まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

旧・卒業生飲み@神楽坂

2014-12-31 10:57:39 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
ジョン・ロック飲みから一夜明けて30日の夜は旧・卒業生飲みが敢行されました。
例年集まっていたゼミの卒業生たち (2003年入学生だそうです) から今年は連絡が来ず、
長年続いた旧・卒業生飲みも昨年のふわふわメレンゲ豆乳鍋を最後に自然消滅かと思いましたが、
たんに忙しくて連絡ができずにいただけだったようです。
ほんの数日前になってから突然29日におうかがいしてもいいですかと連絡が来て、
いやいや福島にいるあいだはすべて予定が詰まってしまったからもうムリ、
30日に東京で開催なら参加できるかもとシャレで返してみたところ、
またしばらく間が開いたあと、2名だけ参加できそうなのでぜひということになってしまいました。
伝統行事が途絶えずにすんだことは喜ばしいですが、
もういい歳だというのに (みんな三十路を迎えたそうです)、
いつまでも年末をともに過ごす相手がいなくていいのだろうかとちょっと心配になります。
とにかく私の都合に合わせて神奈川の奥地と石巻から東京に出てきてもらえることになりました。

例年だったらツレもこの会に参加している (というか料理を作ってくれてた) んですが、
例のギックリ腰がまだ完治していないため東京の家での開催も断念し、
うちの近くまで来てもらっての外飲みにさせていただき、ギリギリまで様子を見ていましたが、
やはりこの状態では外で飲むのもムリだろうと判断しツレは欠席となりました。
けっきょく男3人での開催です。
近所の神楽坂でツレのオススメの店 「だいこんや」 を予約しました。
神楽坂と言っても都民でない人たちにはわからないでしょうから飯田橋駅で待ち合わせました。
飯田橋駅に行ってみたら真新しいバカでかいビルディングができていてビックリしました。



「飯田橋サクラテラス」 だそうです。
東京の家は市ヶ谷駅と飯田橋駅の中間に位置しているのですが、
地下鉄有楽町線市ヶ谷駅が一番近いので飯田橋駅を利用することはほとんどありません。
神楽坂にはよく食事に来ていますが、飯田橋駅を経由する必要もありませんので、
こんなものが出来ていたとはまったく知りませんでした。
さらに昔からここにあった 「富士見町教会」 もすっかりリニューアルしてオシャレになってました。



法政大学大学院に通っていた頃の街並みとは一変していてひじょうにショックを受けました。
お上りさんのように写真撮影をしたあと駅の西口に戻ってみると2人は無事に着いていました。
一緒に神楽坂を上っていき 「だいこんや」 さんに到着です。



大根の箸置きがトレードマークです。
最後はこの大根も頂きます。
たった3人での卒業生飲みのスタートです。



といってもこの2人はほとんどアルコールが飲めないんですよね。
学生の頃から酒豪の女学生がガンガン攻め続けるなか、
この2人は最初の一杯を飲み切らないうちに泥酔してしまうということがよくありました。
この日も久しぶりにお酒を口にしたそうで、
アルコールは最初の一杯だけにしてあとはソフトドリンクと水を飲んでいました。
そんな2人を尻目に私は生ビール、日本酒、焼酎と順調に杯を進めていきました。



特にこの錫製のずっしりと重たい盃でいただく各地の地酒はサイコーでした。
料理もどれも美味しかったです。
やはり私の素人料理とは比べものにならないプロの味です。
お刺身7種盛り。



ブリ大根。



メニューのサラダの欄にあった、ベーコンと炙り野菜のサラダ。



こんな肉々しい料理が来るとは思っていませんでしたが美味しかったです。
揚げジャガイモの明太子風味。



他にもいろいろ頂きましたが、話が盛り上がってしまい大半は撮影を忘れてしまいました。
2人とも今年は職場が変わったり上司が替わったりして大変な1年だったようです。
今年1年を漢字1文字で表すとしたら何?と振ってみたところ、
1人は苦労の 「苦」、もう1人は困惑の 「惑」 を挙げてくれました。
新しい環境で相当苦しみ惑った話をたくさん聞かせてもらいましたが、
しかしよくよく聞いてみると、そういう辛い状況のなかでもこれまでの経験や学びを活かして、
自分たちなりに少しずつ状況を切り拓きつつあるようで、
社会人としての逞しさも感じさせてもらえました。
たぶん来年には事態は好転し、
今まで以上に自分たちのプレゼンスを見せつけることができるようになっているでしょう。
卒業生たちのこういう成長を見せてもらえるのも教育者冥利にほかなりません。
シメに一口ラーメンが出されて、「だいこんや」 での楽しいひとときを終えました。



さらに場所を変え、テキトーに見繕ったバーに入っていきました。
彼らにはこの日2杯目のアルコールに挑戦してもらいます。



恋愛問題や将来の展望など話のネタは尽きることなく、
一向に減らないグラスを前にして延々と報告会は続いたのでした。
今回は東京まで出てきてくれて本当にありがとうございました。
年末を一緒に過ごす人ができたときにはいつでもこの会は自然消滅させていいので、
それまでは集まれる人間で細々と続けていきましょう。
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ジョン・ロック飲み

2014-12-30 16:54:30 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
昨日はまさおさまゼミの卒業生との飲み会でした。
「卒業生飲み」 と言えば例年この時期に集まってくれる代の人たちがいるのですが、
昨日集まってくれたのはそのメンバーではありません。
その代の人たちからは今年は珍しく何の連絡もなく、
そろそろみんないい歳だし年末を一緒に過ごす相手がそれぞれできたのかなと、
むしろ彼らから連絡がないことに少し安堵感すら感じていたのでした。
(どうやらそうではなかったことが後に判明しましたが、それはまた別の話ということで。)

昨日集まってくれたのは、このあいだの3月に卒業したばかりの社会人1年生のメンバーです。
(うち1名は大学院生。)
男2人、女2人の4名の代でしたが、この代は在学中からミョーに仲が良く、
まさおさまゼミ史上初めての卒論ゼミ合宿を企画・運営してくれたのも彼らでした。
卒業後はそれぞれ岩手、仙台 (×2名)、神奈川とみんな福島を離れてしまったのですが、
すでにゴールデンウイークと夏休みにみんな福島に集まって飲み会を開いています。
4人のうちひとりの卒論テーマがジョン・ロックの社会契約論で、
彼女は私の20年間の指導歴のなかでも最も分厚く、きわめて優秀な卒論を書き上げたのですが、
同期のなかでも彼女の毎回のレジュメは印象に残っていたのでしょうか、
このメンバーで飲むときの名称がいつの間にか 「ジョン・ロック飲み」 で定着するようになりました。
そしてこの年末に今年3回目のジョン・ロック飲みが開催されることになったのです。

本来なら旧・卒業生飲みのように我が家で私の手料理でみんなを歓迎してあげたいところですが、
翌日には東京に移動しなければならなかったので今回は外飲みにしてもらいました。
西口の 「千年の宴」 で九条鍋のコースを堪能しながら旧交を温めた後、
メンバーのひとりが就職先で上司からワインの手ほどきを受けているとのことだったので、
この機会に他のみんなもワインに親しんでおいたほうがいいだろうと思い、
「ワイン酒場」 でワイン講習会を開くことになりました。
と言ってもすでにみんな飲み放題でベロベロになっていますから、まともな講義は期待すべくもなく、
白、赤、赤とハイペースでボトルを空けていきました。



ちなみに後ろのほうに写っている 「中合」 の買い物袋は、
みんなから頂戴したバースデープレゼント兼勤続20周年のお祝いの品で、
たまに料理をする私のために選んでくれたエプロンでした。



なんだかとてもリッパなエプロンです。
来年はこれ付けてリッパな手料理を振る舞ってあげなくてはならないでしょう。
さらにあるひとりは私のブログで 「極ゼロ」 がこの辺に売っていないという話を読んで、
近所のスーパーでたまたま売っていたからとわざわざ仙台で買って持ってきてくれました。
たいへん有り難いことです。
しかし、こうしたグッズを頂けたことにばかり感謝しているわけでなく、
飲み会のなかでみんなが口を揃えて、卒論ゼミで学んだことが卒業後も役に立っている、
と言ってくれたことが本当に有り難かったです。
フォトリーディングやマインドマップの手法は仕事のなかでも自然と使っているそうですし、
卒論ゼミでは誰かが発表したときに他の全員が何か意見や疑問点を述べない限り、
私からのコメントを始めないようにしていましたから、
職場や大学院でペーパーを渡されてその場ですぐに何かを発言しなくてはいけないときに、
ゼミで培われた瞬発力が役に立っているそうです。
そのように言ってもらえるというのは教育者冥利に尽きます。
大学で身に付けた力を駆使してますます社会で活躍していただきたいと思います。

新しい年になってもこのメンバーはまた足繁く集まるのでしょう。
現役のゼミ生たちよりも飲み会の回数が多いというのは、
社会人として大丈夫なのかと若干心配に思わないわけではありませんが、
仲がいい仲間がいるというのはとても素晴らしいことだと思います。
職場や大学院の愚痴を言いつつ、互いに支え合って生きていってほしいと思います。
今回はありがとうございました。
次回のジョン・ロック飲みも楽しみにしています。
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○○○にやさしいバースデイプレゼント

2014-12-28 13:06:51 | 幸せの倫理学
12月28日、誕生日を迎えました。

53歳です。

この歳になるともう誕生日がうれしいという感覚はありませんが、

健康を保ったままこの歳を迎えられたことに素直に感謝したいと思います。

実はある方から少し早めのバースデイプレゼントを頂いていました。

これです。



ティッシュペーパーの 「鼻セレブ」 は大ヒット商品ですが、こんな物も売っていたんですね。

知りませんでしたし、スーパーとかで見かけたこともありませんでした。

「鼻セレブ」 の姉妹商品だとするならば 「おしりセレブ」 ではなく、

もっとストレートに 「尻セレブ」 と命名すべきだったような気もしますが、

まあマーケティングのプロの人たちがちゃんと考えてマイルドな表現を選んだのでしょう。

これをくれた方はたまたま 「カワチ」 でこれを見つけて、

私のお尻の障害のことを思い出し、誕生日プレゼントにちょうどいいと買っておいてくれたそうです。

もちろんシャレで選んだのでしょうが、

私のお尻の穴のことまで思っていてくださるなんてたいへんありがたいことです。

たった4ロールしか入っていませんが、12ロール入りのものと同じくらいの値段がしたそうです。

さすがは 「セレブ」 です。

とてもじゃないけど自分では買えません。

「鼻セレブ」 も一度使ってみてものすごく気に入りましたが、

いつまで経ってもディスカウントされる気配がなかったのでその後は使えておりません。

他社の類似の商品に流れてしまっています。

これも自分で買うことはできないだろうなあ。

特別な日に (あるいは特別にお尻の状態が悪いときに) 大切に使わせていただきたいと思います。

さらにこんなオマケも付けてくださいました。



外出時携帯用の 「おしりセレブ」 です。

「シャワーがなくても、すっきりあそばせ」 だそうです。

素晴らしい!

