まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

歌えや踊れや、イベントだあっ!

2012-11-30 12:55:26 | 人間文化論
「文化創造論」 を取ってくれている学生さんたちのイベントがまたあります。

まずは福島大学混声合唱団の定期演奏会です。

福大混声合唱団は、この週末に行われた全日本合唱コンクールで金賞を受賞したそうです。

素晴らしいっ

パチパチパチ

演奏会ではコンクールで歌った曲も演奏してくれるそうです。


福島大学混声合唱団 第41回定期演奏会

日 時 : 12月2日 (日)  開場13:30 開演14:00

会 場 : 福島市音楽堂 (入場無料)




それからダンス・チームの人たちが出演するイベント。

訳すと 「創作ダンス公演会」 ということになるのでしょうか。

しかし、スポーツ・芸術創造専攻で創作ダンスを専攻している人たちばかりでなく、

わが 「社交ダンス部」 や、ストリートダンス同好会 「D.FOOL」 なども出演するようです。


THE 53th LEGEND

Creative Dance Recital Fukushima University

日 時 : 12月16日 (日) PM2:00 ~ 4:30

会 場 : 福島テルサFTホール (入場無料)

出場団体 : 福島大学ダンス受講生、スポーツ科、
        D-FOOL、社交ダンス部 他




どっちも予定がうまく空いてくれたら見に (聴きに) 行ってみたいと思います。

プレゼンのときと同じような弾けたパフォーマンスを見せてくれるのでしょうか。

みんな歌えや踊れや、ソレソレソレソレ~

こーいやこーいやみんなでこーい、ハンレ

飲酒文化改革案 (私案)

2012-11-29 16:57:51 | 人間文化論
昨日の 「飲酒ルール」 のなかに未成年条項が入っていなかったの、
皆さん気づいておられたでしょうか。
これに関しては個人的な意見をもっていますので、それを開陳するとともに、
昨日の提案とセットで私なりの改革案を提示させていただきたいと思います。

現行法に異を唱えることになってしまいますが、
私は現在の日本が飲酒解禁を成人後 (すなわち20歳以上) としていることに反対です。
一時期、成人年齢を引き下げようという論議がありましたが、
今回は、成人年齢を何歳にすべきかという問題については触れないことにします。
あくまでも飲酒解禁を何歳からにすべきかという問題に限って論じていきたいと思います。
この問題に限定して考えてみる場合、
20歳というのは飲酒解禁する時期としてはきわめて中途半端な時期だと思うのです。
そして、そのことが現在の飲酒文化の乱れを招いているように思うのです。

20歳よりも区切りがいいのは高校を卒業する18歳だと思います。
現在、高校進学率は90%を超え、高校卒業率も90%弱、
つまり9割方の日本人は高校を卒業するところでひとつの節目を迎えます。
そして、就職するにせよ、大学や専門学校に進学するにせよ、
18歳を境にすべての若者は、飲酒可能な成人がいる集団のなかに入っていくことになります。
新しい集団に迎えられるときには新人歓迎会や新入生歓迎会という通過儀礼が待ち受けています。
おそらくほとんどの日本人はこのときに、現行法に反して、飲酒文化を教えられてしまいます。
本来であれば、未成年なんですからこのタイミングでお酒を飲ませてはいけませんし、
したがってこのときの新歓コンパはノンアルコールで行い、
2年後にみんなが成人したときに今度は飲酒解禁の通過儀礼をするべきなのでしょうが、
果たしてそんな2段階通過儀礼を設定することのできる集団があるでしょうか?
そして常に、3年目以降の人だけがアルコールを飲み、
1、2年目の人はノンアルコールなんていう飲み会を理性的に維持し続けることが可能でしょうか?
こんなことはおそらく警察組織でだってムリなんではないかと思うのです。
ムリなことを無理強いするとけっきょく法そのものが形骸化して、
アメリカの禁酒法時代のように、非合法的な飲み会がアンダーグラウンドで開催されて、
正しい飲酒文化の伝達ということがまったく行われないことになってしまうと思うのです。

そこで私は次の2つをセットで提案したいと思います。
1.飲酒解禁年齢を18歳とする。
2.飲酒解禁年齢の者を迎え入れるすべての集団に 「飲酒ルール」 の遵守と教育を義務づける。

初めてお酒を飲むときというのは正しい飲酒文化を伝える唯一の機会です。
このタイミングを逃すとあとはもうまったく自由放任ということになってしまいます。
日本は飲酒解禁年齢を20歳と定めることによって、この大事な機会を逸してしまっているのです。
そこで正式に18歳から飲めるようにする代わりに、
飲み会ルールの教育を義務化してはどうかと思うのです。
これをどのように制度化するかに関してはまだ少し迷っています。
1は必ず法制化 (民法の改正) が必要です。
しかし、2に関してはできれば法制化はせず、
ムーブメントとしてそういう運動を広めていくということはできないかなと考えています。
「飲酒ルール」 のなかには絶対に守るべきもの (1、2、3、4、9など) と、
守れない場合もあるよなあというもの (11、12、13、14など) が含まれているので、
これを一律に法制化して罰則を定めるというようなものではないだろうと思います。
そうではないけれども、各集団がそれぞれの判断で次のような取り組みをやっていく、
ということはありえるのではないでしょうか。

例えば大学の場合で考えてみましょう。
大学当局は学内の各団体に対して次のようなことを課してみてはどうでしょうか。
・すでに所属している全メンバーが 「飲酒ルールを遵守します」 という誓約書に署名し提出する。
・新メンバーに対してお酒の飲み方に関するレクチャーをし、誓約書に署名させることを課する。
・OB、OG会の全メンバーに 「飲酒ルール」 を周知させ、OB、OG会からの誓約書を提出させる。
・「飲酒ルール」 に対する違反があった場合、その軽重に応じた処分を課する。
   (絶対禁止条項に対する違反の場合は活動の休止や、最悪、団体の解散など)

