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ゴールデンウイークの北陸・大糸線遠征のフィナーレを飾るのは、冠雪した雨飾山をバックに走るJR西日本のキハ52×2、「ジオパーク号」です。
中土駅進入を撮ったあと、国道148号線を糸魚川に向けて北上します。遠征最終日なので、レンタカーを糸魚川で返して帰路につくためです。車の流れに乗って走り、ジオパーク号を結果的に追い抜いたらもう1枚撮影しようと考えていました。
この日は148号線で長野県警の白バイを2回見ました。それもあって決して飛ばすことはせず、あくまで周囲の車の流れに乗って走ります。しかし、それでも平岩駅の小滝寄り鉄橋でカメラを構えたファンをたくさん見かけ、知らず知らずのうちに列車を抜いていることがわかりました。
こうなると、もう1カットをどこで撮影するか、です。
小滝は魅力的ですが、何度も足を運んだので、自分にとっての新鮮さがありません。定番は頸城大野-姫川で雨飾山を背景にしたカットですが、これも1月に撮影済みです。そこで、夏に1度撮影したものの山が見えず残念な思いをした根知-頸城大野での雨飾山バックのポイントに向かうことにしました。
到着すると、すでに10人程度の方々が思い思いにセットされています。
私は少し開きかげんで田んぼの水鏡を狙ってみることにしました。幸い、雨飾山もその前の鬼ケ面山もはっきり姿を見せてくれています。築堤の緑も映えています。線路に草が被っていないのもおあつらえむきです。
田んぼの畦にある杭などが少し邪魔ですが、これは後から来た者の宿命として受け入れざるをえません。先に来られた方たちはこれを上手に処理できる場所で構えていられるのですから。
列車は定刻にやって来ました。そこそこの速度を出しています。
あちこちでシャッターの音が鳴り響きます。私も自分のここぞと思うところでレリーズを押し、満足できる結果となりました。
このあと、糸魚川駅での入れ替えなどを見に行かれた方も多かったようですが、チューリップの花がきれいな頸城大野駅に立ち寄り、その後、姫川温泉の入浴施設で少し石油くさい独特の温泉を楽しんで糸魚川駅方面へレンタカーを返しに向かいました。
2010-5-5 JR西日本 根知-頸城大野 9439D キハ52-156+キハ52-125
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,66mm,ISO 400
1/500秒,f5.6,-0.7段,WB:晴天,C-PLフィルター使用
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