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田舎おじさん 札幌を見る!観る!視る!

私の札幌生活も17年目を迎えました。これまでのスタイルを維持しつつ原点回帰も試み、さらなるバージョンアップを目ざします。

札幌Cafe紀行 №118 ぜんざい あん庵

2015-01-10 23:36:18 | 札幌Cafe紀行
 私は基本辛党ながら、時々甘党に変身することがある。「札幌ぶらり散歩」が続き食傷気味とも思われますので、このあたりで甘~い“ぜんざい”などはどうでしょう? 

 長く封印していた「札幌Cafe紀行」であるが、昨年末訪れた「あん庵」を紹介するために、その封印を解くことにした。

 昨年末、12月24日(水)のウォーク中のことだった。湿った雪が降り続けるコンディションだった。
 フードを被っていたため、ちょっと外界から閉ざされたような気分となってウォークを続けていた。すると、突然「甘いものを食したいなあ」という思いになった。

 思い立ったらすぐ行動である。私は以前から気になっていたぜんざい専門店を謳う「あん庵」へ向けて、進路を変更した。
 以前から気になっていたとはいえ、「あん庵」が開店したのは昨年(平成26年)3月ということなのだが、私の住居の近くにあるとあって気になっていたのだ。

          
          ※ 甘味処「あん庵」外観です。

 店に着くと先客が一組あった。着席しようとすると、店のオーナーらしき人が「今からライブをしますが、よろしいでしょうか?」と聞いてきた。誰かと話し込むために入ったわけではない。「まったく問題ありません」と答え、着席した。
 店内は明るく清潔感が漂う雰囲気だった。

          
          ※ 写真のようにシンプルで、清潔感漂う店内です。

          
 私は小腹が空いていたこともあり、「ぜんざいセット(餅2個入り)」(550円)をオーダーした。(※餅1個入りの場合は500円)
 ぜんざいを待つ間、先客が話しかけてきた。どうやらその二人がライブをするご当人だった。彼らは長淵剛、浜田省吾、中島みゆきなど私と同世代のフォークを主として演奏するということだった。


          
          ※ ステージ名は「とぷくり」と言ったろうか? 長淵剛、浜田省吾を聴かせてれた。

 「ぜんざいセット」が用意された。セットはぜんざいに、芝漬、ほうじ茶がセットになったものだった。ぜんざいはやや控えめな甘みが特徴のようである。中に入っている餅が意外に大きかった。ウォークで疲れた身体に甘味が心地良かった。

          

 ライブの方であるが、男性の方はかなりの歌唱力を持った方だった。女性の方は主婦の趣味を楽しんでいる方のようだった。
 それより、その二人に促されるようにしてステージに上がったオーナーの歌声に魅せられた。吉田卓郎の曲を2曲披露したのだが、すっかり自分の歌にしたその歌声が魅力的だった。

          
          ※ オーナーの吉田卓郎が魅力的だった。

 毎月、第4日曜の夕方に定期ライブをしているという。また、そのとき訪れてみようかな?

【ぜんざい あん庵 データー】
札幌市中央区北3条西18-2-4 北3条ビル 1F
電  話 011-676-3350
営業時間 11:30~21:00       
定休日  月・火曜日
座 席  21席
駐車場  無
入店日  ‘14/12/24

札幌Cafe紀行 №117 中国茶 楼蘭

2012-05-20 23:45:15 | 札幌Cafe紀行
 以前から一度は訪れてみたいと思っていた中国茶系のカフェだったが今回初めて訪れることができた。初めての中国茶の体験は興味深い発見がいろいろとあった。 

          
          ※ ホテルの一回部分にある「楼蘭」です。外見はごくあっさりとした感じです。

 藤巻健史氏の講演会の後、オヤジ三人で中国茶を試してみることになった。
          
 カフェ「楼蘭」は札幌の狸小路の西の端に位置するホテルの一階にあった。
 店内の造りはそれなりに中国をイメージする造りにはなっているものの、コテコテの感じではなく、どちらかというとあっさりした造りである。
 そして店もそれほど大きくはなく、スタッフ一人できりもりしていた。

       ※ 「楼蘭」の店内の様子です。そこはかとなく中国を感ずることができる雰囲気です。

          
        
          

 メニューを見て驚いた。中国茶と一口で云ってもその種類は多彩である。大きく分けただけでも、緑茶・白茶・黄茶・青茶・紅茶・黒茶・花茶とある。メニューにはそれぞれの種の特徴を説明してはくれているが、あまりにも種類が多くどれを選んだらいいのか見当もつかない。

          
          ※ メニューの一部です。その種類の多さに驚いた!

