北二条通り~SAPPORO ROMANE~という通りが私の通勤路にあります。その通りが私の評価の中では最悪の道路でしたが、今その通りの改修工事が行われています。
私が最悪と評するその道路は北二条の北大植物園の脇を通る歩道です。
その歩道は凝りすぎた造りになっているため、かえって歩きにくくなった道路であると私は見ていました。
北二条通り~SAPPORO ROMANET~がどのような造りなのか描写してみることにしましょう。(うまく伝わるでしょうか?)
歩道全体は花崗岩を小さな正方形にしたものを埋め込んでいます。その成型は意図的なのでしょうか、表面が滑らかではなくゴツゴツしているものですから歩きにくいことこのうえありません。
※ 比較的状態の良いところを写したものです。ここで黒く
見える石はアクセントとして配置された石です。
さらに歩道にアクセントをつけるためでしょうか、ところどころに斜め状に鉄平石を敷いています。
※ 歩道の左脇と中央を斜めに鉄平石が敷き詰められています。
確かに無味乾燥な歩道が多い中では美的な効果をねらったのかもしれません。
まさにROMANET(この言葉はRomanticとNetworkとの合成語のようです)な通りを思い描いたのかもしれません。
ところが、正方形の花崗岩は隙間無くびっしり埋め込んだのとは違い、石と石の間に多少の隙間を作りながら埋め込まれているため石が何かの関係で抜けたり、欠けたりすることがあるようです。また、鉄平石も丈夫なものではありませんから割れたり、剥がれたりしてきます。そうしたところは応急的(?)にアスファルトを埋め込んでいるので、歩道のあちらこちらが痘痕(あばた)のようになっています。
※ 大きく黒くなっているところはアスファルトで補修したところです。
これでは美的な歩道どころか、醜悪な歩道となってしまっていました。歩きにくく、醜悪に見える歩道では最悪と云わざるを得ません。
※ こちらはさらに広く補修したために醜いばかりです。
調べてみると国土交通省の肝いりで札幌市建設局土木部が取り組んだ事業とのことです。
私が見たところでは普通の歩道よりはかなりの費用を要して造られた歩道のようです。
しかし、今・・・。
この歩道をバリアフリー化のためと称して(盲人用の点字ブロックを敷く)、全ての石を剥がしてごく普通のコンクリートブロックを並べた歩道に切り替える工事をしています。
あゝ、なんて無駄なことをしているのでしょう・・・。
※ 一部改修を終えた北2条通りです。スッキリしていますね。
アスファルトで塗り固められた歩道が良いというわけではありませんが、道路は私たちが移動する場であるはずです。だとしたらその機能性を第一に考えてほしいものです。その上に立って、心地良く使うためのデザインや色、素材など考えるべきなのではないでしょうか。(と田舎おじさんは珍しく意見文を投稿したのでした。)
私が最悪と評するその道路は北二条の北大植物園の脇を通る歩道です。
その歩道は凝りすぎた造りになっているため、かえって歩きにくくなった道路であると私は見ていました。
北二条通り~SAPPORO ROMANET~がどのような造りなのか描写してみることにしましょう。(うまく伝わるでしょうか?)
歩道全体は花崗岩を小さな正方形にしたものを埋め込んでいます。その成型は意図的なのでしょうか、表面が滑らかではなくゴツゴツしているものですから歩きにくいことこのうえありません。
※ 比較的状態の良いところを写したものです。ここで黒く
見える石はアクセントとして配置された石です。
さらに歩道にアクセントをつけるためでしょうか、ところどころに斜め状に鉄平石を敷いています。
※ 歩道の左脇と中央を斜めに鉄平石が敷き詰められています。
確かに無味乾燥な歩道が多い中では美的な効果をねらったのかもしれません。
まさにROMANET(この言葉はRomanticとNetworkとの合成語のようです)な通りを思い描いたのかもしれません。
ところが、正方形の花崗岩は隙間無くびっしり埋め込んだのとは違い、石と石の間に多少の隙間を作りながら埋め込まれているため石が何かの関係で抜けたり、欠けたりすることがあるようです。また、鉄平石も丈夫なものではありませんから割れたり、剥がれたりしてきます。そうしたところは応急的(?)にアスファルトを埋め込んでいるので、歩道のあちらこちらが痘痕(あばた)のようになっています。
※ 大きく黒くなっているところはアスファルトで補修したところです。
これでは美的な歩道どころか、醜悪な歩道となってしまっていました。歩きにくく、醜悪に見える歩道では最悪と云わざるを得ません。
※ こちらはさらに広く補修したために醜いばかりです。
調べてみると国土交通省の肝いりで札幌市建設局土木部が取り組んだ事業とのことです。
私が見たところでは普通の歩道よりはかなりの費用を要して造られた歩道のようです。
しかし、今・・・。
この歩道をバリアフリー化のためと称して(盲人用の点字ブロックを敷く)、全ての石を剥がしてごく普通のコンクリートブロックを並べた歩道に切り替える工事をしています。
あゝ、なんて無駄なことをしているのでしょう・・・。
※ 一部改修を終えた北2条通りです。スッキリしていますね。
アスファルトで塗り固められた歩道が良いというわけではありませんが、道路は私たちが移動する場であるはずです。だとしたらその機能性を第一に考えてほしいものです。その上に立って、心地良く使うためのデザインや色、素材など考えるべきなのではないでしょうか。(と田舎おじさんは珍しく意見文を投稿したのでした。)
さすが鋭い感性ですね。
はっきりとは分からないのですが、私に不評の道路は造られてからそれほど年数は経っていないようにも思われます。
なのに全面改修ですからねぇ…。
私だけではなく、多方面から不評の歩道だったのでしょうねぇ。
「札幌ウォーク」で札幌市内のいろいろな道を歩いていると、いろんなことが見えてきます。