてです。

今年は粘ったというよりも忙しくて、まったくタイヤ交換のことを考えるヒマもなく、

ふと気づいたら12月に入ってしまっていたという感じでした。

遅れれば遅れるほどタイヤ交換は混むでしょうし、週末なんかは大混雑まちがいなしです。

と思って昨日の金曜日に何とか替えてしまいたいなと思っていたんです。

午前中の開店前から並びたいところだったんですが残念ながら起きられず。

しかたなくタイヤを積んで登校し帰りがけにタイヤ交換をするよう計画変更しました。

そうしたら授業をやってる最中に初雪が降り始めてしまったのです。

ルールからいえばこれはもう完全に負けのはずです。

ただその雪はほんの少しちらついただけで、すぐにやんでくれましたし、

もちろんまったく積もったりするほどではありませんでした。

とりあえずほっと胸をなで下ろして、授業を終え早々にタイヤ交換に向かいました。

いつもタイヤ交換してもらってる店は案の定大混雑ですでに受け付け終了していました。

このまま週末に持ち越すのは危険と判断し、行きつけのガソリンスタンドに向かいました。

すると2時間待ちだけどやってもらえるとのことです。

というわけで何とか昨日のうちにタイヤ交換をすませることができました。

雪は降り始めてしまいましたが事なきを得ているうちにタイヤ交換できたので、

今年は引き分けという判定にしたいと思います。

それにしても毎年毎年、冬と春にいちいちタイヤ交換しなきゃいけないの、めんどっちいなあ。

福島市の場合、圧雪の上を走らなきゃならないほど積もることはめったにないし、

このあいだみたいにあそこまで大雪が降ったらもうクルマの出番ではなくなるし、

スタッドレスタイヤって実はほとんど活用されてないんだよなあ。

ただただアスファルトですり減らすためにのみタイヤ履き替えてるようなもんだし。

ああ、ホントにめんどっちい

Q.金谷川駅前のあの人は小野原先生ですか?

2014-07-22 17:28:28 | ドライブ人生論
「倫理学概説」 のワークシートで正確には次のような質問というか感想をいただきました。

「小野原先生らしき人物が先週の水曜日に金谷川駅前で
 信号無視 (フライングすぎ) &横断歩道無視する姿を見かけました。
 見間違いだといいのですが、倫理学とは何か、再び考えさせられました。」

お答えしましょう。

A.たぶんその人は私です。

信号無視&横断歩道無視、これはたいへん非倫理的な行いですね。
ただ倫理的ではないけれど倫理学的ではあると思っています。
倫理学とは何かを考える機会を与えることができてよかったです (笑)。
以前にこれに関連して 「法の精神」 という文章を書いたことがありますので、ぜひ読んでみてください。
要するに道路交通法にも法の精神というものがあって、
交通弱者を守るということを道路交通法は第1の目的としているはずだというお話です。
この道路交通法の精神からして金谷川駅前のあの信号は許しがたいと前々から思っておりました。
そのことをまだブログに書いたことがありませんでしたね。
この機会に書いておきたいと思います。

昔、金谷川駅前のあそこには信号は設置されていませんでした。
横断歩道だけがありました。
車道側に一時停止の標識があったかどうかはよく覚えていません。
あったとすればクルマはあそこで必ず停まらなければならなかったことになりますが、
なかったとしても横断者がいたならば必ず一時停止しなければいけなかったわけです。
ところがあるとき悲劇が発生しました。
歩行者が何人も横断しているところへトラックが減速もせず突っ込んできて、
教員や学生を轢いてしまったのです。
当時、定年間近だった渡辺義夫先生がその事故で亡くなられてしまいました。
本当に許しがたい悲しい事故でした。

その事故を承けてあそこに信号が設置されたのです。
信号ができると聞いて私は喜んでいたのですが、できた信号を見て唖然としました。
歩行者がボタンを押して青に変わるのを待つタイプの信号だったからです。
あの事故は歩行者の側に責任があったのでしょうか?
そんなことはありえません。
100%横断歩道を無視して一時停止もせずに突っ込んできたドライバーの責任です。
なのに、再発防止のために取られた措置は、
100%クルマを優遇し、歩行者に100%の負担を課するあの押しボタン式信号だったのです。

