~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

山の収穫祭&駄菓子屋さん

2009年11月03日 11時42分01秒 | グリーンツーリズム


週末、わが家にて秋の収穫祭を行いました。
今回5回目となる収穫祭。
秋晴れの澄んだ空気のもと、村の人や子どものお友達、
都会に住む友人やまたその友達など、
総勢70名ほどが集まってくださり、大盛況。
わが家で収穫したお米や野菜を使って
みんなでおにぎりや網焼き、あら汁を作り、
秋の恵みを堪能しました。

また今回はベーゴマや竹馬、メンコ、竹ポックリなど、
昔ながらの遊び道具も用意。
10円玉を握りしめてドキドキする経験を味わって欲しい、
と”山の駄菓子屋さん”も開きました。
子どもたちは大興奮で”駄菓子屋さん”に押し寄せ、
大人はベーゴマ勝負に白熱していました。

下田も、この山での暮らしも大好きなので、
山の恵みをいろんな人と共感できるときを
これからも大事にしていきたいなぁと思っています。
収穫祭の様子をアルバム風にまとめてみました。



●前日。
 宿泊する方々のお布団干し。
 今回の宿泊者は約20名。
 遠くはイギリス、ロンドンから来てくれました。
 わが家の基本は寝袋持参、雑魚寝です。
 庭でテントを張って眠る人もいます。
 ふるさとのわが家と思ってくつろいでもらいたいなぁと思う
 町育ちの母ちゃんです。 


●当日。
 わが家で採れた新米はシンプルな塩むすびに。
 子ども達の小さな手で握られたむすびは、
 愛らしいミニサイズ。


●お次は網焼きの準備。
 お肉と長ネギ、ソーセージ、里芋、椎茸、イカ、秋刀魚など、
 山海の幸を網焼きにします。
 女の子組、よく働きます。


●準備完了。
 男の子組はミニトマトを収穫してくれました。


●見事に晴れた秋空のもと、カンパーイ!


●網焼きは芝生サイトにて。
 美味しい秋の味覚についついお酒も進みます。


●まったりと杯を重ねるおじさま達。
 奥に見えるのは、開店前の”駄菓子屋さん”。


●お腹か満たされると途端に遊びだした子ども達。
 竹ポックリで競争です。


●こちらは竈で火遊びをはじめた子ども達。
 おねしょするぞ~!


●”駄菓子屋さん”の開店前。
 品定めをするわが家の息子と娘。
 「どれにしようかな~?」


●いよいよ”山の駄菓子屋さん”開店!
 一番人気は「あてくじ」。
 そして男の子は「プロペラ飛行機」に、
 女の子は「光るブレスレット」。
 あたりつきの「きなこあめ」もあっという間に完売。
 押し寄せる子ども達のすごい熱気に
 父ちゃん思わず「落ち着け~!」。


●こちらはベーゴマの勝負中。
 子どもではなく、大人の方が夢中になっちゃいました。


●ベーゴマに興じる大人と、まだまだ駄菓子が気になる子ども達。
 来年はこの大人達を負かす子どもが現れることを期待しています。


●収穫祭翌日。
 宿泊者みんなでもち米の収穫を行いました。
 大勢でかかればあっという間。
 冷夏の影響か、収量は例年よりぐんと減りそうですが、
 無事、収穫できたことに感謝です。


「ねぇ~、こんどの駄菓子屋さん、いつやるの~?」と
わが家の息子と娘。
お小遣いを使い果たして、
すっからかん~になってしまったというのに…。
いつもは慎重な息子の豪快な買物振りは
笑っちゃうくらいすごかったのです。
でもそんな経験もいい勉強になるはず、と信じているのですが…。

収穫祭が終わると山の装いは秋から冬へ。
週末の賑わいが嘘のように、静まり返った山に
またみんなが集まるときを楽しみにしています。


                    母ちゃん

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コメント (2)
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