インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

一体この先どうなるのか。

2013-09-18 19:48:27 | 身の回り
 雅太は6年以上続けているブログの編集画面を見て、腕を組んだ。 2013.09.17(火) 閲覧数 488 PV 訪問者数123 IP 。何故か昨日は投稿したわけでもないのに多い。雅太は多分、前回のブログがある種の心に答えたのではなかろうと勘繰った。それはそうだ、今の世の中、雅太と似たような境遇の輩はそこらじゅうにいる。どうしよう…このままでは……、と思いつつ、皆「とりあえず」の明日を迎え、それを積み重ねて、歳を重ねていくのである。雅太に至れば、6年後もこのブログを書いていようとは夢にも思わなかったわけで、それも、書いている場所も、内容も、全然おかしなものに変わっていたのである。
 雅太はチョコレート効果72%を一口齧り、「甘い、見通しが甘すぎた」と唸る。時は着実に過ぎていくが、雅太自身が何を行ったかというと、たまたま発見した仕事に身を任せ、得体の知れない呪術を行っているということである。一体この先どうなるのか、もう全く分からない。
 ただ過去を反復したせいか、分かってきたのは、人生には流れがあるということだ。
 今のこの意識は、過去の圧力がもたらしているには違いない。過去の総体が、今の雅太の意識なのだ。
 今こうやって雅太がキーボードを叩いているのも、過去何度も何度も記事を投稿してきたからに他ならない。
 明日、雅太が仕事に行くのも正にそうで、明日の朝食ですら、過去食べてきたものが食されるのである。
 もうそれは、過去に予定されているのである。

 ということは、「雅太の未来がどうなるのか全く分からない」、という問題は、「雅太が過去やってきたことをやるだろう」、というのが解答になるのかもしれぬ。人間は同じことを繰り返すのである。

 雅太が過去の圧力から逃れるには、自分の意識の謎を解く、もう一度なぞる必要があるのかもしれない、と思うのであった。