私が信号ができると聞いて一瞬喜んだのは、クルマ側に一時停止を課する赤の点滅信号が付くか、
ひょっとしたら車両感知式の信号を設置してもらえるのではないかと期待していたからです。
車両感知式の信号であれば負担は100%ドライバー側に課されます。
あの事故のことを思えばそれでもいいくらいではありますが、
おそらくは横断歩道のための一時停止を強調する赤点滅あたりが落としどころかなと思っていました。
そもそもあそこは交通量の多いところではありません。
クルマもそれほど通るわけではありませんし、
朝の通学時間を除けば歩行者もそんなにいるわけではありません。
だから金谷川に福大キャンパスが移ってきて以来、
あの横断歩道があれば十分で事故らしい事故はほとんど発生していなかったのです (たぶん)。

なのにそんなところになぜクルマはいつでもお通りくださいと言わんばかりの、
押しボタン式信号が作られてしまったのでしょうか?
アホのドライバーのために歩行者が一方的に犠牲になったというのに、
なぜフツーの時間式信号ですらない、
歩行者にばかり負担をかける押しボタン式信号が選ばれたのでしょうか?
なんかもう記憶があやふやですが、この件については教員会議でも発言したような気がします。
大学から警察に苦情を申し立ててあの信号を変えてほしいと思っていたのですが、
けっきょくそのまま今に至っています。
私は長い間クルマ通勤でしたが、駅の近くに引っ越して電車通学になって以来、
ほぼ毎日、あの信号にさしかかるたびに渡辺先生の事故のことを思い出し、
この理不尽な押しボタン式信号に腹を立てています。
そして、毎日ではないものの、法の精神に反した法の施行に反旗を翻す実践に取り組んでいるのです。
とはいえ、これはあくまでも自己責任の範囲内でやっていることですので、
若い皆さんはくれぐれもマネをしないようにしてください。

不可視ゆえに不可知

2014-07-11 14:20:32 | ドライブ人生論
もうだいぶ以前に 「ゲリラ豪雨による浸水に注意!」 という記事を書きました。

うちの駐車場は3段式の立体駐車場の一番下を借りてるんですが、

あるときからこんなような張り紙が出されるようになってビビっているという話でした。



その記事の最後にこんなふうに書きました。

「でも、地下駐車場に浸水してるかどうかってどうやって確かめたらいいんだろう

そうなんですよ。

立体駐車場の一番下の部分ってどう覗きこんでみたって地上からは見えないんですよ。

だから、自分のクルマが立体駐車場のなかでどんな状態になっているか私にはわからないんですよ。

浸水してるかどうかなんてどうやって確かめたらいいんですか?

不可視ゆえに不可知という問題にずーっと悩んでいるわけです、私は。

さて、日本中に被害をもたらした台風8号でしたが、幸い福島まで来ることなく消滅してくれたようです。

今日の福島は若干風は強いものの、ひじょうにいい天気に恵まれました。

今日は帰りにいろいろと買い物があるのでクルマで大学に行くことにしましたが、

立体駐車場からクルマを出してみるとこんな感じでした。





ちょっとわかりにくいかもしれませんが、拡大して見てみてください。

タイヤが濡れそぼっていますね。

ボディもドアの取っ手のあたりの高さまで水滴が付いています。

なんでこんなに濡れているんですか?

お天気はいいですよね。

一昨日はけっこう大雨だったけど、昨日はほとんど降っていませんでしたよね。

なのに、ひょっとして今現在、地下は浸水してるんですか?

昨日、一昨日とクルマに乗らなかったけど、その間ずっとうちのクルマは水に浸かっていたんですか?

ただ駐車場からクルマを出すあいだ、別にザーッとかチャポッとか水の音がしたりはしませんでした。

クルマを出してしまえばエンジンもフツーにかかるし、走行になんの問題もありません。

車内のシートとかが濡れてるということもありません。

にもかかわらず、なんでこんなにタイヤやボディだけ濡れているんでしょう?

立体駐車場の地下ってどうなっているんでしょうか?

