インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

ドル安が進行する…

2010-08-24 20:04:39 | 経済
さっき朝日コムを見ると、「米ドル(19時50分) 84.30円」とあり、驚いた(豪ドルかと思った)。毎日ドル安がどこまで進行するのかウオッチしていたが、さすがにこの値段には何か物が言いたくなってくる。そんなに円が強いのか? 国内経済がこれだけ荒んでいるのに…。

 為替相場は完全にアメリカの事情で動いているので仕方がないのだが、金は血と同等な面もあるので、一方的に攻撃されていると考えられる。為替介入でやり返せばいいのだが、数年前の教訓で多分やらないだろうから、70円台に突入するのも時間の問題か。

 104円でも十分に円高であると思うのに、84円なんて論外で、国内産業は悲鳴を上げているどころではないだろう。相場にも手を出していないし、そんな系統の仕事でもないから、日常生活であまり実感がないが、これでは世界市場で戦えないと、国内産業が海外へ逃げて行ってしまうだろう。

 新しい産業が次々湧いて出るわけでもないから、雇用の受け皿がなくなるわけで、一体、日本人はどうやって自分達を養っていくのか。いや、日本人も海外へ出て行くしかないというのかもしれない(異国の地に転勤か?)。これから稼ぐ人たちはそれが一番オーソドックスになってくるのかも。

 すると、国内に残された人たちは…。安い給料の仕事の奪い合い…、それが今、繰り広げられているのか。