2019年9月10日に発行された日本経済新聞紙 朝刊の2面に掲載された「迫真HAKUSHIN 保育士が足りない1」を拝読しました。
女性活躍社会をつくる基盤として、政府は保育園を増やし、幼児・子どもを育てながら、働ける環境づくりを進めるために、企業主導型保育園を増やすなどの施策を実施しています。
しかし、この「迫真HAKUSHIN 保育士が足りない1」の記事によると、「ブラック保育所」と呼ばれる保育所が実際にはあるそうです。この多くが、保育士に十分な給料を支払わない問題を起こしている保育所だそうです。
日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「足りない保育士 これ以上、働けない 迫真HAKUSHIN 」と報じています。
2018年11月30日に宮城県名取市にある、某保育園では、保育士7人が集団退職しています。残業代の未払いやパワーハラスメントが横行し、経営者に訴えても改善されなかったからと訴えています。
保育園の運営側との対立によって、保育士が退職するケースは実際には後を絶たないと伝えます。労働組合「総合サポートユニオン」では、問題を抱える保育現場向けの専門組織を設けています。その保育士の団体交渉を担当した方は「8割以上の保育所で残業代務払いなどの労働基準法違反がある」といいます。ブラック保育所の存在確率が分からないので、あまり深く的確にはいえませんが、一部ではかなり酷い実態があるようです。
保育園での労働環境の悪化は、2000年に民間事業者による保育園事業の参入解禁を機に、運営者による弾力的な運用が可能になったことから目立つようになったそうです。保育所事業では、運営費から人件費にまわす割合は、7割から8割が適正といわれているそうです。しかし「人件費に2割しか回さない利益優先の運営者が出てきた」と報じています。
行政である内閣府の企業主導型保育所の検討会では2018年12月に「保育所の量の確保に重点を置かれ過ぎ、質の確保への意識が十分でなかった」と述べて、2019年3月にその報告書を出しています。
政府は2020年度末までに待機児童をゼロにする目標を掲げていますが、これを実現するためには、約46万人(2017年10月時点)の保育士をもっと増やす必要があります。しかし、東京都の調査によると、現行の保育士の22.4パーセントが保育士を辞めると回答しています。たぶん、ブラック保育所に勤務しているからでしょう・・。
保育士の資格を持ちながら実際には保育士として働いていない“潜在保育士”は、全国で約80万人もいるそうです。適正な労働環境・労働条件を提示すれば、保育所の量の確保は解決できる数字です。
女性活躍社会をつくる基盤として、政府は保育園を増やし、幼児・子どもを育てながら、働ける環境づくりを進めるために、企業主導型保育園を増やすなどの施策を実施しています。
しかし、この「迫真HAKUSHIN 保育士が足りない1」の記事によると、「ブラック保育所」と呼ばれる保育所が実際にはあるそうです。この多くが、保育士に十分な給料を支払わない問題を起こしている保育所だそうです。
日本経済新聞紙のWeb版である日本経済新聞 電子版では、見出し「足りない保育士 これ以上、働けない 迫真HAKUSHIN 」と報じています。
2018年11月30日に宮城県名取市にある、某保育園では、保育士7人が集団退職しています。残業代の未払いやパワーハラスメントが横行し、経営者に訴えても改善されなかったからと訴えています。
保育園の運営側との対立によって、保育士が退職するケースは実際には後を絶たないと伝えます。労働組合「総合サポートユニオン」では、問題を抱える保育現場向けの専門組織を設けています。その保育士の団体交渉を担当した方は「8割以上の保育所で残業代務払いなどの労働基準法違反がある」といいます。ブラック保育所の存在確率が分からないので、あまり深く的確にはいえませんが、一部ではかなり酷い実態があるようです。
保育園での労働環境の悪化は、2000年に民間事業者による保育園事業の参入解禁を機に、運営者による弾力的な運用が可能になったことから目立つようになったそうです。保育所事業では、運営費から人件費にまわす割合は、7割から8割が適正といわれているそうです。しかし「人件費に2割しか回さない利益優先の運営者が出てきた」と報じています。
