田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

HCS 宇宙展 & C SPORTS PARTY

2019-08-10 18:47:26 | イベント

 イベント好きである。本日(8月10日)札幌市内でいろいろと催されたイベントから、私はHCSの宇宙展と北ガスアリーナ札幌46で開催されたC SPORTS PARTYをチョイスし覗いてきたが、どちらも興味深いものだった。 

 HCSとは「北海道情報専門学校」の略称である。その北海道情報専門学校が主催する「宇宙展」が昨日と今日の二日間、同校を会場(白石区菊水6条3-4-28)に開催されたのを知り、駆け付けてみたのだ。

       

 正直言って「一専門学校が主催する展覧会だから、それほどのものではないだろう」などと失礼な予想を立てていた。ところが昨日、道内の民放各局はこぞって宇宙展のことを取り上げていた。「これは一見の価値があるかも?」と考え、駆け付けてみた。

 判断に誤りはなかったようだ。私は入場早々、学校関係者に伺った。すると「情報専門学校」は電子開発学園という系列で全国に10校が展開していて、系列の中に宇宙関係の技術者を育成するコースがあり、そことJAXAが連携して今回の宇宙展が実現した」ということだった。

       

 宇宙展はさまざまなコーナーから成り立っていた。「ロケットコナー」、「科学探査コーナー」、「宇宙環境利用コーナー」とった教室ごとの展示から、「アポロ月面着陸50周年コーナー」、「小惑星探査機『はやぶさ2』2回目のタッチダウンへ」といった特別展示もあった。

      

             

 私が特に興味を抱いたのは、宇宙に関する講演コーナーと、ロケット打上時の音響体験だった。講演は「ロケットについて」と題して、やはり系列の宇宙技術開発株式会社の技術者がロケットについて分かりやすい解説をしていただいた。また、音響体験は実際にロケット発射時に立ち会ったような錯覚に陥るほどの迫力あるものだった。

      

 その他に、子どもたちが喜ぶような宇宙服を着用した記念撮影、工作・実験コーナーなど見どころ、楽しみどころが満載の展覧会だった。さらには、各コーナーの展示を詳しく見ると答えが分かる「宇宙クイズ」や「アンケート」提出によるプレゼントがあり、私も当然参加し、宇宙食をいただいたり、グッズをプレゼントされたりして、入場者に楽しんでもらおうとする熱意が感じられる展覧会だった。

       

 「北海道情報専門学校」は白石区菊水にあったので、その帰り道「北ガスアリーナ札幌46で開催されていたC SPORTS PARTYに寄ってみた。

      

 イベント名の冠“C”とは、主催である中央(Chuo)区のCであり、地域のまちづくり(Community Promotion)の“C”を意味しているとプログラムには記されていたが、私にはそれよりも子ども(Children)の“C”の意味が大きいように思われた。というのも、覗いてみて初めて分かったが、このイベントは子どもたちにいろいろなスポーツを体験してもらおう、という趣旨のイベントだった。

      

 その体験種目はアリーナにおいて「タグラグビー教室」、「鉄棒教室」、「ボルダリング・スラックライン体験」、「障がい者スポーツ体験」、「バスケットボール教室」、「フットサル教室」、「かけっこ教室」、「ストレッチ教室」といった具合だ。さらには、それぞれの専門の部屋においては「相撲教室」、「フロアカーリング体験」、「スポーツチャンバラ体験」、「柔道教室」、「スケルトン体験」、「アーチェリー体験」というように子どもたちがいろいろなスポーツを体験できたり、専門の方から教わったりするコーナーが多彩に展開されていたからだ。

      

      

 その他にも子ども向け、親向けの健康に関する体験コーナーもあったようだ。 

 二つのイベントを一日の中で見て回ることは少し欲張りだったかもしれない。もっと一つのイベントをじっくりと見て、考えてみる必要があったかもしれない。しかし、札幌には私のように何にでも興味を示すものにとっては、あまりにも多くのイベントが同時開催されている。そこから何をチョイスするか。それはちょっと贅沢な悩みなのかもしれない。


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