外出時、シャワートイレが見当たらなくて本当に途方に暮れることがよくあるのです。

こちらは常に携帯して最悪の場合に備えたいと思います。

おしりにやさしいバースデイプレゼントをどうもありがとうございました
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福大混声合唱団の定期 「演奏」 会2014

2014-12-27 18:32:28 | 人間文化論
先日告知した福島大学混声合唱団の定期演奏会に行ってきました。
昨日 Facebook のほうで、元 「文化創造論」 受講者であり、私の Facebook 友達でもある団員が、
リマインドの告知を行ってくれていました。

「今更すぎる宣伝をします。
 明日、福島市音楽堂にて福島大学混声合唱団第43回定期演奏会があります。
 開演は14時!!
 大学合唱のピリオドになるのかと、思ったら昨日から妙に涙もろくなってます私ですが、
 自分の4年間をできる限り表現できるよう、精一杯歌いたいと思います。
 よろしくお願いします!!」

まあ大した宣伝効果はないのは承知の上で、私もこの告知を Facebook でシェアしてあげました。
すると彼からすぐにこんなコメントが返ってきました。

「小野原先生
 シェアありがとうございます!
 団員一同精一杯演奏いたします。
 ご来場お待ちしております!」

このコメントを見て私はビックリしてしまいました。
もともとの告知のときは 「精一杯歌いたいと思います」 と書いてくれていて、
それなら素直に聞き流す (=読み飛ばす) ことができたのですが、
今回のコメントでは 「団員一同精一杯演奏いたします」 と書いてあります。
えっ、合唱って歌うんじゃないの
「演奏」 しちゃうの
もう頭のなかが 「???」 です。
そこですぐにヤホーで 「とは検索」 をしてみました。
「演奏とは」 で検索をかけてみるとウィキペディアの 「演奏」 の項目がヒットして、
その冒頭の概説の部分にちゃんとこう書いてあるではありませんか。

「演奏 (えんそう) とは、音楽行為の中で音を出す行為をいう。
 なお、『奏』 の漢字を含んでいるが、演奏には楽器を奏でるばかりでなく、
 歌を歌う行為も含まれる。」

おおおっ、なんてこったい
そうだったのかあ。
半世紀以上こんな基本的なことを知らないままだったあ
そういえば今回のコンサート、最初から 「第43回定期演奏会」 と命名されていたじゃないですかっ
いやいや今回ばかりでなく、このブログで告知するようになった2012年2013年
ちゃんと 「定期演奏会」 と銘打たれていたじゃありませんか。
迂闊だったなあ。
皆さんわかりましたか、合唱も演奏なんですよ。
いや合唱ばかりでなく、沢田研二の独唱だって演奏なんですよ。
みんなちゃんと覚えておきましょうね。
(え? 知らなかったの私だけなんですか

さて、その 「演奏」 会、とてもよかったです。
全日本合唱コンクール全国大会で銀賞を獲得したという腕前は本物でした。
しかも、うちの混声合唱団の演奏会は真面目に音楽を演奏するだけでなく、
漏れなく小芝居も付いてきます。
全部で4ステージあるうちの第3ステージでは、
4年生たちがディズニーのキャラクターに扮したうえで笑える小芝居を披露してくれました。
美女と野獣、白雪姫、その継母、アリス、チェシャ猫、うさぎ、ピノキオ、ジミー、
そして何と言っても今年の話題を独り占めした雪の女王エルサ。
毎年毎年、4年生たちがこの小芝居に命をかける意義はちょっとわかりかねますが、
私のような素人にとってはコンサートのなかのこうした息抜きの時間はとても大事です。
どんなに上手くても、真面目な演奏ばかり聴かされているとつい眠くなってしまいますから。
今年も熱演をありがとうございました。

そして、第3ステージで緊張をほぐしたあと、クライマックスの第4ステージを迎えます。
信長貴富作曲の混声合唱とピアノのための組曲 「くちびるに歌を」 です。
そのうちの4曲が演奏されましたが、その美しいハーモニーに鳥肌が立ってしまいました。
そして、その最後の曲の歌詞がまさに今回のコンサートのサブタイトルである、
「くちびるに歌を持て 心に太陽を持て」 でした。
しかも、この2つのフレーズの後に 「ひとのためにも言葉を持て」 というフレーズが続きます。
嵐が吹こうと、吹雪が来ようと、地上が争いで満たされようと、
くちびるに歌を持て、心に太陽を持て、ひとのためにも言葉を持て、
とメッセージが投げかけられるのです。
これはまさに 「茶色の朝」 に生きる私たちにこそ必要なメッセージだと思いました。
クスッと笑わされたあと、とても哲学的・倫理学的な気分を高揚させられて演奏会は幕を閉じました。
このイヤな1年を吹っ切るにふさわしい、そして私の52歳の年を締め括るにふさわしい演奏でした。
混声合唱団の皆さん、本当にありがとうございました
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ツレがギックリ腰になりまして

2014-12-26 08:19:19 | 生老病死の倫理学
ツレがギックリ腰になりました。
50年余の人生のなかで最悪、最痛、最重度のギックリ腰だそうです。
まさかこんなことになるとは思っていませんでした。
年末旅行で松島に来ていたんです。
松島で唯一だというバリ島テイストのホテルに泊まり (そりゃまあオンリーワンでしょうねぇ)、
客室露天風呂でゆず湯を楽しんだり、



バリ島テイストというわりにはオーソドックスに和風の美味しい会席料理を、
宮城県の地酒飲み比べセットとともに楽しんだり、



朝は屋上展望風呂から日本の夜明けを楽しんだり、



強い朝の日差しのなか、再び完全に和なテイストの朝食を頂いたりしていたんです。



ところがチェックアウトまでのほんのわずかな空き時間のなか、
私がちょっと目を離している隙に激しいクシャミをした瞬間にやってしまったそうです。
今までで一番ひどいギックリ腰とはいえ、
朝のうちはそれでもイテテと言いながらも動けていたんです。
立ち上がったり座ったりという動作は腰をかばうようにそろそろと行わなければなりませんが、
一度立ってしまえばいつもより動きは鈍いものの特に不自由を感じることもなく歩いていました。
それでちょっと油断して帰りがけ仙台の街で、
のんびりとショッピングなどをしてしまったのがいけなかったのでしょう。
買い物を終え、コーヒーショップで一息ついたあと、突然容態が悪化してしまいました。
立ち上がることも、ほんの数段の階段を上ることもままならず、
何かにつかまっていないと歩くこともできないような状態に陥ってしまいました。