 私たちは率直にスタッフに尋ね、一見さんにお勧めの茶を聴いた。
 そして私は青茶の一つ「大紅袍(ダーホンパオ)」600円をオーダーした。「大紅袍」について、メニューには次のように説明されていた。「福建省産 数ある武夷茶の中でも「茶王」の異名を持つ銘茶 濃厚な花のような香りがあります」

          
          ※ これが中国茶を楽しむ一式です。一番茶を茶壺に出したところです。これを左の小さな茶わんに移していただきます。

 やがて、茶葉と湯が入った急須や茶わんなどのセットが運ばれてきた。そしてスタッフがその淹れ方を説明してくれた。
 まずは茶葉からお湯の中に出たエキスを出し切るために、急須を逆さにして茶壺に移す。茶を出し切ったところで、茶壺から中国茶独特の小さな茶わんに移して賞味するといった具合である。

          
          ※ 湯を入れた急須を写真のように逆さにして茶壺に移します。

 また、茶葉を二煎、三煎するためにテーブル上にはアルコールランプで熱せられた湯が用意されている。

          
          ※ ご覧のようなお湯が各テーブルに用意されています。

 さっそくいただいてみる。う~ん…、花のような香り?? 一見さんにその香りを感ずるだけの舌と感性は持ち合わせていないようだ。ただ、濃厚な味はなんとなく感ずることができた。
 スタッフによると中国茶の場合、4~5煎までは十分楽しめるとのこと、私たちも5煎まで楽しませてもらった。

          
          ※ お茶請けに頼んだ中華まんじゅうです。

 せっかくの機会だったので、お茶請けに「蔬菜包(シューツァイパオ)」(380円)という中華まんじゅうをオーダーした。メニューには次のような説明があった。「一晩煮込んだ豚の角煮が入ったオリジナルの中華まんじゅう(2個)」これが予想外(と言っては失礼!)に旨かった!! (なお、セットとしてもお茶請けのドライフルーツが付いてきた)

          
          ※ 店内には中国茶の即売コーナーもありました。

 中国茶…。なかなか面白い!
 時間があるときに、友人たちと連れ立ってゆったりと時を過ごすのも悪くはない。
 
【中国茶 楼蘭 データー】
札幌市中央区南3条西9丁目46 ホテルテトラスピリット1F
電  話 011-231-3918
営業時間 11:30 ~ 21:00       
定休日  月曜日
座 席  25席
駐車場  無
入店日  ‘12/05/17


札幌Cafe紀行 №116 plantation

2012-05-18 23:26:32 | 札幌Cafe紀行
 札幌のカフェ界に話題を提供続ける森彦の4号店である。期待に違わぬ斬新なアイデアがいたるところに感じられるカフェだった。それにしてもplantationとは直訳すると、大規模農園…。おじさんにはいつまでもその解が見つからないネーミングだった。 

 「森彦」が4号店を昨年オープンしたとカフェ本に出ていた。3号店の「D × M」もかなり斬新だったが、それを凌ぐほどオリジナルティ溢れた店のようである。
 おじさん二人は野幌森林公園で行われた講座の後、ランチを兼ねて訪れた。

          
          ※ ご覧のように入口は工場か倉庫かと見紛うばかりです。

 外観がまるで倉庫のようである。外から見てカフェとは思えない造りは「D × M」と同じである。中へ入ってさらに驚かされる。なぜか木製の長い椅子が並べられ、その奥にフランス製のシトロエンが鎮座しているといった具合である。そしてその奥に入口があった。

          
          ※ 中にはかなり以前に街中を走っていたシトロエンが…。

 扉を開け店内に入ると、まるで工場に入ったのかと見紛うばかりの大きなコーヒー焙煎機が置いてある。店を出るときにスタッフに伺うと現役の焙煎機で毎日稼働しているという。
 1階部分は森彦の豆を直売するコーナーや厨房だけで、カフェスペースは2階部分にあった。(カフェ本によると一階には立ち飲みスペースのカウンターがあるらしい)