ひょっとして…。

いや、まさか…。

ああ、知りたいような知りたくないような…。

相馬ドライブ・その後の顛末

2014-05-17 12:23:39 | ドライブ人生論
今年はいろいろと変化のあった相馬ドライブですが、その後の顛末を若干ご報告しておきましょう。

まずはへんてこ看板です。

こんなこと↓になってしまっていた看板ですが、



先々週ぐらいにこう↓なっていました。



正しい日本語に修正されるわけでも、新しい看板に変えられるわけでもなく、

ただ以前の状態に復帰しただけです。

約1ヶ月ほどの間なぜ 「減   い」 になっていたのでしょうか?

まったく意味がわかりません。

どうなってるのだ、日本の道路行政


そしてもうひとつ、この看板↓によって



長らく私にとって相馬ランチの代名詞となっていた 「間乃次郎庵」 とお別れとなってしまいました。

今後、相馬に来たときランチをどこで食べたらいいんだよとブログでこぼしていたところ、

すぎっちから駅前の蕎麦屋 「ふくしまや」 とイタリアン 「ばりお食堂」 を紹介されました。

「ふくしまや」 は去年からすでに行ったことがあったのですが、

「ばりお食堂」 のほうはまったく知らなかったので、5月になってから初めて訪れてみました。

お店の外観はこんな感じ↓です。



まず店名がナゾでしたが大きくこんな看板↓が出ていました。



ひらがな表記の下に Osteria di Vualio と書かれていて、

なんだイタリア語だったのかと得心いたしました。

こちらはけっこう広いお店なんですが基本シェフがひとりでやっているようです。

料理も接客も皿洗いも会計もすべてひとりでこなさなくてはならない 「すき家」 状態 です。

ところがシェフはとても気さくな方で、手の空いたすきにあちらから話しかけてきてくださいました。

そこで Vualio の意味を聞いてみたところ、

馬陵公園の馬陵ですと教えられて2度ビックリです

馬陵公園というのは毎年、桜の様子をお伝えしているあそこのことです。

なんだ、全然イタリア語でもなんでもなかったんじゃん。

まあでもこうしてお客さんに疑問をもたせ会話の種になるんだからいい店名だと思います。

ランチメニューはこんな感じ↓です。



どれも心惹かれます。

「プリプリ海老とセロリのレモンバターソース」 なんてちょっと素人には考えつきませんし、

「石窯焼きナポリタン」 というのもインパクト抜群で頼んでみたくなります。

しかし私はこと食に関してはとても保守的なので、

初めてのイタリアンレストランではどうしても基本のトマトソースに流れてしまうのでした。

(ちなみにめったに食べないケーキだとけっきょく毎回イチゴのショートケーキになってしまいます。)

というわけで 「元気100倍パスタランチ」 を選ぶことになりました。

「サラダ付」 と書いてありましたが、このように↓スープも付いていました。



そしてパスタは 「サンマルツァーノとモッツァレラの濃厚トマトソース」 です。



本格的にウマイっ(^O^)/。

ランチじゃなくてディナーに来てワインと一緒にいただきたかった感じです。

パスタなので糖質制限には反してしまいますが、

すっかり気に入ったので新しい定番ランチ処と認定いたしました。


以上、相馬ドライブその後の顛末でございました。

もう来週が7回目、最後の講義です。

始まったときは長い道のりと思っていたけど、あっという間だったなあ。

まだ哲学FAQにも全然答え終わっていないので頑張らねばっ

相馬ドライブ・やられたっ (>_<)

2014-05-01 20:59:01 | ドライブ人生論
本日も相馬に行って参りました。
あれよあれよという間にもう4週目です。
今日は大好きな脳死の話を話しまくってしまい、
グループワークが時間内に終わらず昼休みにまで食い込み、
学生の皆さんには申しわけないことをしてしまいました。

