鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

夏が行く この場所の2号撮影もラスト?

2012-08-26 | 183系

 久しぶりに8月25日、地元・京都府内のJR西日本山陰本線に183系と381系の撮影に出かけました。
 朝5時に「京都れいる倶楽部」メンバーのパーイチファンさんに迎えに来てもらって、定番撮影ポイントである胡麻-鍼灸大学前に向かいます。京都縦貫道で亀岡に出ると、あちことに霧が見えています。朝の光を受けてピンクがかったオレンジに淡く染まった霧もあります。秋の訪れですね。もう少し季節が進むと、丹波の朝は一面の霧ということが多くなってきます。前にも書いたことがありますが、丹波の地名の由来は、霧が朝日に染まって「丹」(に)=朱にそまって、それが波のように見えることから--という説を聞いたことがあります。

 この日は霧がたちこめることはなく、快調に車を走らせられます。現場に着くと先客が2名。あいさつをして私とパーイチファンさんはお目当ての183や381が4両と短編成のため、開き気味にアングルを作ります。最初に撮影する5002M、183系「きのさき2号」は6時35分過ぎの通過です。胡麻からカーブを曲がりストレートをやって来ますが、奥はしっかり陽が当たっています。しかし、手前は影が落ちています。右後方の森の木々の間から太陽が見え始めました。列車が来るまでにどれくらい昇ってくれるか、分いや秒勝負になってきました。

 私は2台切りでしたので、安全策で1台は奥で切り、もう1台は影との勝負の手前にセット。なんとか陽が当たると踏んでのセッティングでしたが、ご覧のようにギリギリでした。影がどんどん延びてきており、こういうところでも夏が行ってしまうことがうかがえます。この場所で、引きつけて5002Mを撮影できるチャンスはもう今シーズンはラスト期間に突入しています。

 私とパーイチファンさんはこのあと下山方面や船岡-園部に転戦し、午前中で引き上げました。そうそう途中、胡麻駅近くの「ゾンネ・ウント・グリュック」というヨーロッパの山小屋風のお店が愛らしいパン屋さんに寄り、クロワッサンなどを買って帰りました。ちょっと「きのさき6号」と「はしだて1号」の間に時間が空くので、わざわざ行ってみたのですが、立ち寄るだけの値打ちがあるパンの味です。今度はここで撮影の間にモーニングを食べてもいいなあと思いました。鉄道撮影にだけ明け暮れるのではなく、このような楽しみも合わせて持ちたいと考えています。家族もこうしたちょっとしたお土産を持って帰ると、喜んでくれて撮影に出かけることについても理解してくれますので(^^)

2012-08-25 JR西日本山陰本線 胡麻-鍼灸大学前 5002M「きのさき2号」福知山電車区183系B63編成

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北海道でSLも撮りました!

2012-08-23 | 蒸機

 8月2日、東室蘭から車を東に走らせ、8001レトワイライト・エクスプレスと1レ北斗星はJR北海道室蘭本線の長万部-静狩で撮影しました。朝は雲が垂れ込めていましたが、だんだん晴れ、両寝台特急は夏の朝の光線を浴びて走り去って行きました。撮影したい列車が来るときに限ってどこからか雲がわいてきて陰ったり、あるいは何故かそのような雲を呼び寄せる人もいたりするようです。それと正反対に肝心なときに陽が差す幸運に恵まれました。

 そこで気をよくし、日中の時間を少しでも有効に使おうとさらに車を東に走らせることにしました。この日は函館から森まで函館本線を「SL函館大沼号」が運転されています。朝、国道を快調に走ってきたため、そのままの調子で走れば間に合うと思い、大沼公園を目指します。しかし、甘かったですね。やはり下道は信号やら何やらで止まりますし、意外に遠い。こんなことなら落部まで高速に乗るべきだったと思いましたが、後のまつり。大沼公園には到底着きそうにありません。