こうしたことはわりと簡単に実現できるのではないでしょうか。
法を定めて警察で取り締まるのではなく、各団体にいろいろなやり方を考えさせればいいのです。
問題を起こしそうな飲み会の母体というのはだいたいスポーツ系サークルであったり寮であったり、
いずれも団体の許可を得て設立されているような集団ですから、
大学に限らずとも上部団体がそれらの集団に対してそれぞれの規制をかけることは可能でしょう。
大学であれ企業であれ、こうしたことをきちんとやっているというのはある種の宣伝になりますから、
われ先にと制度化に向かうものと思われます。
もう今や多くの大学がキャンパス全面禁煙化などというバカげた施策を取っているんですから、
それに比べたらはるかに合理的な制度だと思います。
ただし、これを進めるためには飲酒解禁年齢18歳化が必須です。
それをしないまま、「飲酒ルール」 のなかに未成年の飲酒禁止を書き加え、
上記の諸施策を強行したりしたら、けっきょく誓約書はすべて形骸化してしまうでしょう。
分煙ではなくキャンパス全面禁煙化してしまったことによって、
学内の喫煙マナーがむしろ低下してしまったのと同じ結果を招くことと思われます。
飲酒解禁年齢18歳化とセットにすることによってのみ、
これらの施策は実質的効果を発揮しうるのです。
私けっこう本気 (マジ) です。
日本中に 「飲酒ルール」 を普及させるとともに、
飲酒年齢18歳化をぜひとも実現させたいと思っております。
これを読んでいる政治家の皆さん、民法改正のためにぜひともお力をお貸しください!

飲酒ルール (試案)

2012-11-28 16:02:03 | 人間文化論
大学には未成年から成年に移り変わっていく若者がいますので、
大学のなかで飲酒に関する文化を伝えていく必要があると思います。
これまではそれに類した仕事はすべて学生に委ねられ、
先輩から後輩へと自生的に受け継がれていましたが、
残念ながらそれらは 「倫理」 や 「ルール」 と呼べるようなものからはほど遠く、
まったく誤った方向へと突き進み、学生たちの健康や生命を脅かすものに成り下がっています。
(ex.イッキ飲み文化や新歓で酔いつぶす洗礼など)
彼らの自浄作用はまったく期待できそうにありませんので、
教員の側からきちんと提示してあげないといけないように思います。
というわけで、とりあえずまず私が試案を示してみたいと思います。
これに対し、皆さまからいろいろご意見を頂戴しながら、
時間をかけて整理していければと思っております。


     飲酒ルール (試案)

【他人に対する義務】

1.絶対に他人に対して 「イッキ」 飲みを強要してはならない。

2.絶対に他人を故意に酔いつぶそうとしてはならない。

3.絶対に飲めない人、飲まない人に対して飲酒を強要してはならない。

4.酔いつぶれた人や吐いている人を放置してはならない。

5.自分たちのグループの誰かが暴れたり騒いだりしそうになったら必ず止める。

6.本人が飲みたいものを飲ませてあげる。

7.飲み過ぎている人には水やソフトドリンクを勧める。

8.酔いつぶれた人がいたら家に帰り着くまで面倒をみる。


【自己自身に対する義務】

9.たとえ自分がやりたかったとしても、自ら 「イッキ」 飲みをしてはならない。

10.アルコールに関するいかなる強要にも屈してはならない。

11.酔いつぶれたり、吐いたりするほど飲みすぎないように気をつける。

12.どうしても吐くときは、トイレの大便器で吐く。
    (小便器や洗面台は不可、それ以外の場所などもってのほか)

13.吐くときは、トイレの個室にカギはかけない。

14.酔った勢いで暴れたり騒いだりしてはならない。


【団体としての義務】

15.以上のルールを遵守できる者のみを飲み会の参加者とする。

16.すべての団体は新入会員に以上のルールの重要性を語り継ぎ、徹底させる。

17.団体のなかのどれほどエラい人間にも、以上のルールを破棄・変更させてはならない。


とりあえず、今思いついたのは以上です。
さらに完全義務と不完全義務に分けようかとも思いましたが、線引きが難しかったし、
不完全義務と決めたとたんに守られなくなる可能性もあるのでやめました。
なんかまだまだ忘れてることがありそうな気がしますし、
もっと整理が必要なところもあるだろうと思います。
いろいろとご指摘いただければと思います。

ANIMAL FARM 2012

2012-11-27 01:17:54 | 人間文化論
このあいだから気になっていたんですが、最近、学内のあちこちにこんなポスターが貼られています。



「ANIMAL FARM 2012」?

なんでしょう、これは?

「ブタのブタによるブタのための楽園」 とも書かれています。

ひょっとしてこれは例の 『動物農場』 ですか?

このあいだの第3回 「本 de カフェ」 で取り上げたばかりの?

「詳しくはこちら」 と書かれてQRコードがプリントされていましたので、

さっそくそちらに導かれて行ってみると、Facebookのページでした。

Facebookだと万人に開かれていないのであまり宣伝効果はないような気がしましたが、

とにかくそこを覗いてみるとナポレオンやベンジャミン、モリーなどのキャストが発表されていたので、

やはりジョージ・オーウェルの 『動物農場』 のようです。

福大のE.S.Sが 『動物農場』 を英語劇でやるんですね。

なんという偶然なんでしょう。

出版から半世紀以上経っている小説がここにきてにわかに福島で脚光を浴びているようです。

それともE.S.Sがわが 「てつカフェ」 のマネをしたのでしょうか?

