インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

「前世」を考えなければならないのか?

2013-01-26 18:25:53 | 潜在意識の世界
   昨日紹介した『体外離脱するサラリーマン』であるが、後半部分は「過去生の拝見」ということになっている。人間はこれまで何度も死んでは生まれてきたから、その記録を、潜在意識から探っていこうというものだ(他人の分まで)。

 そういえば、カスタネダ著の古代メキシコの教えにおいて、「反復」という人生経験を細かく思い出すという訓練があるのだが、果たしてそれは現世だけなのであろうか。

 カスタネダが死ぬ直前に書いた『無限の本質』では、これまでの人生経験とカスタネダの教えが織り混じられて解説されただけで、「前世」というものについて全く語られていない。

 人生ゲームのほとんどは、初期設定によって決まっている気もするので、これについて古代メキシコの呪術はどう考えているのか、前世も、現世も、来世も、「集合点の移動」ということになるのか(前世など大した意味はないのか)

 ただ、呪術=「意識の操作」ともなると、「反復」でも前世まで遡った方が良いのではないか。イーグル=精霊=「意識の暗い海」の中には、数々の前世がたっぷりとあるのではないか?

 仏教徒(実家が)である吾輩は、輪廻転生に大きな関心を抱いた。

 もともと、そういう前世についての参考書類も集めていたので、じっくりと読んでみたわけである。まずは、とっつきやすそうなものを二つ(長そうな『たま出版』の前に、新書的な『学研』から)

 ① 世界生まれ変わり事件ファイル(並木伸一郎)

 ② ついにあばかれた転生の真実(ジョー・フィッシャー)

 なかなか凄い実例が多くて驚かされた。説得力がある。①では世界中の実例が集められている。前世で受けた致命傷などが、現世でよみがえる。
「自分が死んだらあなたの子供になる」と宣言して、本当にそうではないかと信じさせられることばかり起こる。

 一方で②では、いろんな視点で体系的に語られてある。ダライラマの推薦文にはじまり、丹波哲郎のあとがき?で終わる、本格的な入門書であった。特に「前世療法」という、前世に触れると肉体的な病気や精神的恐怖から解放されるというところに、興味を持った。

 インディアンやら古代な呪術に興味があるということは、吾輩の前世は…(案外、古代ローマの奴隷だったり)

 早くカスタネダの本を卒業してください(ナワール・ファン・マスクの話を書いてください)

 とりあえず、ヘミシンクをして「前世療法」を「反復」の一環にしてみるわい(さて、一体どんな前世だったのでしょう)

追記: ナワール・ファン・マスクの話は別サイトに移行しました(随時、更新?)