行政である内閣府の企業主導型保育所の検討会では2018年12月に「保育所の量の確保に重点を置かれ過ぎ、質の確保への意識が十分でなかった」と述べて、2019年3月にその報告書を出しています。
政府は2020年度末までに待機児童をゼロにする目標を掲げていますが、これを実現するためには、約46万人(2017年10月時点)の保育士をもっと増やす必要があります。しかし、東京都の調査によると、現行の保育士の22.4パーセントが保育士を辞めると回答しています。たぶん、ブラック保育所に勤務しているからでしょう・・。
保育士の資格を持ちながら実際には保育士として働いていない“潜在保育士”は、全国で約80万人もいるそうです。適正な労働環境・労働条件を提示すれば、保育所の量の確保は解決できる数字です。
地元の幼児を昼間保育をリーズナブルな価格で引き受けるという志がないことに驚きます。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
約束した残業代の未払いがあるブラック保育所があることが信じられないことです。
本当に、地元の親御さんは、その保育所の信用度をどう考えていたのか興味津々です。
幼児を預ける地元のご夫妻は、どのように感じていたのでしょうか。
地元で信用されない保育所はうまく運営できないと思うのですが・・
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
約束した残業代の未払いがあるブラック保育所があると、保育士の方は辞めてしまします。ますます、保育士不足が進みます。
花ぐるま様は、ボランティア活動として保育士をお引き受けなさったことがあるのですね。ご苦労様でした。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
今回の日本経済新聞紙の記事が指摘している残業代の未払いがあるブラック保育所は、法的に正す必要があります。
労働基準法違反の罪では、規制が進まないようです。心配です。
花ぐるまはボランティアで保育をしていたことがあります
小さな子供をみるのは並大抵ではありません
それで花ぐるま端、腰を痛めました
それ以来辞めました
保育所があるから、仕事をしよう、という人が多く、追いかけつこになるでしよう
パソコンがつながりません🔥
最初に決めた給料を支払わないことに驚きます。
保育士の方の待遇がよくない保育園を淘汰していくしかないように思います。
コメントをいつもお寄せいただき、ありがとうございます。
今回の記事は、設置を増やしている保育園の中に、残業代を支払わないというブラック保育所があることを指摘しています。明らかな労働基準法違反なので、こうした保育園は無くさないといけません。
さて、ご指摘のように最近は小学校や中学校などの教員などの過重労働の問題も浮上しています。
最近は、こうした実態から、小学校や中学校などの教員を志望する若者が減って社会問題化しています。
ブラック労働現場は無くさないと、働き方改革は進みません。
おはようございます。
保育現場は大変です。
ブラックどころか真っ黒だと思います。
学校現場もブラックですよ。私も現場にいましたが、朝7時に出勤して、職場を出るのは夜の9時、遅くなったら10時過ぎることが常でした。
介護の現場も大変です。
保育所は一面だけだと思います。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
最近は、女性活躍社会をつくる基盤として、保育園があちこちにできている様子ですが、その中には、粗製濫造によって「ブラック保育所」ができていることは悲しい事実です。
数年間で急増したのは、民間事業者による保育園事業の参入解禁のおかげなのですが、その中にブラック保育所が出ているのは、悲しいことです。
コメントをお寄せいただき、ありがとうございます。
最近、増えている保育園の中に、儲け主義(?)のブラック保育所があることに驚きました。でも、宮城県名取市の某保育園では、保育士7人が集団退職したニュースは覚えていました。
こうした保育園は少数派だと思いましたが、そうでもないとのリポート記事に驚きました。
裁判に時間がかかるので、保育士7人が集団退職したのでしょうね・・
この保育園に幼児を預けていた親たちも困ったことになります。法治国家とは思えない話です。
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