          
          ※ そしてカフェスペースは大きな焙煎機の横の階段を上って…。

 2階に上がると外部からの明かりは閉ざされ、間接照明だけのやや暗い空間が広がっていた。昼時とあって客席は混みあっていたが、私たちは中央の大テーブルの空いた席に腰を下ろした。
 落ち着いた後、周りを見回してみると何やら全てが何か意味のあるようなディスプレイが施されている。しかし、客が多いとあって一つ一つを確かめることは躊躇われた。

          
          ※ カフェスペースは写真のように薄暗い雰囲気で…。

 ランチ時、私は「ランチプレートバスタ」(1,000円)とセットのコーヒー(200円)をオーダーした。
 バスタはトマトベースでやや固茹でなかなか美味しい味だった。イタリアンの専門店と比べても遜色ない。ほど良い大きさのパンもgood。気に入ったのがハムも入った野菜サラダだ。そして添えられていた自家製ピクルスも良かった。

          
          ※ 光が弱いためパスタやサラダの写りが悪いですが、味はお勧めです。

 コーヒーはエスプレッソかアメリカーノということだったが、エスプレッソを薄めたアメリカーノにした。薄めたとはいっても私の舌には十分の苦味だった。しかし、これも少量ずつ味わうとコーヒー独特の美味さがじわっと口の中に広がってきた。

          
          ※ 私たちの前にはこんな生花が飾られていて…。

 ただ店の造りが斬新なだけでなく、提供されるドリンクやフードも確かな味のPlantationは注目の店の一つである。

                
                ※ 2階に届かんばかりの大きな現役の焙煎機です。

 それにしても「plantation」と名付けた意味は何なんでしょうね??

【plantation データー】
札幌市白石区菊水8条2丁目1-32
電  話 011-827-8868
営業時間 11:00 ~ 22:30       
定休日  水曜日
座 席  31席
駐車場  有(15台)
入店日  ‘12/05/15



札幌Cafe紀行 №115 木乃実茶屋

2012-05-10 21:35:45 | 札幌Cafe紀行
 日本情緒たっぷり…。茅葺の屋根、土間の室内、窓からは手入れの行きとどいた日本庭園が望め、あろうことか室内の一方は岩の壁になっていて清水が流れ出ている…。賑やかなお母さんたちの会話が邪魔だったけれど、和のティストをたっぷり味わいました。 

          
          ※ 「木乃実茶屋」に入るための茅葺の門、そして奥が母屋です。

 紅桜公園の一角に「木乃実茶屋」はありました。
 エントランスの茅葺の門から雰囲気がありました。
 門をくぐると、期待通りに篤農家の母屋に使われていたのではないかと思われるような茅葺の家が現れました。中へ入ると、そこは土間のまんまです。
 中には自然木を使った長い大きなテーブル席が三列に並んでありましたが、そちらには先客が一組いたこともあって、私たちは窓際のテーブル席に案内されました。

          
          ※ 「木乃実茶屋」の入口です。正面の木戸を開けて中に入ります。
          
 テーブル席からは茶屋の前に造作された日本庭園が広がっています。
 ちょっと雨模様だったこともあって、茅葺の屋根からぽたりぽたりと雨がしたたり落ちる様子も情緒を誘います。

          
          ※ テーブル席の窓から見た日本庭園です。雨がいっそう日本情緒をかき立ててくれたようです。

 そして室内の奥を見たときでした!
 ななぁんと!岩そのものが壁になっていました。
 そして、その一端からは清水が流れ出ているのです!
 この家の建て主のこだわりを見る思いです。

          
          ※ 店内奥の岩の壁、岩の間からは清水が流れ出ています。

 ここまで“和”で攻められると、オーダーは当然“和”でなければいけません。
 私は「抹茶セット」(680円)をオーダーしました。
 日本庭園を眺めながら抹茶をすするなんて“和”そのものですなぁ…。
 抹茶は濃茶ではなく、薄茶でしょう。それほどの苦味は感じられなかったので…。添えられてきた生菓子とともに美味しくいただきました。

