先日、授業内で話せなかった話として、「幸福になる方法」を紹介しましたが、
ワークシートではもっと具体的な例に即した質問をいただきました。
「Q.例えば、『恋人が欲しい』 という欲求があった際に、
先生の考えではどうすればよいのでしょうか?」
ひじょうに切実な問題ですね。
特に恋愛というのは相手のある話ですから、
なかなかこちらの思い通りになることではありません。
授業のなかでは幸福の獲得方法には2通りの考えがあるとして、
a.外的偶然性によって外から幸福が与えられるのを待つ
b.主体的努力によって自ら幸せをつかむ
という2つの方法を紹介しました。
白馬に乗った王子様がどこからともなく現れて、
自分に一目惚れして求愛してくれて、
自分を一生大切にし幸せにしてくれるという恋愛観が a ですね。
それに対して、自分磨きにいそしんで自らの価値を上げていくと同時に、
自分にふさわしい相手を見つけるために出会いの場を積極的に求め、
これぞという相手を見つけたらこちらから果敢にアプローチしていく、
というのが b でしょう。
あるいはもうちょっとやり手の場合は、
自分から告白はせずとも、相手が告白してくれるよう誘導する、
なんていう高度なテクニックをもっている方もいらっしゃるようですが、
それも主体的な努力のうちのひとつだと思います。
a か b かでいったら、私のような庶民は b でいくしかないと思います。
a でうまくいくのは、もともと本人がどこかの王女様であったり、
よほどの資産家の娘であったり、または、
生まれつきものすごく容姿に恵まれている、というような場合だけでしょう。
ただ、その場合もアナに近づいてきたハンス王子のように、
王国や資産めあてであればハッピーエンドとはいかないでしょうし、
容姿につられてやってきた男の場合も、こちらが歳を取るにつれて、
より若くてより美しい誰かのところにふらふらと行ってしまうかもしれません。
そうではない人をきちんと選別しなければいけないという意味では、
やはり何らかの主体的努力は欠かすことはできないでしょう。
以前に、「外国人と結婚するにはどうしたらいいですか?」 と質問され、
それに対して3段階に分けてお答えしたことがありますが、
それは完全に b の方法でした。
たぶんそこに書いたことは同国人と結婚したい人にもほぼ当てはまりますので、
一度読んでみてください。
ただそこにも書いておいたのですが、
恋愛の場合はどうしても b だけではうまくいかなくて、
a の要素が不可避的に絡んできます。
つまりマッチングという問題です。
こちらがいいと思った相手が、
あちらもこちらのことをいいと思ってくれないと恋愛は成り立ちません。
その意味で 「恋が実を結ぶかどうかは運次第、確率の問題だ」
と論じたこともあります。
そういう相手に巡り会えるかどうかは外的偶然性に委ねられた問題でもあるのです。
さて、そこで前回お話しした 「幸福になる方法」 が重要になってきます。
「自らの欲求・欲望がむやみやたらと肥大化しないようコントロールし、
自分の状態に満足していつでも幸福を感じられるよう幸せの感受性を高める」
というやつです。
あなたはどんな人を自分の恋人にしたいと望んでいますか?
