鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

撮り鉄の仲間 1073レ EF66-27

2009-09-28 | EF66

 9月27日はJR西日本・琵琶湖線の能登川-安土に8865レを撮影に行きましたが、うれしいことにこの日は8865レの前に下る1057レにEF66の0番台でも初期型最若番9号機が充てられました。そして、さらに8865レ通過より約1時間半後に下る1073レは、JR貨物の国宝クンことEF66-27号機が牽引しました。

 しかし、この27号機の汚れのひどいこと。せっかくの男前のお顔が、まっちゃ茶。せっかくの銀帯も台無しです。
 鉄道ファンの間では国宝などともてはやされていますが、JR貨物の職員さんたちにとっては単なるカマのひとつなんでしょうね。でも、それにしても汚すぎませんかねえ。きれいにしてやってほしいものです。

 それはそうと、1073レはほぼ確実に5088レと被りますね。今年に入って、この場所で被らなかったのは1回しかなく、あとは全部被っています。そろそろ場所替えするとか考えなくっちゃ。

 さて、この日は新しく撮り鉄のお仲間が増えました。8865レの前から1073レの続行の3092レ撮影までご一緒した「海と蒸機(助っ人パパ)」さんです。長い写真歴をお持ちで、SL撮影に力を入れておられます。最近は中学生の息子さんとともに、いろいろ撮影の幅を広げておられ、私もブログをこれまでから拝見しておりました。
 息子さんは風邪気味とのことで、おひとりでお見えでしたが、穏やかで礼儀の正しい素晴らしい方でした。

 現場に出て、このようにして新しい方と知り合える。この趣味の醍醐味ですね。

2009-9-27 JR東海道線 1073レ EF66-27号機
Nikon D700,Sigma APO 70-200mm F2.8 Ⅱ EX DG MACRO HSM,105mm,ISO 200
1/800秒,f9,-0.7段,WB:晴天

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秋の日に旅立つ EF66-30

2009-09-27 | EF66

 もう終わりだね 君が小さく見える
 僕は思わず 君を抱きしめたくなる

 (略)

 さよなら さよなら さよなら もうすぐ外は白い冬
 愛したのはたしかに君だけ そのままの君だけ

                     (オフコース さよなら)

 EF66 0番台最後の旧更新色、30号機が27日、稲沢から吹田へ無動力回送されました。稲沢から梅小路までは8865レでEF65‐115号機に引かれて。梅小路から吹田は配1975レで僚機EF66‐29号機に伴われてのものでした。


2009-9-27 JR西日本・東海道線 8865レ EF65‐115+EF66‐30
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,35mm,ISO 200
1/640秒,f9,-0.7段,WB:晴天

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秋を感じて 山口線遠征記 番外編2

2009-09-25 | 鉄道写真

 JR西日本・山口線のひとこまです。

 黄金に稔った稲とあぜ道に点々と咲く彼岸花。すすきも風に揺れています。
 私にとって、十分に秋を感じさせてくれる風景です。SLゆうゆうやまぐち号がやって来るまでの時間つぶしではなく、真剣に撮りたいモチーフでした。
 運よく、上下の普通列車があり、1枚は先の記事のように彼岸花を大きく写し、今度は脚立に上って田んぼを広く入れてみました。
 列車も後追いですけれど、キハ47形の2連だったのが構図的にもよかったと思います。

 画面の左上、空に小さな黒いシミのように写っているものは何だと思われますか?田んぼの中ほどのあぜ道寄りにも黒い点が写っています。空のところより、こっちの田んぼの部分に目をこらしてもらったほうがわかりやすいと思います。

 そうです、トンボです。トンボが2羽、小さいけれどアクセントを添えてくれました。

2009-9-21 JR山口線名草-地福
Nikon D300.AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,24mm,ISO 200
1/500秒,f6.3,-0.3段,WB:晴天

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里の秋 山口線遠征記 番外編1

2009-09-25 | 鉄道写真

 京都の近辺で私は最近、彼岸花をほとんど見なくなりました。JR京都線の山崎-長岡京の北側で、少し見ることができるくらいでしょうか。

 SLゆうゆうやまぐち号の撮影ポイントのすぐ背後に、彼岸花がたくさん咲いているのを見て、なんだか嬉しくなってしまい、この花と列車をからめた写真を撮ることにしました。けれど、臆病者だからSLとからめた写真は撮れません。

