インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

記憶に残る一冊を再び。

2013-03-24 11:48:43 | 映画や小説、テレビなど
   『コンセント』。10年くらい前に読んで、余韻が深かったのを覚えており、このブログでも言及した。

  昨日、bookoffで100円で買って、拾い読みした。沖縄のユタに通じる主人公の物語で、何かしらんが、説得力があった。

 読み方は色々であり、吾輩など読んでいると、福岡にいた頃が沸々と甦ってくる。

 オカルト系ではかなりの傑作、さすがベストセラーだ。

 主人公を掘り下げ、立体的に作っているから、リアリティがあるわけだ。しかも編集力が抜群だ、当然だが、最初から「ユタ」という文字は出てこない。

 いろいろ衝撃的なこと(兄の死)とか体験し、過去の人間を梯子し、最後にユタに到達し、覚醒するわけである。

 その意味では、この小説も、主人公の知覚の限界を探る物語である。

 ひるがえって、吾輩が執筆中の物語は、スタートラインからして、リアリティに問題があるかもしれん(あらすじで読み手が

 ただ、あっと驚き、面白ければいいのだわい(作風は変われません)

 締切が近づいてきましたね(え? 「JUGEM」から「小説になろう」blogにかえる?)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