 間に合いそうな東山駅付近に目的地を変更します。しかし、撮影ポイントどころか線路がどこで見えるのかもわからず、ナビの地図を見てようやく踏切にたどり着くと、なんと警報機が鳴り出し汽笛が。あわててカメラを持って車を飛び出し、なんとか東山駅発車を撮影しました。

 満足できる写真であろうはずがなく、あきらめて森駅で形式写真でも撮影しようかと走っていると、どうも姫川駅で列車を追い抜いたようです。再びナビの地図を頼りに姫川-森の名前も知らない踏切へ。幹線道路から外れると道はダートになり、しかも踏切手前はどこまでが道でどこからが畑かわからず、車を乗り入れるのは断念して、再びカメラを手に持って走ります。ここも着くと同時に警報機が鳴ります。しかも下り勾配。煙も期待できません。

 ところが意外なことに白煙ながらカマは煙を吐きながらやって来ました。姫川発車の名残りでしょうか。最後尾に真っ黒なDE10が付いて推進しているので、結構なスピードで通過していきました。まあ、なんとかここにアップしてもいいかなと思える写真になりました。二つ目のC11を撮影するのは初めてです。

2012-08-02 JR北海道函館本線 姫川-森 9989レ「SL函館大沼号」 C11-207

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珍しい光景 8002レ北舟岡で

2012-08-20 | 寝台列車

 大阪行きの8002レ、トワイライト・エクスプレスがJR北海道室蘭本線の北舟岡で、貨物3067レと交換するシーンです。
 本来、この3067レは北舟岡で後続の5011D「北斗」を追い抜かせるために待避します。待避はこの1本だけで5011Dが通過すると間もなく、ゆっくりと発車していくのが通常です。

 トンネル内での減速運転の影響で、5011Dは毎日のように遅れていました。この日も7分延で通過していきましたが、3067レに動く気配はありません。通常3067レと8002レはお隣の稀府で交換のはずです(私が8002レに乗車した際の経験です)。しかし、5011Dの遅れが大きく影響したのか、北舟岡交換に変更となってしまいました。

 幸い私は最初から縦位置で8002レを狙おうと思っていましたので、少し立ち位置を変えるだけで対処できました。むしろ、珍しい写真が撮影できたと思います。
 しかし、駅の外、伊達紋別よりで狙っていた方がもしおられたらとしたら、予定がおかしくなって大変だったことでしょう。

2012-08-03 JR北海道室蘭本線 北船岡 8002レ、3067レ


にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

青き稲妻 DD51重連トワイライト

2012-08-17 | 寝台列車

 青森での撮影報告が続いたので、そろそろ北海道へ。8月1日、新青森10時16分発のスーパー白鳥11号で函館へ行き、函館からはスーパー北斗9号で東室蘭へ向かいます。東室蘭でレンタカーを借りて、まず8002レを北舟岡で撮影しました。

 約1か月前、家人との北海道旅行の帰り、8002レで美しい海を見ながら通った場所で今度はカメラを構えます。この日の室蘭から伊達市あたりは曇りで蒸し暑い天候でした。晴れてくれていたら、夏の午後の光を浴びてJR北海道の青いDD51が輝いてくれるはずですが、それは望むべくもなく。代わりに線路際に咲いていた白い花を入れて撮ってみました。

 原色とは似ても似つかぬ色のDD51ですが、旋回窓もいかめしく、総括重連で颯爽と駆け抜けていく姿にしびれました。まさに青き稲妻。私は大好きです。

2012-08-01 JR北海道室蘭本線 北舟岡-伊達紋別 8002レトワイライト・エクスプレス DD51-1148ほか

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

長距離貨物99レ ED79重連が引く

2012-08-17 | ED79

 ED79カテゴリーの記事が1つだけというのは何とも格好がつかないので、もう1つアップしておきます。旅客のED79は「寝台列車」のカテゴリーをご覧ください。

 今回訪れたJR東日本津軽線は、いたるところ草ぼうぼうという感じでした。もちろん、そうでもない場所はあるにはあるのですが、他の障害物があるなど気に入る場所は少ないという印象でした。この写真の場所もご覧の通り草が多いのですが、一部だけ開けていたので選びました。

