鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

きょうも楽しい配1975レ EF200-5

2010-08-31 | EF200

 8月29日の日曜日、桃トップが引く1883レをJR西日本京都線の桂川橋梁で撮ったあと、40分後にやって来る梅小路発安治川口行きの配給1975列車を待ちます。

 1883レ通過後からだんだん雲が増えてきました。それでも翳るという感じではなく、雲を通してでも強い日の光を感じます。遮るもののない桂川の堤防……。暑い。
 
 急いで家を飛び出したのと、撮影は1時間弱だからと飲み物を持たずに出たことを後悔します。心から。
 1883レが行ったあとの待ち時間の辛さといったら、たまりません。ようやく時間が流れて橋の向こうから青い狼がゆっくりと姿を現しました。EF200-5号機です。残念ながら、この日の8865レに無動力回送の機関車が付いていなかったため、この列車にもムドはありません。しかし、5号機の次位は緩急車のヨ8794、そしてォトキ、配給コキの組み合わせです。コンテナ車のコキを見慣れた目にはこの編成は非常に楽しく見えます。

 いつも短い編成なので、この日も短いだろうとは思っていましたが、どれくらいの長さか配給列車は来てみないことにはわかりません。24-70ミリで70ミリにセットし、長ければワイド側にズームして対応しようと考えていました。しかし、来たらドンピシャでした。こういうのって、ちょっとうれしいですね。

 撮影後、炎天の堤防道路を歩いて桂大橋西詰からバスに乗り、家の近所の行きつけの喫茶店に駆けこんだときには干からびる寸前でした。


2010-8-29 JR東海道線 西大路-桂川 配1975レ EF200-5
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm f2.8G ED,70mm,ISO 200
1/800秒,f7.1,WB:晴天

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桃トップナンバーが桂川を渡る

2010-08-29 | EF210

 この土日は非鉄と考えていました。土曜日は終日、用事があり、8月29日の日曜日も午前中、所用があったからです。また、おさまる気配のない猛暑でさすがにくたびれたので休養しようとも思っていたからです。ところが、用を終えてJR西日本京都線の西大路駅に降り立つと、入れ替え中のEF210がいました。時刻から考えて安治川口から到着した1182レの牽引機です。いつもなら「桃ちゃんか」で終わってしまうのですが、なにやらナンバーが。階段を降りずに桃ちゃんの方に行ってみると。まさに夏の陽光をうけて燦然と輝く「1」のナンバーが目に入りました。

 時計をみると、13時40分。急いで家に帰ってカメラを持って飛び出すと、1883レの桂川通過に間に合いそうです。
 速足で帰宅し、家人に「ただいま」と「行ってきます」をほぼ同タイミングで言う感じで、出かけます。到底、電車やバスでは間に合わないので、タクシーで向かいます。1883レの梅小路発車の10分前に到着し、草を刈って足場を固めます。「はるか」が行き、さらに邪魔な草を刈っていると、ゆっくりやって来ました。残念ながらほとんど空コキばかりでしたが、釜のすぐい後ろにISOタンクが載っていたので、単機みたいに見えることは免れました。

 実は桃太郎のトップナンバーをちゃんと撮影したのは、これが初めてです。桃ちゃんを撮影することを目的に出動したのは901を狙ったとき以来だと思います。
 これまで桃ちゃんは来たら撮影する程度でしたが、わざわざタクシーまで使って1号機を撮影したことを記念し、きょうから新たに当ブログに「EF210」のカテゴリーを新設いたしました。以前に撮り、現在は「鉄道写真」のカテゴリーに入れているものも、おいおい移していきたいと思います。

2010-8-29 JR西日本東海道線 西大路-桂川 1883レ EF210-1
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,52mm,ISO 200,1/800秒,f6.3,WB:晴天

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遠征の締めくくりは「あけぼの」 晴れの碇ヶ関で

2010-08-28 | 寝台列車

 JR東日本奥羽線の白沢-陣場で、JR西日本敦賀地域鉄道部のEF81が引く「日本海」を豪雨の中撮影した私たちは、2021レ「あけぼの」を撮るのをあきらめて山を下りました。高度が下がるにつれ、明るくなり、ついに碇ヶ関では太陽の姿を見ました。