 そこで、キハ40形の単行と一緒に写してみました。

 彼岸花とすすき。そしてたった1両の黄色い気動車。
 この花の赤い色を毒々しくて嫌い、という人もいるみたいです。
 でも、私は日本の秋の象徴のひとつだと思います。

 まったく鉄とは関係ないけれど、中学生のころ、クラスメートたちと行ったハイキング楽しかったなあ。京都南部の鷲峰山(じゅぶせん)。その麓の田んぼに咲いていた真っ赤なたくさんの花々を今もしっかり覚えています。

2009-9-21 JR西日本山口線 名草-地福
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,24mm,ISO 200
1/500秒,f8,-0.3段,WB:晴天

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秋の里を行く SLゆうゆうやまぐち号 山口線遠征記 最終回

2009-09-23 | 蒸機

 9月21日、JR山口線の地福駅付近で下り9521レを撮った私たちチームコマ助一行5人は、上りの9522レを撮影するため、予定していた渡川-長門峡間のポイントに向かいます。

 この場所は、収穫を終えた田んぼのあぜ道から線路を俯瞰できる場所です。先に1人来ておられましたが、私たちは隣接する農家に写真を撮影させてもらうこと、あぜ道に入る場所に駐車させてもらう了解を求めてあいさつすることにし、コマ助さんとあらどんさんが行ってくれました。

 気持ちよく承諾していただき、時間までたっぷりあるので、あぜ道にござを敷いてみんなでのんびり過ごします。ただ、さすがに3時間以上あるので、野焼きが始まればその様子を見に行き、後方の道路上の定番撮影ポイントをのぞきに行ったりしました。
 この間、掲示板のユーザーであるクロ683‐4001さんがお見えになったり、岡山の方で掲示板閲覧者の方と話が弾んだりし、それほど退屈もしませんでした。

 写真は見ての通りです。残念なことに煙で客車のユウユウサロン岡山がわかりにくくなってしまいました。これより前は風は反対に吹いていたこともあり、仕方がないでしょう。あと、写真の構図的にはもっと引いて後ろの山と空を入れる手もありました。悩んでアップにしましたが、煙がこの状態であれば引いて山と空を入れたほうが、もっと秋の山里を行く雰囲気が出たかもしれません。

 このあと私たちは新山口への帰路、大歳付近で列車を追い越したので大歳-新山口間で撮るだけ撮り、新山口駅へと向かいました。
 名残は尽きませんでしたが、チームは解散して私は18時6分発の「のぞみ52号」(N700系)東京行きで帰宅しました。

 仲間たちと、ひとつの目的を持って行動し、また新しい人たちとも知り合えた2日間でした。お世話になった皆さんに心より感謝申し上げます。

2009-9-21 JR山口線渡川-長門峡 9522レ
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G,55mm,ISO 200
1/400秒,f4,-0.3段,WB:晴天

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爆煙! C57、C56重連 地福を発進 山口線遠征記 5

2009-09-23 | 蒸機

 JR西日本・山口線の名草-地福で下り9521レ「SLゆうゆうやまぐち号」を撮った私たちは、とりあえず列車を車で追いかけることにしました。ただ、毎度のことですが、無理してまで追っかけるつもりは毛頭なく、狭い道に駐車してあった他のファンの方の車両を誘導してから出たくらいでした。

 線路沿いにしばらく走ると、地福駅で停車している9521レが見えます。駅付近でも結構な人数が撮影しており、「このへんで撮る?」という声も出ました。しかし、あまりロケーションがよくなさそうなので「もう少し」と言って、さらに津和野方向に行きます。
 すると、刈り取った田んぼの中を線路に向かって延びる農道があり、何人かがカメラを構えています。見ると、線路は築堤上を走り、バックには山もあってよい雰囲気です。ここで車を止めてもらって、みんなで農道を走ってカメラを構えました。

 視界には停車中の重連が見えています。すぐに発車になるかと思ったのですが、意外に余裕があり、これなら三脚を下してセットする時間もあったなあ、と悔やみました。けれども車に戻るほどの時間はなさそうです。やむなく手持ちにしました。