あるいはE.S.Sに 「てつカフェ」 の常連さんがいるとか?

とにかく、どうやら私たちと同じ趣味の方が福島大学にはまだいらっしゃるようです。

それにしても登場するのがほとんど動物ばかりのこの物語をどう舞台で演出するのか興味津々です。

着ぐるみを着るのか、「ライオン・キング」 ばりの斬新な手法を駆使するのか?

さらにこの物語の場合、「四足」 か 「二足」 かというのがキーポイントになってきますので、

そこも演出上の見所になってくるのではないかと期待しています。

とはいえ、北島マヤがジェーンを演じたときのようにずっと四つん這いでというのも考えにくいですし、

はたしてこれをどう表現するのか確かめるためにも、ぜひ見に行ってみたいと思います。



ANIMAL FARM 2012

主 催 : 福島大学E.S.S

日 時 : 2012年12月16日 13時開場 13時半開演

場 所 : 福島県教育会館

入場無料、日本語字幕付き

怒濤の8連チャン飲み

2012-11-26 12:04:07 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
ボジョレー・ヌーボー解禁の日の翌日は休肝日にしましたが、

翌々日からは怒濤の8連続飲みに突入してしまいました。

その中身についてはすでに報告・予告してありましたが、

予定通り全日程をこなしてきてしまいました。

唯一予定が入っていなかったのは水曜日だけでしたが、

どう考えても飲みになるだろうなという予想はものの見事に当たり、

けっきょく中日をまったく置かないままの8連続となってしまいました。

昨日の日曜日、箱根の温泉で目覚めて、

隣の朝食会場からは朝からビールや熱燗を頼む声が聞こえてきて、

こちらのグループもそれに同調してしまうのではないかとビビりましたが、

さすがは皆さん、ちゃんと理性を備えた哲学者・倫理学者だけのことはあり、

大人しくお茶とコーヒーで正しい朝食を終えることができました。

帰りのロマンスカーでもビールの売り子さんが何度も行き来していましたが、

わが集団はその挑戦にも耐えて、久しぶりに休肝日を設けることに成功しました。

今日がゼミ飲みなので、昨日決壊していたら地獄の10連チャンになってしまうところでした。

よくぞこらえた。

とはいえ、今日の飲み会は確定しているし、今週は木曜日にも飲むことになっています。

そしてなんとっ!

金曜日が健康診断なんですねぇ。

本来なら9月にやるべきところちょっと都合が合わず、別途健診センターで予約を取ろうとしたら、

全然空きがなくて11月の最後になってしまいました。

しかも、こんなに肝臓その他をいためつけた直後なんて…

いい結果が出ることはまったく期待できないなあ。

ヤバイ、ひじょうにヤバイ

そういえば医療保険の更新時期も来ていて、今回の健診結果はけっこう大事だというのに…。

はたしてどんなことになっているのか固唾をのんで待つことにしたいと思います。

ま、とりあえず今日は飲むぞぉ

タイアップ本再び

2012-11-23 08:01:50 | 人間文化論
競技ダンスの大会のために昨日から仙台入りし、
大会実行委員に取ってもらった東横インに泊まっています。
飲み会から帰ってきて部屋に入ってみると、客室の鏡の横に見覚えのある風景が。



聖書や仏教聖典とともに並んでいるとちょっと違和感のある本があります。



わざわざ客室に置いてあるというのはゼッタイに怪しいです。
裏表紙を開いてみると案の定、

「客室用 ご希望の方はフロント迄」

という文字が。
この著者はどんな人なんだろうと、著者略歴を見てみました。

「西田憲正 (にしだのりまさ)
  昭和21年生まれ。(中略) 昭和61年東横インを設立。(中略)
 東横イン代表取締役社長、東横イン取締役会会長を経て、現在は、東横イングループオーナー。」

ああ、やっぱり。
はたしてこのオーナーはどんな政治的主張をお持ちなのでしょうか。
表紙の帯には次のようなキャッチコピーが記されていました。

「―人生を豊かにする内観―
 個人の自己実現がビジネス社会を変える
 『本当の自分』 を知れば、人生も家庭も職場も明るくなり、
 世界も平和になる! そのための画期的方法!
 内観に出会って人生が変わったホテル経営者が、
 『個人の自己実現=会社の自己実現』 という方程式を説き、
 そのための特効薬としての内観を紹介。」

ふーむ、「内観」 ですか。
さらに 「自己実現」 というキーワードが散見されます。
政治的主張というよりは自己啓発系のビジネス本なんでしょうか。
ホテルとは関係なく、たんなるオーナーの個人的趣味の世界なのでしょうか。
しかし、著者略歴の近くにこんなことも書いてありました。

「箱根国立公園内観研修所
 東京には内観研修所がなかったのですが、1997年に西田憲正氏が東横イン19番目のホテル 「東横イン東西線葛西」(東京都江戸川区) の11階に内観研修所を開設したのが前身です。
 2001年 「白金台内観研修所」(東京都港区) が開設されたのを機に、豊かな自然と温泉に恵まれた箱根仙石原に移転、「東横イン箱根国立公園内観研修所」 として東横インの新人教育の一環として多くの研修生を送り出してきました。またホテルに置いてある本やパンフレットなどで内観のことを知った一般の方にも数多くご利用いただいています。
 2011年4月には経営主体が東横インから 「一般財団法人内観」 へと変更となりました。施設名称は 「箱根国立公園内観研修所」 のままで、現在に至っています。」

