鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

山陰線京都口でキハ181を撮る 9830D

2010-07-30 | キハ181

 7月30日は夏休みでした。今年の夏は五月雨的に取ることになってしまいました。これといってすることもなかったので、JR西日本山陰線にキハ181の天理臨を撮りに行ってきました。市バスと嵐電を乗り継いで30分余りで嵯峨野へ。

 京都を代表する嵯峨、嵐山の観光地で、嵐電から降り立ち改札を抜けると、私まで京都観光に来た気分になりそうです。駅舎で売っている冷たいソフトクリームや生ビールがいきなり欲しくなりました。

 しかし、そんな誘惑を振り切ってポイントに向かいます。
 線路際にはさすがに無粋なフェンスはありませんが、ロープが張られています。以前はこんなものはなかったのですが、昨今の事情からすると仕方がありません。ロープくらいであれば、かえって線路敷きの内外がはっきりし、安全に撮影できるとも考えられます。

 照ったり翳ったり、ときには小雨まで降る猫の目のような天候で、お目当ての京都総合車両所所属、キハ181系5連による天理臨が来たときはうっすら陽が射す状態でした。撮影者は自転車で来られた地元の方と追っかけておられる男性、それにこの日の午後もご一緒になったホームページ「気動車ファンの集い」の管理人さんの4人でした。

 気動車ファンの集いの管理人さんらとの共通の思いは、ヘッドマークの白幕はなんとかならないのだろうか、でした。せめて「団体」とでも入れてくれればいいのになあ、と話し合った次第です。



2010-7-30 JR西日本 嵯峨野山陰線 保津峡-嵯峨嵐山 天理臨9830D キハ181×5
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,160mm,ISO 400
1/1000秒,f5.6,-0.7段,WB:晴天

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WALKING WITH DINOSAURS  大阪公演に行って来ました

2010-07-28 | いろいろなこと


 北陸線でJR西日本金沢支社の489系や国鉄色475系を使った臨時列車が走り、ファンでにぎわった7月25日の日曜日。私は家内や子供たちと5人で大阪城ホールに行って来ました。リアルな恐竜のライブ「ウォーキング・ウイズ・ダイナソー」を見るためです。

 非常に精緻なロボット技術などを使って、動く恐竜を再現。アリーナをティラノザウスルやブラキオザウルス、ステゴザウルス、ユタラプトルなど大小さまざまな恐竜たちが闊歩します。ジュラシックパークの恐竜たちが、そのまま現れたというイメージを思い浮かべていただくとよくわかります。
 これはエンターテイメントです。しかし、お子様向けの恐竜映画などではなく、英国BBCの科学番組をステージ化したものですので、三畳紀から白亜紀までの恐竜の進化、地球の変化などが楽しく学べる内容です。もちろん小さな子供さんも来場していますが、カップルやお年寄りのご夫婦まで年代層も幅広く観客席を占めていました。

 もちろん、CGを駆使した映像のバーチャルものではないので、大きな恐竜には土台が付いていたり小さな恐竜は人が入って動かしていたりするのがわかります。しかし、それであってもリアルであることに間違いありません。「しまった」と思ったのは、フラッシュさえ焚かなければ撮影OK(動画は禁止)なのです。てっきり撮影禁止だと思ってカメラを持たずに出たので、携帯電話のカメラでの写真になりましたが、高校生の息子たちも自分の携帯で写真を撮りまくっていました。
 一番喜んでいたのは家内で、小さなT-REXの子供が巨大な草食恐竜にちょっかいを出し、反対に追い詰められ、泣き叫んでいると・・・。そこへ登場した母親の姿に感嘆の声を思わず上げていました。
 とにかく、アリーナを歩きまわるのです。恐竜たちが。私は一見の価値がある、と思いました。

