JR西日本北陸線の新疋田で4008M「雷鳥」(A5編成)まで撮ると、今度は東海道線へ転進します。日曜日のお楽しみ、8865レを撮るためです。
きょうの編成は、EF65-116が担当で、次位にムドEF200-12、それに空コキ×2+九州チキ3ユニット(9両)という比較的長い編成です。ただ、トキやヨといったアクセントになる車が付いていないため、平板な印象は否めません。
そうは言っても国鉄色一般型のEF65-116ですから、撮れる時に撮っておくという鉄則にのっとり記録することにします。北陸道の米原インターを降りる寸前、EF66-27号機の1057レが通過していくのを目にしました。この機関車も貴重ですが、なんでもかんでもというのは欲張りですので、気持ちよく(?)手を振って見送りました。
8865レを撮ったあと、雨が急に激しく降りだしました。近江八幡方面におられた「さくら2号」さんから猛烈な雨がそっちに行くよ、とメールで知らせてもらっていたのですが、その通りの激しい雨に。そんな中、元気よくやって来たのが、サメちゃんことEF66の100番台。1073レの112号機です。後尾も見通せないほどの雨の中、いきいきとした表情で駆け抜けていったサメちゃんに敬礼です。
そうそう、きょうは8865レの機関士さんに汽笛のあいさつをいただきました。さらに、5071レ、EF210-144号機の機関士さんも汽笛を鳴らしてくださり、こちらが手を上げると、機関士さんも運転席で片手を上げてくださいました。雨の中、撮影している私たちをねぎらって下さったのでしょうか。
※最近、鉄道撮影に関してマナー違反の問題が論議されるようになって以来、機関士さんや運転士さんがホイッスルやタイフォンを鳴らされることを「警告であって、あいさつなどではない」と断定的にブログなどで書かれているケースを見ます。しかし、この写真のように警告を受けるような場所でないところでも鳴らしてくださって、手も上げてくださる方もおられるのです。鉄道を愛する現場の方と鉄道が大好きなファンの間で交流があったとしてもまったくおかしくないと思います。
にほんブログ村