なるほど、やはりホテルぐるみではあるようですね。
ウィキペディアで調べてみると、
東横インは東急東横線とは何の関係もないということはわかりましたが (ちょっとビックリ)、
それ以上の政治的背景については何の記載もなく、たんなる自己啓発系だけで完結しているのか、
そこからさらに右のほうへと通じているのかはよくわかりませんでした。
またふなちょに怒られてしまうかもしれないな。

それにしてもホテルを所有していると、自分の著作をこういう形で宣伝・販売できるんですね。
明日から例の 「高校倫理からの哲学」 を今後どうやって普及していくかという会議がありますが、
やっぱり自分たちでホテルを作って全客室に置くしかないですね。
「ホテル・フィロソフィア」 なんていかがでしょうか。
ちょっと泊まってみたい感じがしませんか?
誰かちょっとポケットマネーでホテルを建ててくれないか提案してみたいと思います。

飲み過ぎ?

2012-11-22 23:44:39 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
11月はなんか飲み会が多いような気がします。
まあ、別に家でもフツーに飲んでるんだけど、外飲みが多いというか…。
幕開けは小学校の同期会でした。
このところ高校中学校とやっていて、その流れで小学校もということになったんですが、
なんだか気が知れてるからかどうか、昼間っから夜中までずーっと飲んでました。
そのイベントに始まって、ワイン仲間の復帰祝いやら学会やらが重なりけっこう飲んでいたんですが、
先週のボジョレー・ヌーボー祭以降がひどいことになってしまいました。
木曜日のお祭りの後、金曜日は休肝日にしたというよりも、
休肝日にせざるをえなかったくらいダメージを受けていて、ぐったり家で休みました。
しかし、その翌日からはもうずーっと外で飲み続けているのです

土曜日は東京に帰り、行きつけのイタリアン 「スゲロ」 から、
さらに 「Bar 510」 に行き、飲み続けました。
日曜日は飲んだ量はたいしたことなかったですが、横浜鶴見の 「うなぎ荒井」 でビールを飲みました。
月曜日は当初行く予定はなかったのですが、親友のつぶやきに勝てず、
「regaletto」 のイベントに参加してまた日本ワインをしこたま飲んでしまいました。
火曜日は、このあいだ東北哲学会で一緒にシンポジウムをやった仲間が、
福島県立医大での単発非常勤講師のために来福されるというので、
日本酒の師匠の店で 「一番豪勢に見えるコースでっ!」 と頼み、
どう考えてもわれわれ飲みすけチームの勝ちだろうというぐらい飲んでやりました。
水曜日は福大音楽科のオータムコンサートで、飲み会の予定が入っていたわけではないのですが、
予想通りコンサート後は音楽科の先生と飲むことになってしまいました。
そして今日は全東北学生競技ダンス連盟の試合の前日で、
予定通り前日入りし、主将会に出席して学生たち (もちろん3、4年生) と痛飲です。
このように先週の金曜日を除いてあとは毎日、外飲みし続けているのです。

この暴飲地獄はまだまだ終わりません。
明日は午前中だけダンスの試合を観戦した後、午後には福島に戻って 「てつカフェ」 があり、
当然ながら二次会その他が開催されることになります。
明後日には 「高校倫理からの哲学」 のシリーズが完結したことを祝って、
メンバーみんなで箱根に泊まりがけで旅行に行きます。
月曜日はゼミの3年生たちと飲み会をすることが決まっています。
先週の土曜日から続いている外飲みラッシュは、1週間以上続くことが確定しているのでした。
うーん、どれだけ暴飲暴食の日々なんだっ

今は、ダンス部の主将会からホテルに帰ってきて、
このブログを書いたらまた1人でふらっと飲みに出かけようかなと思っていましたが、
ふと気づくと第2段落まで書いたところでスーツ姿のままでベッドに横たわっており、
もう今さら外に飲みに行けないような時間になってしまっていました。
今日も朝から3連チャンの授業をこなし疲れ切っていたのでしょう。
もう出かけるのはあきらめて、明日からさらに続く暴飲暴食の日々に備えて、
おとなしく寝ることにしようと思います。
来週の金曜日には、9月に行きそびれた健康診断が控えているというのに、相当ヤバイ毎日です。
自分の人生のなかでも、こんなに外飲みが続いた日々はなかったんではないかな。
来週もゼミ飲みのほかもう一件飲み会が入ってしまっていますが、
予定のない日は極力アルコールを抜くようにして、健康診断に備えたいと思います。
というか健康診断が問題なのではなく、自分の身体を少しはいたわってあげたいと思います。
最近、食欲が復活してしまっているけど、締めのラーメンは絶対にダメだよなあ。
私の 「意志の自律」 が試される日々です。
がんばれ、自分!

わたしの身体はわたしのものか?

2012-11-20 18:29:25 | 哲学・倫理学ファック
今週の金曜日、第14回 「てつがくカフェ@ふくしま」 が開催されます。

今回はいつものように土曜日ではありません。

金曜日も祝日でお休み、連休なんですね。

そのせいか土曜日はアオウゼの会場が取れず、イレギュラーな開催となりました。

さらに部屋もいつもの小活動室ではなく、大活動室4という初めて使う部屋です。

ガラス張りで外から見えるのは同じなんですが、

部屋の中には作業台のようなバカでかい木製のテーブルがあったりする、

本当にワークショップ (=工房) で使うような部屋です。

果たしてあの部屋でどうやって 「てつカフェ」 をやったらいいのか、

あらかじめ相談して決めたりするような世話人ではありませんので、

当日の行き当たりばったりでやってみることになるのでしょう。

今回のテーマは身体論です。

自分の身体をどこまで自分の自由に利用・改造していいのか?

