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私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌市の都市緑地めぐり㉑ 豊平川緑地<左岸編>

2020-07-11 19:14:35 | 札幌市の公園・緑地・緑道

 豊平川緑地は左岸も右岸もよく整備されていた。しかし、どちらかというと左岸の方がさまざまな施設が充実していたように感じたのだが、実際にはどうなのだろうか?

   

   ※ 「南大橋」の橋上から見た豊平川の流れです。

豊平川緑地(南区・豊平区・中央区・東区・白石区)1,237 ,932(ドーム24.7個分)  探索日 ‘20/07/08 & 10

   

   

   

   

  ※ 以上の緑地マップは①の「五輪大橋」から⑧の「豊水大橋」(国道274号線)までを表示しています。

 「豊平川緑地」は長かった…。7月8日・10日の両日で私は豊平川河川敷の両岸を合計45キロ歩いた。そのうち、下流域の江別市市境から「豊水大橋」までを昨日レポしたように豊平川緑地の中でも「豊平川雁来健康公園」とした。

 ということで「豊水大橋」から上流の「五輪大橋」までを、今回レポすることにする。この「豊水大橋」から「五輪大橋」間の正確な距離は承知しないが、感覚的には片道20キロ程度ではないかと思われる。この区間を往復したので、そこを左岸と右岸に分けてレポすることにする。

 幸い、私は左岸を両日ともに上流から下流を目ざすコースを取った。反対に右岸は両日ともに下流から上流を目指した。よって、ここでのレポは「五輪大橋」から「豊水大橋」までの様子を連続した形でレポすることとしたい。

   

   ※ スタート地点となった「五輪大橋」です。

 私は8日(月)に真駒内公園内にある「サケの科学館」前の駐車場に車を停めて、「五輪大橋」に向かった。「五輪大橋」からは左岸を下ろうと計画した。ところが「五輪大橋」からは堤防が築かれていない。私はまず国道230号線の歩道を歩くことを強いられた。

   

   ※ 「五輪大橋」から堤防ではなく、国道歩きを強いられました。

 「五輪大橋」の下流に架かる人道橋「藻岩上の橋」からは河川敷にサイクリングロードが伸びていたので、私はそこを歩くことにした。しばらくはサイクリングロード以外は何もなかった。「藻岩橋」を過ぎ、支柱からケーブルが張られた姿が美しい「ミュンヘン大橋」を過ぎたところに夏に子どもたちが水遊びに興ずる「ウォーターガーデン」があった。しかし、コロナ禍の影響で水が抜かれていて、閑散とした光景が寂しかった。

   

   ※ 豊平川沿いを歩くことができたのは、この「藻岩上の橋」(人道橋)からでした。

   

   ※ 「藻岩の上橋」からサイクリングロートに沿って歩き始めました。

   

   ※ 最初はこのように堤防の法面と豊平川にはさまれた狭いロードを往くだけでした。

   

   ※ 姿の美しい「ミュンヘン大橋」です。

   

   ※ 子どもたちに人気の「ウォーターガーデン」に水は導かれていませんでした。

 途中、「山鼻川」が注いでいるため人道橋の「わんぱくかけ橋」を渡り、再び豊平川河川敷に戻ると、そこにはテニスコート(2面)、野球場(3面)、少年野球場(2面)などが広がっていた。

   

   ※ 河畔にはけっこうテニスコートが目立ちましたね。

   

   ※ こうした案内板がところどころに立てられていて心強かったですよ。

   

   ※ 河川敷にはたくさんの野球場が広がっていました。

 その後「南22条大橋」、「南19条大橋」間は特に目立ったところはなかったが、「南19条大橋」を過ぎると「スズラン群生地」という一角があった。初耳である。スズランの花の季節は終わっていたが、来季以降チャンスがあったら訪れてみたい。

   

   ※ ところによっては、こうして芝生だけの広場も広がっていました。

   

   ※ 右の森がスズラン群生地だそうです。後ろの橋は「南19条大橋」です。

 特徴のある形の「幌平橋」が近づいたところに樋門があった。近寄ってみると「創成川取水樋門」と書かれた銘板が架かっていた。明治期に札幌中央部に大友亀太郎が掘った「大友堀」がそもそもの由来である人工川「創成川」の取水口を確認できたのは幸いだった。

   

   ※ この橋も特徴のある「幌平橋」です。

   

   ※ 創成川に水を引き入れる「創成川取水樋門」です。

 「幌平橋」を過ぎ、河川敷そのものは広く資料によるとゲートボール場、芝生広場、休養広場、徒渉池、遊具広場などがあるとなっていたが、私の目には特別印象には残らない広場が広がっているという感じだった。そして、「南大橋」が近づいたところでこの日初めてのパークゴルフ場に出会った。

   

   ※ このような遊具が置かれた「遊具広場」もありました。

   

   ※ 「南大橋」の袂に広がっていたパークゴルフ場です。

 続いて「南7条大橋」を過ぎたところでもう一つのパークゴルフ場が広がっていた。さらに進むが「豊平橋」を過ぎ、「南1条大橋」が近づくとテニスコート(4面)、少年野球場(1面)が設備されていた。「南1条大橋」を過ぎるとゲートボール場があると資料には記されていたが、私には気づくことができなかった。

   

   ※ こちらは「南7条大橋」の袂に広がっていたパークゴルフ場です。

   

   ※ テニスコートですね。

 この後、「水穂大橋」、「東橋」、「JR鉄橋」、「上白石橋」、「北13条大橋」、「環状北大橋」と続くが、この間は河川敷が狭いこともあって、サイクリングロード以外は何一つ目にすることがなかった。

   

 ※ 一番手前が「水道管橋」、次が「でんでん大橋」、そして一番奥が「一条大橋」です。  

 この間、豊平川河川敷が他の川と違うのは、河畔に木が生えていないこともあり絶えず豊平川の流れを目にしながら歩くことができるのが目には楽しかった。

   

   ※ 河川敷が狭くなり、豊平川の流れを右に見ながらのウォークが続きました。

 「上白石橋」を過ぎたところでサイクリングロードと遊歩道が分かれるところがあった。遊歩道を進んだのだが、周りの雑草が刈り取られていなかったこともあり多少心細い思いもした。

   

   ※ サイクリングロードと別れると、こんな心細い散策路となりました。(一部分)

 「環状北大橋」を過ぎたところで、サイクルサーキット、バークゴルフ場があったが、どちらもあまり利用されている形跡がないような施設のように感じた。

   

   ※ 「豊水大橋」が近づいたところに、サイクルサーキットなるものがありましたが、未舗装でした。はたして利用者は多いのでしようか?  

 目的地の「豊水大橋」に達する前に新設架橋中の橋の工事がされていた。詳しくは明日の右岸編に譲りたい。

   

    ※ 目的地だった「豊水大橋」です。

 と、ざーっと豊平川河川敷の左岸の状況をレポしてきたが、施設が充実していたのは「ミュンヘン大橋」~「南1条大橋」間に集中していたように思われた。この間は、後背地に住宅が多いこと、河川敷が広いことなどが関係しているのかもしれない。ただ、「南1条大橋」を過ぎると極端に施設などが目に入らなくなったのは寂しい思いがした。

 「上白石橋」の下流域では河川敷全体の様子も寂しく、整備もイマイチのように感じた。私が歩いた区域はまだまだ札幌市内の中心地からそう離れていないところである。河川敷には近い将来整備する旨の立て看板も立っていた。一日も早く河川環境の整備をお願いしたいと思った。

 

 

 



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