 2機は盛大に煙を吐き、大きな汽笛を何度も鳴らしながら地福を進発しました。風がなかったせいか、停車時から煙は上へ上へと上がっており、速度が上がってようやく後方に流れるようになりました。写真にはその煙の動きがはっきりと写っています。

2009-9-21 JR山口線地福-徳佐 9521レ 前位C57-1、次位C56-160
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G,35mm,ISO 200
1/500秒,f9,-0.3段,WB:晴天

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赤プレになったC57-1 山口線遠征記 4

2009-09-23 | 蒸機

 JR西日本・山口線の「SLゆうゆうやまぐち号」撮影遠征もいよいよ第2日、9月21日に突入します。

 ただ、その前に20日の夜、18時30分ごろから約3時間、新山口駅前の居酒屋「八剣伝」で【西日本】鉄道情報発信のオフ会を開きました。もちろん主宰は管理人のコマ助さんです。メンバーは20日のチームコマ助4人と、同様に山口線遠征を敢行中のねこバスさん、585@岡機さんの計6人です。
 チームコマ助は夕食を兼ねてのオフ会なので、新しい方が仮に来られなかったとしても、きっと翌日の撮影計画などの話題で盛り上がったと思います。
 しかし、ねこバスさんと585@岡機さんご両人の参加で、場はぐっと締まった内容の濃いものになりました。お二人ともそれぞれしっかりした情報に裏打ちされたお話を披露してくださって、一層盛り上がりました。語るべき事柄を持った方々であり、楽しいひとときでした。コマ助さんは焼酎がきいたあ、と言って途中、一時意識を喪失されていましたが・・・。
 年齢も仕事も違いますが、同じ趣味という一点でわかりあえる仲間が増えるということは、素晴らしいことだと思いました。

 さて、21日は新山口駅新幹線口前にあるホテル東横インを7時30分ごろに出発。駅前でこの日から参加の海浜ライナーさんを拾い、まっすぐ目的のポイントに急ぎます。
 この日もおだやかに、そして安全に撮影できることが第一条件でしたので、写真の場所に落ち着きました。場所を決定したあと、昨日の反省から2回に分けて徳佐付近のローソンへ早々に昼食の弁当の買い出しに出かけます。
 目的の上り9521レは12時過ぎの通過ですので、その前に弁当を食べたり、彼岸花とキハを組み合わせた写真を撮ったりして時間をつぶしました。

 待ち時間中、2度、私たちの画面に入る場所に撮影者が後から入って来ました。最初の2人は当初からこっちを気にしていたようで、合図を送るとすぐ退去してくれました。もう一人の年配の方は気付かないようです。そこで、私がそばまで行って「そこは私たちの写真の邪魔になります。よかったらわれわれと一緒に後ろで撮りませんか」と誘うと、快く応じてくださいました。遠く長野から来られた方で、列車だけを撮るのはもったいないからと、その後、萩へと向かわれました。

 で、列車のほうですが、ご覧のように煙がスカでした。極めてオーソドックな構図で構えていました。これで煙が吹いておれば、完璧だったかも。SL撮影の場合、煙をきちんと画面に収めるのが基本だと考えます。ですので、煙を考えた構図にして煙が出ないと、こんな風な結構、空間が広い写真になってしまいます。以前、この場所でかなりの煙を上げている写真を見ていますので、仕方がないと納得していますけれど。でもまあ、きのうと打って変わって赤プレートになったC57の前面がきちんと写っていて、この写真嫌いではありません。

2009-9-21 JR山口線名草-地福 9521レ
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G,70mm,ISO 200
1/640秒,f6.3,-0.3段,WB:晴天

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これが蒸機の魅力 SLゆうゆうやまぐち号 山口線遠征記 3

2009-09-23 | 蒸機

 JR西日本・山口線遠征の第1日。篠目で9521列車、下りの津和野行き「SLゆうゆうやまぐち号」を撮ったあと、一応、私たちも車で津和野方面に走ることにしました。追っかけ、というより行ってみて、もし追い越せたらどこかで撮影しようかという程度の走りです。ほかの車が少々暴走気味に追いかけていくのに比べたら安全運転です。追いかけに夢中になるあまり、事故を起こしたら元も子もありませんから。

