まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

Q.生活をしていてテンションが上がることは何ですか?

2018-05-17 12:37:36 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
なんとかブログ再開してみたものの、やはり日々の仕事に追われて、

なかなかブログを書くヒマはもてないものですね。

看護学校でいただいた質問にもほんの2、3問お答えしたところで、

再び沈黙の時代に突入してしまっていました。

本当に申しわけありません。

今日もそんなにブログを書いているヒマがあるわけではないのですが、

皆さんから完全に忘れ去られてしまわないうちに、

ほんの少しだけでも書き込んでおきたいと思います。

さて、今回の質問は正確には次のように問われていました。

「Q.衝撃があったとしても取り乱さずいつも冷静かつクールに見えますが、

   生活をしていてテンションが上がることは何ですか?」

この質問をいただいた時点でまだ初対面も初対面、

1コマ終わったか終わっていなかったかの頃だったと思うのですが、

もうすでに私のこと見抜かれてしまっていましたね。

そんなにクールに見えますか?

光栄です。

常にクールな人間でありたいと思っています。

ですので、テンションが上がるということもそれほどありません。

よく 「安定した人」、「何があっても動じない人」 とか言われたりします。

そう言われるのはイヤじゃありません。

ていうか好きです。

そういう人に私はなりたい。

それはたぶんいいことだと思うのですが、

その一方で私の人生において 「テンションが上がる」 みたいな、

何らかの高揚感に包まれることもほとんどありません。

ホント、何があっても泰然自若、冷静沈着にどんな問題にも対峙しています。

おそらくそれを苦々しく思っている人も少なくないのでしょうね。

でも私としてはそれ以外の問題との向き合い方はできず、

淡々とすべての問題をクリアしていくしかないのです。

というわけでテンションが上がることはほとんどないのですが、

先日、ああ自分は今テンション上がっているよなあと思うことがありました。

というわけで今回の質問に対してはこのようにお答えすることにいたします。


A.次の食事がカレーライスだと決めたときやわかったときだけは、

  無性にテンションが上がってしまいます!



こんなに冷静沈着な人間がカレーライスでテンションが上がっちゃうなんて、

なんてチョロいんだろうと思わざるをえないところはありますが、

でも自然と上がっちゃうのだからどうしようもありません。

それくらいカレーライスは最強です。

自分で作るカレーもいいし、人が作ってくれるカレーも最高です。

たまに食べる専門店のカレーもいいし、

CoCo壱番屋みたいなチェーン店のカレーでもOKです。

想像しているだけでテンション上がってきました。

ああ、カレー食べたいなあ

本日の夕食は…

2017-02-09 22:29:36 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
なんか今日はヘトヘトに疲れました。

なので食事を作る気にもなれなかったのですが、

しばらく前から残っていた食材を食べてしまわなきゃなあと思い、

ささっととんでもなくジャンキーな食卓にしてみました。



これが本日のディナーの全貌です。

メインの肉料理にソーセージ、主食は厚揚げ。



そして栄養バランスを考えて野菜はポテトチップ。



ポテチは買い置きなかったよなあと思っていたら、棚の奥のほうから発掘されました。

どれもビールに合いますが、ジャンキーなことこの上ありません。

しかも、これらにはすべて問題があります。

拡大して見てみましょう。



まあ、これらは前から冷蔵庫にあったよなあと思っていましたが、

もうこんなに賞味期限を過ぎてしまっていましたか。

今日って何日でしたっけ?

厚揚げは1週間前、ソーセージは2週間以上前に賞味期限が切れていますね。

それよりもビックリしたのはポテチにも賞味期限があるんだってことでした。



たしかにこのポテチ、食材庫の奥のほうから発掘されましたが、

こんなに前に製造されて、1ヶ月前に賞味期限が切れていたとは!

今日は疲れ切っていてよかったです。

何かちゃんと作るだけの元気があったら、これらはまだお蔵入りしたままでした。

すべて美味しくたいらげましたが、今のところまだお腹が痛くなったりはしていません。

明日もしも私が大学に姿を見せないようだったら、どなたか自宅まで私の安否をたずねに来てください。

よろしくお願いいたします。

おかわり農園のお米だあっ!

2016-12-19 21:37:39 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
本日、K済K営学類の小山良太先生から 「おかわり農園米」 というタイトルのメールが届きました。

「おかわり農園の小山@経済です。

 本日12/19より3日間
 大学生協食堂及び弁当のお米が
 福大生の作ったおかわり農園の米にになります。

 特別栽培米、特Aのコシヒカリの新米です。
 食味、味度、全袋、等級検査を学生主体でやって参りました。

 本年ふくしまかわまた米コンテストでは残念ながら60位でしたが
 昨年より美味しいお米になっております。

 また米コンテスト入賞米と合わせて販売も致しております。
 2合300円とお求め安くなっておりますので
 是非よろしくお願いいたします。」

小山さんといえば 『美味しんぼ』 にも登場する福大の超有名人です。

その小山さんが研究・教育の一環として取り組んでいるのが 「おかわり農園」 です。

「おかわり農園」 に関して詳しくはウェブサイト (こちら) か PDFファイル (こちら) をご覧ください。

その 「おかわり農園」 の新米が食べられるというので、さっそく生協食堂に行ってみました。



おお、たしかに売ってます、売ってます。

生協でライスを頼むのは本当に久しぶりのことです。

スーパー糖質制限をやめたあとも、昼食を生協食堂で食べるときは基本ライス抜きにしています。

糖質制限の食事に慣れてしまうと、おかずだけで十分お腹いっぱいになることがわかって、

ライスも頼むと食べ過ぎになってしまうのですね。

夜は大好きな麺類を食べたいので、昼の米は抜くというのがこのところの定番になっているわけです。

というわけで生協食堂でライスを頼むのは本当に何ヶ月かぶりとなります。

今日は特別の解禁ということで、小ライスを頼んでみました。

せっかくのライス解禁ですので、大好物であるカレーライスにしようかなと思っていましたが、

見てみたら今日はスープカレーがメニューにあったので、スープカレー&ライスにいたしました。



スープカレーは今年初めてレパートリーに加わった久々のヒット商品です。

北海道で本場のスープカレーを食べて以来、スープカレーに対する偏見がなくなっていましたが、

そうしたらなんの偶然かいきなり大学生協がスープカレーを提供するようになって、

これがけっこう辛くて美味しいのです。

レギュラーメニューではないのですが、見かけるたんびについこれをチョイスしてしまうくらい、

このところの定番メニューに加わっておりました。

ふだんはライス抜きでただのスープというか、スンドゥブ的に主食スープとしていただいておりますが、

今日は満を持して 「おかわり農園」 ライスとともにいただきます。

食べてみた感想ですが、あまりにも長らく生協でライスを食べていなかったので、

いつものご飯と比べてみることはできませんでした。

でも、最初は白飯だけでいただいてみましたが、フツーに美味しいと思います。

で、その後はスープカレーにひたして食べていましたので、

もうお米の味もへったくれもないという感じになってしまいました。

スープカレー&ライス、とても美味しゅうございました。

どなたかふだんから生協のライスを食している方、食レポお願いいたします。

ぜひ福大生が作った 「おかわり農園」 ライス、お試しください

みんなが刻んで入れるから10月7日は◯◯◯◯記念日(T_T)