 この日は日本三大祭りの一つといわれる大阪・天神祭の船渡御があり、5000発の花火が打ち上げられるとあって、夕方の大阪環状線のホームは大混雑。私と息子たちは関空快速天王寺行きに乗り込みましたが、家内と娘は乗れずに後の103系で追いかけて来ました。帰りの内回り103系にも、浴衣姿の若い女性たちがたくさん乗るなど夏祭りの華やかさがそこかしこに感じられる日でした。
 撮り鉄もいいのですが、こうして家族と過ごす休日も大切にしたいと思います。

≪写真上≫クライマックスは、やっぱりT-REX
≪写真下≫全長22メートル、体重約80トンといわれる最大級の恐竜、ブラキオザウルス

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25日も「きたぐに」 長岡京で

2010-07-26 | 583系

 7月25日の朝も、急行「きたぐに」をJR西日本京都線の長岡京で撮影しました。
 と、言っても厳密には京都総合運転所への回送です。しかし、この回502Mは京阪間でばりばりの順光になるので、考えようによっては本来の502Mより絵になりやすい列車です。

 25日は北陸方面で、489系H01編成を使った団体列車や国鉄色の475系電車に石川県小松市にちなんだ「こまつ」のヘッドマーク付き団体列車が走るなど、鉄道ファンにとっては注目の1日でした。ところが、私は前々から用事が決まっていて、非鉄の日でした。ただ、まったくの非鉄というのも寂しいものがあるので、ほんの少し家を早く出て長岡京駅でこの回502Mを撮ることにしたわけです。

 ちょうどシャッターを切るよいところに、建物の影が落ちていました。まだら模様は避けたいと思っていたところ、影は刻一刻と後退し、回502Mが通過するときにはすっかり上り外側線からは外れました。調子のカーブを曲がった電車は、まっすぐストレートに迫って来ます。満を持してシャッターを切りましたが、この日はD5000だったのでバッファの容量が小さく、運転士さんのアップを撮るまでには至りませんでした。583系の運転士さんの勇姿を撮りたかったなあ。

2010-7-25 JR東海道線長岡京 回502M 583系B6編成
Nikon D5000,AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VRⅡ,170mm,ISO 200
1/800秒,f8,-0.3段,WB:晴天

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夏の朝の急行きたぐに 島本

2010-07-26 | 583系


 7月24日の朝、ワム貨の6170レに引き続き、今や貴重となった寝台特急電車583系を島本で撮影します。JR西日本の新潟発大阪行き急行「きたぐに」です。
 6170レの撮影場所から、そのまま下り列車の撮影ポイントに移動します。先日、長玉を使って4076レやサンダーバードの代走に入った489系H01編成を撮ったポイントです。

 先客がおられるのは電車の中から見てわかっていましたので、着くと挨拶をして邪魔にならないところに三脚を立てさせてもらいます。ニッコールレンズの70-200のズームにテレコン装着なら489系の時のように手持ちでも大丈夫ですが、この日はシグマの150-500ズームなので、万全を期して三脚を使います。立ち位置は長い貨物では編成切れを起こしますが、10両の「きたぐに」であれば十分です。

 この日もよく晴れて、6時台だというのに気温は30度を超しそうです。また、完全に逆光のポイントです。しかし、白っぽい朝の雰囲気が出るのではないかと考え、一度はここで撮影しようと思っていたので、狙い通りの状況です。
 あれやこれや考えながらカメラをセットすると、通過まであまり時間がありません。急いで置きピンの位置を決めると、遠く山崎のサントリーカーブを3つ目のライトが回って来ました。

 十分に引きつけてピントを置いた位置でシャッターを切ります。この日はB4編成が当てられていました。日本初の寝台電車として造られた車両は普通の特急電車などより、背が一回り高く、それが10両連なって疾走する光景は重戦車の趣です。

 大阪へスパートする姿を記録した後は、6170レを撮ったポイントに再度向かいます。同じ角度で向日町操への回送を撮る計画です。
 しかし、7時を回るとさらに気温が上昇し、6170レのときにはあまり気にならなかった陽炎が早くも立ち昇っています。ピントを合わそうにも合いません。こうなったら、「夏の写真だ」と割り切るだけです。揺れる大気の中、ねぐらに戻る583を記録し、撤収しました。