 結果的には船平山駅手前の踏切で撮るには撮れました。ただ、電柱がたくさんあり、先に来ている撮影者の邪魔にならないようにしたので、お見せするようなものにはなりませんでした。そこで、時間的にはまだまだ早いのですが、上りの9522列車の撮影ポイントへ向かうことに決定。ポイントでゆっくり昼食でもとりながら待とうという考えです。
 ところが、途中のコンビニに行ったところ、考えることはみんな同じか、お弁当などはほとんど売り切れ状態。私と福井在住さんがなんとか米の入った弁当を確保したものの、コマ助さんはヤキソバ。あらどんさんに至ってはロールケーキというありさまです。
 
 それでもなんとか食べ物を持って篠目-仁保のポイントに急ぎます。数人の方が先におられましたが、撮影位置には余裕があり、私たちメンバーもそれぞれ三脚などで場所を押さえました。
 1時間に上下1本ずつくらいの感じで通過するスーパーおきやキハ47・40をのんびり撮ったり、後から来られた方とお話したりして時間をつぶし、ようやく本命の通過時刻を迎えます。ずいぶん前から、おそらく長門峡発車くらいからの汽笛が風に乗って聞こえます。そして篠目進入や発車ではより大きな汽笛が何度も聞こえてきます。みんなの表情も緊張が高まるのが見てとれます。早い方はすでにビデオを回し始めています。音撮りのためでしょう。
 そうしてドラフト音が聞こえ始め、木々の間から煙が上がりカーブを回って重連が飛び出してきました。

 上りはC56が前に付いています。すでに谷間のため日はかげっていますが、前消灯をきらめかせ、煙突から煙を吹きあげながら力強く勾配を上って行きました。

2009-9-20 JR山口線篠目-仁保 9522レ「SLゆうゆうやまぐち号」
Nikon D300,Sigma APO 70-200mm F2.8 Ⅱ EX DG MACRO HSM,78mm,ISO 400
1/250秒,f5,-0.7段,WB:晴天

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オノアサでカン付きEF200を撮る 山口線遠征記 2

2009-09-22 | EF200

 山口遠征の計画当初は、いきなりJR西日本・山口線沿線の撮影ポイントに行くはずでした。ところが、直前になって20日早朝に山陽線を下って来る貨物列車の5057列車をEF200‐12号機が引くことがわかりました。12号機は恒例のJR貨物・広島車両所公開(10月25日)PRのヘッドマークを下り方に付けています。
 貨物機はもちろん、今ではヘッドマーク付き列車は稀少価値があります。そこで、コマ助さんにお願いして有名撮影地のオノアサ(小野田-厚狭)に連れて行っていただくことにしました。

 山口入りは今回、夜行高速バスを利用することにしました。運賃、時間を考慮した結果です。しかし、京都-山口間の夜行バスはなく、京都と福岡を結ぶ西鉄バスの「きょうと号」を利用しました。京都から小倉駅前まで1万円、3列独立シート、リクライニングです。京都駅八条口側のホテル京阪前を22時に出発し、途中、京阪枚方市駅を経由して一路福岡を目指します。小倉駅前着は6時5分の予定です。

 ところが、シルバーウイークと高速料金の割引の影響で各地で渋滞が。バスは通常山陽道を走るのですが、混雑回避のため中国道に経路変更になりました。途中、赤松SA、王司SAで休憩があり、この休憩の間、爆睡しました。極めて快適だったといえます。これは19日、朝早く起きて8862レと3170レを撮りに行き、そのまま昼寝せず起きていたという「努力」の結果もあるかもしれません。
 それはよかったのですが、小倉到着が渋滞などのため30分程度遅れるとのこと。オノアサに間に合うように行くには、小倉6時25分発か7時34分発の「こだま」に乗って厚狭に向かわなくてはなりません。小倉駅手前の交差点に着いたのが6時24分。当然、前者には間に合わず。結局、小倉駅前のバス停に着いたのは6時28分で、すぐにトランクから荷物を出してもらって受け取ったのが6時30分。あきらめかけたのですが、やるだけやってみようと階段を駆け上がり長い自由通路を走って新幹線口へ。そこで自動券売機で自由席特急券と乗車券を買って改札を抜け、ホームに上がった途端、500系こだまのドアが開きました。
 わずか4分でこれだけのことができるとは、ちょっとうれしかったですね。

