田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

遅ればせながら江別蔦屋書店拝見!

2019-03-20 19:34:06 | 札幌(圏)探訪

 ともかくその規模に驚いた!既存の書店とはそのスケールが全く違う!本を中心として、一日書店の中で遊んでいられる規模だといっても過言でない。今度は一日かけて江別蔦屋書店を訪れてみよう!

          

         ※ 3棟が並んで建つ江別蔦屋書店です。左から「食」、「知」、「暮らし」の棟となっていた。

 昨年11月21日に開店したという「蔦屋江別書店」は話題にはなっていたものの、札幌から車で小1時間かかるとあってなかなか訪れる機会がなかった。今日(3月20日)の午後、時間ができたので出不精の妻を誘って江別まで車を走らせた。

 江別蔦屋書店は江別市の外れ飛鳥山公園の近くに位置していた。大きな駐車場(500台収容可能)とレンガ色の3棟の建物が並んでいた。

          

          ※ 「知」の棟に入って、頭上まで本がびっしりと展示されているのに驚かされた。

 その3棟は、「知」「食」「暮らし」とそれぞれテーマに基づいた店づくりをしているのが大きな特徴とのこと。私たちはまず3棟の中央に位置する「知」の棟に入った。まず展示されている圧倒的な本の量に驚かされた。「知」の棟だけは2階建ての吹き抜けになっており、2階まで特設の本棚にびっしりと本が展示されていた。あまりの多さに私たちは本を手にすることさえ忘れ、この大量の本の中からどうして目的の本を選べるのだろうかと心配になったほどだ。棟内にはスターバックスコーヒーが出店しており、コーヒーを楽しみながら本探し、あるいは試読ができるシステムのようだった。

          

          ※ 「知」の棟の一角に出店していたスターバックスコーヒーです。

 続いて「暮らし」の棟に移ると、そこには、輸入玩具、フラワーショップ、アウトドアショップなどが入店しており、それらの店と共に関係書籍が展示されていた。

          

          ※ 「暮らし」の棟のフラワーショップと関連する図書の本棚です。

          

          ※ 「暮らし」の棟にはこうした屋内遊園地のような施設もあり、子どもを連れての本選びも可能です。

 また、反対側の「食」の棟では多くの食のショップが入店していた。イタリアン、カレー、担々麺、ハンバーガー、ジェラート等々、合計12店舗である。もちろんこちらも「食」に関する書籍が展示販売されていた。

          

          ※ 「食」の棟に出店していたイタリアンレストラン「nòdo」です。

 江別蔦屋書店についてはたくさんのレポートが出ているので、詳しくはそちらにお任せして、私の率直な感想を記して本日のレポとしたい。

 本日のレポの冒頭にも記したが、ともかくその規模に驚いた。蔦屋はこれまで日本人がもっていた書店のイメージを覆そうとする試みを全国で展開しているようである。江別の蔦屋は「田舎都市スローライフ」がそのコンセプトだという。そのコンセプトを色濃く打ち出しているのが「食」の棟であり、「暮らし」の棟ということだろうか?

          

          ※ 「食」の棟には「食」に関する雑貨類が本と共に展示・販売されていました。

 伝え聞くところでは、休日や祝日には駐車場が満杯となるほどの集客を誇っているという。おそらく札幌から来店する人たちも相当数いると思われる。「食」のショップが充実し、「暮らし」の棟では室内遊園地さながらに子どもたちが寛げる施設が充実している。「知」の棟ではゆったりとした雰囲気の中で本を選ぶことができる。

 これは知的好奇心をくすぐらせ、多くの人たちの興味を掻き立てることだろう。今日は午後も遅くだったこともあり、ざあっと見て回っただけだったが、機会を見てランチを楽しみながらゆっくりと本選びをしてみたいと思った。