さて、そういうわけで帰りの時間がだいぶ遅れてしまい、
「間乃次郎庵」 なきあと初めて訪れたお店でパスタをいただいてから帰路につきました。
いつもより遅い時間だったからか、ふだんなら相馬あたりの115号線はスカスカなんですが、
今日はけっこうクルマが数珠つなぎに並んでいました。
私はその真ん中に飲み込まれた形でした。
私の2台前のクルマが法定スピードあるかないかくらいのゆったりしたペースで走っています。
私はそれくらいでも特にストレスを感じることはありませんが、
私の1台前のクルマはそのスピードになんだかイライラしている感じで、
車間距離を詰め (そのためにブレーキを多用しながら) 若干あおり気味で走行していました。
私のすぐうしろのクルマもやはりこのペースに苛立っているのか、
車間距離を詰めてくる感じで付いてきていました。
私は山道ではけっこうわがままな運転をしたい人間なので (この件についてはそのうち書きます)、
できれば前後にクルマがいない状態であってほしいのですが、
こう前も後ろも詰まっていると自分のペースで運転できないので何とかしたいと思っていました。

相馬市街を抜け、常磐自動車道相馬ICも過ぎ、山道にさしかかってくるあたり、
ちょうどあの 「間乃次郎庵」 の手前のところにけっこう長めの登坂車線が設けられています。
あのあたりでこの事態が改善されてほしいものだなと思っておりました。
34の強みのなかで 「戦略性」 が第1位に躍り出ている私ですので、
一瞬のあいだに、あの登坂車線で何が起こりそうかを予測し、
そこで自分はどう振る舞えばよいか作戦を立てました。

1.おそらくよっぽど鈍感でもないかぎり、あの2台前のクルマは登坂車線に入るだろう。
2.1台前のクルマはそれを猛スピードで抜き去ってそのまま彼方へと消え去っていくだろう。

問題はここからです。
私としても2台前のクルマは抜いておきたいところです。
あのクルマが私の後ろに入ってくれると、それより後ろのクルマを全部ブロックしてくれます。
私にとって快適なペースはあのクルマよりも少し速いぐらいの感じですので、
私のクルマとあのクルマは次第に離れ、私の後ろに誰もいないという状況を作り出せるでしょう。
ただし、今現在私のすぐ後ろにいるクルマはけっこうイラチのようですから、
このクルマは先に行かせてあげなければなりません。
そこで次のような作戦を立てました。

3.まず私が2台前のクルマを抜く。
4.その後、登坂車線に入り、後ろのクルマを先に行かせる。
5.ほかにもイラチなクルマがいるようなら全部先に行かせたあと、
  もともと2台前にいたクルマを後ろに従えるようにしながら走行車線に戻る。

こうすることによって前にも後ろにもクルマがいないという状況を作り出せるでしょう。
我ながら完璧な計画です。
瞬間的にここまで考えたところで登坂車線にさしかかりました。
ところがすぐに想定外の出来事が発生しました。
1はOKだったのですが、2からすでに予想が外れてしまいました。
私のすぐ前のクルマは2台前のクルマを抜くどころか、
ピッタリとくっついて一緒に登坂車線に入ってしまったのです。
イラチの人とばかり思っていたのにみごとに読みを外されて、
ここから私のコンピュータは冷静さを失い始めます。
あれ、どうしよう?
とにかくこの2台は抜いておくしかないだろう。
そう判断して一気に抜き去りました。
そして計画どおり登坂車線に入ります。
すると私の後ろにいたクルマはこれは予想どおり、つごう3台を抜いて走り去っていきました。

それはよかったのですが、ここでさらに予想外の事態が生じます。
ふとバックミラーを見てみると、私が追い越したあのもともと2台前にいたクルマなんですが、
ものすごくスピードを上げて私のすぐ後ろに迫ってきています。
え、なんで?
後ろのクルマに抜いてもらうために私たちは登坂車線に退避しているはずなのに、
なんでここでこんなに加速してきているの?
キミはついさっきまであんなにちんたら走っていたじゃないですか。
彼が何をしたいのか私にはまったく読めなくなってしまいました。
で、冷静な判断ができなくなって私はアクセルを踏むという選択をしていました。
抜きたいのなら抜かせてあげればよかったのですが、
登坂車線の終点が近づいてきていましたので、
せっかく抜いたクルマに抜かされることをきらったのか、
もう自分がどう考えていたのかまったくわかりませんが、
スピードを上げながら走行車線のほうに戻っていきました。
けっこうなスピードが出ていたと思いますが、
意外なことにあの2台前にいたクルマはピッタリと私にくっついて走行車線に戻ってきます。
何かがおかしいとやっと気がついた瞬間に後ろのクルマは赤色灯を点灯させたのでした。