≪写真上≫
2010-7-24 JR東海道線 山崎-島本 583系 502M新潟発大阪行き「急行きたぐに」
Nikon D300,Sigma APO 150-500mm DG OS HSM,300mm,ISO 800
1/500秒,f9,WB:晴天
≪写真下≫
2010-7-24 JR東海道線 高槻-島本 583系 回502M
Nikon D300,Sigma APO 150-500mm DG OS HSM,×2テレコンバーター使用,1000mm,ISO 800
1/500秒,f14,-0.3段,WB:晴天

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夏の朝のお遊び 超望遠でワム貨を狙う

2010-07-24 | EF66

 相変わらず炎暑が続いていますね。でも、早朝はさすがに、さわやかです。そんな夏の朝、JR西日本京都線の島本へ6170レを撮りに行って来ました。

 最近、島本は私にとって超望遠で遊ぶポイントになっています。この日もD300にシグマの150-500ミリのズームと×2のテレコンバーターを装着して、駅の外から狙ってみることにしました。ところが、着いてカメラを構えてみると、やっかいなことにベストの位置に背の高い草が生えています。切れないかなと思って、近くまで行きましたが、線路のフェンスの内側で、しかも高くて手が届きません。

 そこで立ち位置をいろいろ変えてみて、何とかなりそうな場所をようやく見つけたのがこの写真です。
 ただ、35ミリ判換算で最大1500ミリ相当でもシャッターポイントは遠く、線路脇に立っている白い札や島本駅のホームの先端が画面に入ってしまいます。トリミング必須で撮影しました。また、いくら夏とはいえ、早朝は日影の部分もあって露出が上がりません。一定のシャッタースピードを確保するためにISOも思い切り上げてみました。

 この場所に限って今回幸運だったのは、ワムが18両と短い編成だったことです。長さ的には電車の9~10両相当なので、編成が切れてしまうことはありません。他の場所で18両は物足りない長さでしたが、ここではちょうどよい両数でした。




2010-7-24 JR東海道線高槻-島本 専貨6170レ ワム返空 EF66-109
Nikon D300,Sigma APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM,×2テレコンバーター使用,800mm,ISO 800
1/500秒,f13,WB:晴天

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楽しかった夏の一夜 昭和レトロ・ビールde電車

2010-07-23 | いろいろなこと


 もう1週間がたちますが、7月17日の夜、鉄道ファンの仲間たちと京阪大津線の「昭和レトロ・ビールde電車」を楽しんできました。
 京阪の大津鉄道部がキリンビールの協賛を得て、盆の期間を除き7月2日から9月5日まで走らせるイベント電車です。冬の「おでん電車」に続く納涼の企画で、キリン一番搾りの生ビールがやや小ぶりの中ジョッキでなんと飲み放題です。もちろん、アテ代わりになる弁当と乾きもの系のおつまみ付きで、3000円ポッキリ!

 今回は、TEAM3170が呼びかけ人になって「JR優等列車と寝台特急日本海号系掲示板」に集う皆さん、そして「西日本鉄道情報発信」の掲示板の常連さん有志の合同オフ会です。2月の「おでん電車」の時はTEAM3170メンバーだけでしたので、こちらのほうもパワーアップしたわけです。

 浜大津駅前に集合したのは21人。それぞれ自己紹介ののち、2両編成の1号車に乗り込みます。惜しくも1両貸切とはいきませんでしたが、走り出してすぐに乾杯すると、もう和気あいあいで一気に旧知の間柄のようになります。坂本の手前で、さすが「日本海号系」というだけあって、こちらの板のメンバーの方が湖西線を走る4001レ「日本海」号青森行きを発見。車内のボルテージは最高潮となりました。