 コンビニに飛び込んで、温かい飲み物を買って体を暖めます。また、少しでも衣服が乾くようにと、太陽の光を浴びます。ただ、あまりのんびりともしておられません。ここは晴れており、そうなると「あけぼの」を撮る場所を探さなければなりませんから。

 この付近の奥羽線の線形は南北に走っており、青森に向かう2021レはどうしても機関車の顔が黒くなりそうです。tacos_0109さんがカーナビの地図を見ながら、多少でもましなところを探してくれています。そしてようやく、りんご畑の中を行く列車を俯瞰できるポイントを見つけてくれました。機関車の前面は暗くなりそうですが、周囲の雰囲気がよく、またほぼ真上からの俯瞰も珍しいのではないかと気に入りました。

 向かいの山を見ると、雨雲が垂れ込めています。しかし、こちらはよい天気で、かげりそうにもありません。陽光を浴びて待つうちに、衣服も多少乾いてきました。

 定刻、赤い東日本のパーイチがヘッドマークをかかげてやってきました。遠征最後の撮影です。まず、手持ちのD5000を使ってワイドで撮影、続いてD700で引き付けて撮りました。真上からの俯瞰でブルトレらしさがわかりにくいですが、私としては納得ゆく撮影でした。

2010-8-16 JR東日本奥羽本線 碇ヶ関-長峰 2021レ 寝台特急「あけぼの」 EF81-138
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,135mm,ISO 200
1/1000秒,f5,-0.7段,WB:晴天




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水煙を上げて 豪雨の白沢-陣場を行く「日本海」

2010-08-27 | 寝台列車


 今や貴重な客車夜行急行「はまなす」を撮り、気分をよくした私たちは、今度はJR東日本奥羽線の白沢-陣場へJR西日本管内からはるばるやって来る4001レ「日本海」と上野発の寝台特急2021レ「あけぼの」を撮るべく移動しました。

 前日は車から降りるのもためらわれる豪雨でした。この日は山間に入るにつれ、どんよりと曇り、時折、小雨も降りますが、撮影可能です。目的地に着いてカメラをセットするころには、雨もやみ、雲とも霧ともつかない白いベールが山肌を流れる幽玄な雰囲気になりました。晴れてくれるのが一番ですが、深山幽谷という感じの中を走るブルートレインも絵になると思います。

 「日本海」の先走りの701系電車は1M1Tの短編成ですが、これで本番の機関車の位置などを確認します。築堤の草が丈を伸ばしており、足回りの一部が隠れるためです。
 「さあ、これで大丈夫」
 そう思っていたら、ポツリポツリと雨が降り出し、あっという間に大粒の雨が間断なく落ちてきました。

 みんな、あわてて傘をさし、タオルなどでカメラを守ります。D700は防塵防滴とはいえ、容赦の無い雨の降り方、いわゆるゲリラ豪雨のような大雨です。安全とは言い切れずカメラ用レインカバーで保護します。背負っているカメラザックにもカバーをかけ、肩に手持ち用でぶら下げていたD5000は首から下げて傘で守ります。

 雨で白くもやって線路も見えにくくなります。しかもトンネル飛び出しなので、気を抜くことができません。左手に傘の柄とD700のレリーズを握り、右手はいつでもD5000を片手撮りできる体制を維持したまま4001レを待ちます。ところが通過時刻になってもやって来ません。この豪雨で遅れているのか、じりじりしたまま苦しい体制で待ち続けます。その間も雨が弱まる気配はなく、かえって強まったようにも思えます。
 足元の地面にみるみる水たまりができ、撥水処理しているトレッキングシューズでも靴下がびしょびしょになっていくのがわかります。

 数分遅れて、ようやくトンネル出口に気流が関係する濃いもやが浮かび、その中から敦賀のパーイチが飛び出してきました。速いスピードです。まず右手片手でD5000で撮影し、次の瞬間、左手のレリーズでD7000を連写。雨の中、本当は置きピンにすべきところ、忘れてしまってAFのままだったのでピントが迷ったのではないかと、ぞっとしましたが幸いにもピンはきていました。終わってみると下着までびしょぬれになってしまって(他のメンバーもみんな同じ)の撮影で、ピンボケでは泣くに泣けぬ結果になるところだっただけに、やれやれでした。

