ヒトリシズカのつぶやき特論

起業家などの変革を目指す方々がどう汗をかいているかを時々リポートし、季節の移ろいも時々リポートします

日本経済新聞紙に掲載された見出し「データ解析者 争奪戦」を拝読しました

2018年01月20日 | 日記
 2018年1月19日に発行された日本経済新聞紙の夕刊1面に掲載された見出し「データ解析者 争奪戦」を拝読しました。

 そのリードは「企業のビックデータを解析し、商品やサービスの改善に役立てるデータサイエンティスト(データ解析者)が人気だ」と伝えています。

 この結果、求人大手が扱う求人は1年近くで6倍弱に増えたと伝えます。

 日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版は見出し「AIに不可欠 データ人材争奪戦 求人1年で6倍」と伝えています。



 これからは、あらゆるモノがネットにつながるIOT(モノのインターネット)とAI(人工知能)の活用が欠かせない社会基盤になります。そのためには、そのIOT(モノのインターネット)とAI(人工知能)の活用できるデータサイエンティスト(データ解析者)が必要不可欠になります。

 まずは、IT(情報技術)企業を先頭に、データ解析者人材の確保を急いでるそうです。

 フリーマーケットアプリの大手企業であるメルカリ(東京都港区)は、現在は15人のデータ解析者を抱えています。同社は主要アプリの「メルカリ」のダインロード数が日本・米国・英国で合計1億件に達しています。この利用者の操作履歴などのデータ解析を基に、さらに表示内容や使い勝手の改良を加えて、競争力を高める計画です。

 このため、「今後も数10人を採用する」と、同社の人事マネジャーは伝えます。

 IT企業大手のヤフーも現在、データ解析者とその関連技術者を約500人抱えています。そして、将来的には「約2000人の陣容にする」計画です。

 製造業もデータ解析者を増やします。例えば、日立造船は2017年度にデータ解析者を数人確保し、これからは毎年度に数人を採用し、ビッグデータ解析を強化する計画です。

 求人情報大手のエン・ジャパンの転職サービス「ミドルの転職」では、データ解析者に対して2017年12月には約150件の求人があり、約9カ月間で5.6倍に増えたそうです。

 元々、日本では人材不足といわれていたデータ解析者の求人は増える見通しです。経済産業省の調査結果では、2020年時点ではデータ解析者は約4万8000人不足するとの見通しです。

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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
データサイエンティスト不足 (GTO)
2018-01-20 17:09:26
日本の大学には、米国と異なり、コンピューターサイエンス学部がほとんどなく、元々、ソフトウエアを作成できるデータサイエンティストが足りないと、言われ続けてきました。
単に、前から言われていたことが顕著になっただけです。
製造業で頑張るとして、放置し続けた結果です。
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データサイエンティスト (摩天楼)
2018-01-20 17:50:28
さまざまなモノがIOTでつながり、その時の各種データが採られて、その状況のデータベースがつくられる。これはある意味で、究極の管理社会・管理社会です。
現金もキャッシュレス化によって、何をいつ購入したのか、購入履歴が明らかになります。
スマフォからはどこにいるのかも、自然と明らかになってしまいます・・ああ
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GTOさま 摩天楼さま (ヒトリシズカ)
2018-01-20 18:20:20
GTOさま 
摩天楼さま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

日本の大学には、コンピューターサイエンス学部があまり設置されていません。

今回の日本経済新聞紙の記事にも載っていますが、横浜市立大学はデータサイエンス学部を今年4月から開設します。こうした動きがどこまで功を奏すか、今後、見守るしかないですね。
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データ解析者 (桃太郎)
2018-01-20 20:31:48
日本では、IOTやAIの普及によって、ビックデータを解析するデータ解析者がどんどん、足りなくなっていますね。
そのデータ解析者を育成する大学などの教育態勢も拡充が大切ですね。
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桃太郎さま (ヒトリシズカ)
2018-01-20 22:43:30
桃太郎さま

コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。

これからは、多品種少量の製品は販売データというビックデータを解析し、売れ筋を見つけ、営業利益を高める時代です。

消費者が真にほしいと考えているモノを計画的に製造して、すべて販売する時代に入り始めています。
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