2016-10-08 17:00:18 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
昨日は郡山と白河に出稼ぎでした。

朝は郡山に着いたらいつものようにスタバに寄り、

珍しくお腹が空いていたのでエッグサンドも頼んでみたら、

お会計でショートの珈琲は300円くらいのはずなのに、

合計金額が800円近くもしたのでひどくビックリしまいました。

ここのサンドイッチ、たった1つで440円もするんですね。

商品の裏にはちっちゃく書いてあったけど、

買う前にわかるように料金表示はされていなかったような気がします。

金額を聞いてからじゃあやめますと言えるほどの度胸はなかったのでそのまま購入しました。

そして、こんなに高いんだからよっぽど美味しいんだろうと、

相当ハードルが上がった状態でパクついてみたところ、オーマイゴッド

口中に広がる予期せぬ異臭

なんとこうでした



衝撃を受けてその場で解体してしまった後に撮影したのでわかりにくいかもしれませんが、

小さく刻んだキュウリがどっちゃり入ってました(>_<)。

袋の外からざっと見てキュウリは入っていないなと判断してしまい、

いつものように原材料表示を入念にチェックすることを怠っていました。

サンドイッチに入れる場合フツーは輪切りのキュウリですから、

だいたい目視だけで確認できるんですよねえ。

まさかここまで細かく刻んで卵マヨネーズソースのなかに隠蔽するなんていう、

そんな悪辣な業者が存在するとは思ってもいなかったのでまんまと騙されてしまいました。

まあ、エッグサンドにキュウリは付きものなんですから、細かいチェックを怠った私が悪いんですが…。

キュウリを撤去してでも食うべきか食わざるべきか、それが問題でしたが、

440円もしたので何とか鼻をつまんでキュウリ臭に耐えながら珈琲で流し込みつついただきました

朝から縁起が悪いなあと思いながら、郡山での授業は無事に終え白河に移動しました。

白河の看護学校では、厚生総合病院の展望レストランで昼食をいただくことができます。

毎回、数種類のランチがあっていろいろなメニューを楽しめるのですが、

そろそろ白河での非常勤も終盤に近づいてきて、

だいたいどのメニューも食べたことあるなあという感じになっていました。

そのなかで今までで初めて見かけたメニューがひとつだけラインナップされていました。

バラチラシ定食です。

ちらし寿司ですか。

なかなかいいかもしれません。

ただしちらし寿司には必ずキュウリが載ってますよね。

朝、あんな事件があったばかりですからちょっとナーバスになっています。

しかし、ちらし寿司に入れるキュウリはそれこそ輪切りのはずです。

(丸く切っていくやつじゃなくてちょっと斜めに楕円に切っていくやつ、あれは輪切りでいいんですか?)

あれだったら撤去作業は簡単です。

冷やし中華のときの千切りキュウリなんかよりも作業は楽チンです。

一瞬、オーダーのときにキュウリは入っていますかと聞いたり、

キュウリを抜いてもらえますかと頼んでみたりしようかなとも考えましたが、

まあ、輪切りのキュウリを取り除くくらい自分でもできますので、

何も言わずにバラチラシ定食を頼みました。

それにしてもついていない日というのはとことんついていないもんなんですね。

出てきたバラチラシ定食を見て息が止まりました。



ガビーン

こんなちらし寿司は見たことありません。

私のイメージではちらし寿司というのは、にぎり寿司の上に乗るような切り身の刺身が、

丼の酢飯の上に所狭しと並べられているという感じなんですが、

こういうちらし寿司って皆さん見たことありますか?

ネギトロのときのマグロのすき身で全体が覆われています。

写真ではわかりにくいかもしれませんが、

イカや白身魚の小さな角切りがそのなかに埋め込まれています。

ま、それはいいのですが、それに加えてこのみじん切りのキュウリの山

これは新しいなあ。

ネギトロのなかに満遍なく大量に混ぜ入れられています。

酷すぎる

極悪にもほどがある

仕方ないので撤去作業しましたよ。

いやもう出てくる、出てくる。

いくら撤去しても先が見えません。

食べ始めるまでに10分近くかかってしまいました。

これが最後の1個。



これで撤去作業終了です。

こちらがキュウリ抜きのネギトロチラシ丼となります。



ん? 待てよ。

拡大してよーく見てみましょう。



危ない、危ない。

ありえなく小さいひとかけらがまだ残っていました。

キュウリセンサーの私の目をごまかすことはできません。

これで本当に作業終了です。



ようやく浄化されたネギトロチラシ丼と撤去されたキュウリたち。

目の毒ですがキュウリの量を確かめるためにアップにしてみましょうか。



こんなに入っていました。

ネギトロもだいぶ廃棄されてしまっていますが、キュウリと接触していたのですから仕方ありません。

もちろん入念に撤去したとは言っても全体にこびりついたキュウリ臭は如何ともしようがありません。

いつもよりも多めに醤油をかけ、一口ごとにガリで口内を消毒しながら何とか食べ終えました。

私はこの不運かつ不幸な日を一生忘れることはないでしょう。

しかし、私の不幸はすべてを不運に帰すことできず、自分の不注意や確認不足に負うところ大です。

この日の戒めを忘れることのないよう、この教訓を歌にして残しておきたいと思います。

みんなが刻んで入れるから10月7日はキュウリ記念日

北海道・飽食の旅

2016-08-26 19:00:22 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
今回の旅はすすきのに来たわけではなくて、あくまでも北海道教育大学に出張に来たわけです。