 トイレ休憩を兼ねた撮影タイムは坂本、石山寺で用意されていましたが、石山寺は参加者が持参された「団体」のカンを付けただけでなく、幕も動かしてもらい「普通 四宮」にして撮影。車体の側面幕も準急浜大津や三条などを出してもらいました。

 1時間40分の行程で、なんと本格的な生ビールのサーバーの樽が2本完全に空くなど1号車の生ビールの消費量はこの企画の新記録とか。乗務されている京阪の社員さんも「もうからへん」と嘆かれる始末です。浜大津到着前にはスクラッチカードによるお楽しみ抽選会もあり、なんと私がA賞(1等)のキリン一番搾り特製スポーツタオルをゲットしました。

 下車後、みんなで記念撮影して解散。途中で仲良くなった乙女2人も入って大半のメンバーは二次会にも突入し、本当に楽しい夜を過ごすことができました。
 また、それぞれが持ってこられた写真も拝見しましたが、ここでも素晴らしい写真を撮影されている方が多数おられ、本当に勉強になりました。

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人事にミスはなかったか?

2010-07-23 | いろいろなこと

 JR西日本天王寺車掌区の車掌の男が、103系や201系から防護無線の予備電源ヒューズを抜き取った事件の報道を読んだり見たりするにつけ、つくづく思うのは同社の人事管理の甘さだ。

 この車掌、49歳にもなって「家から通勤に1時間かかる天王寺はいやだから近所の京都車掌区に転勤させてくれ」「しかし「車内検札や補充券を販売するのは、いやなので特急乗務はしたくない」などと、わがままの言いたい放題。さらに、同僚との付き合いもせず、待機時も一人で目をつむっているままだったとか。

 これらの報道が事実とすると、車掌、いや、まともな会社人としては不適格者としか思えない。
 結局、楽がしたいだけではないか。JR西日本への不満が犯行の動機と言っても、そんな好き勝手な言い分を聞いて希望通りの異動をするほど、どこの企業も甘くはない。だから、彼の会社への不満とは一方的な逆恨みのようなものだ。

 しかし、JR西日本の彼への人事上の対応にも問題がなかったか。繰り返すが、こんなわがままな社員の言い分を聞く必要はまったくない。だが、一方でこんな不良社員をそのまま乗務させておいたのは、いかがなものかと考える。社会性に乏しい、そのような者に乗客の生命を預けてよいのかどうかと考えれば自ずと結論は出るだろう。どんな職場でも重要であるのに変わりはないので、このような不良社員が勤務する場所は本来はどこにもない。ただ、少なくとも乗客の安全や列車の安全運行には直接かかわらない部署というのも探せばあるはずだ。何度も上司との面談で、「厳しい仕事はいやだ。自分がやりたい仕事をしかも楽してやりたい」という内容のことばかり言っていることに対し、厳しい対応を組織として取るべきだったと思う。
 日勤教育が尼崎の脱線事故以来、悪の権化のように言われているように感じるが、正当な社員教育というのは当然実施されるべき事柄である。非人道的な教育はやってはならないのは言うまでもないが、不良社員を正すのは企業としてやらなくてはならない責務だ。
 このあたりに会社側の姿勢に問題がなかったのか、JR西日本は自ら分析して欲しい。

 少なくとも定例会見で社長がいう「乗務員の孤立化を防ぐ制度の確立」が対策ではない、と思う。そういう制度ができるのならやればよいだろう。しかし、自ら仕事をする気もない、人と交わる気もない人間に対して、孤立化を防ぐ制度なんてあるのかと疑問を感じる。新入社員や入社数年の若手なら周囲が手を差し伸べて育てる方法もあるだろうが、もはや49歳の男にすべきことは、毅然とした対応しかあるまいにと思う。

 毎日、JR西日本を利用して通勤する乗客の立場として、自分の生命をゆだねている乗務員がこんな人間では慄然とする。月並みだが、社員教育をしっかりやってほしいと言わざるをえない。また、ほとんどのJR西日本の社員の皆さんは自らの仕事に真剣に取り組んでおられるはずだ。そのようなまじめな社員の皆さんを輝かせるためには、やはり不良社員は少なくとも乗務員や施設など直接、鉄道の運行にかかわる場面からは排除するしかないと思う。悪貨は良貨を駆逐するという。JR西日本の幹部の皆さんにはそれを肝に銘じてほしい。

