インディオ通信

古代アメリカの共感した者の備忘録8年。

取引の材料になりうるもの

2008-09-25 23:58:58 | 呪術的なグッズ
 昨日、どぶろくができ、さっそく飲んだ

 喉ごしがよく美味しかったので、昨日今日と500ml飲んでしまった

 酒カスは甘酒に使えるので、保存しておく。現在残っているのが冒頭写真。

 樽でつくれば商売になる! と馬鹿なことを考えるが、酒税法によると、製造するだけで5年以下の懲役または50万円以下の罰金である。

 まあ、どぶろくが自由に造れるなら、大資本が参入して、格安で販売されているだろう。「が作ったドブロク」と銘打っても、と見向きも去れない。激安なら別だが。

 それにしても昨日、二回目の認定日を終えた。新しく失業認定を受ける人々がハローワークでごった返していた。日本経済が不況のままだからということもあろうが、売ろうとしても売れない、作っても売れない、ただ商品だけがあふれかえっているこの現状は何とかならぬものか?

 世界経済のシステム?として、日本は小麦や石油、鉄鉱石など色々な原材料を輸入しなければならない。そしてそれを買うお金(外貨)を手に入れるために、自動車やら機械など付加価値の高い製品を輸出しなければならない。

 ハイレベルな技術で食っていく?国家戦略なのであろうが、それで大多数の国民にマネーが回ってくるとは思われない。ハイレベルな商品にタッチできないから(チャンスはあるだろうが)。サービス業中心といっても、物が売れず、こうお金が回らなければ悲惨である。

 地方の商店街は艶がない。喘いでいるかどうかは知らないが、とにかく活気がない。ハローワークの帰りに尾道の商店街(駅前のは潰れていた。これは大昔の商店街か?)でペットボトルなどのゴミやガラクタで飾っているイカレタ店を発見した。

 

 これは一体何なのだ??

 やけになっているのか、もう商売する気はないのか。変わった人もいるものだとしておいた(写りが悪い。デジカメでも買うかな)

 昼間からぶらぶらしていると何かしら発想が斬新になるものだ。
 人間が外出しているのは、主に「取引をするため」であろう。大抵は、人は現金を頼みに、何かを買うわけだ。ダイヤでも良いが、価値尺度が簡単に測れる。

 しかし別にお金でなくても、自由に取引できるような気もするが…
 

 …

 お金の換わりにジャンベを持って人ごみを歩いていた(重いぞ)

 5万円という張り紙を貼る(実は39900円)

 興味を持った人発見。

 声をかける(叩いてみませんか)

 ぼこぼこ叩いてみる「実演」してみると…

  いい音!(音楽教師)

  やれやれ!(ただの物好き)

  怪しい奴だ(私服警官)

  もうちょっと様子見だ(私服警官)

 大勢の人が集まり

 これと何かを交換しませんか(お金でなくてもいいですよ)

 私の一眼レフカメラでどうですか

 毎度あり~(新しいカメラだ)

 喜び、さっそく質屋に持っていった(高く売れそうだ)

 このカメラですか(君の交渉力を見るか)

 10万円はするらしいですよ

 保証書がないですし、機種が古いような…7万円で売れる)

 え、それじゃあ、買ってもらえないのですか(安くてどれくらいで)

 3万円が限度です(ネコさんに出せるのは)

 新品のジャンベ以下ではちょっと…(赤字だ)

 何ですか(不満ですか)

 4万円は出ませんか(これではジャンベが浮かばれません)

 なら他を当たってくださいを買っても売れる保障はありませんから)

 すみません。3万円でお願いします

 毎度あり(さっそく質屋へ行こう)

  …となるだろうから、物を見極める目が難しいわい

 日本でも何とか工房があって、手作りでカバンやら工芸品を作っている所もある。人件費が中国の10倍?では、値段が高くなるのは必至。材料費を安くしたら、値打ちが下がるだろうが、売るためには限界まで下げなければいけないだろう。

 ドリームキャッチャーやジャンベなどを見ると、インディオも工房を作って何か商品を作ってみたいと思う。やるには、もちろん技術が必要だろう。だがそれをクリアしたとて、日本で生き残れるか。

 勝負はやる前から分かっている。
 値段が高ければ売れない。よほど必要性がなければ(石油のように)。
 やるなら、中国、いや東南アジアとかブラジルとか、通貨の安い国に引っ越して、そこから日本へ輸出するしかない…、というより、そもそもインディアンの商品はネイティブな生産者が沢山いて、彼らが作っている!(ドルは高いが。ペソはどうか?)

 それでバカ売れして業者が儲かっているとも思えない。

 時給300円で雇って

 200円でもいいです

 …というなら、インディオ工房も可能かも知れんわい(オーナーは時給0円だったりして)

 

 小説『蛇のスカート』    ついに終わった…

 


  小説『桜の木に集う鳥たち』  インディオ工房は夢のまた夢か?