 しかし、豪雨の白沢-陣場。24系の屋根にはねかえる雨が水煙になっています。こんなシーンも撮影させてやろうという天の采配だと感謝しています。

≪上の写真≫
2010-8-16 JR東日本奥羽本線 白沢-陣場 4001レ 寝台特急「日本海」 EF81-108
Nikon D5000,AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VRⅡ,150mm,ISO 1600
1/400秒,f5.6,+1.0段,WB:曇天

≪下の写真≫
2010-8-16 JR東日本奥羽本線 白沢-陣場 4001レ 寝台特急「日本海」 EF81-108
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,80mm,ISO 1600
1/800秒,f3.2,-0.7段,WB:晴天


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ED79牽引 急行「はまなす」が行く

2010-08-25 | 寝台列車

 奥羽遠征最終日となる8月16日は、早朝、札幌から青森に到着する急行「はまなす」を撮影しに、JR東日本津軽線の津軽宮田-油川へ出動しました。
 前夜、弘前駅近くの居酒屋で超美味なマグロのメンチカツをあてにお酒を飲みながら確認した天気予報の降水確率は90パーセント。大雨予報でした。ところが、車に乗り込む際に空を見上げると、晴れています。しかし、油断はなりません。弘前で晴れていても、青森はどうなのかはわかりませんから。

 ところが、目的地に到着しても、晴れています!青空が出ています。
 先客お2人のそばで、早速セットします。通過まで10分少々。朝日が射しています。

 きょうは盆の多客期とあって、12両編成です。機関車を入れると13両。堂々たる編成の急行列車です。特急全盛で急行は数えるばかりになりました。そんな中、客車列車で走っていることは奇跡に近い出来事に思えます。

 定刻、ヘッドマークを付けたED79がカーブを曲がってきました。そしてストレートへ。すっきりと青い客車が直線に乗ります。
 ヘッドマークが汚れていようが、パンタが通称「ちゃんまげ」のシングルアームであろうが関係ありません。夏の朝、急行「はまなす」号を撮影できた……。この喜びを忘れることはないでしょう。

2010-8-16 JR東日本津軽線 津軽宮田-油川 202レ 急行「はまなす」 ED79-18
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,130mm,ISO 400
1/1000秒,f3.5,-0.3段,WB:晴天

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2022レ 寝台特急「あけぼの」を大館でバルブ

2010-08-24 | 寝台列車

 8月15日はJR東日本五能線で夕刻まで「リゾートしらかみ」の「ブナ」「くまげら」「青池」を撮影し、その後、奥羽本線の大館へ2022レ、ブルトレの「あけぼの」をバルブ撮影しに行きました。

 大館に着くと、間もなく特急「かもしか」が入線して来たので、これもバルブしました。しかし、ハイビームのままで撃沈。
 「あけぼの」もハイビームだと困るなあ、と言いながら、停車位置に目星をつけてカメラをセットします。降ったりやんだりしていた雨も上がっており、さらにホームも長くて前出し停車の危険はありません。もちろんダイヤ上、対向列車を心配する必要もなく、ライトの光がどうかが一番の条件となります。

 「あけぼの」は大館1分停車です。撮影者は私たち4人だけなので、落ち着いて撮影することが可能です。
 いよいよ定刻に入線して来ました。予想通りの停止目標で停車、するとヘッドライトが減光されました。思わず「やった」と心の中で叫び、ピントを合わせて撮影します。20秒後、減光状態からハイビームに切り替わりました。もう少し長く減光して欲しかったのが本音ですが、おかげで何カットか撮影できました。機関車はeexpressさんが未撮影だったEF81-136号機です。eexpressさんも満足の様子です。カモーレさんとtacos_0109さんもそれぞれ撮影され、弘前に戻りました。

 それにしても136号機の前面の助手席側下がべこべこにへこんでいます。運転席側は異常ありません。どうしたのでしょうか。



2010-8-15 JR東日本奥羽本線 大館駅 2022レ 「あけぼの」 EF81-136
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,105mm,ISO 200
2秒,f8,WB:AUTO

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「みずほ」復活 新大阪ー鹿児島中央最速新幹線

2010-08-24 | 鉄道情報

 8月24日(火)の読売新聞、朝日新聞朝刊(いずれも大阪本社発行)の1面トップは、「九州新幹線 新大阪ー鹿児島中央 『みずほ』3時間47分 3月12日全通」というものだった。両紙にだけ載った記事だ。毎日、産経、日経は同日の夕刊で「追いかけ」ている。