しばらく同じ姿勢を続けていると、そのまま固まって動けなくなってしまうようです。
自宅に帰ってきて何とか夕食を終え、早めに就寝したのですが、
深夜2時頃ふと目覚めるとツレはベッドに腰掛けた状態のまま固まっていました。
トイレに行きたくなって目が覚め、何とか起き上がることまでできたものの、
そこからまったく立ち上がることができず途方に暮れていたそうです。
椅子を持ってきてつかまり立ちさせようとしても思うように立ち上がれず、
椅子の数や向きなどいろいろ試してみてやっとのことで立つことができたと思っても、
そこから壁を伝ってじんわりじんわり亀のような歩みで寝室の隣のトイレまで進み、
用を足して戻ってきてからもベッドに横たわるのにまたものすごい試行錯誤を繰り返しました。
尿意を覚えてからさっと立ち上がってトイレに行き用をすませてベッドに戻る。
健康なときならほんの1、2分もあればすべて完了するような作業が、
痛みに耐えながら30分以上の時間を費やす大事業となってしまいました。

その間、私は何とかツレの助けになろうと思うのですが、
いかんせんこの手の仮言命法に関してはまったくの無知ですから、
どうやって支援してあげたらいいのかが皆目見当つきません。
ものすごく痛がっている傍らでただただオロオロするばかりでした。
そうこうしているうちに自分の腰までなんだか少し痛くなってきたような気がします。
これはまさに老老介護の縮図なんだなと思い知らされました。
ふだん自分が介護されることはあっても、自分がツレを介護する側に回るなんていうことは、
これまでほとんどありませんでしたし、これからもあるとはあまり想定していませんでした。
親の面倒をみる日が来ることは想像していましたが、
ツレが私より先に弱るなんて考えたこともありませんでした。
今回はただのギックリ腰ですのでいずれ回復するでしょうが、
そんな一過性のものではすまない事態もやってこないとは限りません。
今のうちからそうした事態に備えておくことの必要性を突き付けられた一夜でした。
とりあえずギックリ腰の人の介助方法くらいは調べておきたいと思います。
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嶋津武仁教授退任記念演奏会

2014-12-24 09:33:41 | 人間文化論
先日告知した福島大学管弦楽団の定期演奏会に行ってきました。
いろいろ問題が発生して開演に間に合うか危なかったんですが、
ギリギリで最初から全部聴くことができました。
(その件はまた別稿でお知らせいたします)

さて、今回の定期演奏会は嶋津武仁先生の退任記念演奏会となっていました。
当日配布されたパンフレットには嶋津先生御本人のご挨拶が記されていました。
その一部を御本人の許可を得てここに転載させていただきます。

「これまで30年、学生たちとの距離感は、時代時代で多少は異なりましたが、
 団員にとって、常に一番話しやすい教員でありたいと願ってきました。
 大学のサークルの顧問は、多くの場合そのサークルとは名前だけの、
 あるいは活動の保証人のような立場ですが、私の場合、音楽的な指導も行ってきました。
 十数回の演奏会で指揮を行いましたし、練習には月1回ぐらいは付き合おうと心掛けてきました。
 また合宿にも参加し、よくカレーを一緒に食べたことが思い出されます。
 いろんな問題、課題にも一緒に取り組んでくることができたと思います。」

小中高の先生方には信じられないかもしれないかもしれませんが、
大学のサークルの顧問ってこんなに厚い付き合い方をしたりはしません。
フツーはハンコを押すだけの付き合いです。
中にはハンコを押すだけの関わりすらもたない人もいるのです。
しかし、嶋津先生はそうではありませんでした。
だからこそ今回の演奏会は 「嶋津武仁教授退任記念」 と位置づけられることになったわけです。

今回の演奏会は前半が3曲、後半がドヴォルザークの 「新世界より」 でした。
私は 「新世界より」 しか知りませんでしたが、前半の3曲も素晴らしい演奏でした。
そのうちの1曲目が嶋津先生作曲の 「交響ラプソディー 西から、東から」 でした。
和太鼓などが使われ、旋律も和な感じの曲でしたが、
パンフレットの曲目解説では嶋津先生御本人がこのように書いていらっしゃいました。

「この作品は元々、小学生のオーケストラのために作曲したものです。あの大震災の後、福島の未来を託す子供達に、音楽を通じて、楽しく希望の持てる未来へのメッセージを送るためのものでした。
 作品は 『祈り』 から始まります。そして、徐々にこの作品の主題となる2つの福島の 『民謡』、すなわち 『会津磐梯山』 と 『相馬盆歌』 が、単独あるいは重なり合って展開します。国道で言えば、西と東に115号線で繋ぐというもので、その真ん中に 『福島市』 があります。この街はそういう位置にあります。震災後いやそれ以前から、ややもすると異なる地域感を感じさせるこれらの地域が、この震災においても、立場や環境の違いを示してきていると思うことがあります。この国道に象徴されるように、大きな災害の後に、西からそして東からと強く結びつきあい、ともに助け合い、温かく励まし合い、しっかりと協力しながら困難な時代を乗り越えなければならないのではないかと、痛切に感じております。この作品の楽天的な響きの後ろに、そんなメッセージを読み取っていただければ幸いです。」

まさにこの解説通りの未来への希望を感じさせる曲でした。
演奏終了後、嶋津先生に花束と盛大な拍手が送られました。
この写真はマナーカメラで撮ったのでほとんど嶋津先生のお姿は確認できませんが…。



私は素人なので演奏の良し悪しとかまったくわかりませんが、
この曲を含め今回の演奏はどれも素晴らしく、今までで一番心に残る演奏会でした。
嶋津先生、長い間お疲れさまでした。
そして、ありがとうございました。
これからも素敵な曲を作り続けてください。
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クルマ乗り換えました!