≪写真≫事件とは関係ありません。このように、きちんと日夜仕事をされている車掌さんばかりだと思います。この方々が肩身の狭い思いをしないよう会社は方策を考えるべきだと思います。

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ちょっと遅かった 向日葵

2010-07-21 | 485・489系

 時計を18日に戻します。8865レをJR西日本琵琶湖線の瀬田川橋梁に撮りに行く前、桂川にひまわりを撮影しに行きました。約1週間前、湖西工臨撮影に出かけたときは下津林の踏切近くで、元気な黄色い花を咲かせていました。しかし、その後の梅雨明け前の大雨と風で大半が倒れてしまい、残ったのはわずかです。それでもなんとか写真にできるのではないかと訪ねてみることにしました。

 ところが、普通電車の窓から見ると、さらに数が減って元気がないように見えます。ここで4008M「雷鳥8号」と4002レ「日本海」を撮ろうと考えていました。「しまった」と正直思いましたが、もう他の場所に移動する余裕はありません。

 現地の着くと、心配したとおり、ひまわりは元気なく俯いています。夏のぎらぎらした太陽に向かって、すっくと立つ向日葵のイメージとはほど遠い姿です。花びらもしおれて垂れているものも多く見られます。ただ、鮮やかな黄色は健在です。
 そこで、花をできるだけぼかしてみてはどうかと考えました。ふだんはシャッタースピード優先かマニュアルで撮っていますが、被写界深度を極端に浅くするため、絞り優先F2.8開放に固定します。花と車両の位置が近いために思ったようにはぼけてくれません。それでも何とか夏らしい1コマになったのではないかと思います。

 来年、再びこの場所でひまわりは咲くのでしょうか。485系「雷鳥」やブルートレイン「日本海」に来年の夏は巡り来るのでしょうか。

2010-7-18 JR東海道線 西大路-桂川 4008M 485系
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,70mm,ISO 200
1/5000秒,f2.8,-0.3段,WB:晴天

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489系サンダーバードを緊急撮影しました

2010-07-19 | 485・489系

 きょう7月19日は非鉄のつもりで、午前の用事を終えて帰宅した後はゆっくり知り合いに手紙を書いていました。書き終えて何気なく掲示板を見ると、JR西日本のサンダーバード28号と折り返しの37号に車両不具合が発生し、金沢の489系が代走するとの書き込みが。ほぼ同時に信頼する友人からも同内容のメールをもらい、これは確度が高いと急きょ出動しました。

 時間的には湖西線へ行けなくもなかったのですが、京都駅での乗り継ぎ時刻を調べるのが面倒で、余裕を持って撮影ポイントに着けるJR京都線内に行くことにしました。和倉温泉から来るサンダー28号は、4076レ(本日は月曜なので運休)の後からやって来る特急なので、この時期バリ順になるのはあそこだろうと、山崎-島本へ急ぎます。
 さすがにボンネット型特急の人気は高く、そこかしこでカメラを構えるファンの姿を見かけます。私が考えている場所も車窓から見ると、すでに男女二人の方がおられ、到着して挨拶すると邪魔にならないよう後方に場所を確保します。お話をしていると、西日本鉄道情報発信の掲示板で書き込みをお見かけする「RX」さんでした。

 サンダーバードやスーパーくろしおの回送などで練習撮影しながら待っていると、後からもう二人お見えになりました。ヨンニッパなど素晴らし機材をたくさん持っておられる方で、撮影終了後にお話させてもらったところ、「JR優等列車と寝台特急日本海号系掲示板」の「メダリスト」さんとわかりました。きょうは同掲示板の方にご縁がある日だったようで、大阪発のサンダーバード37号の撮影のために移動したポイントでは、「ドライモン」さんがおられ、続いて同掲示板の管理人でおられる「よさこい」さんも到着され、3人で撮影しました。現場に出かけるからこそたくさんの方と知り合うことができる典型みたいな日で、写真の出来栄えに関係なく、楽しいよい日でした。