 厚狭の改札口にはコマ助さんと別のバスで先行されていたあらどんさんが待っていてくださり、おはようございますのあいさつもそこそこにコマ助さんの愛車に乗せてもらってポイントへ。すると、なんとなんと予想外のファンがすでにカメラを構えてひな壇を2か所に作っています。コマ助さんによると、1レ以来の多さだといいます。
 初めての場所なので、じっくり構図を考えたいのですが、すでに人が大勢だし、通過時間まで余裕もありません。コマ助さんが脚立を使っていいよ、とおっしゃってくださったのですぐにお借りし、前のひな壇の一番線路わきの後ろの位置に立って手持ちで撮りました。

 本当に、脚立に立って露出を決めた直後にS字カーブをばく進して来た5057レ。朝日を浴びて「あけぼの」風ヘッドマークをきれいにとらえることができました。初めての有名撮影地オノアサで、目的の写真が撮れて満足です。

 この後、私たち3人は嘉川駅でダイヤから外れて上るEF66‐130牽引の貨物や京都では見られなくなった福知山色の117系などを撮り、福井在住さんを迎えに新山口駅に向かったのでした。

2009-9-20 JR山陽線小野田-厚狭 5057レ EF200‐12
Nikon D300,AF-S Zoom-Nikkor VR ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF),180mm,ISO 400
1/500秒,f7.1,-0.3段,WB:晴天

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SLゆうゆうやまぐち号 篠目発車 山口線遠征記 1

2009-09-22 | 蒸機

 ヴォーオー ヴォーオ C57-1とC56-160、2機の蒸気機関車の汽笛が山峡の小駅に鳴り響きます。シューッ、シュー、シュッ、シュッ、シュッとドレインを切りながら、進み始めました。ゆっくり上下していた主連棒の動きが早まるに連れ、動輪の回転も増して速度が上がります。
 ボーォ、ボッ 長声、短声2発の汽笛は私たちへのあいさつかのよう。12系客車を改造したJR西日本岡山支社所属のジョイフルトレイン「ユウユウサロン岡山」6両を従えた重連は、力強く篠目駅を出発して行きました。

 8月、鉄道ファン仲間のあらどんさんから「9月に山口線にユウサロのやまぐち号が走る。コマ助さんと撮影に行こうと言っているのだけれど、まむしさんも行きませんか」とお誘いをいただきました。ちょうど、20日と21日はシルバーウィークの真ん中で仕事も休みのため、二つ返事で同行をお願いし、今回の遠征となったわけです。

 20日のメンバーは、【西日本】鉄道情報発信管理人のコマ助さん、そして、あらどんさん、福井在住さんと私の4人。福井在住さんを9時半に新山口駅で拾い、一路撮影地に向かいます。コマ助さんはこの日のために、ここ1か月ほど山口線沿線の下見撮影を重ねてくださっており、私たちはすべてお任せという、申し訳ないことですが、大変楽な撮影行になりました。

 当初は長門峡(ちょうもんきょう)より北で撮影しようという計画でした。ただ、コマ助さんの掲示板の利用者である8862さんが篠目におられるというので、あいさつだけしに行くつもりで立ち寄りました。すると、スタートが遅かったために駐車スペースがないだろうとあきらめていたのに、まだ十分余裕があり、そこで急きょ、この場所で1枚目を撮影することになりました。

 8862さんとあいさつを交わし、思い思いの場所にカメラをセットします。先に来られていた皆さんも穏やかで、撮影終了まで和やかな雰囲気でした。他のぽいんとでは、いわゆる激パ状態で怒声も飛び交ったやに聞きます。これに対し、20日の篠目は30人程度いたものの、大声を上げることもなく、よいムードでした。
 
 写真は篠目発車です。ユウサロがはっきり写っているのは、よかったと思います。ただ、惜しいのは煙が奥に流れたことです。もう少し、編成に沿って後ろに流れたら最高でした。

 これから、徐々に9月20、21日の遠征の模様をアップしていこうと思います。

2009-9-20 JR西日本・山口線 篠目 9521レ
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,70mm,ISO 200
1/320秒,f8,-0.3段,WB:晴天

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