容姿や体型など外見に関わる好みもあるでしょう。
長続きさせるためには性格や人間性などは重要ですね。
話が合うかどうかも大事ですから、
趣味や好みが似ていたほうがいいかもしれません。
とはいえ何もかもそっくりというのでは驚きがないので、
意外性もあるに越したことはありません。
結婚まで視野に入れるとなると、
社会人基礎力や将来性も考えなければなりませんし、
家事や育児に対する考え方、実家との関係性 (いわゆるマザコンかどうか等)、
将来の居住地 (どこで就職するつもりか) 等、
条件を挙げ始めたらキリがありません。
はっきり言って、それらすべてを満たす相手はほとんどいません。
たとえいたとしても、その人にも相手に求める条件があるでしょうから、
あなたがその条件を満たしている可能性は限りなくゼロに近いです。
というわけで相手に求める条件をむやみやたらと肥大化させないよう、
自分の欲求・欲望をある程度抑えるというか、
コントロールする必要が出てくるのです。
あれが足りない、これが足りないと相手のあら探しをするのではなく、
1つでも2つでも相手の素敵なところ、優れたところに焦点を当てましょう。
この件に関する最初のアドバイスはこうなります。
A-1.相手に完璧を求めすぎないこと。
あなただって完璧ではないのだから。
次に重要なのは、最初から生涯の伴侶を期待しないことです。
ゴールインできなくたって、途中で破局を迎えたっていいじゃないですか。
というか、人生の最初のうちに付き合った人とそのままうまくいく、
なんていうことはそうそうあることではありません。
だっていろいろな意味でお互いに未熟なのですから。
付き合ってみるなかでそれぞれ成長していくのです。
自分のことだってだんだんわかってきます。
出会いと別れを繰り返していくなかで、
例えば、相手に求めるさまざまな条件のうち、
どれが絶対に外せないのか、どれは大して重要でもないのかといったことが、
しだいにわかってきたりするでしょう。
そうしたことは実際に付き合ってみないと見えてこないのです。
それよりも何よりも、未来の結果ばかりを気に病むのでなく、
今そのとき一緒に過ごす時間や経験を純粋に楽しむことが大事です。
結婚という結果に結びつかなかったとしても、
その恋愛が失敗だったということになるわけではありません。
けっきょく離婚してしまうことになったとしても、
その結婚が無意味だったというわけでもありません。
すべては貴重な経験としてその人の成長につながってくるのですし、
それを抜きにしても、一緒に過ごした楽しい時間は、
本当に楽しかったのですから、それはそれでいいじゃありませんか。
最初から結果を求め過ぎてしまうと、始まるものも始まらなくなってしまいます。
2番目のアドバイスは次のようになります。
A-2.恋愛に結果を求めすぎないこと。
恋愛のプロセスそのものを楽しむ心のゆとりをもちましょう。
ほかにもいろいろと言いたいことはありますが、
最後にこれだけは言っておきましょう。
万人にモテる必要はありません。
私たちはアイドル歌手になりたいわけでも、
イケメン俳優になりたいわけでもありません。
ただ私を愛してくれる私の恋人を見つけたいだけです。
そりゃあ安室奈美恵や福山雅治レベルであれば (チョイスが古い?)、
みんなからちやほやされて恋の相手なんて選びたい放題でしょう。
でもそんなレベルの人が今回のような質問はしませんよね。
恋人が欲しい場合どうしたらいいのかと聞く人は、
ああいう誰かれかまわず求愛されそうなモテの権化ではなく、
なかなかいいマッチングに恵まれず困っている人なのだろうと思います。
そういう人に対しては声を大にして言いたいです。
私たちは自分に焦がれてくれる何万人もの人間を求めているわけではありません。
ただ本当に自分のような人を求めてくれるほんの少数の人を求めているだけです。
たしかに前述したように、ピッタリのマッチングを見つけるのは難しいですが、
しかし、この地球上にあなたを好きになってくれる人は必ずいます。
あなたがどんなに変わっていても (というか変わっているからこそ)、
そんなあなたを好きになってくれる人が必ずいます。
今までそういう人に出会わなかったのだとしても、
それはそういう人が存在しないからではなく、
たまたま今のところ出会えていないだけなのです。
あのレベルのアイドルやイケメンになるのはもちろんのこと、
クラス1の人気者になりたいという欲求・欲望だって過剰です。
そんな欲求・欲望を振りかざしていたら、
なかなかそれが満たされることはないでしょう。
でも私たちに必要なのは、ただ私のことを好きになってくれて、
かつこちらも相手のことを好きになれるようなごく少数の人間だけです。
そして、人間というのは不思議なもので、
幼いうちはみんな未熟なので好きになる相手が少数の人に集中しがちですが、
年を経るとともにみんなの好みがどんどん分散していき、
いずれは誰もが自分にピッタリの相手を見つけられるようになるのです。
今のところそういう相手を見つけられていない人は、
そりゃあ不安になって、自分にピッタリの相手なんていないんだ、
と思いたくもなるでしょう。
でもあなたはこれまでのほんの20年足らずの人生において、
何人の人と知り合いになりましたか?