素敵な大学でした。

ちょっと札幌駅から遠いですけどね。

札幌からJR札沼線で9駅、約30分であいの里教育大という駅に着くんですが、

その駅は名前のわりに大学からはまだ遠くて、そこからさらにバスで6個先の停留所です。

歩くと20分だから、歩いて歩けないわけではないですが、

そうしてやっと北海道教育大学札幌校に着きます。



昨日は天気もよくて、校舎が青空に映えて見えました。

ここでこんな学会に出てきたわけです。



この手の学会に出たのは久しぶりですが、とても面白い話をたくさん聞けました。

その話はまたいずれ報告するとして、昨日のお昼は大学前の 「貴州」 というラーメン屋さんに入り、

ベタにサッポロ味噌ラーメンをいただきました。



もやしが得意でない私はめったに味噌ラーメンなんて頼まないんですが、

郷に入りては郷に従えということで、思い切って挑戦です。

たまに麺よりももやしのほうが多いんじゃないかという味噌ラーメンに当たることがありますが、

こちらのもやしは控えめだったので、私でも完食できる程度でよかったです。

学会後の情報交換会は学内の生協ではなく、みんなでバスで移動して、

シャトレーゼ ガトーキングダムサッポロというものすごくバカでかい複合施設での開催でした。

会場の建物の外にはこんなウォータースライダーまであるのです。



情報交換会の会場も立派で、たぶん週末なら結婚披露宴とかに使われるような部屋でしょう。



会のなかでは北教大の学生さんたちによるよさこいなんかも披露され、大変盛り上がりました。



その盛り上がりのまま初対面の人たちも含む8名で二次会に突入です。

地元の人がいなかったのでお店探しに手間取りましたが、

ふらふら探し回って素敵なお店を見つけました。



「BRITISH PUB DARWIN」 です。

ドアの向こうに見えていますが、店内ではジャスの生演奏が行われていました。



でも私たちは店内には入らないで、

(というか店内は狭くて8名も入れる余地はありませんでした)

店の外に置かれたテーブルで宴会となりました。



外で飲むにはちょうどいい気候で、連夜のオープンエア飲みを楽しみました。

こういう店ではやはり黒ビールが最高ですね。

ここでどれくらい飲んでいたでしょうか、みんなベロベロに酔いまくって、

これ以上飲んでたら翌日の学会に差し支えると誰かの良心が声を上げてやっと解散となりました。

しかし、私の良心はとっくに崩壊していたらしく、

もう12時を回っていたというのに前日のあのお店に再訪してしまいました。

だって店の前を通りかかったら美味しそうに焼いてるんだもん。



前日はジンギスカンでお腹いっぱいでオリーブしか食べなかったから、

どうしても肉バルのお肉を食べてみたかったのでした。

とはいえ、BRITISH PUB でフィッシュ&チップスとか食べてましたから、

Tボーンステーキとかにはせず、控えめに串焼きで我慢しておきました。



赤ワインと最高のマリアージュです

けっきょくここにどれくらいいたんでしょうか?

ワインも串焼きもおかわりしてしまったような記憶があります。

そして、朝気づいたんですが、スマホのなかにこんな写真が残っていました。



ん?

これは何?

肉バルのあとの時間が刻印されてこんな写真が1枚だけ記録されているのですが、何なんでしょう?

テーブルの感じとメニューからして肉バルとは別の店のようですが、

さらに私はどこかに行ったんですか?

ちょっとコワイな。

誰か教えてください。

そして今日。

最後は完全に記憶を失って、どうやってあのホテルに戻ったのかまったくわからないのですが、

朝はちゃんとあのカプセルのなかで目覚めました。

目覚まし時計とかも何もかけていませんでしたが、

お風呂に入ってから出かけるのにちょうどいいくらいの時間に起きられたので、

我ながら自分の老人力に脱帽です。

さすがにお酒は脱けていなかったし、睡眠不足もハンパない感じでしたが、

とにかく予定通りの時間に北教大に着くことができました。

最終日のランチはスープカレーにしてみました。

私が北海道に来ていることを知って、札幌に詳しい昔の教え子さんが、

いろいろオススメの店を教えてくれていたのですが、中でもイチオシというお店をチョイスしました。

「奥芝商店」 さんです。



カレー屋さんらしくない名前ですが有名店らしく、大行列でした。



もうこうなったら乗りかかった船ですので、

じっくり並んで本場のスープカレーをいただくことにしました。

たくさんの魅力的なメニューの中からこれをセレクト。



お店オススメの宗谷黒牛100%鉄板焼きペッパーおくしバーグカリ〜。

スープは海老出汁と鶏出汁から選べ、私のふだんの好みとしては鶏出汁ですが、

こちらの売りは海老スープだそうなので素直にそちらをチョイスしました。

辛さは8。

ほどよい辛さでした。

そして今。

新千歳空港でフライト待ちです。

新千歳空港はむちゃくちゃ大きくていろんな施設があって驚きましたが、

それはまた別に報告するとして、たくさんのお店のなかから、

「北海道料理」 という謳い文句に惹かれて 「海老善」 というお店に入りました。

海老がイチオシのようでしたが、私の選んだのはこれ。



北海道の旅を締め括る料理はうに・いくら合乗丼というものにしてみました。

ふーっ、北海道満喫したあ

もう食べられません。

朝体重測ったら67.1kgでした。

これだけ飽食しまくったのだから当然の報いです。

福島に帰ったらまた糖質制限しないといけないな

北海道、札幌、すすきの、ありがとう

I Shall Be Back

初体験すすきのナイト

2016-08-25 12:31:08 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
カプセルホテルでひとっ風呂浴びたあと、満を持してすすきのの街に繰り出しました。

街中を歩いて気づくのはこういう店名です。



6.4店?

パソコンソフトのバージョン表記じゃないんですから、小数点以下があるっておかしくないですか?

それともハリポタファンで、キングズ・クロス駅9と4分の3番線的な?

