1週間前の撮影です。JR西日本琵琶湖線の能登川-安土でオーシャンアロー救援甲種を撮影した後、北陸からの貨物3092レまで撮影しました。
甲種の後、しばらく晴れていましたが、急に冷たい風は吹き始め空に灰色の雲が広がりました。これはひょっとすると雨が来るか、と思うほどで、新鶴見機関区所属のEF65PF牽引の5087レ通過時などはいわゆる、どん曇りでした。こうなると絵的にはよくありません。曇りは曇りなりに絵になる場所ではないので、記録の世界になります。
ところが、3092レの接近時刻になると、空が明るくなり始めました。能登川方向のトンネルの手前に陽が差しています。さあ、あの光がこっちまでやって来るか。トンネルの出口にEF510特有のライトが見えました。すると、光もだんだん手前に広がってきます。レッドサンダーEF510の赤は陽光に映えますので、ここはやはり晴れてほしいところです。
しかし、そううまくは行かないのが世の常。陽光の広がりより列車の速度の方が上回っていました。しかし、全体に明るく、明暗がはっきりしたマンダラ状態は避けることができました。まあ、これなら私的にはOKの世界です。背後の雲の表情にも変化があり、好みですから。
2011-11-13 JR西日本 東海道本線能登川-安土 3092レ EF510-18
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR2,98mm,ISO 400
1/1000秒,f6.3,WB:晴天
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