哲学の由緒正しいテーマです。

そして、自殺や安楽死、脳死臓器移植や生体移植、

ピアスやタトゥーやドーピングなどの身体改造、売買春や援交などなど、

現代的な諸問題にも大いに関係してくるテーマです。

ぜひみんなで自分たちの身体について哲学してみましょう

もちろん 「てつカフェ」 終了後にはシンポジウム (饗宴=打ち上げ) もあります。

暴飲暴食はどこまで許されるのか、実地に試しながら思考を深めたいと思います



第14回てつがくカフェ@ふくしま

テーマ : 「わたしの身体はわたしのものか?」

日 時 : 2012年11月23日 (金・祝) 16:00~18:00

        ※土曜日ではないのでご注意を!

場 所 : A・O・Z(アオウゼ) MAXふくしま4階 ・ 大活動室4

        ※いつもの部屋ではないのでご注意を!


費 用 : 100円 (珈琲などドリンク飲み放題)

事前申し込み : 不要 (直接会場にお越しください)

問い合わせ先 : fukushimacafe@mail.goo.ne.jp

福島大学に知り合いがやってくる!

2012-11-19 16:09:39 | 教育のエチカ
先ほど3限の 「公民科授業研究」 を終えてビデオや三脚を片づけたりしていたら、
見慣れた色黒の人物が教室に入ってきました。
なんと卒業生で研究仲間の884さんではありませんか。
同じ教室で4限に 「地歴科授業研究」 の実地指導講師として授業をしてくださるそうです。
いつも夜の街でばかり顔を合わせている人に、
昼間に大学で出会うとちょっと照れくさい感じになりますね。
本当は授業に顔を出して冷やかしてやりたいところでしたが、
先約があったので泣く泣くあきらめました。
そういえばぢゅんちゃんも他学類の授業だけど非常勤講師として来てくださってるそうで、
皆さん本務もお忙しいだろうに、福大生のために有り難いことです。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
終わったらぜひ打ち上げましょう!

そして、教員控え室には来週の水曜日に開催されるイベントのチラシが入っていました。
「2012年度後期 留学説明会・相談会」 だそうです。


2012年度後期 留学説明会・相談会

日時:11月28日 (水) 12:00~15:00

講師:国際交流センター マクマイケルさん

    ファーストフラッグ 白石さん

会場:S11教室

内容:留学の種類、各国の特徴、協定校紹介、ポスターフェア等



ん? ファーストフラッグの白石さん?
って、てつカフェ2次会の常連さんで私のFacebook友達の白石さんじゃありませんか!
ご自宅におうかがいしてお母さま手作りのカレーまで頂いたことのある仲です。
そうですか、白石さんも福大に来ちゃいますか。
冷やかしに行ってやろ。
絶対にビビるだろうなあ。
留学の面倒を一手に引き受けてくれるやさしいお姉さまですので、
留学してみたい、留学に関心あるという人はぜひ参加してみてください。
どうしても当日参加できないという場合は、こちらのHPからアクセスしてみましょう!

どうです、白石さん、ちゃんと宣伝しておきましたよ。
今週23日 (金、祝) のてつカフェにもぜひいらしてください。
お待ち申し上げております。

ボジョレー・ヌーボー2012解禁!

2012-11-18 07:40:49 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
(一昨日アップしたつもりだったんですがアップできていなかったようです。
 飲んだその日に書いたブログ記事がアップされていなかったというのはよくありますが、
 飲んだ翌日に書いた記事がアップできていなかったのは初めてのことです。
 いい気になって飲み過ぎたのでけっこうひどい二日酔いだったことは確かです。
 ライブ感を大切にしたいので特に書き直さず、遅ればせながら公開いたします。)


昨日はボジョレー・ヌーボーの解禁日でした。
「Bistro Suzuki」 さんからヌーボーの飲み放題をやるとお誘いを受け、
大学教員の有志4名で行ってまいりました。
今年は初めて樽買いしたとのことで、キッチンには樽が鎮座しております。



席に座る間もなくカラフェで出され、即乾杯です。



今年もまたボジョレー・ヌーボーが飲めました。
ありがたい限りです。
各席にはこのワインのラベルが置かれていました。



その裏には日本語で説明が書かれています。
最近ではこんなサービスまでするようになっているんですね。



今年は史上最悪の不作だったそうですが、味は美味しく仕上がったとのことです。
よかった、よかった。
ここに書かれているほどたくさんのアロマを感じ取るだけの味覚・嗅覚はありませんでしたが、
いくらでもスイスイ飲める美味しいワインでした。
それにしてもカラフェにどんどん注ぎ足して出されると、
ボトルで飲むのとはちがい、どれくらい飲んだのかまったく見当がつかなくなります。
おかげさまでベロンベロンに酔っ払ってしまいました。
鈴木さんはヌーボー飲み放題につまみ的な料理をいろいろ出して5,000円でやってくれたのですが、
テリーヌやらキッシュやらの料理を撮影するのをコロッと忘れてしまいました。
どれもこのボジョレーに合うような味つけがされていたのに残念です。
料理を一通り頂いて、もうちょっと食べられるかなということで、
最後にホロホロ鳥をプラスアルファで出していただきました。
これだけはちゃんと写真に撮ることができました。



写真ではわかりにくいかもしれませんが、
皮目をパリパリに焼いたホロホロ鳥の下に敷かれているのはクスクスです。
鈴木さんは私がこのあいだ失敗したのを知っていて、
わざとこうやって挑発してくるわけです。
そりゃあパリで修業を積んだフレンチのシェフには敵いませんよ。
ここまで美味しくなくてもいいので、
箱いっぱい残ってるクスクスをそこそこ上手く調理できたらいいのになと思いました。

すでにベロベロに酔っていましたが、判断力をなくした一行はさらに 「ルラーシュ」 へと繰り出し、
白ワインをボトルで頼んであっさりと空けてしまったのでした。
ワイン万歳、フランス万歳の一夜となりました。

音楽イベント2発

2012-11-17 11:39:40 | 人間文化論


今週の 「文化創造論」 ではアンサンブル・チームがプレゼンをしてくれて、
そのプレゼンのなかでも告知されていましたが、
来週の水曜日に福島大学人間発達文化学類音楽科のオータム・コンサートが開かれます。
(正式名称は 「音楽科」 ではなく 「スポーツ・芸術創造専攻音楽分野」 だと思う)
週末は留守がちなので平日に開いてくれるのはありがたいです。
このところいろいろなイベントを逃しまくっているので、
これはぜひ行きたいと思います。
「文化創造論」 を取っている人はぜひ聞きに行ってあげましょう。
そうでない人もぜひっ!
そういえばこのポスターも、今 「文化創造論」 を取っている美術の2年生がデザインしたのですね。
こういうコラボレーションはとてもステキだと思います。





もうひとつ来週末にはオペラのコンサートもあるみたいです。
大学院の 「地域文化創造特論」 を取ってくれた院生さんたちが出演されるようなのに、
残念ながらこちらは行けません
10月、11月はどうしても学会シーズンなので週末はつぶれがちなんだよなあ。
ああ、口惜しい。
「ガラ・コンサート」 って何なのかわからなかったのでウィキペディアで調べてみました。

「ガラ・コンサート
何かを記念して行われる特別企画の音楽会で、「ガラ・コンサート (gala concert)」 という名称を日本語に置き換えるとすれば、「特別公演」 「記念演奏会」 「祝賀音楽会」 となる。 "gala" は祝祭を意味し、年末年始 (例えば年始であれば 「新年ガラコンサート」 と銘打って行われる) や、文字通り主な祝祭に合わせて行われることが多い。 一例としては、ソリストの演奏を中心に組み立てられ、交響曲などのソロ部分やオペラやオペレッタのアリアを演奏する、広く知られた楽曲の一部の楽章だけ、といった通常の演奏会の構成・形式とは大きく異なる内容となっている。」

今回のコンサートが何を記念して行われるのかはよくわかりませんが、
通常のオペラ (ひとつの物語を芝居と歌で表現するやつ) ではなくて、
有名な曲ばかりが次々と歌われていくというスタイルのコンサートだということはわかりました。
ああ、聞きたかったなあ。
竹沢先生や嶋津先生のお姿も拝見したかったし、
院生幹事さんをはじめとする院生たちの勇姿も見たかったです
皆さん、わたしの代わりにぜひっ!

これは何だ? 使えないのか?

2012-11-14 17:45:40 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
私は袋物の焼きそばが好きでよく食べています。
まだブログを始める前にミクシィの日記に熱い文章を書いたこともあります。
ところで袋物の焼きそばはフライパンで作るのですが、
作り終わるとフライパンはこんな感じですよね。



さすがにソースを焼いただけあって、いくらテフロン加工といっても若干焼け焦げた感じになります。
このままゴシゴシ洗ってもいいのですが、フツーは手間を省くために少し水に浸けたりしますね。
これを福島弁で 「うるかす」 と言います。
「潤い」 とかそういう言葉から来ているんでしょうか。
とにかく、うるかしておくとこんな感じになります。



この白っぽいものは何なのでしょうか?
焼きそばを作り終わったら麺は全部お皿に移して食べちゃいますから、
フライパンにはソースのお焦げくらいしか残っていなかったはずなのですが、
何かがここに生まれてきているのです。
ちょっと水を捨ててみましょう。



おおっ!
何なんだっ、これはっ
まるでもんじゃ焼きの原料みたいではありませんかっ!
麺は全部食べたはずなのに、あのお焦げ成分のなかには小麦粉が残っていたのでしょうか?
それにしてもあの直後のフライパンのなかにこれだけの固形物が残っていたなんて、
ちょっと想像できなかったですよね。
焼きそば作るたびにいつも思うんです。
これ、何なんだろうなあって。
そしてさらに思うんです。
なんかもったいないなあ、これは食べられないのかなあって。
どうなんでしょうか?

東北地方で売られているカップ焼きそば 『バゴォーン』 や、
北海道で売られているらしい 『焼きそば弁当』 などは、
カップに入れたお湯を再利用してスープを作るようになっています。
それと同様に、このヘニョヘニョも再利用することはできないのでしょうか?
「焼きそばを作り終わったフライパンでもんじゃ焼きも楽しめます!」 とか。
これをそのまま台所の流しに捨ててしまうのはとてももったいない気がするのです。
焼きそば用のソースとは別の何かの袋が入っていて、
焼きそばを作り終わったフライパンにその謎の液体を加えて火にかけると、
もんじゃ焼きみたいなものが出来上がり、
焼きそば1人前たけだとちょっと物足りないなあというお腹を満足させてくれて、
その上フライパンも何も残らずキレイになってる、みたいな。
名づけて 「鉄板焼き三昧」 とか。
どうだい、このアイディア誰か買わねぇかい?
停滞している袋麺業界に風穴あけて、一儲けしようじゃねぇか。

