工程見学会の最後は、再生した新聞紙を利用する北海道新聞社の印刷工場だった。新聞の販売部数の減少が伝えられる今日的状況を反映してか、読者獲得の工夫を感じさせてくれた。と、ちょっとその前に…。
千歳道産市場
※ 「道産市場」の屋上には北海道観光のシンボル?札幌時計台を模したものが載っていました。
今回の見学会は、昼食を主催者が用意してくれるというサービスだった。その昼食会場が千歳市にある「道産市場」というところだった。
案内では、主催者である「札幌市製紙原料事業協同組合」が「海鮮丼」を用意します、ということだったが、このことが私には問題だった。
何が問題かというと、海鮮丼というと魚介類がそれほど得意でない私には悩ましいものだったのだ。特にイクラを私は全く受け付けない。困った…。
※ これが噂の「海鮮丼」+「タラバガニの鉄砲汁」の昼食です。
店に行ってから、スタッフに相談しようと思っていた。しかし、案内された「道産市場」というところは、団体の観光客が昼食を摂る会場のようで、体育館のような(少しオーバーかな?)ところに、ずらーっと既に海鮮丼が並べられていた。これでは相談は無理だぁ~。
海鮮丼を見ると、恐れていたイクラが丼の真ん中にでんと座っていた。参りました。
私は隣に座った見ず知らずの紳士に声をかけた。「イクラは好きですか?」と…。幸い「いただいてもいいですよ」と言ってくれたので、丁寧に一つの残らず拾い上げて、隣の紳士に食べてもらったのだった。
ちなみに、海鮮丼に入っていたネタは、エビ、サーモン、ホッキ、カズノコ、イクラ、シメサバ、イカの7種だった。私はイクラの他、カズノコもパスした。他はなんとか…。
それより、私には同時に出たタラバガニの鉄砲汁が美味しかった。
道新総合印刷本社工場「フムフム館」
※ 道新総合印刷本社工場のエントランスです。工場というイメージはありません。
道新印刷の本社工場は北広島市大曲工場団地、というより羊が丘通りの南東端に近いところにあった。
工場見学というと、通常は映像などを使用して工場の概要のガイダンスがあり、その後に実際の見学に移るというのが普通であるが、ここではちょうど本日(18日)の夕刊の印刷中だということもあり、先に見学者用の窓から夕刊を印刷しているところ見学した。
※ 見学者の集まるロビーに置かれていたユルキャラ「ぶんちゃん」のぬいぐるみです。
※ 本州製紙北海道工場から送られてきた新聞印刷用紙が見学者コーナーに展示されていました。
※ カラー印刷の仕組みを説明する展示です。パソコンのカラー印字と同じ原理ですね。
印刷中の工程を見学しても、私の場合は特別な感慨はなかった。というのも、修学旅行などでこれまで何度か見学していたことがあったからかもしれない。
それより、道新側の見学者に対するさまざまなサービスが印象的だった。
まず、印刷工程を見学した後、全員で記念写真を撮った。「どうして写真など撮るのだろう?まさか写真進呈のサービスがあるはずがない」と思ったのだが…。
続いて、ガイダンスが行われる部屋に入ると、なぜか「ぶんちゃん(道新のゆるキャラ)」マークの入った軍手、ファイターズロゴ入りのティッシュ、「ぶんちゃん」マークの入ったスタッフ袋などなど、多くのプレゼントが配られた。
極めつけは、先ほど撮った記念写真が入った「見学記念号」と称する新聞風の印刷物が渡された。これは見学者を喜ばすサービスである。
さらには、先ほど見学した際に印刷していた当日の夕刊が全員に配られるというサービスぶりだった。
こうしたサービスは新聞界の危機感の表れ?と見たのだが、それはうがち過ぎ?
※ 道新の印刷工場では写真のようなプレゼントが…。
※ サービスの最たるものが、私たち見学者の写真を組み込んだ新聞風の印刷物でした。
と一日をかけて、雑がみが再資源となる一連の工程を実際に見て歩いたのだが、見学する側としては主催者側の行き届いた配慮、見学先の周到な準備によって満足できる見学会だったが、はてしてその効用はどうだったろうか?
