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今日の話は前々から書きたいとは思っていたのですが、
ちょっと不穏当な表現が含まれることになってしまいますので、
なかなか書けずにいた話題です。
18歳未満の方や、下ネタの苦手な方はご遠慮ください。
先日、悪夢撃退法 (悪夢から脱出する方法) を身に付けてしまったということを書きました。
今日はその続きです。
1年近く悪夢に悩まされたあげく、夢かどうかを見分けることができるようになり、
夢だとわかったら 「これは夢だ、これは夢だ」 と言い聞かせていると、
夢から覚めることができるようになりました。
この方法を身に付けて、私はけっこう得意気でした。
夢との闘いに完全勝利を収めて、自分は夢をコントロールできるようになったんだ、と。
ところが敵もさるもので、まったく別のアプローチで反撃を開始してきたのです。
ある日のこと、どういう経緯でそんなことになってしまったのか記憶がないのですが、
ふと気づくと高級ホテルの大きな部屋の素敵なベッドのなかにいました。
そして傍らには全裸のブロンド女性が。
私はその女性の真っ白い肌を愛撫しています。
あれ誰とこんなことになっちゃったんだっけと思いながら、
顔を覗き込むと、その人はあのマドンナだったのです。
そうです、歌手のマドンナです。
私は驚愕しました。
なぜ私がマドンナと寝ている
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私は外国人と付き合ったことはありませんし、
マドンナのこともキライではありませんが、そんなに熱狂的なファンというわけでもありません。
なのに、あのロックスターがなぜぼくなんかと寝ているのだっ?
ここで私はどうもおかしいと気づきました。
そしてこれはきっと夢にちがいないと見抜きました。
マドンナが本当にぼくの相手なんかしてくれるはずないし…。
なんだ夢かあ。
でもこういう夢なら歓迎だなあ。
ということで、いつもなら夢と気づいたら、
「これは夢だ、これは夢だ」 と唱えて脱出をはかるのですが、
こんな素敵な夢から逃げ出す必要はありません。
そのまま今後の成り行きを見届けることにいたしました。
ひとしきりキスやら愛撫を終えた後、いよいよ本番行為に突入です。
私はゆっくりとマドンナの中に入っていきました。
すると驚いたことにこれは夢ではなかったのです
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ちゃんと挿入感があるのです。
私のあれはマドンナの身体によって締め付けられていたのです。
まさか、嘘だろ?
これは夢だよなあ。
でもちゃんと触覚があって、動くたびにものすごい快感が得られます。
何度も、こんなはずはない、これは夢に決まっていると思うのですが、
確かな快感がこれは間違いなく現実であると告げています。
私は闇雲に腰を使い、マドンナの絶叫のようなあえぎ声を聞きながら達していました。
そこで目が覚めました。
やはり夢だったのです。
私はしばらく夢とうつつの区別がつかずに呆然としていました。
やっと我に返って最初にしたことは下着を調べることでした。
私は夢精というものをしたことがありませんが、
あれだけの快感を得て、最後はしっかり射精した感触もありましたので、
これはゼッタイ夢精してしまったんだろうと思ったのです。
ところが下着はまったく汚れていませんでした。
あの感覚はすべて夢の中のもので、現実とはまったく連動していなかったのです。
夢おそるべしっ
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夢を見分けてコントロールできるなんてまったく思い上がりも甚だしかったのです。
その後もこの手の夢を頻繁に見るようになりました。
オシッコをしようと公衆便所に入ると、中に高校時代の同級生がまた全裸で立っていて、
立ったまま行為に及んでしまったり、とか。
その子も別に好きな子だったというわけでもないので、
その子とこんな所でなんでこんなことをしているんだろう、
これは何かおかしい、きっと夢にちがいないと思うのですが、
やはり確実な触覚、挿入感、現実感があって、どうしても夢とは思えないのです。
夢にとっては夢と見抜かれてしまうことは相当悔しいことなのでしょうか?
そこでこんな手の込んだ夢を見せてくれるようになったのでしょうか。
夢を夢と見分けることができるかという意味で言うならば、
私は再び夢との闘いに破れてしまったということになるのでしょう。
しかしながら、悪夢にうなされ続けたあの日々のことを思えば、
こんな素敵な夢を見せてもらえるなんて、私にとっては万々歳です。
その後、私の夢にはこういうエッチな夢でなくとも、
触覚 (現実感) が伴うようになりました。
以前にも書きましたが、触覚や現実感というのは脳がそう感じているだけのことですので、
夢という脳内現象にも触覚や現実感が伴っていたとしても不思議はないのです。
私はそのことをマドンナの夢によって思い知らされたのでした。
たんにエロい夢の話のように聞こえたかもしれませんが、
夢と現実をどう区別できるのか、外界の存在をはたして証明することはできるのか、
というきわめて哲学的な問いにつながる深遠かつ大真面目なお話だったのです。