まさおさまの 何でも倫理学

日々のささいなことから世界平和まで、何でも倫理学的に語ってしまいます。

大チョンボ5年研

2013-10-23 18:21:31 | お仕事のオキテ
やってしまいました。
久々の (?) 大失態です。
ちょっとまさおさま史上に残るくらいの大チョンボです。
昨晩、委員会を終えて研究室にやっと戻ってきた18時頃です。
1本の電話がかかってきました。
県の教育センターの方からでした。
通称 「5年研」、正確には 「中学校・高等学校経験者研修Ⅰ」 の講師を引き受けていたのですが、
いつもはメールのやり取りですませていたのに直接電話が来たので何かな?とは思いました。
そういえば先日、当日の準備物や私のプロフィール等に関して質問のメールをいただいていて、
すっかりそれに返信するのを忘れていましたので、その督促だろうと予測しました。
ところが言われた言葉は私を恐怖のどん底に突き落とすものでした。

「小野原先生、今日5年研だったんですけど…」

ガビーンです
引き受けた仕事を完全にすっぽかしてしまうなんて…。
開始時刻に催促の電話をもらって大遅刻したとかいうのではなく、
完全に終わってしまった後に事後報告で 「今日だったんですけど」 と教えられるなんて…。
そこまでまったく1ミクロンも思い出さなかったなんて…。
ちょっと考えられない失態です。
もう、ごめんなさい、すみません、申しわけありませんでした、と謝りまくるしかありません。
手帳にちゃんと書き留めておかなかったのが敗因でした。
このお話、もう相当前にいただいていて、そのとき年間予定表のところには書いたのですが、
まだその頃は10月分のレフィルをシステム手帳に充填しておらず、
したがって毎日使っている週間ダイアリーのところに予定を書いておかなかったのです。
ふだんからあれほど 「書き留めなければ何も起こらなかったも同じこと」 と言っているのに、
ボケが始まっている私がその基本を怠ってしまいました。
本当に書き留めなければ何も起こらないんだということをイヤというほど思い知らされました。

幸い5年研は3日間の日程で、昨日の初日に私の講義というかワークショップが予定され、
2日めと3日めは教育センターの先生方による協議や演習が予定されていましたので、
それらを急遽入れ替えて、昨日はセンターの先生方が何とかしてくださったのだそうです。
というわけで私は今日の午前中に、
昨日やるはずだったことをやればいいということにしていただきました。
いや、本当に申しわけないかぎりです。
こんなヤツ、我ながら大人として人間としていかがなものかと思います。
たぶんもう2度と講師を頼まれることはないでしょう。

そんなこんなで今日、禊ぎの講義を行ってまいりました (いや、この罪は禊ぎきれないか)。
初日の予定が2日めになり、午後の予定が午前中になりましたので、
去年の反省を活かして、例年最初にやってる自己紹介は割愛しました。
これでずいぶん時間的余裕が取れたので、まずは 「人はなぜ学ぶのか?」 について考えてもらい、
グループで話し合って発表、その後私から中学校や高校で話しまくっている得意の話を軽くしました。
続いて、社会科や地歴科、公民科では生徒たちに何を学んでもらい、
どんな力を身につけてほしいのか考え、グループでシェア (回し読み) しました。
今回も 「思考力・表現力を高める学習指導」 というのがテーマでしたから、
私のほうからも簡単にそのテーマに沿って、「問いの力」 の話やパフォーマンス課題の話をし、
最後に、社会科、地歴科、公民科で思考力・表現力を高めるにはどんな指導法があるか、
KJ法を用いて具体的にアイディア出しをしてもらいました。
グループに分かれて模造紙に出したアイディアをまとめていってもらいましたが、





どの班も楽しそうに作業をしてくださり、
作品発表も堂に入ったもので、皆さんかぶりつきで聞き入っていました。





今回の参加者は中学校4名、高校5名の計9名ですが、
9名も集まるといろいろなアイディアが出て、私も聞いていて目からウロコが落ちる感じでした。
最後には振り返りをする時間も十分に取れ、全体にゆったりとした感じで終えることができました。
1日すっぽかしてしまいましたが、そのおかげで当日の運営は上手くいったのだと思いたいです。
皆さんの振り返りのワークシートはまだ拝見していませんが、
回収できしだい、またこの場でご報告することにしたいと思います。
それでは、研修者の皆さま、教育センターの皆さまに多大なるご迷惑をおかけしたことを
再度深くお詫びして、大チョンボ5年研のご報告に代えたいと思います。


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