 この列車は福岡ターミナル発札幌ターミナル行きの99レです。福岡から2070レとして上り、吹田(信)からは富山のEF81で日本海縦貫線を下って青森(信)へ。そしてED79の重連で津軽海峡を渡って五稜郭へ。そこからはレッドベアーDF200が最終ランナーの役目を担います。前日のこの列車はJR西日本管内のダイヤ乱れの影響で大幅遅延で撮影できませんでした。この日は、EF81-406牽引の3099レを奥羽線内で撮り、移動して津軽線でも撮影しました。同じ列車を計3回撮ることができました。

2012-07-31 JR東日本津軽線 蟹田-中小国 99レ ED79-55+ED79-53




にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今や貴重 ED79重連貨物

2012-08-16 | ED79

 津軽にはED79重連貨物を撮りに行ったと書きながら、これまで同じED79でも「北斗星」や「はまなす」ばかり上げていました。そのほかもEF81の「あけぼの」などで、いったい貨物はいつ出てくるのかとお思いになった方もいらっしゃるでしょう。ここに掲載したのは8月1日の3096レです。

 この夏、津軽線~津軽海峡線を走るED79の貨物は上下各3本しかありません。下りはまず、早朝、1レの続行で北海道へと渡る3091レです。続いて福岡ターミナルから長躯、札幌ターミナルへと向かう99レ。この列車、JR西日本管内の京都界隈や湖西線で午後に姿を見る3099レですので、非常に親しみを覚えます。そして大阪ターミナルからやって来る4061レの3本です。
 上りはこの写真の3096レ。202レ「はまなす」を撮影したあと、秋田方面まで2021レを迎えに行くと撮れませんが、近場ですませるのなら十分掛け持ち可能の列車ですね。上りでまともに撮影できるのはこの1本だけで、あとの2本は青森県内の海峡線や津軽線での記録は難しいダイヤになっています。

 これは北海道に移動する8月1日に津軽宮田-油川で撮った3096レです。レンタカーを返して、スーパー白鳥で新青森から北海道に渡って午後は室蘭本線の下見をすることにしていたので、青森の津軽・奥羽遠征の締めくくりとして撮りました。下りは3091レ、99レ、4061レと3本とも撮影できていました。でも、上りは未撮影だったので、押さえておくことができ、よかったです。

2012-08-01 JR東日本津軽線 津軽宮田-油川 3096レ ED79-59+ED79-60

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

快速「深浦」 タラコ編成が来ました

2012-08-16 | ディーゼル

 JR東日本奥羽本線の鶴ヶ坂-大釈迦で2021レ「あけぼの」を撮影したあと、しばらく待っていれば五能線に入るDC快速「深浦」がやって来ます。実は初日の7月29日は撤収して車に乗ったところ、列車が通過して行きました。まったく念頭になく、大失敗。そこで30日と31日は2021レのあと、すぐに片付けずにこれも撮影することにしました。

 露出は非常に厳しいのですが、手前の稲の緑が美しく、電化区間とはいえ気動車に似合うと考えました。
 「あけぼの」通過から約10分で、やって来た2両の快速列車。なんとこの日は、首都圏色(いわゆるタラコ)キハ48の2両でやって来ました。そこそこの乗車率のようです。「深浦」という列車名が付いていますが、ヘッドマークがあるわけでもなく、先頭車の表示幕は「快速」。サボもただ深浦と書かれているだけです。終着が深浦駅なので、これは列車名というより、やはり行き先でしょうし。

 701系電車がローカルの主役を占めるこの地区にあって、このDC快速はこれからもがんばって欲しいと思いました。

2012-07-30 奥羽本線 鶴ヶ坂-大釈迦 3836D快速「深浦」 キハ48-505+キハ48-1520

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日没後ですが・・・2022レ「あけぼの」を撮る

2012-08-15 | 寝台列車

 お盆の多客臨・JR西日本の寝台特急「日本海」が走るということで羽越や奥羽方面にお出かけの方も多いようですが、7月の下旬の奥羽本線を走る寝台特急は「あけぼの」号のみです
。したがって、日没後あるいは日が山陰に入ってしまった時間帯ではありますが、上りの「あけぼの」も大事な被写体です。