2014-12-22 16:31:54 | ドライブ人生論
2012年のゴールデンウィークから乗ってきたBMWですが、

いろいろとトラブル続きだったので、このたび急遽乗り換えることにいたしました。

BMWには2年半ほど乗ってきたことになるのでしょうか。

私としては珍しく短い付き合いです。

クルマは買わない主義の私ですので、

新しいのをいただけるまでけっこう長い付き合いになるのが常なのですが…。

さて、新しく手に入れたクルマはこれです。

ジャーン



トヨタのヴィッツです。

小さいクルマですね。

いちおう4ドアですが、福島で初めて乗っていた2ドアのシビックよりも小さいのではないでしょうか?

ランサーから始まってとうとうベンツ、BMWまで成り上がってきた自動車わらしべ長者の私が、

なぜこの段階でヴィッツなのでしょうか?

今さらエコに目覚めて低燃費のクルマを探したのでしょうか?

BMWがオシャカになってしまった時期にたまたまタダでもらえたのがこれだけだったのでしょうか?

それとも、とうとうクルマを買わない主義から脱却し、自分で買うことにしたのだけれど、

貯金が全然なくて自力で買うのはこれが精一杯だったのでしょうか?

さあ、シンキングタ~イム!




















申しわけありません、ウソを申し上げました。

クルマを乗り換えたわけではありません。

これは代車です。

先日発覚したエアコンが効かない問題ですが、

私も予想していたとおり、ラジエーターの冷却水漏れが原因でした。

うちのBMW、冷却水の減り方が尋常ではなく、すぐに警告灯が点いてしまうのですが、

このあいだなんて満タンにしてからほんの1週間足らずでまた警告灯が点いていました。

もう冬だし寒いからオーバーヒートなんてしないだろうとタカをくくってそのまま走っていたら、

急にエアコンが効かなくなってしまい、とてもじゃないけど寒くて乗っていられないので、

あわてて修理工場に持っていったわけです。

診てもらったところ、とにかく冷却水がダダ漏れ状態で、このまま乗っていては危ないと言われました。

とりあえず直すのに7万円ぐらいかかり、

最悪ラジエーターもいかれているようならそれも交換となるともういくらかかるかわかりません。

その修理に2週間ぐらいかかるだろうとのことで、この代車をお借りすることになったわけです。

2週間というと年末旅行時期にかかってしまいます。

どうやら今年の年末旅行はこのヴィッツで出かけなくてはならないようです。

iPodも使えないし、iPhoneカーナビも使えないし、困ったものです。

はたしてどんな旅になるやら、今からとっても心配です。
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映画ディクテーション 「光よ甦れ」

2014-12-21 09:13:45 | グローバル・エシックス
先日の 「心に太陽を持て くちびるに歌を」 で思い出したことがありました。
私、ときどき映画ディクテーションをしています。
このブログに、見た映画の記事を書くために、
DVDを何度も繰り返し見てセリフを書き取るという作業です。
で、『天空の城ラピュタ』 を見たときにも映画ディクテーションを行ったのです。
あの有名な呪文を覚えたかったからです。
短いやつじゃなくて長いほうです。
「光よ甦れ」 ってやつですね。
「心に太陽を」 からの連想で 「光よ甦れ」 を思い出してしまったわけです。

そのシーンは、おばあさんがまだ小さいシータにあの呪文を教えてあげる場面の回想シーンです。
このおばあさんですね。



大きくなって、おばあさんから教えてもらった呪文を何となく呟くとこんなことになっちゃいます。



飛行石が光を放ち始めて、ラピュタの居場所を指し示してしまうという大変な呪文です。
その呪文を教えてもらうシーンがよく聞き取れなくて何度も繰り返し見たわけです。
泣いて帰ってきたシータをおばあさんが慰めてあげるというシチュエーションです。


おばあさん
「そうだ、シータ、いいことを教えてあげよう。
 困ったときのおまじない。」

シータ
「おまじない?」

おばあさん
「そう、古~い古い秘密の言葉。
 ディーテ・ラトバリタ・ウルス
 アリアロス・バル・レトリーニャ。
 我を助けよ、光よ甦れという意味なの。」


こうして書き出してみるとほんの短いセリフですが、
なかなかよく聞き取れなくて、何度も再生してディクテーションしました。
で、その成果をラピュタ好きの人に得意気に自慢したら大笑いされてしまったのです。
呪文が間違ってるというのです。
何度も聞き返したからこれで合ってるはずだと主張したら、
そうじゃない、これが正しい呪文だと教えてくれました。

「リーテ ラトバリタ ウルス
 アリアロス バル ネトリール」

そっちこそ聞き間違えてるんじゃないかと頑強に主張し続けたんですが、
相手の方は自分でディクテーションしてそう唱えているわけではなく、
ラピュタ・ファンのあいだではこんなのは常識だとのことでした。
試しに教わったやつでネット検索してみたところ、相手の方のおっしゃる通りでした。
出だしの部分が 「リーテ」 と伸ばす場合と 「リテ」 と伸ばさないバージョンがあるくらいで、
とにかくこの呪文は相手の方の言った形でネット上に広く流布していました。
私は出だしの部分を 「ディーテ」 と、最後の部分を 「レトリーニャ」 と聞き違えていました。
教えてくれた方によると特に最後の 「ニャ」 で終わるところが笑えるとのことでした。
そんなカッチョ悪い呪文があるわけない、と。

