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~わさび農家の山しごと、山暮らし通信~

伊豆、下田のわさび農家です。
緑の山々と田畑の広がる、のどかな山里での暮らしを父ちゃんと母ちゃんが語ります。

風の森婦人部、始動!

2025年02月01日 13時52分45秒 | 


風の森婦人部、始動しました!
いなずさ風の森のくぬぎ植樹から約2年半。伐採した材木の片付けや草刈り、整備など、肉体労働が主だった活動に、手仕事手づくりを楽しみ、暮らしにいきるスキルを身につけたいと、母ちゃん半ば強引に発足してしまいました。
初回はこんにゃく作り。昔ながらの灰汁と手軽な炭酸ナトリウムの2つの方法で挑戦。こんにゃくが分離しかけたり、上手くいかないことがありつつも、すごく大きな学びとなり、何より「思ったより簡単!」と分かったことは大収穫でした。









私は生まれも育ちも都会ですが、ここでの暮らしが好きです。やることが尽きない事とかたまらない。そして周りを見ると、色んな興味やスキルを持つ人がいること、なんて尊いことかと思います。
ばあばたちの時代、集落の暮らしは貧しくて、でもみんなで大鍋で味噌を仕込んだり、料理や洋裁を教えあったり、仕事の手間をしあったり、温かい繋がりがあった。生きる知恵に溢れていた。ここだからこその豊かさ、ひとりじゃ生み出せないものを現代の形で作れたら嬉しいです。





手作りこんにゃくは「やわやわ」で「しみしみ」。薄くスライスした刺身も、ゆっくり仕上げた煮物も、市販のものとは別次元の味わいでした。
昼食にはタイ出身のママがカオソイを作ってくれて、持ち寄ったおやつもまた滅茶苦茶に美味しくって♡ なんだろこの幸福感。やりたいことがふわっと浮かんで、周りが受け止め、育ててくれる。森の木々が育つように、婦人部もゆっくりと…。草木も人も、小さな芽吹きを大切に、大切に…🌱







母ちゃん

保育園バザー♡

2025年01月20日 13時51分19秒 | 田舎暮らし


楽しかったぁ!
本日は子どもたちが卒園した保育園のバザーでした。集落の若いママたちに声をかけてもらって、一緒に参加させていただきました!
地元で獲れた猪と自家製野菜の熱々の猪汁に玉こんにゃく煮、鯛焼き、スコーン、クッキーの最強の布陣。子ども店員も大活躍、開始早々飛ぶように売れ、なんと昼前には完売。美味しいものに溢れ、懐かしい顔ぶれに笑顔も弾けて最高に楽しみました☺️











末っ子が現在高一なので、約10年前に約10年通い詰めたわが家。3人の子どもたちの保育園時代はきらきら楽しい思い出ばかり。田植えに畑仕事、お泊まりキャンプ、園庭で虫取り、焚き火、お蚕さんも育てたり、何より普通の日常が伸びやかで愛に溢れていた…。保育園が大好きすぎて、朝いち~夕方ラストまでお世話になった日々が懐かしく、その揺るぎのない愛に満ちた時間が子どもたちの中に流れていることが誇らしい。
今回、お局の様な私に声を掛けてくれた若ママたち、ほぼ皆さん移住のご家族で、田舎暮らしを等身大に楽しんでいる。そんな姿がとても嬉しくて、愛おしくて、刺激をもらったり、助けてもらったり、活力をもらっています。





「いなずさ婦人会」。じんわり渋くていいネーミングがぴったり♡ これからもイカした活動していきたいものです♡🦑♡
そして何より園長たもっちゃん、いつまでも元気でいてください🌿.∘ 変わらぬ愛がぬくすぎて、思わず保育園時代の写真見返して、upしてしまう深夜0時なり…💦





母ちゃん

ミュージル「レ・ミゼラブル」

2025年01月17日 13時50分11秒 | ミュージカル


憧れのミュージル「レ・ミゼラブル」に悶絶の午後。
全ての瞬間が完璧で、セリフも歌も素晴らしくて、このまま時が止まって欲しい…と心の中で叫んでいた。心のシャッター押し続け、もう胸がいっぱい。集中しすぎて終演後はぐったり脱力しちゃうほど…。近くの方の嗚咽が聞こえてきて、いやもう私も涙腺崩壊だし、もちろん会場中スタンディングオベーション! たまらないこの臨場感、一体感。すごい作品です。