やられたっ

覆面パトカーでしたかっ

観念してすぐにブレーキを踏み駐車可能なスペースにクルマを停めます。
それはまさにあの 「間乃次郎庵」 のバリケード前でした。



スピード違反なんてものすごい久しぶりです。
だってふだん全然スピード出さないんですから。
今日だって前後にクルマがいない状況を作りだしたかっただけであって、
思いっきりスピードを出したかったわけではないんです。
とはいえ冷静さを失っていましたので、
追い越しするときや走行車線に戻っていくときはけっこうなスピードが出ていたはずです。
あんな想定外の状況に陥らなければこれほどスピードを出したりしなかったのにとは思いますが、
罪は罪ですので、言い逃れしたり食ってかかったりはせず、
黙って罰を受ける覚悟を決めました。

やってきたのは青い制服を着た交通機動隊の隊員さんでした。
「ダメだよぉ、あんなにスピード出しちゃ」
「はい、申しわけありません」
「急いでたの?」
「いや、全然急いでないです」
いろいろこの一瞬の経緯を全部説明したいところですが、
それを言ったところでどうなるわけでもないとわかっていましたので黙っていました。
そうしたら再び予想外の展開になっていきました。
「スピード違反だよ。だけどねぇ…」
「???」
「スピード計測しようとしたらブレーキ踏んじゃったでしょう。だから計測できなかったんですよ」

「免許証だけ確認させてください」
「どうぞ」
「ゴールド免許ですか。ずっと無違反だったんでしょ、もったいないよねぇ」
「そうですね」
「あんなにスピード出しちゃダメですよ」
「いつもはゆっくり走ってるんです」
「今日は大目に見てあげるんじゃありません、スピード違反はスピード違反です。
 ただ計測ができなかっただけで…。今回は警告です。ゆっくり走ってくださいね」
「もちろんです。申しわけありませんでした」

おおお、助かったあ
罰金も反則点もゴールド免許失効も全部覚悟していたんですが、
お咎めなしですみましたっ
ああ、ビックリした。
想定外の事態が発生したときにはいったん落ち着いてブレーキを踏むことが必要ですね。
アクセルを踏み込むことによって解決する事態はありません。
今日もすんでのところで事なきを得ることができたのは、
一時アクセルを踏み込んで事態を混乱に陥れてしまいましたが、
その間も何かがおかしいと感じながらそれを見きわめようとバックミラーをチェックしていたことと、
最悪の赤色灯を目にしてすぐにブレーキを踏むことができたためでしょう。
危機のときにはブレーキが大事。
肝に銘じたいと思います。

棚倉ドライブ・修明高校メガ講演会

2014-04-28 23:55:37 | ドライブ人生論
今日は棚倉にある修明高校で講演会でした。
去年みたいにすっぽかしたりしてはいけませんから、
担当の先生に当日が近づいてきたら思い出させてくださいとあらかじめ頼んでおいたところ、
先週リマインダーのメールをいただいたときには案の定すっかり忘れてましたので、
頼んでおいてよかったと心の底から思いました。
昨日のてつカフェ打ち上げでも、
今日は棚倉まで運転しなきゃいけないので飲み過ぎないように止めてくださいと皆さんにお願いし、
酒量管理もバッチリうまくいきました。
このところ自分が一番信用ならないので、ひとに頼ることを覚えました。
皆さまのおかげで何とか仕事をこなすことができています。
本当にありがとうございますm(_ _)m。

朝はアルコールも完全に抜けて目覚まし時計に頼ることもなくスッキリ目覚め、
棚倉までのロングドライブに出発することができました。
修明高校は地名を校名にしていないので近くに似たような名前の小学校や中学校はなく、
行き先を間違えてしまう心配はなかったのですが、
そもそも棚倉というのがメチャクチャ遠いし経路も複雑で、
カーナビのない私としては無事に着けるか心配でした。
それ以上に心配なのが、今日の講演会は800人を超える大オーディエンスということでした。
過去最多が600人でそれでも相当苦戦を強いられましたが、
今回はそれをはるかに超える新記録です
日程管理や酒量管理はうまくいったもののまだまだ心配の種は尽きません。

