インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

何もなさそうなGW

2011-04-28 06:32:17 | 身の回り
  あまり寝ていないが体調が良い。GWはちょこっと田舎に戻ろうと思うが(先週、先々週と帰っていない)、そろそろ森林浴の季節が近づいてきた。ネットでカスタネダの本を調達し、吹き込んで車の中でも聞いているが(頭がおかしくなる)、ああいった本は森の中で読むのが最適なのかもしれない。大自然を観察した英知が多いため、読書しながら、周りの光景とシンクロするかもしれない。

 ほとんどの人間は都会で生活するが、それはカネを稼ぐことと絡んでおり、本来なら田舎暮らしをしたい人は大勢いることと思われる。田舎で生活するにも、当然ながら税金は圧し掛かるし、電気代やら電話代、そして必需品であるの車のガソリン代やら保険料(人間も)、どんどんカネが飛んでいく。 逆にいえば文明から離れれば離れるほどカネはかからないのであるが、ポツンとした無人島に住んでいても面白くも何ともない。いろんな人間に出会わなければ成長しないし、社会を肌で感じられない(何かネガティブな表現が多い)。

 やはり基本的には若者は都会に出て、年を取れば田舎でのんびり暮らすというのが理想か。それでも、若いときにカスタネダとか読んだら、刺激されて、早くもアウトローな田舎生活を目指すのかもしれない。はっきりいって、あの本は、世間に縛られるのをやめ、定職なんて辞めちまって、「狩り」とかで生計をたてよ、て言っているような気もする(無茶だ)。仕事を放りだすのはたやすいが、再び得るのは今の経済状況では極めて厳しいかもしれないし、逆に無職であると退廃的な生活になってしまうような気もする(イメージ、酒びたり)。

 ただどうせ、死ぬのは70過ぎても、38でも、変わらないわけで、後悔の無いよう責任を持って行動することが重要か。3.11のような自然災害とかで、いつ死ぬか分かったものではない。「自分は死なない存在」として、我々は社会のメカニズムの中で生きているわけで、「一か月後にこの世に消えている」と知ったら(それが分からない)、そのシステムから逃げ出すに違いない。残された命で本当に大事なことばかりしようとするのである。システムの中に居てカスタネダの本を読んでも…、その効果は一応あるのだろうが…


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