例えば、1クラス40名で、毎年完全に総入れ替えのクラス分けをしたとして、
小中高で出会えるのはたったの480名です (担任の先生を入れて)。
実際には完全総入れ替えのクラス分けなんてありえませんし、
バイセクシャルでないかぎり、恋愛対象はそのうちの半分だけでしょうから、
同級生以外の他のクラスの人や先輩・後輩、
部活やその他の知り合いを全部含めたとしても、
やはり恋愛対象候補となりえた知り合いは、
500名もいたとしたらむしろ相当多いほうではないでしょうか。
おそらくはその500名のことも、
ひとりひとり完全に知っていたわけではないでしょう。
(ひょっとするとあなたはすでに運命の人に出会っていたのに、
よく知ろうともせずにすれちがっていたかもしれません。→こちらのブログ参照)
あなたはまだたった500名 (おそらくはそれ以下) しか知らないのです。
その中に自分を愛してくれる人がいなかったからといって、
この世にいないと決めつけていいんですか?
だってある方によればこの世には恋愛対象候補者が、
「35億」
もいるんですよ。
(男性・女性の実際の人口はとっくに37億を超えているそうですが、
同性愛の方の数とかを引くとまあ35億あたりに収まるかもしれません。)
そのうちのたった500名足らずしか知らずに、
私には誰もいないなんて決めつけるのは愚かじゃないですか。
とにかく私たちは何万人、何十万人にモテたいわけではありません。
長い人生のなかでたった数人、自分を愛してくれる人に出会えればいいのです。
その人たちを35億もの候補者のなかから見つけられればいいのです。
そういう人は必ずいますから、そういう人に的を絞って、
そういう人をどうやったら見つけられるか戦略を練りましょう。
(私が立てた戦略に関してはこちらを参照。)
欲を出して万人受けを狙ったら失敗します。
とにかく自分に興味をもってくれて、
かつ自分も好きになれそうな人はどういう人で、
そういう人はどこにいそうなのか、
そんな人はいないと思うのではなく、
どこにいるのか、どうやったら出会えるのかと考えてみてください。
最後のアドバイスはこうなります。
A-3.万人にモテようなんて思わないこと。
35億の候補者の中からあなたを好きになってくれて、
あなたも好きになることができるような人だけに的を絞って、
その人をピンポイントで探すための戦略を練ってみてください。
よい出会いを。
Good Luck!
ワークシートではもっと具体的な例に即した質問をいただきました。
「Q.例えば、『恋人が欲しい』 という欲求があった際に、
先生の考えではどうすればよいのでしょうか?」
ひじょうに切実な問題ですね。
特に恋愛というのは相手のある話ですから、
なかなかこちらの思い通りになることではありません。
授業のなかでは幸福の獲得方法には2通りの考えがあるとして、
a.外的偶然性によって外から幸福が与えられるのを待つ
b.主体的努力によって自ら幸せをつかむ
という2つの方法を紹介しました。
白馬に乗った王子様がどこからともなく現れて、
自分に一目惚れして求愛してくれて、
自分を一生大切にし幸せにしてくれるという恋愛観が a ですね。
それに対して、自分磨きにいそしんで自らの価値を上げていくと同時に、
自分にふさわしい相手を見つけるために出会いの場を積極的に求め、
これぞという相手を見つけたらこちらから果敢にアプローチしていく、
というのが b でしょう。
あるいはもうちょっとやり手の場合は、
自分から告白はせずとも、相手が告白してくれるよう誘導する、
なんていう高度なテクニックをもっている方もいらっしゃるようですが、
それも主体的な努力のうちのひとつだと思います。
a か b かでいったら、私のような庶民は b でいくしかないと思います。
a でうまくいくのは、もともと本人がどこかの王女様であったり、
よほどの資産家の娘であったり、または、
生まれつきものすごく容姿に恵まれている、というような場合だけでしょう。
ただ、その場合もアナに近づいてきたハンス王子のように、
王国や資産めあてであればハッピーエンドとはいかないでしょうし、
容姿につられてやってきた男の場合も、こちらが歳を取るにつれて、
より若くてより美しい誰かのところにふらふらと行ってしまうかもしれません。
そうではない人をきちんと選別しなければいけないという意味では、
やはり何らかの主体的努力は欠かすことはできないでしょう。
以前に、「外国人と結婚するにはどうしたらいいですか?」 と質問され、
それに対して3段階に分けてお答えしたことがありますが、
それは完全に b の方法でした。
たぶんそこに書いたことは同国人と結婚したい人にもほぼ当てはまりますので、
一度読んでみてください。
ただそこにも書いておいたのですが、
恋愛の場合はどうしても b だけではうまくいかなくて、
a の要素が不可避的に絡んできます。
つまりマッチングという問題です。
こちらがいいと思った相手が、
あちらもこちらのことをいいと思ってくれないと恋愛は成り立ちません。
その意味で 「恋が実を結ぶかどうかは運次第、確率の問題だ」
と論じたこともあります。
そういう相手に巡り会えるかどうかは外的偶然性に委ねられた問題でもあるのです。
さて、そこで前回お話しした 「幸福になる方法」 が重要になってきます。
「自らの欲求・欲望がむやみやたらと肥大化しないようコントロールし、
自分の状態に満足していつでも幸福を感じられるよう幸せの感受性を高める」
というやつです。
あなたはどんな人を自分の恋人にしたいと望んでいますか?