「うまくいかない俳優による、うまくいかない人間の、うまくいかない物語…」。(レ・ミゼラブル プログラムより 吉原光夫談)
うまくいかないことだらけ、それでも生きていく。「愛」が貫かれた物語。脱力した心、今はパワー満たんです♡ 生きるって深いなぁ。





母ちゃん

カニ祭り・追伸

2024年11月26日 13時42分01秒 | グリーンツーリズム




カニ祭り追伸🦀
アルバムを見返したら、初めての収穫祭は19年前。長女がなんと生後6ヶ月の時でした。
その長女も19歳。今回、サポートに駆けつけてくれました。

















子どもはいつか大人になる。それも驚くような速さで……。腕白で、お転婆で、働き者で、とびっきりに可愛い子どもたち。ガニ汁パワーが心の隅々まで留まりますように♡

母ちゃん

第19回 秋の収穫祭・ズガニ祭り

2024年11月25日 13時40分19秒 | グリーンツーリズム


昨日はカニ汁作ろう&食べよう会でした🦀
ガニ汁、茹でガニ、芋汁、かまどご飯、そして初登場のシェフのライブキッチン・カニパスタ♡ とにかくやるべきことは盛りだくさん!
ガニ汁は生きたままのカニをバラす作業から始まり完成までに何工程もある手のかかるもの。茹でガニも芋汁も60人分。竈ご飯は責任重大。初チャレンジのズガニパスタもカニの身をほぐす下準備に人手が必要。
が、皆さんの働きぶりがすごすぎました。手際よく、和気藹々、且つ真剣。人手の必要なところにさっと助けが入り、大人も子どもも関係ない。カニ(生命)と向き合い、火と戯れ、シェフの手元見つめる熱い眼差し…。正にみんなで作り、大きな食卓を囲む。美味しくって豊か。幸せな空気に満ちていました。









今回、生後3ヶ月の赤ちゃんから80歳越えの師匠まで、地元の方、移住の方、たくさんの子どもたち、ノマドの方と幅広い方々が集まりました。富士から子どもたちだけで電車で駆けつけてくれたり、ノマドのアンドレは子どもたちに青空英語教室開いてくれたり、初対面の方同士も会話を弾ませ繋がっていく光景。そして風の森の仲間はいつも影で支えてくださり…。









ふと振り返ると3人の子どもが幼い頃から始めた秋の収穫祭は19年前に遡ります。そう、今年19歳になった長女が生後6ヶ月の頃から! はじめは友人たちが集まってこぢんまり芋煮会から…。親戚が獲ったズガニを使わせてもらうようになり、次第に父ちゃん自身がカニ獲りを始め、人も増えて…。様々な方が集まり、繋がってくださり、ここまで続けられたことに心から感謝です。

同じ釜の飯を食らう。細々だけど、これからも続けていきたいと思っています。2024 年秋・カニ祭り、どうもありがとうござました🍁

薬師如来 御開帳

2024年11月18日 13時39分16秒 | 田舎暮らし


本日、集落の薬師如来のご開帳でした。
朝早くから集落の人総出で公会堂に収められている仏像の埃を祓い、掃除をして準備。法要を行い、祝膳を催しました。
30年に一度のご開帳。前回は1994年で松本サリン事件やネルソン・マンデラ大統領就任の年で、私はまだ集落にはいなかった頃。また古い木札は120年前の明治37年の記録があるとのことで、その歴史に驚きです。







初めて目にする薬師瑠璃光如来は決して大きくはありませんが、重厚でとても厳かで存在感のある如来様でした。おそらく今から250年〜300年前に作られた仏像とのことで、周りの甲冑を着た十二神将は独特な造形で惹かれるものがありました。
元々薬師堂はわが家の横にあり、茅葺き屋根の立派な作りで、畳の間では子どもたちが集まって遊んだり人が集まる場だったそうです。随分前に水害で流された際に泥の中から救い出された仏像様たちで、今は石の階段だけが残されています。
300年も前からここには人の営みがあったのだという事実。疫病だったり、天災だったり、凶作だったり、様々な苦難からすがる思いで祀られた如来様なのだと込み上げてくるものがありました。





というわが家も、20数年前、長男が964gの未熟児で産まれ、NICUに入院していた5ヶ月もの間、毎朝薬師様にお参りしていた日々がありました。すがることで救われた自分の思いが、この薬師様に繋がっていたのだという尊い気持ち。
また300年前というと江戸時代中期で和暦で享保の頃。「享保」にピン! 風の森の墓石に彫られていた年号に「享保」がありました。
300年という時を超えて伝わる、強く熱量を持った人々が懸命に生きた痕跡。遥か昔の祖先から力の塊を放たれた、そんな刺激に満ちた1日でした。
日々に精一杯で、未来を余り描けないでいる自分ですが、30年後、また集落の人とご開帳を迎えたい、そんな願いが自分の中に誕生しました。