もちろん違います。

札幌市は京都のように住所表記が秩序立てられていて、

どこもかしこも南6条西4丁目みたいな住所ばかりなので、6.4で通じるのでしょう。

ちなみにこの 「だるま」 というジンギスカン屋さんは口コミ評価も高い有名店らしく、

街のあちこちにいろいろなバージョンのお店がありましたが、

どこも物凄い行列ができていました。

せっかく目に付いたのでやはり北海道ナイトの初陣はジンギスカンにしてみることにしましたが、

さすがにひとりで延々と行列に並んでいる気にもなれません。

街を歩いていると他にもジンギスカン屋さんはいくらでもあったので、

特に 「食べログ」 で調べてみることもなく、比較的行列の短めなこちらのお店に並んでみました。



元気のいいおばちゃんばかりでやっている気持ちのいい店です。



ヒレ肉と肩ロースを一人前ずつ。

野菜はおかわり自由です。

写すのを忘れましたが、羊肉のウィンナーもいただきました。

誰にはばかることないひとりジンギスカンですので、

タレにたっぷりニンニクと唐辛子を入れて美味しく頂戴いたしました。

食べてる姿はこんな感じです。



サッポロクラシックの生ビールもサイコーでした。

さて、夕食も食べ終わって次にどうするかですが、

すすきのの街はその名にしおう歓楽街です。

ガールズバーの店頭ではバニーちゃんがニッコリ笑って客引きしていますし、

キャバクラとかもゴマンとあって、ちょうど出勤時間絡まりだったのか、

ミニスカ、ハイヒールのオネエちゃんが大勢街を闊歩していました。

もちろん、モロそのまんまのソープランドとかも人目をはばからず林立しています。

さすがにニンニクたっぷりの夕食をすませたばかりだったので、

その手のお店に繰り出すわけにもいかず、ひとり静かに飲めるようなバー的なお店を探していたら、

大きな交差点の角でこんなお店を見つけました。



「SAPPORO BROCHETTE」 というお店です。

人が行き交う外に面したカウンターで飲食できるフレンチ串焼き肉バルだそうです。

さすがに恥ずかしかったので中の席に通してもらって飲み始めました。



しかし、せっかくこんなトンがったお店を見つけたのに、

おとなしく内飲みなんかしていてはブロガーの名がすたります。

勇気を出して外のカウンターに移動させてもらいました。

店長さんに中から記念撮影していただきました。



やはり中で飲んでるのとはまったく世界が違います。

ビアガーデンとかバーベキューで外飲みするのともまったく異なります。

フツー交差点では飲まないでしょう。

ちなみに外カウンターから店内の様子を撮った図がこちら。



満面の笑みを浮かべていらっしゃるのが店長さん。

店長さんにいろいろうかがってみたところ、

店名のSAPPOROはサッポロビールとは関係なく、

本店は大阪にあって、店長さんは大阪の方だそうです。

この店は8月にオープンしたばかりだそうです。

いろいろ話しながらも店長さんは道行く人に声をかけて来店を促していました。

地元の方々も薬屋さんの跡地にこんな斬新なお店ができたとあって、

物珍しそうに覗き込んでいかれてました。

歩行者目線で見たまさおさまはこんな感じ。



インパクトのある絵柄です。

そして自分、なんて幸せそうな笑顔だろう。

品行方正に楽しんだ初体験すすきのナイトでした

北海道クチコミツアー

2016-08-24 19:29:29 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
本日は仕事がらみの学会出張で北海道入りしました。

「仕事がらみの」 というのは、研究が私の仕事の本道だという意味ではなく、

大学の委員会のお仕事の一環として、「東北・北海道地区大学等高等・共通教育研究会」

という長ったらしい名前の学会に派遣されちゃったのです。

前後の日程も仕事で埋まっちゃってるから、ちょっと長居してバカンスを楽しむわけにもいかないし、

あきらめて一所懸命、共通教育に関する先端的な取り組みの発表を聞いてきたいと思います。

さて、台風9号の騒ぎも収まって仙台からのフライトは予定より10分も早く着くほどの快調で、

北海道は晴れ渡ったいい天気でした。

新千歳空港から札幌駅に着き、とりあえずちょっと遅めの昼食を摂ることにいたしました。

軽くお寿司でもつまみたいなあと 「食べログ」 で調べてみたところ、

こんなお店が見つかりました。



「根室花まる JRタワーステラプレイス店」

駅ビルのなかにある回転寿司です。

回転寿司であるにもかかわらず、この近辺のお寿司屋さんのランキングで2位、

口コミ3.59という高得点のお店です。

行ってみたら3時半という中途半端な時間にもかかわらず店の前には行列ができていました。

これは期待が高まります。

受付機械のインフォメーションによると15~20分待ちということでしたが、

お客さんの回転は速いようでそんなに待たされることなく入店できました。

さっそく真イカやら根室のサンマ等々を注文してガツガツいただきました。

お味はというと…、うーん、どうなんでしょう。

食べる前からちょっとハードルが上がりすぎたというか、勝手に上げすぎてたようで、

そんなに驚くほど美味しいという感じではありませんでした。

福島駅西口の 「うまか亭」 のほうが断然ウマイと思います。

ちなみにいちおう調べてみたところ、「うまか亭」 の口コミポイントは3.53でした。

なぜ負けているっと不思議に思ったんですが、お会計してみてわかりました。

「根室花まる」 さんはけっこう安いんです。

一番安いお皿が138円で、しかもこの価格帯のメニューが一番豊富で、

マヨコーンみたいななんちゃって寿司ばかりでなく、

ちゃんとした魚の載った寿司がこの金額で食べられます。

その次と次の次のお皿も200円台で、贅沢言わなければこの3種類のお皿で1食すませられます。

中でも一番美味しかったのはこれです。



本鮪のねぎとろにぎり。

これも200円台 (後半) のお皿でした。

中途半端な時間だったので本気で食べまくったわけではありませんでしたが、

たぶんどんなふうに食べても 「うまか亭」 よりは安く上がるでしょう。

そのへんが0.06の差に現れているのかなと思いました。

さて、昼飯も食べ終えたところでチェックインです。

今回は2連泊なんですが、仕事がらみということで宿の手配が後手後手に回り、

ギリギリになって予約を取ろうとしたときには、

テキトーなビジネスホテルが軒並みソールドアウトになっていました。

じゃらんで探したときにはバカ高いハイクラスホテルか、

旅館ですらない雑魚寝のゲストハウスみたいなのしか残っていませんでした。

どちらもイヤだなあと思っていてふと目に付いたのがこちらです。



「すすきの天然温泉スパ・サフロ」 です。

天然温泉付きですか

なんでこんな所が空いていたんでしょう

そのわけはこれです。



そうです。

ここはカプセルホテルだったのです。

部屋はこんな感じですね。



中から写すとこうです。



まさにカプセルホテルです。

こういうテレビもカプセルホテルには付きものですね。

でもこのテレビは使用不可だそうです。

地デジ対応するのをあきらめたみたいです。

まあいいでしょう。

こんな所でテレビを見たくありませんし、

それよりも近隣の人が大音量でテレビつけっぱなしで寝てたりして迷惑なことのほうが多いですから。

それにしても2連泊だというのになんでまさおさまはカプセルホテルなんて選んじゃったんでしょうか?

