高校球児にとって甲子園大会の出場を目ざす夏の南北海道大会が始まった。私は昨年、一昨年とこの大会全試合を観戦し、その観戦記をこのブログに投稿してきた。(力の入ったその投稿はこちらから見ることができます。2011年版⇒、2010年版⇒)今年もまた全試合観戦をと思っていたのだが…。
今日から22日まで、中1日の休養日を挟んで7日間にわたって甲子園出場校を決める南北海道大会が開幕した。
私は後述する理由で今年の観戦はままならないが、せめて開会式だけはと思い円山球場に足を運んだ。
開会式直後の第一試合が札幌校同士ということもあってか、円山球場は初日から内野席は満席状態だった。(外野席は開放されていない)
以前も書いたが、たとえアナクロニズムと揶揄されようと高校野球ファンにとっては開会式の入場行進はいつ見ても清々しさを感ずる。各地区を勝ち上がった誇らしさを胸に、甲子園を掴みとるぞとの決意を示すように声をかけ、チーム全員が意思統一して足並みを揃えての行進はスタンドの共感を呼び、手拍子が彼らの行進を後押した。
選手宣誓は小樽水産高校の万優太キャプテンが務めた。滑舌にやや難があったものの、堂々とした選手宣誓だった。
始球式がスタンドを沸かせた。
小さな女の子が投球練習をしているなと思って見ていたが、始球式を務めたのは今や北海道で最も有名な高校生と云っても過言でないスキージャンプの女子選手高梨沙羅選手だった。前日、士別市で行われた全日本サマージャンプに優勝したその足で駆けつけたようだ。
私はこの日、正午には予定が入っていたのだが、それまでわずかであったが第一試合を観戦することにした。
第一試合は尚志学園 対 札幌龍谷の対戦だった。
試合前のシートノックを見ていて感ずるところがあった。それは札幌龍谷の内野手のグラブさばきがとても丁寧だったことだ。これまで何十校となくシートノックを見てきたが、そうした感想を持ったのは初めてだった。龍谷の監督の指導が徹底されていることを伺わせてくれる場面だった。
試合は投打ともに札幌龍谷に方に一日の長があったようだ。私が球場を後にした5回を終了して8対2と龍谷が大きくリードし、結局7回終了時に9対2と7点以上の差を付けていたためにコールドゲームで札幌龍谷の勝利となった。
このようにマスコミが伝えない各チームの力量を比較し、大会の推移を推測するのが何よりの楽しみだっただが、今大会はそれがかなわなくなってしまった。
今日もそうだったのだが、今週は連日のように避けることのできない予定が次々とあって、どうしても円山に足を向けることができないのだ。残念である。
今のところ準決勝、決勝の予定日は空いているのだが、それ以前の試合を観戦していないということはどうも球趣が盛り上がらないように思えて、どうしたものか思い悩んでいる。
今日から22日まで、中1日の休養日を挟んで7日間にわたって甲子園出場校を決める南北海道大会が開幕した。
私は後述する理由で今年の観戦はままならないが、せめて開会式だけはと思い円山球場に足を運んだ。
開会式直後の第一試合が札幌校同士ということもあってか、円山球場は初日から内野席は満席状態だった。(外野席は開放されていない)
以前も書いたが、たとえアナクロニズムと揶揄されようと高校野球ファンにとっては開会式の入場行進はいつ見ても清々しさを感ずる。各地区を勝ち上がった誇らしさを胸に、甲子園を掴みとるぞとの決意を示すように声をかけ、チーム全員が意思統一して足並みを揃えての行進はスタンドの共感を呼び、手拍子が彼らの行進を後押した。
選手宣誓は小樽水産高校の万優太キャプテンが務めた。滑舌にやや難があったものの、堂々とした選手宣誓だった。
始球式がスタンドを沸かせた。
小さな女の子が投球練習をしているなと思って見ていたが、始球式を務めたのは今や北海道で最も有名な高校生と云っても過言でないスキージャンプの女子選手高梨沙羅選手だった。前日、士別市で行われた全日本サマージャンプに優勝したその足で駆けつけたようだ。
私はこの日、正午には予定が入っていたのだが、それまでわずかであったが第一試合を観戦することにした。
第一試合は尚志学園 対 札幌龍谷の対戦だった。
試合前のシートノックを見ていて感ずるところがあった。それは札幌龍谷の内野手のグラブさばきがとても丁寧だったことだ。これまで何十校となくシートノックを見てきたが、そうした感想を持ったのは初めてだった。龍谷の監督の指導が徹底されていることを伺わせてくれる場面だった。
試合は投打ともに札幌龍谷に方に一日の長があったようだ。私が球場を後にした5回を終了して8対2と龍谷が大きくリードし、結局7回終了時に9対2と7点以上の差を付けていたためにコールドゲームで札幌龍谷の勝利となった。
このようにマスコミが伝えない各チームの力量を比較し、大会の推移を推測するのが何よりの楽しみだっただが、今大会はそれがかなわなくなってしまった。
今日もそうだったのだが、今週は連日のように避けることのできない予定が次々とあって、どうしても円山に足を向けることができないのだ。残念である。
今のところ準決勝、決勝の予定日は空いているのだが、それ以前の試合を観戦していないということはどうも球趣が盛り上がらないように思えて、どうしたものか思い悩んでいる。
特にその人間がその対象に入れ込んでいる場合にはその感じが強くなるんじゃないかと思いますね。