          
          ※ ここまで“和”で攻められれば、もう「抹茶」しかないでしょう…。

 しばしの時間“和”のティストに浸れた心地良い時間でした。
(賑やかなお母さんたちの声がなければ、なお良かったのですが…)

【木乃実茶屋 データー】
札幌市南区澄川386番6(紅桜公園内)
電  話 011-583-4039
営業時間 10:00 ~ 19:00       
定休日  不定休
座 席  ?席(詰めて座って17~8席といったところか?)
駐車場  有
入店日  ‘12/05/05


札幌Cafe紀行 №114 自然喫茶 Nature KISS@

2012-04-25 21:31:40 | 札幌Cafe紀行
 なんともこだわりをもったカフェがあるものです。「環境・心・体に優しい製品を」をテーマに商品展開するホメオパシージャパンが運営するカフェだそうです。どんぐりコーヒーなるものを味わいました。 

          
          ※ 「Nature KISS@」の外観です。ビルの一階部分に入っています。

 「オヤジの仲間づくり21の会」の4月例会の担当幹事が会のミーティングのために見つけてくれたカフェです。店はJR札幌駅近く、函館本線の路線沿いにありました。
 よく調べてみると、ホメオパシージャパンは洞爺湖畔において自然農法でハーブなどを育て、化粧品やハーブ酒などを製造・販売している会社のようです。私たちが訪れたところはその会社の札幌店(支店?)で、喫茶店はそこに併設されているところのようです。

          
          ※ 店内のテープと椅子ですが、やはり自然嗜好の材を用いたものになっています。

 さて「Nature KISS@」(“ネイチャー きっさ”と呼ぶそうです)は、そのコンセプトに相応しく、メニューも徹底しています。ドリンクはたんぽぽコーヒー、どんぐりコーヒー、ジンジャーティー、紫蘇ジュースといった具合です。フードも自家製ドライフルーツとか、自家製ピクルスといったものが並びます。

 私はセット価格800円というドリンク&フードセットをオーダーしました。
 ドリンクは「どんぐりコーヒー」、フードは「自家製ドライフルーツ」です。

          
          ※ 私がオーダーしたどんぐりコーヒーと自家製ドライフルーツです。

 メニューには次のような惹句が書かれてありした。「洞爺で採れたどんぐりをじっくり焙煎 木の実の風味がとても香ばしいです」と…。どんぐりコーヒーは、色は確かに琥珀色をしていますが、いわゆるコーヒーの味を期待してはいけません。惹句にあるとおり、香ばしい風味を楽しむ温かい飲み物という感じです。
 ドライフルーツは、パイン・かき・バナナの三種が出されました。
 ドライフルーツなど私は普段口にしない。生の方がずっと美味しいと思うからだ。
 ただ、ドライフルーツにすることによって菓子感覚で食することになる。そうすると、他の菓子製品に比べて加工度が低く、自然食品、健康食品にカテゴライズされるようだ。

          
          ※ 写真の奥の方には薬箱のような小箱がたくさん並んだ棚がありました。

 店内にはまるで薬箱を思わせるような小箱の棚があったり、私たちを接遇してくれたスタッフは薬局の店員のようなユニフォームを着用していたりと、「自然食品!」ということを前面に出した店であり、カフェだった。 

【Nature KISS@ データー】
札幌市北区北6条西8丁目-8-11 レジデンスコマチ1F
電  話 011-738-6111
営業時間 10:00 ~ 18:30       
定休日  月曜日
座 席  12席
駐車場  有(2台)
入店日  ‘12/04/20

札幌Cafe紀行 №113 森の間CAFE

2012-04-22 22:19:53 | 札幌Cafe紀行
 アウトドアのブランドが勢揃いしたかのようなIKEUCHI GATEですが、その4階にあるのが「森の間CAFÉ」です。その名のとおり無垢材をふんだんに使用した店内はアウトドアショップが集まるビルに相応しいカフェでした。 

          

 札幌の都心、札幌三越と丸井今井に囲まれたIKEUCHI(旧池内ビル)の4階に「森の間CAFÉ」はあります。講演会を聞き終えた後、友人三人で訪れました。
 入口はオープンになっていて気軽に入っていける雰囲気があります。

          