実はこちら、カプセルホテルだというのに 「じゃらん」 の口コミで総合評価4.2だったのです。

高評価のほとんどを担っているのは天然温泉の部分のようです。

実際、チェックインしてすぐ入浴させていただきましたが、とてもいい大浴場でした。



薬湯なんかもあります。



今日は高麗人参その他入り。

そしてなんといっても屋上露天風呂。



やはり露天風呂があると長湯できてサイコーです。

お風呂は係の人がこまめにチェックしていてとても清潔でした。

部屋に (カプセルのことです) Wi―Fiのサービスはありませんでしたが、

WiMAXの電波がばっちり入っているので問題ありません。

この記事もカプセルの中でヒザの上にパソコンを置いて書いています。

この狭苦しい感じ、キライじゃありません。

竹野内豊の気持ちがよくわかります。

というわけでここが今日から二晩の宿となります。

さーて、すすきのの街に繰り出すかなあ

有田で運命の出会い

2016-08-18 15:43:32 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
先月のはじめ父の23回忌で佐賀県の嬉野まで法事に行ってきました。

嬉野に帰るたびに有田に寄ってきているという話は何度か書いたことがあります (09年10年)。

数ある有田焼のなかでもうちのお気に入りは深川製磁です。

今年は17回忌 (2010年) 以来の久しぶりの有田訪問でしたので、

アウトレットに行って何か買ってやろうと楽しみにしていました。

当初思い描いていたのは楕円形の大きめなお皿でした。

うちは丸皿と角皿ばかりで奇抜な形のお皿がないため、

パーティ用にひとつ、ちょっと変わった盛り皿があってもいいかなと思っていたのです。

しかし残念ながら今回はその手のお皿との出会いはありませんでした。

たしかに深川製磁ではそもそもあまりそういう形のお皿をみかけたことはありませんし、

たとえあったとしても、それがアウトレットに出品されているとは限りません。

出会えなかったのは残念でしたが、まあそういうもんだとも思っていたのでそれほど落胆はしません。

代わりにとてもいい出会いがありました。

こういう長角皿です。



これは今まで見たことのないデザインです。

本店のほうでも目立つ場所に陳列されていましたから、新しいシリーズなのかもしれません。

本来でしたらサンマのような長めの焼き魚とかを載せたりするんでしょうか。

私としてはこれを見た瞬間に、パーティ時の各自の取り皿として使えるんじゃないかとひらめきました。

サラダやらつまみやらいくつか料理を用意すると、その品数分みんなに小皿が必要になりますが、

そんなことをしているとテーブルの上があっという間にお皿で埋め尽くされてしまいます。

そうやって何種類も小皿を配る代わりに、

これを1人に1枚あてがえばそれで全部すませてもえるのではないかと考えたのです。

たまに丸い中皿 (直径20cmくらい) をそんなふうに使ってもらったことがありましたが、

丸皿だといろんなメニューがだんだん一体化してきてしまうんです。

でもこの形の長角皿だと上手くみんなに使ってもらえるんではなかろうかと思いました。

他にもいろいろと用途はありそうですし…。

というわけでこれを3枚ずつ、計6枚買ってきました。

(うちのリビングのテーブルは6人がけなので…。)

同じデザインのものに統一して6枚ということも考えられましたが、

ちょうどアウトレットに4枚と5枚しか残ってなくて、むしろ混ぜたほうがいいだろうと判断しました。

アウトレットということで、展示品のなかから慎重に3枚ずつ選び抜きましたが、

素人が見たのではどこが正規品と違うのかマイナスポイントを見つけ出すことはできませんでした。

さすがにお皿を抱えて法要に出席するわけにもいきませんので、

買った品物は後日郵送してもらいましたが、福島に帰ってきてからモノが届くまで、

どこに収納したらいいのか途方に暮れていました。

ほとんど一目惚れのような形で買ってしまいましたので、そこまで気が回らなかったのです。

買うときにサイズを測りませんでしたが、キッチンの食器棚にギリギリ収まりきれないかもと、

現物が届くまではヒヤヒヤしていました。

届く前に考えた計画としては、先ほどの中丸皿が収まっていたスペースを活用しようと考えました。

ここです。



この上の段ですね。

ここに100均で買ってきた皿立てを設置します。



ここに中丸皿を立てて置くと、その左側にスペースが空くんですが、

そこにあれが収まってくれるんじゃないかと期待したわけです。

ただ、とても横長のお皿なので、この棚の奥行に入り切れるか気が気じゃありませんでした。

実際に届いてみて収めてみた図がこうです。



ああっ、やはり棚に収まっていませんね。

出っ張っちゃっています。

これではトビラが閉まらないでしょう。

ガックリしながら試しにトビラを閉めてみたら奇跡が起こりました。

こちらです。



おおーっ、閉まってます閉まってます。

ぴったりギリギリ閉まっています。

すりガラスの向こうに透けて見えるくらいギリギリまで来てますがちゃんと収まってくれています。

お皿が左側の銀色の部分に当たっていたらトビラはきちんと閉まらなかったでしょう。

すりガラスの部分はほんの1cmくらいちょっとへっこんでいるのです。

内側から見るとこんな感じです。



おわかりいただけますでしょうか?

ちょうどこの凹んでいる分のおかげでこの空間を含めてお皿全体が収まり、

奇跡的にきちんとトビラを閉めることができたのです。

まったく長さを測っていかなかったのにこうですよ。

何か運命的なものを感じませんか?

我が家に来るために君は生まれてきてくれたんだね。

一昨日に続いてちょっと物神崇拝的というか擬人的になっちゃってます。)

というわけで我が家での使い初めには、大好きな福島の桃を載せてあげました。



うん。

有田を代表する白と瑠璃色の上で食材の色がよく映えています。

美味しそうに見えるじゃありませんか。

さあ、このお皿を使って何を食べましょうか。

とても楽しみです。



P.S.

もう一ヶ月以上前の話をなんで今ごろ書いているんだ、と思われたかもしれません。

実はこの記事、焼き物が届いてすぐに書いていたんですが、

ある問題が発生して今までお蔵入りしていました。

本日に至ってやっと問題が解決しましたので念願のお披露目です。

1ヶ月半もどんな問題に悩まされていたのかについてはまた今度ご報告したいと思います。

その名も 「流星軒」!

