田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

私的に‘22を振り返る Part Ⅲ

2022-12-29 12:35:22 | 私的に〇〇年を振り返る

 Part Ⅲは私が当初から意図して取り組んだ二つのプロジェクト【北区歴史と文化の八十八選巡り】と【札幌市内パークゴルフ場巡り】の二つである。                                                                                                                                       

 いつのときもそうであるが、私は毎年この「 ’00を振り返る」シリーズをまとめることが好きである。まとめる作業をいつも11月に入ると始めることが多いのだが、この作業をしている間、私は自分の一年間をあれこれと振り返ることができて、ある意味で至福の時間を過ごしている自分に気付く。                                                                                                            

【北区歴史と文化の八十八選巡り】

《文学と学問の道》

◆№1 有島武郎邸跡(北12条西3丁目の角地。有島邸は札幌芸術の森内に移築復元されている) 4/19

◆№2  旧札幌中学校「発祥の地」碑(有島邸跡の道路向かい。現札幌南高校に繋がる) 4/19

◆№3 石川啄木下宿跡(札幌駅北側のビルの一角に胸像。わずか2週間の滞在だった) 4/19

◆№4 朔風(北海道自治労会館の竣工を記念した彫刻。札幌在住の彫刻家・本田明の作) 4/19

◆№5 偕楽園跡(当時の面影はないものの窪地が「偕楽園緑地」となっている。石川啄木の歌碑) 4/19

◆№6 清華亭(偕楽園緑地の一角に現存する。札幌市の有形文化財) 4/19

   

◆№7 新選組隊士永倉新八来訪の地(北大敷地をとり囲む塀の歩道に化粧タイルでの表示がある) 4/19

◆№8 佐藤昌介像(北海道帝国大学の初代総長、北大本部の庭園に設置されている) 4/19

◆№9 北海道大学百年記念会館(札幌農学校に始まる北大の歴史に関する資料が展示されている) 4/19

◆№10 サクシュコトニ川(北大構内の中央ローンを流れる歴史ある川。昔はサケが遡ったことも) 4/19

◆№11 ウィリアム・S・クラーク像(ご存じ札幌農学校の立役者。中央ローン北西角に建つ) 4/19

◆№12 古河記念講堂(明治39年に古河鉱業から北大に寄贈された歴史的建造物) 4/19

◆№13 旧札幌農学校校舎(現在は「旧昆虫学及養蚕虫学教室」と呼称されている建物) 4/19

◆№14 小麦研究記念碑(農学部校舎脇の庭に設置されている) 4/19

◆№15 北大ポプラ並木(古くから北大を象徴する景観を創り出している。平成ポプラ並木もある) 4/19

◆№16 「人工雪誕生の地」碑(中谷宇吉郎教授が世界初の人工雪を作り出したこと記念する碑) 4/19

◆№17 北大イチョウ並木(北13条門から工学部に向かって伸びるイチョウ並木も北大名物である)5/10

◆№18 母子像(北大附属病院の前の緑地に北大医学部の先駆者たちの胸像と並んで建っている) 5/10

◆№19  恵迪寮歌「都ぞ弥生」歌碑(北大寮歌といえば「都ぞ弥生」以前の寮があったところに建つ)5/10

◆№20 北大遺跡保存庭園(北大構内のやや奥まったところに存在。竪穴式住居跡が数個存在) 5/10

   