 店内は白無垢の木材が天井、床、そしてテーブルに使われています。ガイドブックによると“自然と人をつなぐネイチャーカフェ”をコンセプトにしたとか…。その清潔感触れる明るさが特徴的です。
 店内にディスプレイされた木が白い店内にアクセントを与えてくれています。
 客層としては女性や若い人たちが多かったようです。

                

 私がオーダーしたのは「森の間ブレンド」(530円)です。「寿珈琲」で焙煎された豆ということですが、クセがなく私には飲み易いコーヒーでした。

          

 また、店内には森林を核にしたマチづくり取り組む下川町の特産品の販売コーナーがあったり、これからの収穫期には道内各地から新鮮な野菜が届けられ即売されたりするそうです。

 明るく気持ちの良い「森の間CAFÉ」ですが、私たちのようなオヤジ族にはやや落ち着かないかなぁという印象ですが、アウトドア志向の若い人たちには支持されそうなカフェと感じました。 

【森の間CAFE データー】
札幌市中央区南1条西2丁目-18 IKEUCHI GATE 4F
電  話 011-281-6617
営業時間 10:00 ~ 20:00       
定休日  IKEUCHI GATEに準ずる
座 席  44席
駐車場  無
入店日  ‘12/04/18

札幌Cafe紀行 №112 STARBUCKS 札幌グランドホテル店

2012-04-20 23:11:27 | 札幌Cafe紀行
 スターバックスはスターバックスである。いい意味でチェーン店の良さが出ているカフェと言えそうである。セルフサービス方式ではあるが、上品さを失っていないスマートさがこの店の売りだろうか?


          
          ※ スターバックス札幌グランドホテル店の店外です。

 札幌市内で16店舗も展開しているスターバックスですがこの札幌Cafe紀行には初登場である。別に敬遠しているわけだはなく、これまでも何度か利用していたのだが初めて登場させてみた。

 グラントホテル内で行われるイベントに参加するため友人との待ち合わせ場所として利用した。ちょうど昼時とあって休息に訪れたサラリーマンなどで満席状態だった。
 スタッフが窓際のカウンター席に空席を見つけて私を案内してくれた。

          
          ※ 写真のように店内は混み合っていました。
 
 セルフの店の場合は当然プリペイ方式である。小腹を満たす意味もあって、私は「シュガードーナツ」(200円)と「ドリップコーヒー(S)」(300円)をオーダーした。

 座席は札幌のビル街を往来する人たちを眺めながらコーヒーでほっと一息つくには絶好のロケーションである。
 そしてスターバックス系列店のほとんどがそうであるように、グランドホテル店も無線LANが設備されていて、コーヒーを片手にPCやipod端末を操っている人もいる。私が座ったカウンター席には電源の端末のプラグまで用意されていて、PC族には至れり尽くせりの感がある。                                                                          
 さて、提供されたスイーツとドリングだが、シュガードーナツはその名のとおり砂糖をまぶしたドーナツだったが、ややお腹が空いていた私には心地良い甘さだった。また、コーヒーの方はクセがなく万人向きの味だったと記しておこう。その量がショートとはいえ、私には十分な量だった。

          
          ※ 私がオーダーしたコーヒーとシュガードーナツです。

 この日は新製品(ホワイトチョコレートプディング)をPRする日だったのか、スタッフがホワイトチョコレートプディングを載せたチョコレートクッキークランプルフセペチーノ(ショートサイズ)という舌をかみそうな新製品の試供品を提供してくれた。この業界もいろいろと創意と工夫を重ねているんだな、と思わせてくれた。

          
          ※ 試供品として提供されたチョコレートクッキークランプルフセペチーノ(ショートサイズ)です。
 
 さらに、レシートを見ると当日に限って系列店も含めてドリップコーヒー(ホット/アイスどちらでも)を100円で提供するというサービスも行っているとのことだった。

【STABUCKS 札幌グランドホテル店 データー】
札幌市中央区北1条西4丁目 札幌グランドホテル東館1F
電  話 011-222-8060
営業時間 (月~金)7:00~22:00 
     (土日祝)7:30~22:00      
定休日  無
座 席  59席
駐車場  無(ホテルの駐車場有)
入店日  ‘12/04/18

