








“決定版” などと胸を張って言えるものではないのだが…。それでも事前、雪まつり初日、そして昨日(第5日)夜と、都合3度通ってその魅力をカメラに収めようとしたのだが…。なにせカメラの技術が拙劣である。雰囲気だけでも味わっていただければ…。
拙ブログにおいて2月3日付で「さっぽろ雪まつり いよいよ開幕直前情報」と題してレポしたが、開幕前ということで規制が厳しく満足な写真を撮ることができなかった。そこで2月4日の開幕日に再び会場に足を運び、雪像の全体像を撮ることができた。しかし、雪像は昼に見るのも良いが、ライトアップされた夜間も違った魅力を発見できると報じられていた。さらにはプロジェクションマッピングもあるという。そこで昨夜(2月8日)三度目のまつり見物でライトアップされた雪像をカメラに収めてきた。私のカメラは証拠写真的なものであり、技術的にはまったく拙劣であるが、雰囲気だけでも味わってもらえたらと思いアップします。
掲載順は次のとおりとします。まず、大雪像の昼と夜、そしてその雪像の原図や塑像を提示します。続いて大雪像以外の雪像などについて掲載することとします。
◆大雪像 大通会場10丁目 UHB ファミリーランド
「世界がまだ見ぬボールパーク“Fビレッジ” 2023.3.30誕生!」
※ 人物を造形するって一番難しいんでしょうね。新庄監督は似ていると言えるかな???
◆大雪像 大通会場8丁目 雪のHTB広場
「豊平館」
※ 以下はプロジェクションマッピングの一コマです。
◆大雪像 大通会場7丁目 HBC広場
「すべての医療従事者に感謝を込めて
~フローレンス・ナイチンゲールの偉業を偲ぶ~ エンブリー荘」
◆大雪像 大通会場5丁目 道新 雪の広場
「疾走するサラブレッド」
※ 以下はプロジェクションマッピングの一コマです。
◆大雪像 大通会場4丁目 STV広場
「白亜紀の北海道 ~ティラノサウルス&カムイサウルス」
※ 私の目から見て、この大雪像にグランプリをあげたいと思いますが、皆さまはいかがでしょうか?
◆中雪像 大通会場4丁目 「ブルーアーカイブ」アロナ像
◆中雪像 大通会場2丁目 「雪ミク 冬麗(ふゆうらら)Ver.」
◆小雪像 大通会場6丁目 「遊☆戯☆王 ゴーラッシュ!!」ユウディアス・ベルギャー
◆高校生スノーオブジェコンテスト
このコンテストには札幌市内の高校美術部13校が出場したようです。私が事前情報で雪まつりの期間中作成するのだろうと記しましたが、実は一日だけで作成するという大変な作業だったようです。その結果、上位に入賞したのが以下3校でした。
◇第1位作品 厚別高校美術部 「くまちゃんがいいなみのってしゃけらいど」
◇第2位 札幌日大高校美術部 「うさぎ達よ理想を掴み取れ」
※ この2位の作品だけ撮り忘れてウェブ上から拝借しました。
◇第3位 手稲高校美術部 「鮟中模索」
◆多くの観客が詰めかけた会場の様子
※ 6丁目会場は事前には飲食ブースが立ち並ぶのではと予想したのですが、今年は会場内での飲食が中止となり、物販ブースが僅かにあるだけで、寂しい6丁目会場でした。
※ 1丁目会場では初日の夕刻に「どぶろっく」というグループがライブを行ったのですが、大混雑でステージが見えませんでした。前方遠くに二人組の一人が小さく見えます。
まだまだ写真そのものはたくさん撮り貯めたのですが、このあたりで止めまししょう。「第73回 さっぽろ雪まつり」の様子が分かっていただけたでしょうか?