◆№21 北海道大学農学部第二農場(札幌農学校当時に建てられた米国式のモデル農場が現物保存)5/10

◆№22 旧藤高等女学校校舎(キノルド記念館)跡(現物は解体したが一部が記念館として保存) 5/10

水辺と開墾の道

◆№23 北27条通り(旧札幌飛行場の防風緑地帯を利用した通り。地域住民の憩いの場) 5/25

◆№24 いのち(若草公園の一角に建つ母娘像) 5/25

◆№25 札幌飛行場正門跡と「風雪」碑(北24条通り沿いに門と小さな「風雪」碑があった)5/25

◆№26 力士若勇(わかいさみ)碑(新川橋の袂に建っていた。素人相撲の大力士) 5/25

◆№27 馬頭大神(赤い鳥居が印象的な新川皇太神社の境内の片隅に設置されていた) 5/25

◆№28 新川さくら並木・新川緑地(新川のさくら並木は全長10.5km。緑地は新川の河畔を指す)5/25

◆№29 新川「開基百年記念」碑(大きな石碑が新川中央公園内に設置されていた)6/04

◆№30 近藤牧場(開発が進み、市街地化された中で緑豊かな牧場が現存しているのは貴重)6/04

◆№31 安春川の水辺と散策路(屯田兵によって開削された安春川を活用した水辺と散策路)6/06

◆№32 新琴似屯田兵屋(選定時は現存したいたが老朽化のために撤去された。跡地を確認)6/06

◆№33 屯田兵もやい井戸跡(新琴似屯田兵中隊本部の建物の前庭をその跡としたが…) 6/06

◆№34 東繁造君学勲碑(地元出身の東繁造の素晴らしい科学的業績を讃えた碑) 6/06

◆№35 新琴似兵村記念碑(1936年、屯田兵入植50周年を記念して建立された碑) 6/06

◆№36 新琴似の馬魂碑(市内各地に建立されている農耕馬を供養するための碑) 6/06

◆№37 吹田晋平歌碑(地元に根付いた歌人として、また政治家として貢献したことを讃えた歌碑)6/06

◆№38 新琴似「百年碑」(1988年、日高産の青石が存在感を放っていた) 6/06

◆№39 新琴似屯田兵中隊本部(小ぶりな建物であるが、威厳を保った雰囲気を醸し出している)6/06

   

◆№40 新琴似「拓魂」碑(農業組織の歴代の会長を顕彰する碑だという) 6/06

◆№41 新琴似「開村記念碑」(当地に1887年に入植後、5年後に建立された碑だという)6/06

◆№42  歌人・若山牧水来訪の地(歌人の若山牧水が来道の折りに立ち寄った箇所)新琴似 6/06

◆№43 新琴似歌舞伎の跡地(篠路歌舞伎とは別に新琴似に興った歌舞伎場「若松館」の跡地)新琴似6/06

◆№44 帝国製麻琴似亜麻工場跡(工場跡は麻生野球場、唯一残るアカマツが往時を偲ぶ)麻生町 6/06

森と歴史の道

◆№45 屯田防風林(「日本の歩きたくなる道500選」に選定された自然林) 10/03

◆№46 植樹碑(地元ライオンズクラブが公園内にサクラの樹を植樹した記念碑) 10/03

◆№47 はたちのつどい記念塔(昭和52年に成人した青年たちが記念に建てた塔) 10/03

◆№48  屯田みずほ通り(開拓当時は潅漑溝だったところを遊歩道にとして造成した散歩道)10/03

◆№49 屯田の太陽(屯田開基百年記念事業としてのモニュメントを郷土資料館前に建立) 10/03

    

◆№50 屯田郷土資料館(昭和63年、屯田の太陽同様開基百年記念事業として開設された)  10/03

◆№51 「屯田兵第一大隊第四中隊本部跡」の碑(本部の周縁は一万坪の練兵場が広がっていた)10/03

◆№52 篠路兵村「開拓碑」(屯田地区の開基40年を記念して建立された) 10/03

◆№53 水田開発記念碑(屯田地区を畑作から稲作に転換し、成功したことから昭和33年に建立)10/03

◆№54 屯田兵顕彰の碑(屯田兵の開拓によって発展した功績を讃えて建立された。広場最大の石碑)10/03

◆№55  馬魂之像(開拓に貢献した馬を讃える碑は多いが、馬の立像の碑は珍しい)10/03

  ※以上№51~55は、「屯田開拓顕彰広場」に建てられてある碑です。なお、広場には八十八選から漏れた石碑も2つ建っている。

◆№56 篠路兵村「移住記念碑」(屯田地区に第四中隊200戸が入植、7年後に入植記念碑を建てた)10/03

◆№57 屯田開基九十周年記念顕彰碑(昭和53年開基90周年を記念して建立された) 10/03

◆№58  望郷のアカマツ(明治27年に屯田本部が故郷を偲ぶよすがにと、各戸に配布した赤松) 10/03

  ※ 以上、3件は江南神社境内に建てられてあるものです。

◆№59 馬霊神蕾驊号の碑(馬産改良のために導入された種牝馬で持ち主が讃えて建立した) 10/03

◆№60  馬霊第七王驊之碑(同じくペルシュロン種の牝馬。やはり持ち主が建立した碑)10/03

農村文化発祥の道

◆№61 創成川通りのポプラ並木(札幌中心部から伸びる創成から沿いのこの地区のポプラ並木は見事)10/07

◆№62 太平の馬頭観世音(太平地区で活躍した馬の健康を祈り、労苦に感謝して建てられた碑) 10/07

◆№63 太平会館資料室(地域の事情で現在閉館中のため内部観覧はできなかった) 10/07

◆№64 太平開基百年碑(どの地区でも開基百年を記念する碑が立てられたようだ。太平公園内にある)10/07

◆№65 さっぽろ花と緑の博覧会モニュメント(昭和61年に開催の博覧会を記念して)百合が原公園  10/7

◆№66 ハルニレの森づくり発祥の碑(北国・札幌に相応しい樹をアピールするため)百合が原公園  10/7

◆№67 「篠路烈々布開基百年」碑(烈々布地区の開基百年を記念して建立)篠路烈々布会館前 10/7

◆№68 篠路烈々布郷土資料館(説明いただいた中西俊一氏のとの嬉しい出会い)篠路烈々布会館内 10/7

◆№69 篠路歌舞伎発祥の地(かつて明治から昭和にかけて一世を風靡した農村歌舞伎発祥の地) 10/7

◆№70 篠路コミュニティセンターの藍と篠路歌舞伎の展示(二つの歴史が見られる)篠路コミセン 10/7

◆№71 篠路駅周辺の倉庫群(どこでも見られた駅近くの倉庫群が残存した)JR篠路駅近く 10/7

◆№72 篠路獅子舞(かつて烈々布獅子舞と呼ばれていたのを継承したもの)篠路神社 10/7

   

◆№73 力士。小松山之碑(素人相撲として地元で活躍したことを顕彰した碑)篠路神社内 10/7

◆№74 篠路神社の馬魂碑(かつて農村だった北区のどこでも見られる馬を慰労する碑)篠路神社内 10/7

◆№75 ※ 早川家のアカマツ(すでに撤去されたため訪問叶わず)

◆№76 龍雲寺の馬頭観音(かつて農村だった北区のどこでも見られる馬を慰労する碑)龍雲寺境内 10/7

◆№77  荒井金助と早山清太郎ゆかり地(地元篠路を開拓に貢献した二人の墓石)龍雲寺境内 10/7

◆№78 龍雲寺のイチョウ(樹齢100年を優に超える堂々たる大木)龍雲寺前 10/7

藍の道

◆№79 水野波陣洞(はじんどう)句碑(「白鳥の 翼の唸り ふり被り」)ガトーキングダムサッポロ内 10/7

◆№80 川端麟太(りんた)句碑(「のぞみありて 庶民の帽の 青きひさし」 同 上  10/7

◆№81 藍栽培ゆかりの地(札幌に藍を栽培した先駆者を讃える石碑)北区篠路町 10/7

◆№82 宮西頼母(たのも)歌碑(「チモシーの 禾積つみ終へし 土手のうへ 石狩川は 波立て見ゆ」)10/7

◆№83 興産社の馬頭観音(地域の開発を担った興産社が建立した)北区拓北 10/7

◆№84 仙人庚申塚(庚申信仰の教えを信ずる信者が建立した?)北区あいの里 10/7

◆№85 篠路の馬魂碑・馬頭観音(個人の農場内に建立されていた)北区拓北 柳沢農場内 10/7

◆№86 トンネウス沼(トンボ類棲息の沼として有名。地域の憩いの場)北区あいの里 10/7   

   

◆№87 あいの里開発記念之碑(地域が住宅地として開発されるにあたり地域の歴史を記した)10/7

◆№88 「あいの里」竣工記念碑(地域が住宅地として開発される竣工を記念した碑)駅前 10/7

 このジャンルは書き出した項目こそ多いが、一日に何件も回ることが多く、それほどの苦労はなかった。それより北区という札幌の一地域でこれほどの歴史や文化を掘り起こし、それを顕彰していることに敬意を覚えるのである。できれば他の区でも同様な取り組みをしていただけたらなぁ、と思うのだが…。

【札幌市内パークゴルフ場巡り】

◆№34  拓北公園コース(北区) 9ホール(無料)  5/12

◆№35  東茨戸パークゴルフ場(北区)  36ホール(有料) 5/12

◆№36 篠路コミュニティセンター横パークゴルフ場(北区) 18ホール(有料)  5/12

◆№37 百合が原公園コース(北区)  9ホール(無料) 5/12 

◆№38 中沼リサイクル団地緑地コース(東区) 18ホール(無料) 6/01

◆№39  丘珠ゆたか緑地コース(東区)  18ホール(無料) 6/01

◆№40  丘珠空港緑地コース(東区) 18ホール(有料) 6/01

◆№41 平岡公園コース(清田区) 18ホール(無料) 6/19

◆№42 清田中央・みどりパークゴルフコース(清田区) 18ホール(有料) 6/21

   

◆№43 豊平川緑地パークゴルフコース(中央区) 18ホール(有料) 6/30

◆№44 厚別川緑地白鳥コース(清田区)  18ホール(無料) 9/02

◆№45 厚別川緑地マガモコース(清田区) 18ホール(無料) 9/02

◆№46 新琴似二番通公園コース(北区) 9ホール(無料) 9/03

◆№47  つどーむパークゴルフコース(東区) 18ホール(有料) 9/03

◆№48  月寒河畔緑地 旭パークゴルフコース(白石区) 9ホール(無料) 9/059/05

◆№49 厚別川緑地 虹の橋パークゴルフ白石コース           (白石区) 9ホール(無料)  9/05

◆№50 厚別川緑地 虹の橋パークゴルフ厚別コース           (白石区) 9ホール(無料)  9/05

◆№51 大空公園コ―ス(西区) 9ホール(無料) 9/06

◆№52 はまなすコース(西区)  9ホール(無料) 9/06

◆№53 西岡中央公園コース(豊平区) 9ホール(無料) 9/09

◆№54 豊平川緑地(南22条大橋上流右岸)コース(豊平区) 9ホール(無料) 9/09

◆№55 もみじ台緑地かっこうコース(厚別区) 9ホール(無料) 9/16   

   

◆№56 厚別西川河川敷コース(厚別区) 9ホール(無料) 9/16   

◆№57  厚別川パークゴルフ場(白石区) 9ホール(無料) 9/16

◆№48  北郷公園パークゴルフコース(白石区) 18ホール(無料) 9/16

◆№59 大谷地交通局車両基地コース(厚別区) 9ホール(無料) 9/22

◆№60 厚別清掃工場跡地パークゴルフコース(厚別区) 9ホール(無料) 9/22

◆№61 厚別山本公園コ―ス(厚別区) 36ホール(有料) 9/22

   

◆№62 川下公園コース(白石区) 18ホール(有料) 9/22

◆№63 さっぽろ大地公園コース(白石区) 9ホール(無料) 9/22

◆№64 月寒公園コース(豊平区) 18ホール(有料) 10/06

◆№65 エルムの森公園コース(北区) 9ホール(無料) 10/06

 こちらは市内65のパークゴルフ場を巡るのに3年かかってしまった。コロナ禍に遭遇したこともあるが、ある程度の面積を必要とするパークゴルフ場のほとんどは郊外にあるため、我が家から行くだけでかなりの時間を要するところが多かったために時間を要してしまった。全体を巡ってみて、コロナ禍の影響も確かにあるが、パークゴルフ熱もやや下降気味かな?という印象を抱いたが果たして?

 プロジェクトとしてわたしが抱えて未完成のものが一つあるのだが、それは【札幌でしかできない50のこと】であるが、現在39件まで巡り終えているが、今年は1件も前へ進まなかった。というのも、すでに閉店してしまったり、コロナ禍で長期間閉鎖しているところが多く、私の中でモチベーションが下がってしまった。今のところ未完成のまま終えることになりそうだ。

 そして今、私の中では来年に向けて新たなプロジェクトはないものか?と模索中である。 



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