札幌Cafe紀行 №111 LITTLE JUICE BAR

2012-04-14 22:45:16 | 札幌Cafe紀行
 いわゆる札幌軟石で造られた石蔵をリノベーションしたカフェである。新鮮な野菜や果物にこだわったカフェということです。健康志向の女性などには受けそうなカフェです。 

          
          ※ 重厚な外観とウインドウの中の鮮やかな色遣いのコントラストが魅力です。

 かなり以前のことになりますが、見知らぬ方(先方は私の名前を知っていたようだ)から「ブログ見ています。私の知人がやっているこちらの店にも行って見てください」と「LITTLE JUICE BAR」を紹介されていました。

 気になりながらも、創成川東地区とあって我が家からは遠かったこともありなかなか足が向きませんでした。
 今回、ウォーキングも兼ねて創成川東まで足を延ばしてみることにしました。
 店は石倉独特の重厚な感じを与える外観と、ウインドウから覗く明るい色づかいがコントラストを描いていて楽しそうな雰囲気を与えてくれます。

          
          ※ 一階のカウンターには写真のように新鮮な果物などが並べられています。

 店内に入ると、カウンターのところには色鮮やかな野菜や果物がガラスケース越しに見えます。ここでオーダーをしてから、2階のイートインスペースに向かうシステムになっています。
 私は昼時だったこともあり、ランチとして「フレッシュフルーツのパンケーキと甘夏生しぼりジュース」のセット(990円)をオーダーしました。

          
          ※ 二階のカウンター席です。簡素でありながらもかわいい色遣いです。

 2階のスペースはそれほど広くなく、4人掛けのテーブル席が一つありますが、他は全てカウンター形式に椅子が並んでいます。
 近くにあった雑誌を眺めているとオーダーしたものがスタッフによって階下から運ばれてきました。
 「甘夏生しぼり」はほど良い酸味と甘さがウォーキングで渇いた喉を潤してくれました。

          
          ※ いろいろな果物のフレッシュジュースが楽しめます。

 「フレッシュフルーツのパンケーキ」は ◆米粉のパンケーキ(4ピース)、◆生クリーム、◆季節のフルーツ(この日は、リンゴ、オレンジ、パイン)、自家製フルーツジャム(道産いちご「すずあかね」のジャム) といった内容でした。
 パンケーキは米粉のもちもち感がなんとも口に優しく、大量の生クリームをまぶして美味しくいただきました。季節のフルーツは、スタッフがわざわざ「石垣産のパインです」といって出してくれたところをみると、やはり国内産は貴重ということなのでしょうか?

          
          ※ 光量が不足してイメージとは少し違うのが残念です。たっぷりの生クリームが載っていました。

 場所的には都心からやや外れるためにアクセスに難がありますが、新鮮な野菜や果物をたっぷりと補給でき、健康志向の女性などからはおおいに支持される店ではないかと思いました。

【LITTLE JUICE BAR データー】
札幌市中央区南4条東3-11-1
電  話 011-213-5616
営業時間 11:00~20:00       
定休日  水曜日
座 席  10席
駐車場  無
入店日  ‘12/04/06

札幌Cafe紀行 №110 丸美珈琲店

2012-04-08 22:50:25 | 札幌Cafe紀行
 札幌市内の他の店に珈琲豆を卸していると聞く丸美珈琲の本山(?)を訪れてみました。男性スタッフ数人で切り盛りする店内はコーヒーのプロフェッショナルで運営しているかのような雰囲気を醸し出していました。

          
          ※ 丸美珈琲店のエントランスです。

 丸美珈琲店は札幌の中心街丸井百貨店近くにありました。
 たまたまだったとは思いますが、私たちが友人と訪れたときスタッフが扉を開けて迎えてくれましたが、土曜日の午後とあって満席に近い状態でした。
 店内はそれほど広くはありませんが、厨房の奥に大きな焙煎機が見えました。

          
          ※ 店内にはこのように一人客用の席もありました。
          
 スタッフがオーダーを取りに来ました。
 友人がコーヒーの種類について尋ねるときびきびと答えてくれたのが印象的でした。
 私たちは「本日のコーヒー」(420円 当日はケニア産のストレートコーヒーでした)
をオーダーしたのですが、「香りが良く、酸味がやや強い」と説明を受けました。

