前回の記事で、JR西日本京都線の島本駅で7月10日に8866レを撮影した、と記しました。この写真がそのときに撮影したものです。
摂津富田でまず撮影し、eexpressさんや海鮮丼さん、ツッチーさん、新快速米原行きさんともう1発撮ろうと上り電車に乗ったのも書いた通りです。国鉄特急色機のEF65-1119号機が充当されており、私にとって同機は初撮影になるため、次のカットはできるだけ順光に近い形で撮りたいと思いました。そこで、皆さんと別に島本で下車して駅の外に出てみました。シグマの150-500に×1.4のテレコンを付けたまま、あれこれ構図を考えてみますが、あまりにも冒険が過ぎると考え、このときばかりは「きょうは超望遠の世界だ!」というテーマを棚に上げて24-70のズームに交換しました。
先に来ておられたクロ683-4001さんの近くで狙うことにします。課題はバックの団地とホーム先端に陣取るファンをどうするか。
団地は、以前はうっとうしい障害物と思っていました。しかし、当ブログにも遊びに来て下さるガトーさんの「昭和の雰囲気を感じることができる団地」という言葉に、“覚醒”しました。あまり大きく取り込む気はないのですが、自然に写り込むのはいいかなと。ホームのファンは車両そのもので隠すことにし、夏の大阪郊外という雰囲気も出すため、あえて農作物も入れてみました。
梅雨の晴れ間の午後。夏の日射しが降り注ぎます。列車は心もち遅れかげんでやって来ました。
緑の田畑に青とクリームの機関車。イメージ通りの写真になったと自画自賛しています。
2010-7-10 JR東海道線 島本 8866レ EF65-1119
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,40mm,ISO 400
1/800秒,f9,-0.3段,WB:晴天
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