たしかに、のちにシータが思い出しながら呪文を呟くシーンを見てみると、
最後はほとんど 「ニャ」 には聞こえないんですが、
おばあさんはたしかに 「ニャ」 と言っているように聞こえたんだけどなあ。
ああ、悔しい。
まあ昔からディクテーションは苦手でよく聞き間違いはしていたんですが、
よりによってこんなところで恥をさらすとは…。
あの長い呪文を自力で聞き取ろうなんて思わなければよかった。
ネットの時代なんだから最初からネット検索するべきでした。
自分が情弱 (情報弱者) であることを思い知らされた事件でした。
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心に太陽を持て くちびるに歌を♪

2014-12-18 13:36:32 | 人間文化論
衆院選のショックでしばらくブログ更新をお休みしてました。

傷心で小心者のまさおさまです。

皆さま、お久しぶりです。

まともに文章を書く気にまったくなれずにいるのですが、

「文化創造論」 を履修している学生さんからイベント情報を仕入れたので、

リハビリを兼ねて告知させていただきます。

福島大学混声合唱団の定期演奏会が12月27日 (土) に開催されるそうです。

12月27日と言えば私の52歳最後の日じゃありませんか (プレバースデー)。

今年は今のところ誰からも誘われず、そのあたりは1人寂しく過ごしているはずですので、

1人寂しく合唱でも聴きに行こうかと思います



演奏会のサブタイトルが奮っています。

「心に太陽を持て くちびるに歌を」 だそうです。

『茶色の朝』 に打ちひしがれ何も信じられずにいる私に、

かすかな希望を投げかけてくれるフレーズです。

はたしてこの演奏会を聴きに行くと心に太陽が戻ってくるのでしょうか?

全日本合唱コンクール全国大会で銀賞を獲得した腕前に期待したいと思います。
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アンチ巨人選挙

2014-12-14 23:29:10 | グローバル・エシックス
私は子どもの頃ずっと巨人ファンでした。
テレビでは巨人戦しか放映されていないし、マンガやアニメの主人公もみんな巨人選手ですから、
批判能力のない子どもが巨人ファンになってしまうのはいたしかたのないことでした。
しかし、中学生ぐらいになりだんだん自分でものを考えられるようになってきて、
巨人のあくどいやり口に幻滅し、中3のときに私はアンチ巨人に転ずることになりました。

そのシーズン (1976年)、私はアンチ巨人ファンとして野球観戦しました。
巨人が負けるところを見て喜ぶという屈折した見方です。
1年間これを続けましたが、これはひじょうに人間の自然な心情に反した試みでした。
はじめのうちはその邪悪な喜びに浸っていましたが、
ただ巨人が負けるのを心待ちにするというのは何ともネガティブで面白みのない生活でした。

困った私はただのアンチではなくどこかを積極的に好きにならなければいけないと思い、
何でもいいので何かどこかのチームを好きになる理由はないものかと考えあぐねました。
一番手っ取り早いのは地元球団というやつでしょうが、
当時はまだ横浜ベイスターズは存在していなかったのです。
そこで思いついたのが、当時好きだったアニメ 『巨人の星』 で、
唯一巨人以外に所属していて好きだったキャラクター花形満でした。
そこで翌年1977年からは花形が所属していた阪神タイガースを応援することにし、
やっと心の平安を得たのでした。
ちなみに、その年の秋からスタートした 『新・巨人の星』 で、
花形満はヤクルトスワローズにテスト生として入団してしまったので、
翌シーズン (1978年) から私は選手名を1人も知らなかったスワローズのファンに移籍します。
(その年スワローズは初優勝しますが、広岡監督の名前しか知らない私はあまり喜べませんでした。)
それ以来ずっと私はヤクルトスワローズのファンとして生きています。

さて、プロ野球であればそんなふうにテキトーにどこを応援するか決めることができますが、
政治に関してはなかなかそうはいきません。
昔から私の政治信条にぴったり合う政党はどこにも見当たりませんでした。
そのときどきの争点に合わせて、一番近い政党を選ぶという形で投票していました。
そんななかで何が争点になろうと一貫してまったく投票しようとは思えない政党もいくつかありました。
どう考えてもそれらの政党が進めようとしている政策は日本が採るべき道とは思えなかったのです。
これまではどっちみちそれらの政党には投票しないわけですし、
それ以外の比較的自分の信条に近い政党に投票し、ほぼ大概は死票となってそれで終わりでした。

ところがここ数年は意図的にアンチ選挙という投票行動を取るようになりました。
放っておくと私の信条とは正反対の方向に進んでいこうとする政党が勢いを増してしまったので、
それらの政党が勝たないようにする、あるいはせめてそれらの政党が大勝しないようにする、
というのが私にとっての喫緊の課題となっていったのです。
そして今回の選挙でした。
今回はまさにアンチ巨人選挙でした。
それはまったくもってネガティブで面白みのない選挙ですが、他に選択肢はありません。
何としても自由と民主主義を打ち捨ててしまう結果は避けたいものでした。
しかしながら、当初の下馬評通りほとんど勝ち目のない戦いでした。
なんだかなあ。
やっぱり自分が心から積極的に投票できるような政党ができてほしいものです。
そういう党が国民の票を集められるような世の中になってくれるといいのですが、
批判能力のないお子様の集まった国では、そんなのは夢のまた夢なんだろうなあ。

P.S.
特に支持しているわけではないけれど、なぜか結果的に私の政治信条に一番近いある政党は、
これまでも今回も、けっしてアンチ選挙という手法に乗ってくれません。
彼らが方針を変えてくれたら今回の選挙の結果もガラッと変わっていたはずですが、
戦前から彼らは一貫して大同団結の方向性を固辞し、
そのため結果的に歴史を彼ら望むのとは正反対の方向に向かわせることを後押ししてきました。
それが悪いとは言いませんが、選挙制度が小選挙区制に変わって以降、
それまでの戦い方とは違う戦い方があるのではないかとグチを言いたくもなるのでした。
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これで見納め、自由で民主的な日本?

2014-12-13 21:17:55 | グローバル・エシックス
明日は衆議院総選挙です。

これまでも選挙に期待したことは一度もありませんでしたが、

今度の選挙ほど暗澹たる気持ちにさせられる選挙はありませんでした。

まだ結果はわからないのですから今から落胆する必要はないのでしょうが、

どの報道でも最悪の結果が予想されています。

明日の深夜までには大勢は決しているでしょう。

自民党が憲法改悪に必要な議席数を奪取するなんていう事態を想像すると背筋の凍る思いがします。

今日は町のなかを歩きながら、これで自由で民主的な日本の見納めかもしれないと考えていました。

明日の深夜からすぐにゲシュタポが街中を闊歩するなんていうことはないのかもしれませんが、

ヘイトスピーチの人たちが勢いづいてコリアンタウンに雪崩れ込む絵面は容易に思い浮かびます。

憲法9条をもつ国に生まれたことを誇りに思っていたのに…。

憲法の前文に謳われた理想を心底希求していたのに…。

自由も民主主義も日本人には荷が重すぎたのでしょうか?

ワイマール憲法下のドイツ人たちと同じく、

日本人は自らの選択によってせっかくの自由と民主主義を投げ捨ててしまうのでしょうか?

あと24時間も残されていません。

本当に歴史の瀬戸際に立たされていることを実感しています。

今ならまだ食い止められるはず。

でももう本当に次はないかもしれません。

日本人がどんな選択をするのか、震えながら見守りたいと思います。

日本を、日本人を信じたいです。

日本が、日本人が賢い選択をしてくれることを心から祈っています。
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第55回福島大学創作ダンス発表会

2014-12-12 18:46:46 | ダンス・ダンス・ダンス
昨日のオケのコンサートに続き、もう一つイベント告知です。

オケのコンサートの前日に、福島大学創作ダンス発表会があります。

一昨年、「文化創造論」 のなかでこの会のことを教えてもらって見に行って、

とても面白かったので、去年も告知させていただきました。

福島大学ダンス研究室が主催で、福島大学ダンス受講生が出演するので、

比較的小さめのイベントを想像していましたが、

スポーツ・芸術創造専攻のスポ科の人たちが1年から4年までほとんど出演するので、

けっこうな規模のイベントです。

ふだんは真面目に陸上競技や球技などに取り組んでいる学生たちが、

総出でダンスに取り組んでいますので、その姿を見ているだけで笑えてきます。

ぎすぎすした年末、クリスマスシーズンをお過ごしの方にピッタリのイベントですので、

ぜひご覧になってみてください。

ちなみに、私は今年も残念ながら先約がすでに入っていて見に行くことができません。

どなたか私の代わりに彼らの勇姿を見届けてあげてください。


第55回福島大学創作ダンス発表会

日 時 : 12月21日 (日) 午後2時開演 (1時30分開場)

会 場 : 福島テルサ

出 演 : 福島大学ダンス受講生、他

主 催 : 福島大学ダンス研究室

入場料 : 無料

テーマ : The Innovative Movement ~今、変革の時~
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福島大学管弦楽団第43回定期演奏会

2014-12-11 14:30:09 | 人間文化論
「文化創造論」 での 「異文化交流プレゼン」 は先週で無事全チーム終了しました。

最終日のオーケストラチームが最後に告知していましたが、

12月22日 (月) に福大オケの定期演奏会が開催されます。



この画像、オケのブログから持ってきたんですが、これってコンピュータリテラシーが低いですよね。

たしかサマーコンサートのポスター画像もこんな感じでした。

誰かがポスターを手で持ってそれを撮影しその写真画像を貼るというやり方です。

ホームページやブログでこんなポスター掲示の仕方見たことないですよね。

フツーはポスターのPdfファイルそのものを貼り付けたりするものです。

なんだかなあ。

今どきの大学生がこんなことでいいんでしょうか?

私は日頃から、まず学校で学ぶべきは 「生きる力」 であり、

「生きる力」、あるいは最近流行りの 「社会人基礎能力」 という観点からするならば、

主要5教科よりも技能4教科のほうがその育成に直接的に役立っている、

したがって美術や音楽の成績のいい人のほうが社会に出てすぐ活躍できる人が多い、

と主張しているのですが、これじゃあちょっとその主張の根拠が怪しくなってしまいます。

何とかしてくれ、福大オケの皆さん。

とまあ、それはさておき。

12月22日、定期演奏会です。

平日ですが、もう授業は終わってるはずですから、

特に 「文化創造論」 を履修している人たちはぜひ聴きに行ってあげましょう。

しかも今回の演奏会は顧問である嶋津武仁先生の退任祈念のコンサートでもあるようです。

現代作曲家としても名高い嶋津先生の曲も演奏されるようなので、

私もぜひ聴きに行ってみたいと思っています。

サマーコンサートも去年の定期演奏会も行けなかったので、

今年は何としても聴きたいものですね。

オケの皆さん、がんばってください
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未完の To Do リスト

2014-12-09 23:24:33 | お仕事のオキテ
「師走の To Do リスト」 のなかでタイヤ交換はギリギリすませましたし、
てつカフェ会場も3月の特別編までほぼ決まりました (詳しくは近いうちに大公表いたします)。
この勢いに乗ってあれもやってしまおうと思い連絡を取ってみました。
あれというのはあれです。
愛車のエアバッグのリコールです。

BMWのディーラーは福島県内にはいわきと郡山にあるようで、
郡山のディーラーに電話してみました。
年内のいつに行けるか相談しようと思っていたのですが、
聞いてみたところ替えの部品が品薄状態で、年内はおろか年明けにも入荷するかどうか怪しく、
下手すると春頃になってしまうかもしれないとのことでした。
というわけで、とりあえず登録だけしておいてあとは先方からの連絡待ちということになりました。
まあ部品がないんじゃしかたありません。

ただ、リコール対象になっているくらいですから、
連絡が来るまでのあいだ乗っていて大丈夫なんでしょうか?
めったに助手席に人を乗せたりすることはありませんが、年末年始は若干そういう機会も増えます。
ちょっと心配なのでいちおう聞いてみました、乗り続けていても大丈夫なんですか、と。
すると係の女性はこんなふうに答えてくれました。
BMWのクルマではまだ事故の報告は1件もありません。
今回もリコールというほどの案件ではなく、一段下のサービス点検でもよかったんですが、
いちおう念のため予防的な意味でリコールにさせていただきました、とのことでした。
なるほど、安全を期しての予防策だったんですね。
企業としてはリスク - ベネフィット分析に基づいた優れた判断です。

あるいは、どうせ下請け会社であるタカタに損失は全部押しつけられるんだから、
ここは美味しいとこ取りしておこうという親会社としての思惑もあったのかもしれません。
「科学技術と環境の倫理学」 の授業でケーススタディとして挙げた、
NASAとモートン・サイオコール社の関係が思い出されて、ちょっと切ない気分にもなりました。
が、とりあえず先方から連絡があるまではこのまま乗り続けてみたいと思います。
と、安心していたところ、今日ネットでこんなニュースを見つけてしまいました。

解体でエアバッグ破裂、副社長「運転中なら…」- 読売新聞(2014年12月9日10時33分)

これ読むとやっぱりちょっと不安になってきてしまいますね。
とりあえずエアバッグが稼働しなくてすむような安全運転を心がけたいと思います。

さて、こんな調子で気の進まなかった 「師走の To Do リスト」 を順調に消化して、
これで気持ちよく年始を迎えられるのかと一瞬うれしくなってしまいましたが、
まだまだ 「師走の To Do リスト」 は増殖していくのでした。
というかこのあいだまだリストアップが完全ではなかったと言うべきか?
まず、白河と郡山の看護学校の成績評価をしなければなりません。
これらは11月末が締切だったはずです。
さらに年賀状のことを忘れていましたし、新年会の手配もしなければいけないんでした。
そして、年度内にはずっと引きずっている大きな仕事も片づけなければなりません。
そうこうしているうちにうちのBMW、エアコンがまったく効かなくなってしまいました。
年末の温泉旅行前にこれも修理しておかなければなりません。
なんだかなあ
まだまだ気を抜いて忘年会を楽しんでいる場合ではないようです。
今年は年末年始を返上でやるべきことをこなしていきたいと思います。


P.S.
上記のニュース記事、そのうち見られなくなってしまうかもしれないので、
以下に貼り付けておきます。

解体でエアバッグ破裂、副社長「運転中なら…」 - 読売新聞(2014年12月9日10時33分)

 自動車部品大手タカタ製エアバッグの欠陥問題で、廃車を解体する際にエアバッグの破裂を確認した岐阜市の自動車解体工場運営会社「近松商会」が8日、読売新聞の取材に応じた。
 同工場での破裂が、トヨタ自動車のリコールのきっかけとなっており、同商会の近松伸浩副社長(43)は「運転中なら車内の人が大けがをしていた」と破裂のすさまじさを語った。
 日本のリコール制度は、原則として原因が判明した段階で届け出るが、トヨタ自動車は4日、同工場での破裂などを受け、「日本では極めて異例」(国土交通省)という予防的な「調査リコール」に踏み切った。
 近松副社長によると、11月6日午後3時頃、同商会が運営する岐阜県関市の「廃車ドットコム岐阜」武芸川工場で、トヨタ自動車の「WiLLサイファ」の助手席用エアバッグを作動させた瞬間、「パーン」という甲高い音が工場中に響き渡った。
 フロントガラスはクモの巣状に砕け、車内には部品が飛び散った。エアバッグを膨らませるインフレーター(ガス発生装置)が破裂し、車内に転がっていた。部品は大きいもので約20センチもあった。
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高度情報社会の恩恵

2014-12-08 15:25:41 | お仕事のオキテ
今日は 「公民科授業研究」 の授業があり、

学生のひとりが高度情報社会を取り上げた授業のマイクロティーチングをしてくれました。

その模擬授業のなかでは高度情報社会の恩恵と問題点について考えさせていましたが、

私もつい最近、高度情報社会の恩恵を感じたことがありました。

毎年この時期になると教務課から正規試験や補講に関する問い合わせが来ます。

ある時期からエクセルファイルで提出する形式になったんですが、

試験を行う授業も行わない授業も含めて、

自分が担当している科目すべてについて報告しなければなりません。

それを全部打ち込むのはけっこう面倒な仕事だったわけです。

これに限らず、高度情報化が進展するにつれて提出書類が山のように増え、

なんか忙しくなる一方でいっこうにその恩恵が感じられないなと思っていたのです、長い間。

ところが1、2年前からこのエクセルファイルがものすごい進化を遂げました。

まあ、こんな提出用ファイルが届けられるわけです。



昔だったらこれに全部、担当科目を打ち込まなければいけなかったわけですが、

左上の部分をアップにしてみましょう。



こんな入力欄があります。

「LC」 というのは 「Live Campus」 という本学の教務情報システムのことです。

そのログインIDか自分の氏名を打ち込むと、なんと



ジャーン

「Live Campus」 と連動していて自動的に私の担当科目が全部入力されるのです。

どういう仕組みでこんな魔法が可能になるのかまったくわかりませんが、

これはめちゃくちゃ便利です。

これを知ってしまうと今までの苦労は何だったんだろうと思えてきます。

まあ高度情報社会というのならこれくらいできて当然と言えるのかもしれませんが、

今まではこれができなかったわけですからね。

まだまだ提出書類のほとんどはこのレベルの便利さに達しておらず、

自己評価の時期など似たような業績一覧を書式の違うファイルに何度も入力させられたりしますが、

これから先、少しずつ高度情報社会の名に恥じないような、

真の意味で便利な社会に発展していってもらいたいものです。
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