さらばMAXやまびこ

2012-11-13 06:51:32 | 人間文化論
ちょっと前から薄々勘づいていたんですが確かめるのが怖くてご報告が遅くなってしまいました。
東北新幹線のMAXやまびこがなくなってしまいました
このあいだ9月29日からのダイヤ改変のときに新しい時刻表をゲットし、
上京する際にMAXやまびこは何時かなあと思って探したのですがないのです。
私はMAXやまびこをこよなく愛しておりました。
MAXやまびこというのは2階建て車両の新幹線です。
私は鉄ちゃんではないので詳しいことはわからないのですが、
MAXというのが 「Multi Amenity Express」 の省略であることは、
車両の横に書いてあったので知っていました。
調べてみると、東北新幹線を走っていたMAXはE4系と呼ばれる列車だったそうです。

何が好きってMAXやまびこはとにかく空いているのです。
私は必ず1階席に座りました。
2階建て車両だとみんな2階席に座りたがります。
そのためかMAXの2階席は横3+3列座席になっていて収容力が抜群です。
しかしながら2階席は肘掛けもなく個別にリクライニングできないフラットシートで、
乗り心地はいまいちでした。
それに対して1階席は横3+2列座席で、肘掛けもありリクライニングもできる普通のシートです。
たぶんみんなそのことを知らないのでしょうか、大半の人は2階席に行ってしまいますから、
1階席はいつもガラ空きだったのです。
MAXやまびこなら指定席を取らずとも、自由席の1階に行けばいつでも入れ食い状態で、
たいてい3列シートをひとりで独占できましたから、
3つのテーブルにパソコンや資料を広げてゆったりと仕事をしながら旅することができたのです。
あるときなど東京から福島までその車両の1階席には自分しかいないなんていうこともありました。
MAXやまびこ、サイコーじゃありませんか。

ですから時刻表で 「MAXやまびこ」 の文字を探してしまうのは当然と言えるでしょう。
よっぽど急いでいるなら別ですが、基本的にはMAXに合わせて旅程を組むようにしていました。
その 「MAXやまびこ」 が時刻表から姿を消してしまったのです。
ショックだ
こないだの週末、意を決して福島駅の駅員さんに聞いてみました。
すると、「はい、MAXはなくなりました。新潟のほうに行ってしまいました」 との返事でした。
別れは予感していましたが、こうハッキリと告げられるとショックはひとしおです。
ただのお別れではなく別の人のところへ行ってしまったのね。
とてもじゃないけど上越新幹線で100年続きますようになんて思えませんが、
今までとてもお世話になったので幸せな余生を過ごしてくれることをわたし祈ってます♪。

『北のカナリアたち』 哲学監修

2012-11-12 16:24:42 | 哲学・倫理学ファック

『北のカナリアたち』 見てきました。
大学院時代の後輩でFacebook友達でもある伊藤直樹さんが 「哲学監修」 やってて、
ぼくも取材に協力したりもしたのでチケットを頂戴したのでした。
「哲学監修」 って聞き慣れないですよね。
吉永小百合演じる主人公の夫が大学をリタイアした元哲学教授という設定なので、
彼の自宅の部屋の様子や、夫と死別した後の主人公の暮らしぶりを映像化するのに、
いろいろと具体的なアドバイスを与えるというのが 「哲学監修」 だったようです。
洋書に囲まれた質素な部屋で、
机の上にもたくさんの哲学書を広げて研究している様子は、
なかなかリアリティに富んでいました。
ぼくも、ぶっちゃけ大学教員って年収どれくらいですかとか、
大学教員に先立たれた場合、奥さんはマンションでセレブな暮らしができますか、
それともアパート暮らしですかねぇ、みたいな答えにくい質問を受けましたが、
そうしたやりとりも踏まえていろいろな設定が決められていったようです。
今回、湊かなえの原作はまだ読んでいないのですが、
小説を映画化するという場合、こういった原作に書かれていない細々したことを、
いちいち考証していかなければならず、そのための専門家も必要となるのでしょう。
エンドロールではわりと大々的に 「哲学監修 伊藤直樹」 とクレジットされていたので、
哲学者がこの映画の制作にそこそこ寄与したということになるのではないでしょうか。
哲学は役に立たないと言われがちなので、ちょっと鼻が高いです。
(本当はもうちょっと思想面で貢献したいところですが…)

さて、映画ですがとてもよかったです。
泣けました
この映画も湊かなえスタイルで構成されていて、
6人の教え子たちと一人ずつ順番に会っていくなかで、
少しずつ過去の出来事の全体像が判明してくるというミステリ仕立て。
最後は森山未來の 「アー、アー」 でもう号泣ですよ(T_T)。
ああ、こう書いているだけで思い出してしまってもう涙がこぼれそうだ。
これ以上何を書いてもネタバレになりそうだから、ストーリーについては語りません。
ぜひご覧ください。

ビックリしたのはキャスティングです。
吉永小百合が40歳と60歳の主人公を演じているんですが、
これはまあまあ受け入れられました。
60歳の部分はすっぴん撮影で臨んだなんていう情報も小耳にはさみましたが。
実際には吉永小百合は67歳なんですね。
まあよく頑張ったと褒めておきましょう。
(吉永小百合世代ではないのでちょっと冷淡です。サユリストには殺されるかも)
驚いたのは吉永小百合の相手役が柴田恭兵と仲村トオルだったということです。
元哲学教授が柴田恭兵、仲村トオルはたまたま知り合う警官役。
いずれも40歳の主人公と絡む役ではありますが、
吉永小百合の相手役がこの2人なんですかと意外でした。
私のイメージでは、まったく世代が違うという感じでしたから。
でも調べてみると、柴田恭兵は現在61歳、ぼくの10コ上です。
吉永小百合と同年代ではありませんか。
40歳の主人公よりもけっこう年上の夫を演じるには十分な年齢です。
仲村トオルは47歳。
20コ上の吉永小百合との絡みは若干違和感を禁じ得ませんでしたが、
とはいえ彼も思ったより若くはないんですね。
もう 『あぶない刑事』 から四半世紀以上経っているんだよなあ。
どうせここまで揃えたのなら舘ひろしも呼んでほしかったな。

