重点改良区の南部早生ひえ跡、仕上げはサンネッカE、軟炭の微粉末です。木酢液をしみ込ませてあるのでしっとりした肌触りです。耕運機で土と混ぜながら来年用の播種床を作っていきます。
今年の改良ポイントは二つ。ゼオライトが保肥力UPに繋がるか、ケイ酸効果で対倒伏性に効果があるか? 今年はカルシウムとマグネシウム(苦土)を投入しましたが、これらのミネラル肥料は分解に時間がかかりすぐに効果が出てくるものではありません。サンネッカEは2aで20Kgなので、蒔くと微量ですが、木酢液を含んでおり、木酢の有機酸が、この分解を早めます。又低温で焼いた軟炭なので、炭素そのものの補給となりそうです。以上、この二つを併用した時の効果がどのような形で出てくるか、来年蒔く南部早生ひえがどのように生育するか、今から楽しみです。
こちらは茶キビの跡、来年は南部早生ひえなので、同じやり方です。脱穀用の白ひえの収穫も始めました。これが今年最後の収穫作業になります。