本日(7月1日)平成27年度に新校舎を落成した札幌市立啓明中学校を見学する機会を得た。札幌市内でも大規模中学校の一つということだが、至れり尽くせりといった感のある新築校舎だった。
※ 生徒玄関と正面玄関を兼ねた啓明中学校のエントランスです。
私が所属する退職組織の札幌中央支部では、毎年1度の研修会があり、中央区の学校を見学することが恒例となっている。
その対象となったのが、今年度は札幌市立啓明中学校だった。
啓明中学校はリード文でも触れたとおり平成27年度に新校舎が落成した学校である。
※ 特別教室で授業をしていたせいで、生徒のいない一般教室を写させてもらいました。
校舎に入ってまず驚いたのが、廊下の幅の広さである。
校長先生の説明によると、その幅は実に6m15cmとのこと、普通の学校の廊下の2倍以上あるとのこと。もっともそれは1階部分だけだったが、ちょっとした集会などは軽くできそうなほどの幅の広さだった。
※ これが啓明中自慢の幅の広い廊下です。いろいろな目的で活用できそうです。
また目立ったのは特別教室の充実ぶりだった。普通教室棟と特別教室棟がL字型で結ばれていたが、私の目には普通教室と特別教室が同じぐらいのボリュームがあるのではないか、と思えた。
その充実の一端であるが、私たちは集会室というところで応接・説明を受けたのだが、集会室は他にもあって、その集会室はちょっとしたコンサートも開催できるほど広さ、天井の高さを誇っていた。
※ コンサートを開催できるくらいの集会室です。日常はブラスバンドの練習室(?)
木材をふんだんに使った校舎は明るく、生徒たちも快適に学習を進められるに違いない。私たちは生徒たちが授業を受けている様子を廊下から伺うこともできたが、生徒たちは皆落ち着いて学習に取り組んでいる様子に好感が持てた。
校長先生の話の中で、生徒の挨拶が自慢だ、という話があったが、事実私が学校を訪れたときに廊下で出会った生徒たちは皆明るく挨拶してくれたのが印象的だった。
※ 一年生が授業を受けている様子です。落ち着いた学習態度が印象的でした。
今回、啓明中学校を訪れてみて、一時世間を騒がせた“荒れた中学校”などというイメージはどこにも見ることが出来なかった。啓明中学校は札幌市内でも大規模な中学校とのことだったが、(生徒数775名、普通学級21、特別支援学級2)廊下にはゴミ一つ落ちていなく、落ち着いた環境の中で学習活動が展開されていることを感じさせてくれた札幌市立啓明中学校だった。
※ 確か特別教室の前だと思いましたが、生徒が休むことができるベンチが配されていました。
さあ!明日未明、西野ジャパンの再び、三度のジャイアントキリングを期待して!!!