 さて、4028Mの撮影はD300に70-200のズームと×2のテレコンを装着し、手持ちで臨みました。ポイントを16時50分ごろの通過と考えていたのですが、湖西線の志賀-蓬莱へ出動されていた「さくら2号」さんより、16時35分ごろに同区間を通過との電話をいただき、結構遅れていることが判明しました。和倉温泉から金沢まで運転した683系から金沢特発の489系に乗り換える時間や、車両性能の違いから遅延したのでしょうか。いずれにせよ、具体的な遅れ情報をいただき、待つ身としては大変助かりました。
 列車は遅れを見込んだ予想通り、17時過ぎにやって来ました。複々線区間で太陽の位置がずいぶん下がって来ていたため、少し架線の影が気になるものの、よい雰囲気で捉えることができ満足しています。

 本日、ご一緒させていただいた皆さま、どうもありがとうございました。

2010-7-19 JR東海道線山崎-島本 4028M 489系H01編成(金サワ)
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,×2テレコンバーター使用,310mm,ISO 400
1/1000秒,f7.1,-0.3段,WB:晴天

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夏の瀬田川を渡る専貨8865列車

2010-07-19 | EF65

 7月18日は午前と夕方の2回に分けて、JR西日本の京都線、琵琶湖線内で「近場撮影」をして来ました。前夜、京阪石坂線の「昭和レトロ ビールde電車」を使って、わがTEAM3170と「西日本鉄道情報発信」「JR優等列車と寝台特急日本海号系掲示板」の有志による合同オフ会が盛大にあり、二次会にも出席したので、体力を考えて早朝からの出動などを自重したわけです。非常に楽しい催しだったので、けさもすっきり目覚めることができましたが、この暑さですからね。年齢的にも無理をしないでおこうと(ほんとはグウタラしていただけかも)、4008Mの撮影から始め、メーンの8865レを瀬田川橋梁で撮りました。

 それがこの写真です。事前に、きょうの編成は短いことがわかりましたので、思い切ってサイドを狙うことにしました。
 サイド撮影で、長大な貨物をまるまる編成で捉えることなどほとんど無理です。したがって、どのくらいの長さで切り取るのかを考えなくてはなりません。できるだけ後ろを入れようとすると、機関車が小さくなるうえにミスをして編成切れ写真になってしまったような印象を与えかねません。一方、アップで撮影すると機関車の側面の特徴はわかりますが、それなら何も走行写真で撮らなくてもよかろう、となります。やはり、サイド狙いをするからには、それなりの意味が必要です。

 今回のテーマは、重苦しかった梅雨のムードを一変させる夏空の下を行くEF65と考えて撮影に臨みます。機関車にヨ+空コキ2+トキの計5両、しかもヨやトキは車体長が短いため、この5両はほどよい長さです。
 ただ、残念なことに入道雲はわいていませんし、イメージより雲量が多くてスカッと晴れた夏空というには微妙です。着いたときは太陽もさんさんと輝いていました。しかし、雲がだんだん太陽を包み隠します。昨日の6170レに続いて、肝心なところでかげるのかと、こちらの心もかげりますが、通過2、3分前、弱い日射しが戻ってきて、ほっと胸をなでおろしました。

 入道雲は午後のほうが見ることが多いので、午前はなかなか難しいと思いますが、きょうのような短編成のときに入道雲を背景にしてまた、この8865レを撮ってみたいものです。

2010-7-18 JR東海道線瀬田-石山 8865列車 EF65-1040
Nikon D300,AF-S NIKKIOR 24-70mm F2.8G ED,44mm,ISO 200
1/800秒,f8,-0.7段,WB:晴天

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