見学者の反応をうかがっていると、新聞古紙や雑がみを別途回収することが常識になりつつあるような会話が交わされていたようだ。我が家でも雑がみを別途収集することが日常となっている。
こうした催しが少しずつでも環境への負荷を減らし、資源の再資源化を推し進めることに繋がってほしいと願いたい。(優等生的なまとめだが、歳を取ると下手のことは言えない、と自らに言い聞かせている私だった…)
千歳道産市場
※ 「道産市場」の屋上には北海道観光のシンボル?札幌時計台を模したものが載っていました。
今回の見学会は、昼食を主催者が用意してくれるというサービスだった。その昼食会場が千歳市にある「道産市場」というところだった。
案内では、主催者である「札幌市製紙原料事業協同組合」が「海鮮丼」を用意します、ということだったが、このことが私には問題だった。
何が問題かというと、海鮮丼というと魚介類がそれほど得意でない私には悩ましいものだったのだ。特にイクラを私は全く受け付けない。困った…。
※ これが噂の「海鮮丼」+「タラバガニの鉄砲汁」の昼食です。
店に行ってから、スタッフに相談しようと思っていた。しかし、案内された「道産市場」というところは、団体の観光客が昼食を摂る会場のようで、体育館のような(少しオーバーかな?)ところに、ずらーっと既に海鮮丼が並べられていた。これでは相談は無理だぁ~。
海鮮丼を見ると、恐れていたイクラが丼の真ん中にでんと座っていた。参りました。
私は隣に座った見ず知らずの紳士に声をかけた。「イクラは好きですか?」と…。幸い「いただいてもいいですよ」と言ってくれたので、丁寧に一つの残らず拾い上げて、隣の紳士に食べてもらったのだった。
ちなみに、海鮮丼に入っていたネタは、エビ、サーモン、ホッキ、カズノコ、イクラ、シメサバ、イカの7種だった。私はイクラの他、カズノコもパスした。他はなんとか…。
それより、私には同時に出たタラバガニの鉄砲汁が美味しかった。
道新総合印刷本社工場「フムフム館」
※ 道新総合印刷本社工場のエントランスです。工場というイメージはありません。
道新印刷の本社工場は北広島市大曲工場団地、というより羊が丘通りの南東端に近いところにあった。
工場見学というと、通常は映像などを使用して工場の概要のガイダンスがあり、その後に実際の見学に移るというのが普通であるが、ここではちょうど本日(18日)の夕刊の印刷中だということもあり、先に見学者用の窓から夕刊を印刷しているところ見学した。
※ 見学者の集まるロビーに置かれていたユルキャラ「ぶんちゃん」のぬいぐるみです。
※ 本州製紙北海道工場から送られてきた新聞印刷用紙が見学者コーナーに展示されていました。
※ カラー印刷の仕組みを説明する展示です。パソコンのカラー印字と同じ原理ですね。
印刷中の工程を見学しても、私の場合は特別な感慨はなかった。というのも、修学旅行などでこれまで何度か見学していたことがあったからかもしれない。
それより、道新側の見学者に対するさまざまなサービスが印象的だった。
まず、印刷工程を見学した後、全員で記念写真を撮った。「どうして写真など撮るのだろう?まさか写真進呈のサービスがあるはずがない」と思ったのだが…。
続いて、ガイダンスが行われる部屋に入ると、なぜか「ぶんちゃん(道新のゆるキャラ)」マークの入った軍手、ファイターズロゴ入りのティッシュ、「ぶんちゃん」マークの入ったスタッフ袋などなど、多くのプレゼントが配られた。
極めつけは、先ほど撮った記念写真が入った「見学記念号」と称する新聞風の印刷物が渡された。これは見学者を喜ばすサービスである。
さらには、先ほど見学した際に印刷していた当日の夕刊が全員に配られるというサービスぶりだった。
こうしたサービスは新聞界の危機感の表れ?と見たのだが、それはうがち過ぎ?
※ 道新の印刷工場では写真のようなプレゼントが…。
※ サービスの最たるものが、私たち見学者の写真を組み込んだ新聞風の印刷物でした。
と一日をかけて、雑がみが再資源となる一連の工程を実際に見て歩いたのだが、見学する側としては主催者側の行き届いた配慮、見学先の周到な準備によって満足できる見学会だったが、はてしてその効用はどうだったろうか?
見学者の反応をうかがっていると、新聞古紙や雑がみを別途回収することが常識になりつつあるような会話が交わされていたようだ。我が家でも雑がみを別途収集することが日常となっている。
こうした催しが少しずつでも環境への負荷を減らし、資源の再資源化を推し進めることに繋がってほしいと願いたい。(優等生的なまとめだが、歳を取ると下手のことは言えない、と自らに言い聞かせている私だった…)
そして苫小牧市勇払にある日本製紙(株)北海道工場、
最後に札幌に戻って北海道新聞総合印刷本社工場という順での見学だった。・・》
私は読ませて頂きながら、数多くのお写真を拝見しながら、
瞬時に魅了された次第です。
東京では単なる新聞社の見学は、
私は小学生時代、学校の教育研修として、確か朝日新聞社で見た記憶がありましたが、
このような古紙~製紙の過程~新聞印刷の関連を修学できる見学には、
無念ながら首都圏ではなく、羨望された次第です。
特に日本製紙(株)北海道工場は、広大な敷地の中で観るだけでも行って見たい、
と感じた所です。
このように一連の工程を見て回る見学を、本州製紙の説明者が、麻雀用語の「一気通貫」と称して笑わせてれました。好企画だったと思います。
本州製紙の敷地の広さは、北海道ならではとも言えますね。製造業の場合、北海道はアドバンテージといえるものが少ないのですが、敷地だけは広々と取れるアドバンテージがあるのかもしれませんね。