母ちゃん

2年目の秋・風の森整備

2024年11月11日 13時35分50秒 | 風の森


週末は風の森整備を行いました。
りんご、なし、ザクロ、柿、柚子を植え付け、獣よけを設置。春に植えた里芋は森の腐葉土で大きく育ち、採りごたえがありました。
クヌギを植樹して2年半。同時期に植え付けた柑橘系の木々も確実に成長しています。





森の変化は想像以上に目覚ましい。そして作業は肉体的にハードで、夏は殊更厳しい。そんな大変さも面白さも共有できる仲間の存在が本当にありがたいです🌿







作業を終えて、皆さんが料理の腕を振るい、盃を傾ける夜の部も大きな楽しみ♡ ひんやり秋の夜長のキャンプ、格別でした😊 木々の成長、変化が面白くて、それを共有できる仲間の存在が本当にありがたいです🌿







母ちゃん

2025ズガニ祭り開催いたします

2024年11月05日 13時34分43秒 | グリーンツーリズム




カニ祭り開催決定いたしました!
🍁カニ汁を作ろう&食べよう会🦀
・2024年11月24日(日)
9時~15時 まるとうわさびにて
(みんなで作る〜片付けるまでできる方が参加条件です)
・会費:大人  2000円 
    小中学生 500円
・持ち物:簡単な一品、軍手、エプロン、プライヤー、カニフォーク、マイ箸&お椀、椅子、飲み物など
秋恒例のイベント「モクズカニ祭り」開催決定です!
山里の恵、モクズガニをふんだんに使ったガニ汁、茹でガニ。手はかかりますが、その美味しさは格別! 参加者みんなでいちから料理して、楽しむ会です。
「生命をいただく」、「みんなで用意する」ことを大切にしたいと思っています。初参加の方、お子さんも大歓迎。 9時集合、調理開始から片付けまでできることを参加条件とさせていただきます。
みんなで作り出すカニ祭り。お待ちしています🦀







★参加ご希望の方はメッセージにて人数をご連絡ください。
(参加条件にご注意ください。
差し入れ一品ありますと助かります!)
※ 写真は過去に撮ったものです。





母ちゃん

山陰の旅

2024年10月28日 21時08分28秒 | 


お休みをいただき、全国わさび生産者大会へ行ってきました。
今回は九州、福岡県での開催。
農作物で全国規模で生産者が集まるのはなかなか珍しいのではないかと思います。







博多での大会後、山陰の海岸線を北上して鳥取までの旅。
太宰府天満宮、松蔭神社、出雲大社、鳥取大山寺と寺社を巡り、神話の世界観漂う独特な空気に魅了されました。山陰の海岸線は荒々しくも広大で、宍道湖は静かに美しく、足立美術館は圧倒される美でした。







盛りだくさんで満たされた旅の中で強く印象に残ったのは、「生きる」ということ。
数十年ぶりに博多で再会した叔母には、40年近く? 続けておられる藍染めの作品を見せていただきました。一体どれだけの染めを重ねてこられたことか…。その洗練された作品に圧倒されました。





また萩の小料理屋のお料理の優しく深い味わいに胃袋を掴まれ、ご主人と奥様に様々な味付けの技を教えていただきました。更に出雲の素朴な宿主の老夫婦もお淑やかで…。どなたも80歳を越えておられている方々。体に痛みがあったり、思うように動かなかったり、それでも一途に打ち込むものがあり、磨き続ける技がある。生命尽きるまで自分の人生を生き続ける姿が尊くて、心が震えました。
どの生命も尊い。そんなシンプルなことを改めて思いました。



旅っていいな。そんなことも改めて感じられるいい旅でした。

母ちゃん

食べて眠る、そして祈る

2024年10月14日 21時06分17秒 | 畑仕事庭仕事


朝晩の冷え込みが厳しくなり、秋深まってまいりました。
畑では冬野菜が顔を出しはじめ、落花生やさつま芋が収穫の頃。
が、夏野菜も細々ながらまだがんばっています。
ナス、ピーマン、ヒモトウガラシ、ゴーヤ、ヘチマ、夏の名残が愛おしい🌿



このところ、心沈むことが続いていて…、そんな時は食べます!
食べて眠る、そして祈る。







そんなことしかできない日々ですが、秋の到来、食欲の秋に存分に甘えて元気を蓄えようと思います🍁

母ちゃん