 出されたコーヒーはなるほど酸味が強く、私には少し苦手な味でした。コーヒー通でない私にはストレートコーヒーよりはブレンドされたものの方が合っているように思えます。
 出された器が高級そうでしたが、後から調べてみると《ブルダニューブ》というブランドだそうです。

          
          ※ ブルダニューブの器に入った本日のコーヒーです。

 店内にはなんたが誇らしげにディプロマ(賞状)が掲げられていました。友人が質問したところ、コーヒーの専門職の世界大会で入賞した証だということでした。
帰宅して調べてみると、「‘09ワールドカップテイスティングチャンピオンシップ 世界三位入賞」というものでした。
 
 札幌都心での営業にしては料金もけっして高くはありません。コーヒー通を自認される方はぜひとも一度訪れて世界三位の味を楽しんでみてはいかがでしょうか?

          
          ※ 店内のコーナーにはコーヒーを淹れるさまざまな道具と共に、ブルダニューブの器も即売されていました。

【丸美珈琲店 データー】
札幌市中央区南1条西1丁目2松崎ビル1階
電  話 011-207-1103
営業時間 8:00 ~ 20:00
    (日・祝日 10:00~19:00)      
定休日  無休(年末年始のみ休み)
座 席  18席
駐車場  契約駐車場 隣接松崎パーキング お会計1000円以上で30分無料
入店日  ‘12/03/31


札幌Cafe紀行 №109 ソクラテスのカフェ

2012-04-04 21:26:29 | 札幌Cafe紀行
 そこはカフェというより、たくさんの本に囲まれてコーヒーを楽しむ空間のようだった。「ソクラテスのカフェ」はその名が示すように、普通のカフェとは一風変わったユニークなカフェだった。 

               
               ※ 地上の入口にあった「ソクラテスのカフェ」の案内板です

 「本屋のおやじのおせっかい『中学生はこれを読め!』」で有名な「くすみ書房」が西区琴似の店舗地下に開店したのが「ソクラテスのカフェ」です。カフェでは朗読教室や大学教授の講話、あるいは水彩教室などを開催するなどユニークなイベントを行うカフェとしてその名前を知っていました。
 ところが昨年、琴似の店舗を閉じ、大谷地に転居開店したということでカフェもなくなったのではと思っていましたが、某日近くを通りかかったときカフェは健在であることが分かりました。そこで早速訪れたというわけです。

          
          ※ 店の入口です。ちょっとレトロな雰囲気も感じさせますね。

 店内に入って驚きました。いきなり大きな本棚が迎えてくれたのです。
 店は「古本と珈琲のBook Cafe」を標榜するだけあって、60~70年代の文芸書を中心に約3,000冊の本が陳列されているそうです。
 客席はカウンターと本棚で仕切られた中に点在する形でありました。また、一方にはグループでミーティングや、朗読会などの集会ができるようなコーナーもありした。

          
          ※ 店内に入るといきなりこのようにたくさんの本が出迎えてくれます。
        
 文芸書をじっくり読むほどの時間は予定していなかったので、テーブルの近くにあった科学雑誌を手にとり腰を下ろしました。
 そしてオーダーしたのはなんとカフェ巡りでは初めてでないでしょうか「カフェオレ」(500円)をオーダーしました。
 カフェオレはそれなりに美味しかったのですが、ミルクが入ったためにコーヒーそのものの美味しさを感ずることができなかったのは私の失敗でした。

          
          ※ カフェオレには写真のようなビスケット(?)が付いてきました。他のドリンクでも付いてくるのかな?

 店内は静かで本棚で仕切られていることもあり、ゆっくりと読書をしたい向きにはぴったりのカフェのような気がします。加えて、コーヒー(450円)の追加が200円ということも長居するには絶好と思えます。
 時間に余裕のある本好きの方にはお勧めのカフェです!

          
          ※ こちらはイベントやグループでの使用ができるちょっとしたコーナーです。

【ソクラテスのカフェ データー】
札幌市西区琴似二条7-2-5 メシアニカビル B1F
電  話 011-611-7121
営業時間 11:00 ~ 18:00
    (土・日・祝日 13:00~18:00)      
定休日  金曜日・第4土曜日
座 席  ?席
駐車場  無
入店日  ‘12/03/29