生徒6人は小学生時代と20年後を子役と若手で分担しているのですが、
それぞれよく似ていて、よくこんな子たちを見つけてきたなと思いました。
宮崎あおいと小池栄子は別にこの2人でなくてもよかったかなと思いましたが、
(このところ見る映画見る映画に必ず出ていてちょっと食傷気味)
全体にいいキャスティングだったと言えるのではないでしょうか。

ところで、さっき伊藤さんとメールのやりとりしていたら、
そもそもこの哲学監修の仕事を彼に振ったのはぼくだったそうです。
大学院の先輩からぼくのところに相談が来て、
「映画に詳しいのは伊藤君でしょう」 と紹介したらしいです。
そう言われてみればそんなやりとりがあったような…。
いや、我ながらグッジョブでした
「人を紹介する責任」 という一文を書いたことがありますが、
意外と、本人も覚えてないくらい軽い気持ちで紹介した人のほうが、
直感的な判断を下せていていい結果を生み出すのかもしれません。
ぜひ皆さんもこの映画を見に行って、
「哲学監修 伊藤直樹」 のクレジットを見つけてみてください。

Q.苦手な食べ物は何ですか? (その2)

2012-11-11 14:10:40 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
前回、「Q.苦手な食べ物は何ですか?」 という問いに対して、
「A.キュウリが大っ嫌いです」 とお答えしたのですが、
その後ちょっと冷静になって問いをよく見直してみたら、
あの答えではいけなかったのではないかと心配になってきました。
「嫌いな食べ物は何ですか」 という問いに対してだったらあの答えでよかったかもしれませんが、
「苦手」 と 「嫌い」 ってニュアンスがちょっと違うのではないかなと思えてきたのです。
質問者の方、そのあたりいかがでしょうか?
お聞きになりたかったのはああいうことだったのでしょうか?

たしかに常識的には 「苦手」 = 「嫌い」 と理解してもいいような気もしますが、
「苦手」 ってもうちょっと弱いというか、消極的なような気がするのです。
「嫌い」 というのはひじょうに攻撃的、積極的ですよね。
それに対して 「苦手」 というと、やってやれないことはないけどできれば遠慮しておきたいみたいな、
もう何がなんでも絶対ムリ、というほどではないニュアンスがあるように思うのです。
そう考えると、私にとってキュウリは完全にはっきりくっきりと 「嫌い」 な食べ物であって、
「苦手」 なんていう生易しいものではないような気がしてきたのです。

さて、そう考えると私の苦手な食べ物は何でしょうか?
これはこれでけっこうあるような気がします。
前回も言いましたが、子どもの頃はまったく野菜類を食べられませんでした。
結婚して以降にだいぶ食べられるようになったんですが、
やはり子どもの頃の名残であまり得意でない (= 苦手な) 食べ物が残っています。
ネギが苦手だということは以前に書きました
その記事をお読みいただければと思いますが、切り方や熱を通すかどうかなど、
様態によって食べられたり食べられなかったりします。
似たような問題がキャベツにもあります。
基本的に今ではキャベツは好きな食べ物と言ってもいいと思いますが、
千切りのキャベツが苦手です。
特にキャベツの千切りにソースをかけてしまうと食べられなくなります。
なので豚カツ屋さんなどに行って大量の千切りキャベツを出されたら、
ソースではなく醤油をかけて食べるようにしています。

もうちょっと苦手度が高いものとしては、モヤシを挙げることができます。
食べて食べられないことはないのですができれば食べたくないので、自分で買ったことはありません。
なのでラーメン屋に行っても味噌ラーメンは頼まないようにしています。
他の人が食べているのを見てこの店の味噌ラーメンにはモヤシが入っていないと確認できたら、
その店のことを覚えておいて次の機会に頼んだりしています。
たまに油断していて醤油ラーメンを頼んだらモヤシ山盛りなんていうことがあって、
モヤシを食べる機会ってそういうときだけぐらいではないでしょうか。
ですので私には 「ラーメン二郎」 はムリですね。
同様に、緑色のピーマンも食べられなくはないですが、
自分で買ってまで食べたいとは思いません。
野菜以外だとナマコとかホヤとかかなあ。
人類であれを初めて食べた人って勇気あるよなあと若干尊敬しないわけでもありませんが、
まあ、アホでしょう、あんな見た目のものを食べてみようと思うなんて。
あるいはよっぽど食べるものがなくて飢えていたとか?
というわけでまとめておきましょう。

A.モヤシ、ピーマン、ネギ、ナマコ、ホヤなどが苦手な食べ物です。

そういえば 「Q.レバー好きですか?」 という質問ももらっていました。
ミョーに限定的な質問ですね。
なんでそんなにピンポイントにレバーのことだけ知りたいんだろう?
とにかくお答えしておきましょう。

A.子どもの頃は食べられませんでしたが、大人になってから食べられるようになりました。
  自分で買って料理して食べるほど好きではありませんが、
  美味しいお店の美味しいレバーなら大好きです。

「鶏けん」 のレバ刺しは絶品です。
「」 のレバニラ炒めも美味しいですね。
美味しくないレバーはホントに美味しくないのでガッカリさせられることもしばしばです。
美味しいレバーを食べられるお店の情報がありましたらお教えください。