一度はぜひ見てみたい!と思っていたモエレ山で行われる「爆走そり大会」を観戦することがようやく実現できた。“爆走” という言葉に、私は少しばかり妄想を膨らませすぎたようだが、それでも楽しいそり大会だった。
今日の私は、午前中が「モエレ山爆走そり大会」、午後からは札幌市体育館で行われたプロフットサルのリーグ戦「エスポラーダ北海道」vs「立川アスレティックFC」戦の観戦、そして夜はかでるホールで「北海道分水嶺大縦断」を成功させた野村良太氏の講演会と、大忙しの日曜日だった。本日から3日間、それらを順を追ってレポすることにする。
「モエレ山爆走そり大会」はテレビで見るかぎりとても豪快で、楽しく映ったことから「一度は実際に観てみたい」と思っていた。ところがここ2年はコロナ禍のために開催中止に追い込まれていて、今回3年ぶりの開催ということだった。
我が家からは車で30分あまりかかるが、天気も良かったことから期待に胸を膨らませながらモエレ沼公園に向かった。
私が着いたのは競技が開始される10時30分の15分前ということで、そり大会に出場する人、それを応援したり、観戦したりする人たちがたくさん詰めかけていた。会場では女性アナが声高に雰囲気を盛り上げていた。
※ モエレ山の山頂とそり下に造られたそりコースの前半部分です。
※ こちらはゴールエリアです。真ん中の黄色いウェアの方が会場実況をしていました。
※ これから出走するダンボール製のそりです。かなり性能の良い方だと思われます。
10時30分、競技が開始された。出場する選手たちはチームによってそりに乗る人数がばらばらだった。大会規定によると1チーム2名から6名の範囲内であれば自由とのことだった。各チームスタートラインは勢いよく飛び出すのだが、そりが真っすぐ進まず途中で止まったり、途中でそりが壊れたり、と苦戦するチームが多かった。また “爆走” とは言いながら、それほどスピードが速いとも思われなかった。そして私はようやく気が付いたのだ。出場するそりが全てダンボール製であることに…。傍にいた大会役員にそのことを話すと「そうです。危険防止のためにそりはダンボール製に限っています」ということだ。
※ 雪煙を豪快に上げているということは、そりにブレーキがかかっているということです。
※ こちらはコース中盤ではやくもそりを押さねばならない状態になりました。
※ このそりもいかにもブレーキがかかってしまったようなそりです。
そりで滑って完走できずに、途中からはそりをひっぱり走ってゴールするチームが目立った。中には曲がらずに、そりも壊れずにゴールするチームもあった。そうしたチームは長さおよそ120mのコースを10秒台でゴールするチームもあった。
出場するチームのほとんどは、タイムを狙うというより、そりの形状に装飾を施したり、ユニフォームを工夫したり、と大会出場そのものを楽しんでいる人たちがほとんどのように思えた。
※ パフォーマンスのアピールは十分ですが、コース途中でそりを押す羽目になっています。
※ こらちもトラブル発生中です。
※ 車が後ろ向きに進んでいます。
※ このお二人はラジオのパーソナリティらしいですが、そりはどこへやら?
私が観ていた中で、ミャンマー人の若者6人が民族衣装に身を包んで参加していたのが印象的だった。
※ ミャンマー国旗を付けた苦心のそりですが、後ろ向きになってしまいました。
私は “爆走” というイメージから、かなりのスピードで滑り、豪快にジャンプしてコケるところを観て観客が爆笑する、というようなそり滑り大会を想像していた。しかしそれは私の勝手な妄想だったようだ。考えてみれば、そんなそり大会だとケガ人続出ということになる。ということを納得した私は、出場チームが84チームということだったが、20チームが滑り終わったところで会場を後にすることにした。(次の予定があったので…)会場への往復に我が家から1時間かかったのに対して、観戦時間はわずか30分というなんともコスパの悪い「モエレ山爆走そり大会」の観戦でした。
※ 私が観戦していた中で最も好タイム(13秒台)を叩き出したチームのそりです。
造りが良さそうですね。