3年前の日常。
おばあが庭先で井戸端会議。
「可愛いなぁ、愉快だなぁ」、「頑張りすぎらっしゃるなよ」。
朗らかな声も笑顔も昨日の事のように浮かんでくる…。
お隣のおばあが一昨日亡くなりました。
私が山奥に来て、子どもたちが生まれて成長して、泣いたり笑ったり、
訳分からないまま走り回る姿をいつもいつも温かく見守ってくれました。
おばあがいない村は寂しくて、切なくて堪らない。
けれど、私はこの村に来て良かったよ。おばあに出会えて良かったよ。
おばあ、ありがとう♡
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追記・おばあのお通夜。
遺影が普段着にほっかむり、自然な笑顔のとてもいい表情で、
参列の方々が口々に「いい写真だね」と。
おばあがそこにいるようで、みんなの寂しさが和らぐ気がした…。
帰宅して、ふっと気になって自分のPCのアルバムを見返したら…、私が撮った写真だった。
10年前のおばあたちの井戸端会議。
すごく好きな光景だったので、紙焼きしておばあに渡していたのを忘れていた。
気に入って飾ってくれていたのかな。
あぁ、おばあ…。
おばあをぐっとぐっと近く感じて涙が止まらなくなった。
やっぱりたまだまだそばにいて欲しかった。
でもほんの少し恩返しできたかな。
ほんとのほんとにありがとう、おばあ。
母ちゃん
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