田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

映画を観る

2020-03-10 19:40:02 | 映画観賞・感想

 映画こそコストパフォーマンスに優れた最高のエンターテイメントだと信じて疑わない私にとって映画館に足を運ぶことができない現在の状況は辛い。そんな私にあるこだわりを捨て去ることによって一つのアイデアが閃いた!

 映画は私の趣味の中の一つではあるが、主要な趣味であるとは思っていない。しかし、私の生活の中において貴重なスパイスの役目を果たしていると思っている。札幌へ居を移して13年、その間に観た映画の累計数を数えているが現在267本の映画を観たことになっている。年間にすると、毎年約20本の映画を観ていることになる。けっして多い数ではないが、少なくもない数だと思っている。

        

 その私がこだわっているのが、映画は“暗い空間で観るもの”というこだわりである。映画ファンの中にはレンタル店でDVDを借りて、自宅の大型テレビで観賞される方も多いと推察する。私はそうした楽しみ方を否定するつもりは毛頭ない。ただ、私は“暗い空間”に身を置いて、映画に集中したいという思いが強いのである。そうすることによって映画への感情移入も容易になると考えている。

 それが今、新型コロナウイルスの感染拡大によって、感染の可能性が極めて高い映画館に足を運ぶことはできない。でも映画は観たい。そこで考え付いたのが、わたしのこだわりを一時捨てることだと考えた。つまりレンタル店でDVDを借りて、自宅のテレビで観ることにしようと考えたのだ。

 そこで私は自分に一つだけ“枷”をかけることにした。それは“アカデミー賞”作品賞受賞作品に限って借りて観ることにした。アカデミー賞はアメリカ(世界)のもの、日本のものにこだわらずに、である。

 さっそく2010~2020年までの日米のアカデミー賞作品をリストアップした。すると私の場合、アメリカのアカデミー賞では「英国王のスピーチ」(2011)、「それでも夜は明ける」(2014)、「パラサイト 半地下の家族」(2020)の3作品を、日本アカデミー賞では「告白」(2011)、「八日目の蝉」(2012)、「万引家族」(2019)の3作品をそれぞれ観賞済みだったことが判明した。そのことを念頭におきながら本日午後、近くのレンタル店に足を運んだ。

        

 久しぶりにレンタル店に入ったのだが、システムがすっかり変わり、店のスタッフの姿が見えないのには戸惑った。数多くあるDVDの中からアカデミー賞受賞作品を見つけ出すことは困難を極めたが、それでも日本の作品「永遠の〇(ゼロ)(2015)とアメリカの「グリーンブック」(2019)の2作品を見つけ出すことができた。その他もこの10年間の受賞作品を探したが見つからなかった。店のスタッフにお願いして、系列店の他の店から取り寄せていただくことも依頼して今日のところは帰宅した。

 とりあえず、今夜のところは妻が寝静まった後に、昨年のアカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンブック」を楽しもうかと思う。



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