 初日の7月29日は津軽新城-鶴ヶ坂、30日と31日は鶴ヶ坂-大釈迦で狙ってみました。
 それぞれ知らない場所です。29日はいきなりの撮影になりましたけれど、30日は白沢-陣場の帰りがけに下見ができました。上から見渡してみたり、線路近くに降りてみたり。で、またまたやってしまいました。線路近くに行ってみようと草むらを歩いていると、「あれっ、地面がない」。いきなり溝に片足落として草原に転倒。朝の津軽線に続いて2回目の転倒です。カメラはとっさに高く掲げて無事でしたが、またしてもズボンがどろどろに。2度あることは3度あると用心したので、その後は転倒することはなかったですけれど。

 この写真は7月31日の2022レです。どんどん露出が落ちていき、やきもきする中、かなりの速度で上野に向かっていきました。

2012-07-31 JR東日本奥羽本線 鶴ヶ坂-大釈迦 2022レ「あけぼの」 EF81-139

※8月16日追記 今のいままで恥ずかしいことながら、列番間違って書いているのに気づきませんでした。2021レとしていましたが、2022レの大間違いです。ああ、はずかし。タイトルも含めて表記を改めました。ご了承ください。


にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寝台急行「はまなす」 撮影できてうれしい列車

2012-08-14 | 寝台列車


 JR東日本津軽線を訪問したら、この列車を撮らないわけにはいきません。今や日本でただ一つになった定期の夜行急行列車「はまなす」です。青森-札幌を結ぶこの急行は、座席車と寝台車を併結し、ハイシーズンは10両や12両といった堂々たる編成になります。この写真は7月30日早朝の青森行き202列車です。上の写真ではED79に従う10両の客車を見ることができます。

 夜行列車、夜行急行・・・ああ、なんと素敵な響きでしょうか。
 私が初めて乗った夜行列車は小学校5年のときの呉線経由、大阪発広島行き急行「音戸」でした。山陽本線内はEF58、呉線内はC62の牽引でした。長じて乗った夜行急行は「ちくま」や「雲仙」「八甲田」「大雪」そして青森発の「きたぐに」などなど。
 ブルトレは寝台特急、寝台列車とは言われても、近年、夜行列車という呼ばれ方はあまりされないのではないでしょうか。やはり夜行というのは急行や長距離鈍行に似合う言葉だと思います。間もなく死語になってしまうかもしれない夜行列車、これを守っているのが「はまなす」です。

 JR北海道の千歳線、室蘭本線、函館本線、津軽海峡線そして津軽線を走ります。ヘッドマークを掲げてくれるのも、うれしい存在ですね。

 この写真は1レ、3091レの2本の下りを撮影したあと、場所を移動して撮影したものですが、少し出遅れてインカーブは先客に占められ、アウトカーブに行きました。アウトカーブは少し手前の笹が邪魔だったので、場所を移っているうちに茂みの中にあった溝に気づかず、右足をずぼっと落としました。幸い水はなかったのですが、ズボンは泥まみれ。それでもなんとか撮影することができ、よかったです。ちなみにアウトカーブから狙ったのは私ひとりで、望遠手持ち撮影。この写真は多少トリミングしています。

2012-7-30 JR東日本津軽線 蟹田-瀬辺地 202レ 急行「はまなす」 ED79-14

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

7月31日の日の出

2012-08-14 | いろいろなこと

 7月31日、1レ「北斗星」通過後に撮影した陸奥湾の日の出。
 
 1レの車窓から、この日の出を撮影している乗客もたくさんおられました。この光を受けて、1レや202レ「はまなす」が走ります。

2012-07-31 JR東日本津軽線 瀬辺地-蟹田で


にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ
にほんブログ村
にほんブログ村 鉄道ブログ JR・国鉄へ
にほんブログ村
人気ブログランキングへ
鉄道コム

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする