インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

カネは器に合った額だけやってくる?!

2010-03-14 19:43:47 | 考えるインディオ
  例年、季節の変わり目は体調が良くなく、昨年同様、風邪っぽい(先週から)。身体が休むようにメッセージを送っているのだろうが、動き回るから良くならないわけで、今から熟睡した方が良さそうだ。

 そういえば昨日、「1億円あったら…」とか書いたが、1億は生命保険で結構掛けていないといけない。「ラクして儲けたい」と誰もが考えているが、ローリスク・ハイリターンなんて有り得ないし(?)、今、IT関連とかの社長で1億円持っていても、運営しているうちに5年後、その倍以上の借金をつくったとか、そんな落ちがあるのではないか。

 やはり人間は身の丈に合ったカネが廻ってくるのが丁度良いわけで、実力以上のカネをGETしても、なかなか使いこなせるものではない。器が小さいと、株とかFXに手を出しても、おっかなびくびく損切りできず、すってしまうのが落ちか。

 相場であれ、人間であれ、短期的には激しく変動するが、長期的にはやはりその銘柄に合った値段(収入?)に落ち着くのかもしれない。もっとも、人間の場合、個人の力は知れたものだから(?)、所属する組織の力に左右され、時代の波に乗った会社に入って働くことが肝要か。

 その意味では、親の世代(団塊世代)なんて、実力以上に金を貰い過ぎていて、勘違いしている人間も多いから(??)、ギャップが大きい。努力が報われにくい時代で、親の世代の業が、子供の世代に巡って来たのかも知れぬ。「楽は苦の種、苦は楽の種」というが、孫の世代は新卒採用すら厳しいので、ひたすら「苦は苦の種」となっているのかも。経済的には。

 親の世代より、確実にケチな器が増えているが、「立場や金がヒトをつくる」としたら、それも仕方がないことか。自分だけがぱ~っと使ってもカネは戻ってこないのだから。利己的な「生活防衛」をしながら、「器を大きくしたい!」ってな志を持ったところで、何か虚しい気がする、今日この頃である。