容姿や体型など外見に関わる好みもあるでしょう。
長続きさせるためには性格や人間性などは重要ですね。
話が合うかどうかも大事ですから、
趣味や好みが似ていたほうがいいかもしれません。
とはいえ何もかもそっくりというのでは驚きがないので、
意外性もあるに越したことはありません。
結婚まで視野に入れるとなると、
社会人基礎力や将来性も考えなければなりませんし、
家事や育児に対する考え方、実家との関係性 (いわゆるマザコンかどうか等)、
将来の居住地 (どこで就職するつもりか) 等、
条件を挙げ始めたらキリがありません。
はっきり言って、それらすべてを満たす相手はほとんどいません。
たとえいたとしても、その人にも相手に求める条件があるでしょうから、
あなたがその条件を満たしている可能性は限りなくゼロに近いです。
というわけで相手に求める条件をむやみやたらと肥大化させないよう、
自分の欲求・欲望をある程度抑えるというか、
コントロールする必要が出てくるのです。
あれが足りない、これが足りないと相手のあら探しをするのではなく、
1つでも2つでも相手の素敵なところ、優れたところに焦点を当てましょう。
この件に関する最初のアドバイスはこうなります。
A-1.相手に完璧を求めすぎないこと。
あなただって完璧ではないのだから。
次に重要なのは、最初から生涯の伴侶を期待しないことです。
ゴールインできなくたって、途中で破局を迎えたっていいじゃないですか。
というか、人生の最初のうちに付き合った人とそのままうまくいく、
なんていうことはそうそうあることではありません。
だっていろいろな意味でお互いに未熟なのですから。
付き合ってみるなかでそれぞれ成長していくのです。
自分のことだってだんだんわかってきます。
出会いと別れを繰り返していくなかで、
例えば、相手に求めるさまざまな条件のうち、
どれが絶対に外せないのか、どれは大して重要でもないのかといったことが、
しだいにわかってきたりするでしょう。
そうしたことは実際に付き合ってみないと見えてこないのです。
それよりも何よりも、未来の結果ばかりを気に病むのでなく、
今そのとき一緒に過ごす時間や経験を純粋に楽しむことが大事です。
結婚という結果に結びつかなかったとしても、
その恋愛が失敗だったということになるわけではありません。
けっきょく離婚してしまうことになったとしても、
その結婚が無意味だったというわけでもありません。
すべては貴重な経験としてその人の成長につながってくるのですし、
それを抜きにしても、一緒に過ごした楽しい時間は、
本当に楽しかったのですから、それはそれでいいじゃありませんか。
最初から結果を求め過ぎてしまうと、始まるものも始まらなくなってしまいます。
2番目のアドバイスは次のようになります。
A-2.恋愛に結果を求めすぎないこと。
恋愛のプロセスそのものを楽しむ心のゆとりをもちましょう。
ほかにもいろいろと言いたいことはありますが、
最後にこれだけは言っておきましょう。
万人にモテる必要はありません。
私たちはアイドル歌手になりたいわけでも、
イケメン俳優になりたいわけでもありません。
ただ私を愛してくれる私の恋人を見つけたいだけです。
そりゃあ安室奈美恵や福山雅治レベルであれば (チョイスが古い?)、
みんなからちやほやされて恋の相手なんて選びたい放題でしょう。
でもそんなレベルの人が今回のような質問はしませんよね。
恋人が欲しい場合どうしたらいいのかと聞く人は、
ああいう誰かれかまわず求愛されそうなモテの権化ではなく、
なかなかいいマッチングに恵まれず困っている人なのだろうと思います。
そういう人に対しては声を大にして言いたいです。
私たちは自分に焦がれてくれる何万人もの人間を求めているわけではありません。
ただ本当に自分のような人を求めてくれるほんの少数の人を求めているだけです。
たしかに前述したように、ピッタリのマッチングを見つけるのは難しいですが、
しかし、この地球上にあなたを好きになってくれる人は必ずいます。
あなたがどんなに変わっていても (というか変わっているからこそ)、
そんなあなたを好きになってくれる人が必ずいます。
今までそういう人に出会わなかったのだとしても、
それはそういう人が存在しないからではなく、
たまたま今のところ出会えていないだけなのです。
あのレベルのアイドルやイケメンになるのはもちろんのこと、
クラス1の人気者になりたいという欲求・欲望だって過剰です。
そんな欲求・欲望を振りかざしていたら、
なかなかそれが満たされることはないでしょう。
でも私たちに必要なのは、ただ私のことを好きになってくれて、
かつこちらも相手のことを好きになれるようなごく少数の人間だけです。
そして、人間というのは不思議なもので、
幼いうちはみんな未熟なので好きになる相手が少数の人に集中しがちですが、
年を経るとともにみんなの好みがどんどん分散していき、
いずれは誰もが自分にピッタリの相手を見つけられるようになるのです。
今のところそういう相手を見つけられていない人は、
そりゃあ不安になって、自分にピッタリの相手なんていないんだ、
と思いたくもなるでしょう。
でもあなたはこれまでのほんの20年足らずの人生において、
何人の人と知り合いになりましたか?
例えば、1クラス40名で、毎年完全に総入れ替えのクラス分けをしたとして、
小中高で出会えるのはたったの480名です (担任の先生を入れて)。
実際には完全総入れ替えのクラス分けなんてありえませんし、
バイセクシャルでないかぎり、恋愛対象はそのうちの半分だけでしょうから、
同級生以外の他のクラスの人や先輩・後輩、
部活やその他の知り合いを全部含めたとしても、
やはり恋愛対象候補となりえた知り合いは、
500名もいたとしたらむしろ相当多いほうではないでしょうか。
おそらくはその500名のことも、
ひとりひとり完全に知っていたわけではないでしょう。
(ひょっとするとあなたはすでに運命の人に出会っていたのに、
よく知ろうともせずにすれちがっていたかもしれません。→こちらのブログ参照)
あなたはまだたった500名 (おそらくはそれ以下) しか知らないのです。
その中に自分を愛してくれる人がいなかったからといって、
この世にいないと決めつけていいんですか?
だってある方によればこの世には恋愛対象候補者が、
「35億」
もいるんですよ。
(男性・女性の実際の人口はとっくに37億を超えているそうですが、
同性愛の方の数とかを引くとまあ35億あたりに収まるかもしれません。)
そのうちのたった500名足らずしか知らずに、
私には誰もいないなんて決めつけるのは愚かじゃないですか。
とにかく私たちは何万人、何十万人にモテたいわけではありません。
長い人生のなかでたった数人、自分を愛してくれる人に出会えればいいのです。
その人たちを35億もの候補者のなかから見つけられればいいのです。
そういう人は必ずいますから、そういう人に的を絞って、
そういう人をどうやったら見つけられるか戦略を練りましょう。
(私が立てた戦略に関してはこちらを参照。)
欲を出して万人受けを狙ったら失敗します。
とにかく自分に興味をもってくれて、
かつ自分も好きになれそうな人はどういう人で、
そういう人はどこにいそうなのか、
そんな人はいないと思うのではなく、
どこにいるのか、どうやったら出会えるのかと考えてみてください。
最後のアドバイスはこうなります。
A-3.万人にモテようなんて思わないこと。
35億の候補者の中からあなたを好きになってくれて、
あなたも好きになることができるような人だけに的を絞って、
その人をピンポイントで探すための戦略を練ってみてください。
よい出会いを。
Good Luck!