修明高校までの行き方をグーグルマップで検索してプリントアウトしておきましたが、
はたしてそれを見ながらうまく行き着けるものか全然自信がありませんでした。
ところがクルマに乗り込んでから気づきました。
スマホにナビ機能が付いているじゃないか、と。
しかもうちのクルマのカーステレオはiPod対応なのでiPhoneを繋ぐことも可能です。
スマホでカーナビしてると電池をものすごく食うので目的地まで充電がもたないのが心配ですが、
カーステレオに繋いでおけば電池切れの心配はありません。
繋いだものをこんなところに置いてみました。



ここに置くととても見やすいです。
しかも右折や左折の指示音声はカーステレオを通して流れてきますから、
聞き落としたり聞き間違えたりする心配もありませんでした。
これならカーナビなんか買わなくともスマホで十分です。
iPodを外しちゃうと道中、音楽が聴けなくなることを恐れていましたが、
ナビ機能を使っていても、iPhoneに録音されている音楽を自動的に再生してくれていたので、
快適なドライブを楽しむことができました。
おかげさまで危なげなく修明高校にたどり着くことができました。

13時からの講演会でしたが12時には高校に到着し、
お弁当をごちそうになりました。
こんな感じの豪華なお弁当です。



右下のメインディッシュは大根おろしと天つゆのついた天ぷら盛り合わせです。
右上に見えるのはうなぎ入りのとろろです。
こんな豪勢なお弁当をいただいたのは生まれて初めてではないでしょうか。
すごいぞ、棚倉!
このお弁当を一気にいただき大満足、大満腹でしたが、
講演の時間が近づいてくるにつれてだんだん緊張してきました。
なんといっても52年間の人生のなかで最も多くの人相手の講演会です。

当然のことながら会場は体育館です。
入るなりその人数に圧倒されましたが、壇上に上がって見てみるとさらに圧巻でした。
こうです!



体育座りの生徒さんたち470名とうしろのほうでイスに座っている保護者の方々350名。
今日はPTA総会だそうで、この講演会もPTA主催の講演会です。
だからこんなメガ講演会になってしまったんですね。
思わず壇上から写真を撮ってしまいましたが画面に入りきれませんでした。
保護者の方々は本当にずーっと遠くにいるという感じで、声が届いている気がまったくしません。
とにかくこの人数に圧倒されっぱなしで、思ったように話すことができませんでした。
演目はいつもの 「人はなぜ学び、なぜ働くのか」 ですから、
もう何十回となく繰り返してきた得意中の得意の話のはずです。
しかし、どうも思うように笑いも取れず、時間も押してしまって慌ただしく終わることになりました。
はたしてどんな評価を受けたのか、後日感想用紙を届けていただけることになったので、
届きしだい結果をご報告させていただくことにいたします。
今回はあまり期待できないなあ

講演終了後、花束を頂戴しました。
中学校や高校での講演会でこのように花束をいただくことはよくあるのですが、
帰り際には花束以外に鉢植えの花も頂戴しました。



母の日も近いということでカーネーションと、
その左側はニューギニア・インパチエンスという花だそうです。
修明高校というのは6年前に棚倉高校と東白川農商高校とが合併してできた高校で、
普通科と農業科と商業科があります (これは全国でも珍しいケースだそうです)。
このうちの農業科では牛の飼育もしているし、温室で花も育てています。
今日は保護者の皆さんも生徒さんたちが育てた花を買っていらっしゃいました。
それを私もお土産にいただくことができたのです。
本当にどうもありがとうございました
帰りはクルマのなかが花の香りでいっぱいでした。
今日の講演がどう評価されたのかちょっと不安が残りますが、
とにかく講演会をすっぽかしたりせず、迷ったり別の学校へ間違えて行ってしまったりすることもなく、
無難にこのメガ講演会を乗り切れたことを今は喜んでおきたいと思います。
修明高校の皆さん、私のようなダメ人間ではなく、
皆さんのご両親や先生方のようなカッコいい大人になってください