2016-07-29 15:54:42 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
今年になってから発見したお店、その名も 「カレー屋 流星軒」

4号線と平和通りがぶつかる交差点より少し北上したところにある 「サンクス」 の向かいにあります。

外観はこんな感じ。



いかにも怪しい感じです。

中に入るとユニークな店長さんが気さくに話しかけてきてくれます。

何回か通って話をうかがってみたところ、御自身がマンガ、アニメやアイドルが好きなオタク系なので、

その色を存分に出しながらお店づくりをしたそうです。

こちらのカレーは基本的にチキンカレーとビーフカレーの2種類。



あとはそれにライスや肉の量のバリエーションがある感じです。

さらに辛さのバリエーションもプラス5段階用意されています。



「激辛の世界」 と銘打たれています。

とにかく辛いという評判を聞きつけたので、

辛いもの好きの私としてはこれはぜひと思い、通い始めることになったのでした。

初めてうかがったときはLV1のチキンカレーを選択してみました。



LV1で十分辛いです。

ふだん 「CoCo壱番屋」 で食べている4辛と同じか、それよりもちょっと辛いくらいではないでしょうか。

たしかに辛いですがとても美味しいです。

この頃のチキンカレーには手羽元肉が2本添えられていました。

その次に行ったときにはLV2のビーフカレーにしました。



これは辛いです。

わたし的にはもうヤバイ感じです。

先ほどのメニューには、店長もかつてはここが限界点だったと書いてありましたが、

私もここが限界点かもしれません。

その後もまだLV3より上には進んでいません。

一度ちょい辛を頼んでみましたが、逆にそれは平和すぎてあまりにももの足りませんでした。

その後、こういう選択肢もあることに気づきました。



「あきらかにルー増し」。

説明文のなかにある 「全がけになります」 の意味がはじめよくわからず、

卵とかいくつかあるトッピングを全部かけるということなのかなと思っていましたが、

そういうことではなく、とにかくルーを増量するオプションだということに何回目かに気づきました。

「全がけ」 というのは白いライスがまったく見えなくなるまでルーを全体にかけるという意味なのです。

これは素晴らしい選択肢じゃないですか。

カレーを食べていて何が悲しくなるって、

ルーが足りなくなってライスだけ余ってしまうことほど悲しいことはありません。

たとえそうならなかったとしても、途中から残りのライスとルーの比率を十分に見定めて、

ライスだけが残ってしまわないように、一口ごとにあまりルーを多用しすぎないよう、

十分に気をつけてセーブしながら食べていくのってけっこうストレスフルだったりします。

これはぜひ一度 「あきらかなルー増し」 やってみたいものです。

というわけでやってみました。



これはスゴイです

まさに 「全がけ」 です。

ルーの残量を気にする必要は一切ありません。

というよりもルーのほうが確実に多いです。

ひとすくいのスプーン上で白いライス部分を見なくてすむなんていうレベルではありません。

ライスの一粒一粒をルーの海のなかで泳がせて、

一粒一粒がすべてルーをたっぷりまとっているという状態にして最後まで食べ続けることができます。

これは画期的です。

ここに至って初めて、ウガンダ師匠の 「カレーは飲み物である」 という名言は完成し、

一般人にも通用する普遍的真理と化するのだと思います。

他のカレー屋さんでもルー増量というサービスをやっているのは知っていましたが、

今までそれを利用したことはありませんでした。

「あきらかなルー増し」 というキャッチコピーに釣られて初めて注文してみましたが、

これはあきらかな別世界へと誘 (いざな) われる体験でした。

今後は別の店でもぜひルー増量を忘れずに付け加えてみたいと思います。

なお、今の写真は最近撮ったやつですが、チキンカレーの鶏肉が手羽元から胸肉に変わっています。

メニューには 「食べ易くなりました」 と書いてあり、たしかに若干食べやすくはなりましたが、

手羽元だってしっかり煮込んであってホロホロと肉ははがれるため別に食べにくくはなかったので、

肉のしっとり感や旨味から考えると、個人的には手羽元肉に戻していただきたいものです。

さて、激辛なカレーが食べられるということでうかがってみた 「流星軒」 ですが、

今のところLV2止まりで、調子のいい日はLV2、調子の悪い日や自重したい日はLV1と、

穏健な路線をさまよっています。

いつの日かLV3やLV5に挑戦する日が来るのか、

LV5を完食すると店内に写真を掲示してもらえるそうなのですが、

はたしてそんな日が訪れるのか、お腹具合と相談しながらじっくり考えてみたいと思います。

まあLV1やLV2で十分美味しいのですからそれで満足すればいいはずなんですが、

私の心のなかの少年が 「そんなにレイドバックしてていいのか」 とけしかけてくるんですよねえ。

挑戦するべきか、自重するべきか、それが問題だっ

ああ、どうしようかなあ…

相馬2016最後の午餐

2016-07-22 13:10:01 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
昨日は相馬看護学校の 「哲学」 の授業の最終日でした。

最終回では授業全体を振り返ってもらいましたが、それはまた別にお伝えすることにして、

とりあえず、最初から波乱含みだった相馬ランチの最後を飾った店をご紹介することにしましょう。

腹痛のため昼食を抜いたり、久しぶりのお店に行ったり、いろいろあった今年度でしたが、

最終週にどこで食べるか相当悩みました。

「エンドレス」 には2回行き、2回ともハンバーグを食べましたので、

最後も 「エンドレス」 で締めて、ハンバーグ以外のものを食べるということも考えました。

いや、やはり最後は 「ふくしまや」 の頑固そばで有終の美を飾るべきでしょうか?

そう言えば、「井戸端よしお」 も今年はまだ1回しか行っていません。

うーん、どうしましょう。

看護学校でクルマを発進させた時点でまだどこに行くか決めかねたまま、

とりあえず駅のほうをめがけて走らせていました。

するとふと一軒の店が目に入ってきたのです。

こちらです。



「とんかつ大幸」 です。

駅からはちょっと離れたところ、駅と看護学校の中間地点くらいに位置するお店です。

こちらには一度もうかがったことがありません。

通り道ですのでよく目にはしていました。

特に初期の頃は行ってみたいなあと憧れていました。

糖質制限を始めてからは、当然こういうお店は定食メニューしかないでしょうから、

完全に選択肢から消え去っていました。

糖質制限ダイエットに終止符を打ってからは、定食メニューも怖くはなくなったのですが、

ただこのお店、駐車場がほとんどないのです。

店の前に3台も停めたらいっぱいで、たいてい駐車場は埋まってしまっていたのです。

というわけで 「エンドレス」 と同じ駐車場問題によりいつしか選択肢から外れていました。

ところが昨日、その前を通りかかったらクルマは2台しか停まってなくて、

1台分のスペースがあるのを発見してしまったのです。

(写真は食べ終わったあと、ちょうどお店も閉店となった時間に撮ったので駐車車両はありません。)

これは何かの啓示だろうと思い、思いきって入店してみることにしました。

中はまさに古びた定食屋さんのようなつくりです。

地元の方が何組か食事をされていました。

驚いたのはメニューです。

壁に張り出されているのですが、たった3つしかメニューがありません。

「とんかつ定食  500円

 えびフライ定食 600円

 かつ煮込み重  600円」

シンプルで、しかも激安です。

ワンコインでとんかつ定食が食べられちゃうんですか?

