鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

楽しかった夏の一夜 昭和レトロ・ビールde電車

2010-07-23 | いろいろなこと


 もう1週間がたちますが、7月17日の夜、鉄道ファンの仲間たちと京阪大津線の「昭和レトロ・ビールde電車」を楽しんできました。
 京阪の大津鉄道部がキリンビールの協賛を得て、盆の期間を除き7月2日から9月5日まで走らせるイベント電車です。冬の「おでん電車」に続く納涼の企画で、キリン一番搾りの生ビールがやや小ぶりの中ジョッキでなんと飲み放題です。もちろん、アテ代わりになる弁当と乾きもの系のおつまみ付きで、3000円ポッキリ!

 今回は、TEAM3170が呼びかけ人になって「JR優等列車と寝台特急日本海号系掲示板」に集う皆さん、そして「西日本鉄道情報発信」の掲示板の常連さん有志の合同オフ会です。2月の「おでん電車」の時はTEAM3170メンバーだけでしたので、こちらのほうもパワーアップしたわけです。

 浜大津駅前に集合したのは21人。それぞれ自己紹介ののち、2両編成の1号車に乗り込みます。惜しくも1両貸切とはいきませんでしたが、走り出してすぐに乾杯すると、もう和気あいあいで一気に旧知の間柄のようになります。坂本の手前で、さすが「日本海号系」というだけあって、こちらの板のメンバーの方が湖西線を走る4001レ「日本海」号青森行きを発見。車内のボルテージは最高潮となりました。

 トイレ休憩を兼ねた撮影タイムは坂本、石山寺で用意されていましたが、石山寺は参加者が持参された「団体」のカンを付けただけでなく、幕も動かしてもらい「普通 四宮」にして撮影。車体の側面幕も準急浜大津や三条などを出してもらいました。

 1時間40分の行程で、なんと本格的な生ビールのサーバーの樽が2本完全に空くなど1号車の生ビールの消費量はこの企画の新記録とか。乗務されている京阪の社員さんも「もうからへん」と嘆かれる始末です。浜大津到着前にはスクラッチカードによるお楽しみ抽選会もあり、なんと私がA賞(1等)のキリン一番搾り特製スポーツタオルをゲットしました。

 下車後、みんなで記念撮影して解散。途中で仲良くなった乙女2人も入って大半のメンバーは二次会にも突入し、本当に楽しい夜を過ごすことができました。
 また、それぞれが持ってこられた写真も拝見しましたが、ここでも素晴らしい写真を撮影されている方が多数おられ、本当に勉強になりました。

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
鉄道コム
コメント (14)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人事にミスはなかったか?

2010-07-23 | いろいろなこと

 JR西日本天王寺車掌区の車掌の男が、103系や201系から防護無線の予備電源ヒューズを抜き取った事件の報道を読んだり見たりするにつけ、つくづく思うのは同社の人事管理の甘さだ。

 この車掌、49歳にもなって「家から通勤に1時間かかる天王寺はいやだから近所の京都車掌区に転勤させてくれ」「しかし「車内検札や補充券を販売するのは、いやなので特急乗務はしたくない」などと、わがままの言いたい放題。さらに、同僚との付き合いもせず、待機時も一人で目をつむっているままだったとか。

 これらの報道が事実とすると、車掌、いや、まともな会社人としては不適格者としか思えない。
 結局、楽がしたいだけではないか。JR西日本への不満が犯行の動機と言っても、そんな好き勝手な言い分を聞いて希望通りの異動をするほど、どこの企業も甘くはない。だから、彼の会社への不満とは一方的な逆恨みのようなものだ。

 しかし、JR西日本の彼への人事上の対応にも問題がなかったか。繰り返すが、こんなわがままな社員の言い分を聞く必要はまったくない。だが、一方でこんな不良社員をそのまま乗務させておいたのは、いかがなものかと考える。社会性に乏しい、そのような者に乗客の生命を預けてよいのかどうかと考えれば自ずと結論は出るだろう。どんな職場でも重要であるのに変わりはないので、このような不良社員が勤務する場所は本来はどこにもない。ただ、少なくとも乗客の安全や列車の安全運行には直接かかわらない部署というのも探せばあるはずだ。何度も上司との面談で、「厳しい仕事はいやだ。自分がやりたい仕事をしかも楽してやりたい」という内容のことばかり言っていることに対し、厳しい対応を組織として取るべきだったと思う。
 日勤教育が尼崎の脱線事故以来、悪の権化のように言われているように感じるが、正当な社員教育というのは当然実施されるべき事柄である。非人道的な教育はやってはならないのは言うまでもないが、不良社員を正すのは企業としてやらなくてはならない責務だ。
 このあたりに会社側の姿勢に問題がなかったのか、JR西日本は自ら分析して欲しい。

 少なくとも定例会見で社長がいう「乗務員の孤立化を防ぐ制度の確立」が対策ではない、と思う。そういう制度ができるのならやればよいだろう。しかし、自ら仕事をする気もない、人と交わる気もない人間に対して、孤立化を防ぐ制度なんてあるのかと疑問を感じる。新入社員や入社数年の若手なら周囲が手を差し伸べて育てる方法もあるだろうが、もはや49歳の男にすべきことは、毅然とした対応しかあるまいにと思う。

 毎日、JR西日本を利用して通勤する乗客の立場として、自分の生命をゆだねている乗務員がこんな人間では慄然とする。月並みだが、社員教育をしっかりやってほしいと言わざるをえない。また、ほとんどのJR西日本の社員の皆さんは自らの仕事に真剣に取り組んでおられるはずだ。そのようなまじめな社員の皆さんを輝かせるためには、やはり不良社員は少なくとも乗務員や施設など直接、鉄道の運行にかかわる場面からは排除するしかないと思う。悪貨は良貨を駆逐するという。JR西日本の幹部の皆さんにはそれを肝に銘じてほしい。

≪写真≫事件とは関係ありません。このように、きちんと日夜仕事をされている車掌さんばかりだと思います。この方々が肩身の狭い思いをしないよう会社は方策を考えるべきだと思います。

にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
鉄道コム
コメント (13)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする