田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌ぶらり散歩 83 藻岩山散歩

2019-04-24 18:53:27 | 札幌ぶらり散歩 & Other

 アウトドアシーズンを迎えて左膝が不安である。ふだんの歩行には何の不安も感じないのだが、自転車に乗ると左膝が痛み出すのだ。いったいどういうこと?との思いもあり、藻岩山に繰り出してみた…。 

 札幌は今日(4月24日)桜の開花日を迎え、穏やかな天気だった。他の予定もあったのだが、上記のようなこともあり急遽予定を変え、藻岩山散策に切り替えた。散策とはいっても実際は登山なのであるが…。

 9時過ぎ、登山口(慈啓会口)にはたくさんの車が駐車していた。陽気に誘われて多くの人たちが登山を楽しんでいるようだった。

        

     ※ 登山口の駐車場にはまだ雪が残っているところがあったが、登山道の下の部分はほんどん乾いていました。

 リハビリトレーニングを兼ねての登山だったので、ゆっくりゆっくり登ることにした。

 登山口から登り始めていきなり目に飛び込んできたのは青色のエゾエンゴサクだった。青い色や紫色の可愛い花を付けたエゾエンゴサクは今が満開のようだ。登山道の両端をまるで回廊のようにして私たち登山者を出迎えてくれた。(少しオーバーな表現かな?)中に一輪だけ白いエゾエンゴサクを見つけることができた。

        

        ※ このようにエゾエンゴサクの群落がいたるところで見られました。

        

        ※ エゾエンゴサクの三態です。それぞれ涼しい色が特徴のようです。

        

        

         

 さらにエゾエンゴサクの群落の中に、小さな花なのだが存在感十分の黄色い花が目立った。調べてみるとキバノアマナという種だということが分かった。

        

        ※ 色の濃い黄色が存在感を強めているキバノアマナです。

        

        

 キバノアマナほど存在感を発揮してはいなかったが、白いエゾイチゲも可憐な花を付けて登山者たちを歓迎(?)してくれた。こちらはまだ数は少なく、最盛期はもう少し先のようである。

        

         ※ 数は多くありませんでしたが、白い花が可憐なエゾイチゲです。

 花たちを愛でながらゆっくりと登山を継続したが、膝の方は特に異常はない。登山道の方は下の方は乾いていたが、高度が上がり馬の背近くになると日陰になっているようなところにはまだ雪が残っていて、注意しながら登り続けた。

        

        ※ 藻岩山も上部へ行くと、ところどころにこのように雪渓がまだ残っていました。

        

 天気は穏やか、多少汗ばみながらも心地良い登山である。山の木々はまだ葉を付ける前で、登山道も明るかった。

        

        ※ 登山道沿いにはコブシの花はなく、望遠でとらえたコブシの花です。

 陽気に誘われてだろうか?エゾリスが目の前に姿を現しエサを啄んでいた。警戒心の強いエゾリスが登山者の前に現れるのは、あるいは人慣れしたエゾリスなのかもしれない。シャッターチャンスにも十分(?)応えてくれた。

        

        

        ※ 幸運にもエゾリスが逃げずにカメラに収まってくれました。

        

        

         ※ 冬の間に動物たちが生き永らえた食痕ですね。

 いつもは休まない、腰を下ろすところがある「スキーリフト跡地」のところも、「馬の背」に至ったところでも、しっかり休養を取りながら登り続けた。

        

        ※ 慈啓会口から登ると、最初の休憩ポイントでもあるスキーリフト跡地です。

 結局いつものペースの1.5倍の時間をかけて登頂した。膝の方はまったく異常を感じなかった。下山の方は少しスイッチが入ったこともあり、一度も休憩を取らず息が上がるくらいペースアップしたのだが、それでも膝に異常は現れなかった。いったいどうしたというのだろう?

        

        ※ 頂上直下にある「水かけ地蔵」ですが、まだ水はおいてありませんでした。

        

        ※ 山頂からの札幌市内です。うっすらと靄がかかった感じですね。

 明日の投稿でそのあたりのことについてもう少し言及してみたいと思っているが、とりあえずはアウトドアに向かうことには問題ないと素人判断し、今後いろいろとスケジュールを組んでみたいと思っている。



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