初めての来店ですし、一択でとんかつ定食にしてみました。

テレビを見たり、新聞を読んだりして待って出てきたのがこれでした。



みごとなとんかつ定食です。

ソースもたっぷりかかった状態で出てきました。

500円とは思えない充実ぶりです。

副菜がキュウリに頼りすぎているのが若干マイナスポイントですが、

安い値段で品数を揃えるにはしかたないでしょう。

とんかつも薄いと言えば薄いですが、



500円という値段を考えればケチのつけようはありません。

むしろ原価を抑えつつ、これだけのボリュームあるとんかつに仕上げた工夫を賞賛したいです。

ぜひとも残り2つのメニューにも挑戦してみたいものです。

というわけで、今年の相馬ドライブは新しい定番店を発掘する旅となりました。

最後の最後でまた新しい出会いのあったことに感謝したいと思います。

次に来るのはまた来年ということになりますが、

その日まで相馬の飲食店の皆さん、アベノミクスに負けず頑張って営業を続けていてください。

harashima again!

2016-07-21 19:42:21 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
昨日は久しぶりに 「harashima」 に行ってきました。

ちょうど1年ぐらい前 「harashima」 が復活したばかりの頃に、

Y先生の歓迎会を開いたときにこのブログでご報告したことがありました。

その後たしか1回くらい行ったことはあったのですが、そのときは報告するのを忘れていて、

その以降しばらく行く機会に恵まれませんでした。

久しぶりに訪れたお店の外観はこんな感じになっていました。



ん?

ちょっと感じが変わっています。

お店の方は 「新しく看板を作った」 と自慢していらっしゃいました。



これは看板ではなく黒板ですね。

これまではコース料理のみだったところ、アラカルトを始めたということで、

その日のメニューを書くための黒板を設置した模様です。

そんなこととは知らなかったので、昨日はすでにコースで注文してありました。

まずはカツオのカルパッチョ。



たたき状態のカツオも美味しかったですが、カラスミも2枚ほど添えられていました。

(キュウリの上に乗っかってるやつです。)

このカラスミはイタリアのものだそうです。

続いて地鶏のグリエ。



香ばしく焼き上げられた地鶏に削ったチーズがかけられています。

左上はカポナータだかラタトゥイユだか風のソース。

左下の薄い緑色の斜めの線はワサビのソースです。

このお皿もステキ。

そして、アラカルトのメニューの中にもあったスパゲティジェノベーゼ。



これは自分でも作れるけれど、やはりプロの作品は一味違います。

昨日は4人で行って、泡1本、赤3本開けましたが、主役のワインはこちら。



イタリア通のひとりの方が数あるイタリアワインのなかでも一番好きだというワインだそうです。

私は初めて飲みました。

干したブドウで作るワインで香りが特徴的で、抜栓した直後はアスファルトの匂いがするんだそうで、

この日は私たちのために15時に抜栓して待っていてくださったそうです。

恐くて値段は聞きませんでしたが、とても高級な味でした。

料理に戻って、魚料理はヒラメの白ワインソース。



AMARONEとのマリアージュは今ひとつだったので (どうしてもワインが勝ちすぎてしまう)、

濃厚な白ワインと一緒に食べてあげたかったですが、料理自体はとても美味しかったです。

最後の肉料理は、網あぶらで包んだイベリコ豚と仔牛とモッツァレラチーズのハンバーグ。



ハンバーグであることがこの写真じゃわかりづらいですね。

真ん中からチーズがとろけ出てくるんですが、それもこの写真じゃ伝わりませんね。

カットしたところの写真を撮っておけばよかった

これはワインとの相性も抜群で、一度食べ始めたらもう写真のことなどすっ飛んでいました。

みごとなメイン料理でした。

シェフは私たちのことを知り尽くしているので、

デザートはなく締めはチーズという飲兵衛向けコースでした。

料理もワインも堪能いたしました。

これだけ飲んで食べて1人1万円ぽっきりというのは大変お値打ち価格ではないでしょうか。

原島シェフ、このところ貧乏だったのでなかなかうかがえなくてすみませんでした

今後は、足繁くとはいかないまでも、もうちょっと真面目に通いたいと思います。

美味しい料理をありがとうございました。

ごちそうさまでした。

迷子のくんたま

2016-07-18 19:25:37 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
えーと、この連休に気がついたんですけど、冷蔵庫のなかにこんなものがありました。



燻製卵でしょうか?

その10個パックです。

取り出してみると、



もう、これはチョコレートかっ っていうくらい茶光りしています。

よく冷えているからか殻はつるっと剥けて、



中までしっかり燻製されており、殻を剥く最中からこうして剥けたあとも、

ずっと燻した香りが食卓のあたりに広がっています。

さて、質問です。

これはどこから来たんですか?

いつうちの冷蔵庫に収まったんですか?

買った覚えはまったくありません。

ただでさえ一人暮らしなので、生卵も10個パックを買うかどうかいつも悩むのくらいなので、

燻製のゆで卵の10個パックを買うほどの需要はうちにはないはずです。

どうしたんでしょう?

もらったんでしょうか?

誰から?

たしかに先週は、最近にしては珍しく何回もいろんな方々と外で飲む機会がありましたので、

そのどこかのタイミングで、ご一緒した人のうちのどなたかから頂戴したんでしょうか?

たぶんそうなんでしょう?

でも誰から?

すごいなあ、完全に記憶から抜け落ちてるなあ。

全部食べ終わる頃には思い出していることを期待したいと思います。

だけど、まさおさまに毒を盛ろうと思ったら簡単だよなあ。

酔っ払ってるときを見計らって食べ物渡せばいいんだからなあ。

いつ誰からもらったものかわからなくても平気で口にしちゃうし…。

これも美味しかったです。

たぶん御礼申し上げていないと思います。

お心当たりのある方は名乗り出ていただけると安心していただくことができます。

コメント欄かメッセージまたはメール送信でよろしくお願いいたします。

どこのどなたか存じませぬが、名乗り出ていただけなかった場合のことを考えて、

この場で御礼申し述べさせていただきます。

どうもごちそうさまでした

平成の夏の季語

2016-07-17 15:30:19 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
去年からはまっているココナッツオイルですが、



昨年の記事にも書いたように、室温25°Cくらいまではこんな状態です。



1年のうちのほとんどはずっとこうなんですが、

このところ梅雨あけはまだとはいえ気温は上がってきたので、

最近のココナッツオイルはこんな感じです。



もうサラッサラの液状です。

これを見られるのは夏のこの時期だけですね。

こういう季節限定の風物詩ってひょっとしたら季語として使えるんじゃないでしょうか?

「サラサラの椰子油」 で夏を表すとか、「白濁の椰子油」 で夏以外の季節を表すとか…。

ただ10文字も使ってしまうので、ちょっと俳句向きではありません。

短歌の場合は本来季語なんて要らないんですが、

せっかくですのでいくつか俳句と短歌を作ってみましょう。


 百五十まで白濁の椰子油 (やしあぶら)


 惚けバテに効くサラサラの椰子油


 コーヒーに溶けゆく白き椰子油 油膜でアンチエイジングかな


 透明の椰子油 (やしゆ) で炒める茄子トマト 秋冬とばして春に回 (かえ) らん


 ココナツがほのかに香るナポリタン 南国経由で和洋折衷


お粗末さまでございました

平成の時代の (平成の世ももう終わってしまうのかもしれませんが…)

新しい季語として定着してくれるとうれしいです。

逃げちゃ駄目だ 逃げちゃ駄目だ 逃げちゃ駄目だ

2016-07-15 18:20:34 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
なんか3・11以後は毎回のような気もしますが、選挙が終わったあとは絶望感に打ちのめされて、

しばらくブログ更新をサボってしまう (というかブログを書く気が失せる) 傾向にあるようです。

しかし、まだ憲法が改正されてしまったわけではありませんし、

国民が自由に意見を表明する人権が停止されてしまったわけでもありませんので、

自民党によってこのブログが強制的に閉鎖されてしまうその日まで、

思ったことを自由に書き続けていかなければいけないと思います。

碇シンジくんが言ったとおり、何があっても、



逃げちゃ駄目ですよね。

先日、逃避のためにピンキーの伊藤さんと飲みに行った際に、ふとそう思わされました。

その日は伊藤さんに連れられて初めてのお店 『穴子料理 森ふじ』 に行ってきました。

そこにそのお店があることは前々から知ってました。

けっこう有名な店だという噂も聞いたことはありました。

ただ穴子料理ってピンポイントだよなあと思い、鰻屋さんに鰻を食べに行きたいと思うことはあっても、

なかなか穴子料理を食べに行きたいと思い切る機会に恵まれず、

その暖簾をくぐることは今までありませんでした。

伊藤さんとはいつも髪を切ってもらいながら、どこのお店に行ったとかの情報を交換しつつ、

今度はどこに一緒に飲みに行こうかと相談しているのですが、

伊藤さんが最近行こうとして行けなかったとのことだったので、

では今度ぜひ行ってみようとトントン拍子で話が決まったのでした。

カウンターで飲み始めましたが、目の前にはこんな作品 (?) が掲げられていました。



店主が自ら書いたのでしょうか?

オススメどおり、穴子の刺身と白焼きを頼んでみました。

穴子の刺身というのは初めて食べるような気がします。



なるほど、こんな色なんですか。

盛り方もそうですが、歯ごたえもフグ刺しに似ていてとても美味しいです。

鰻の刺身というのは聞いたことありませんが、穴子は刺身でも食べられるもんなんですね。

勉強になりました。

旬ということで鰹の刺身も頼みました。



こちらも分厚く切られた鰹が脂が乗っていて大変美味しかったです。

そして白焼きです。



鰻の白焼きは食べたことありますが、穴子の白焼きも初めてじゃないかな?

穴子って寿司ネタの蒲焼きか天ぷらでしか食べたことがないような気がします。

初めての白焼き、ほわっほわでとても美味しかったです。

塩で食べるように店主から指示されましたが、

一緒に盛られていた真っ黒な大根の漬け物と食べると、塩を付けずとも美味しくいただけました。

ほかにも穴子とお餅の湯葉揚げなどいろいろいただきましたが、

話とお酒と食べることに夢中になってしまい、写真を撮るのを忘れてしまいました。

さて、本題に戻らなきゃいけません。

今日は 『森ふじ』 の料理の話をするためにこのブログを書き始めたわけじゃありませんでした。

『森ふじ』 での気づきはトイレのなかでした。

お店のトイレってたまに気づきを与えてくれたりするもんですよね。

今回は、額とかではなく、ただのカレンダーでした。



「ゴリラ運転代行サービス」 がお得意さまのお店に配布しているらしいこのカレンダー。

毎月の標語が書いてあるんです。

アップにしてみましょう。



なるほど。

「蟻の穴から堤も崩れる」 ですか。

そうですよね。

そうなんです、ちょっとしたことからすべてが変わっていったりするんです。

まだあきらめちゃいけません。

逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ

何もかも投げだして亡命でもしてしまいたい気分を追いやって、

何とか蟻の穴を探し出していきたいと思います。

肉汁餃子製作所

2016-05-22 22:35:44 | 飲んで幸せ・食べて幸せ
先日、東京に行ったとき珍しく夕食をひとりで食べることになりました。

どこで食べるか悩んだ挙げ句、スーパーに買い物に行く途中に見かけて気になっていた、

餃子屋さんに行ってみることにしました。

こちらです。



インパクトあるでしょ。

「肉汁餃子製作所」 です。

ただしこれは店名ではないようです。

暖簾には 「大衆餃子酒場」 という文字も見えますが、これも店名ではありません。

お店の名前はこちら。



読めますか?

読めませんね。

黒地に黒だから近くで見てもほとんど読めません。

何とか目を凝らして見てみるとやっと 「ダンダダン酒場」 と読めてきます。

なんでこんなに本当の店名をひた隠しにして、

「肉汁餃子製作所」 ばかりを前面に押し出しているんでしょうか?

もういっそ 「肉汁餃子製作所」 にしてしまえばいいのに。

この店のことが気になっていたのは他にもこちら。



すべての餃子好きに共感してもらえるメッセージ。

「餃子とビールは文化です」!

そして、おやじギャグ。

「営餃中」

これは入ってみるしかありません。

お店のなかはテーブルがひしめきあっていて、そこが満席でお客さんがいっぱいでした。

だからでしょうか、オーダーミスなどがあちこちで起きていたようでした。

私も焼き餃子を1人前頼んだのですが、運ばれてきたのは2人前でした。



どうせあとでもう1人前追加するつもりでしたので、笑って受け取りました。

他のテーブルでもオーダーミスでギスギスすることはなく、

むしろそんなことも含めて店員さんとのあいだに笑いのコミュニケーションが生まれているようでした。

さて、こちらの肉汁餃子はしっかりと味が付いているので、

最初は何も付けずに食べてみてくださいと指導されます。

たしかに酢醤油ラー油味で画一的な味にする必要がないくらい、

味と肉汁がしっかりしていました。

さすがは 「肉汁餃子製作所」 です。

餃子への愛が感じられます。

トイレのなかにはこんな言葉が記されていました。



けっきょく私は最初に来た2人前のほかに水餃子1人前と、

さらに焼き餃子をもう1人前追加して、自分なりの餃子ラブを実践しました。