 読売、朝日両紙によると、JR西日本・JR九州両社は、九州新幹線を来年3月の全国ダイヤ改正にあわせて全通させ、その際、すでに発表ずみの新大阪-鹿児島中央を約4時間程度で結ぶ「さくら」に加えて、速達タイプの列車を登場させるという。その最速列車の名称が「みずほ」で、途中の停車駅を新神戸、岡山、広島、小倉、博多、熊本に絞り、3時間47分で走る。

 「みずほ」は東京-熊本を走ったブルトレの名称を受け継ぐ。「さくら」は一般から名称を公募したが、今回は両社内で調整中らしい。しかし、私は何を隠そう、公募時の名称を「みずほ」で応募していたのだ。(と自慢する)
 
 瑞穂は、みずみずしい稲穂が豊かに収穫できる国で、日本国を美しく言い表した言葉だ。高天原の神話や大和朝廷成立の古事、あるいは畿内、九州の両説がある邪馬台国伝説などがからむ近畿と九州を結ぶ列車の愛称として、ふさわしいと歓迎したい。

 列車種別的に「みずほ」が「のぞみ」、「さくら」が「ひかり」のイメージだという。所要時間を4時間切ることが航空機との対抗策として有効とのこと。
 走り始めたらぜひ一度、早い機会に乗ってみたいと思う。

 写真は8月24日付朝刊で「みずほ」登場を報じる読売、朝日両紙。

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これぞ五能線 大間越-岩館

2010-08-23 | 鉄道写真

 ブログは奥羽遠征に戻ります。JR東日本五能線で次に訪れたのは岩館-大間越の絶景ポイントです。岩礁に打ち寄せる波と岬の急斜面の上を走る列車を望むことができる所です。
 列車を待つ間、ドライブインで昼食のかわりに名物のイカ焼きとイカ、ホタテの刺身を4人でつつきました。1枚350円、3枚計1000円のイカ焼きは塩味がほどよくきき、しかもイカは肉厚でこれが350円かと驚きの絶品です。イカの刺身、ホタテの刺身も美味なのは言うまでもなく、量も多くてびっくりしました。

 もっとゆっくり味わいたいところですが、列車の通過時刻が迫ってきます。時間帯によっては数時間に1本しか走らないため、イカを味わうことを優先して「撮影は次の列車にしよう」というわけにはいきません。

 しかし、暗い。雨も降りだしてきます。遠くはかすんでいます。車両があまりにも小さいので、はっきりわかるかどうか心配でしたが、幸いこちらに向かって来る列車でしたのでライトがアクセントになってくれました。「晴れたら、すごくきれいだろうな」と思いながら、この場を後にしたのは言うまでもありません。

2010-8-15 JR東日本五能線 大間越-岩館 328D キハ40×2
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,160mm,ISO 400
1/320秒,f4,+0.3段,WB:曇天




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色づき始めた稲穂 寝台特急「日本海」

2010-08-22 | 寝台列車

 8月21日、JR西日本湖西線のおごと温泉駅で上下の工臨を撮影した後、近江今津で「パーイチファン」さんと合流して永原-マキノで上り貨物の3096レと4002レ・ブルートレイン「日本海」号、そして4008M・485系「雷鳥8号」(A4編成)を撮りました。

 この撮影ポイントは近年、鹿などの獣害防止フェンスが設置され、構図が限られるようになりました。さらに夏場とあって線路際の草や標識によって、ますます撮りにくくなっています。フェンスは田畑を守るためのものですから、設置は仕方がありません。
 見ると、稲穂がすでに色づき、頭(こうべ)を垂れ初めています。「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。人として、こうありたいものですね。
 それはともかく、この稲穂を入れるとフェンスは多少気にならなくなります。そこで、しゃがんで撮影することにしました。

 3096レはどんより曇り、露出も厳しい状態でした。新疋田はばりばりに晴れているとのことで、そちらへの転進も考えたほどです。新疋田駅におられる「ゴーンちゃん。」さんから「日本海はトワ釜44号機で通過」の連絡をいただきます。手前の稲穂も緑、バックの山も緑、そこに濃緑のトワ釜では……。この暗さでは撃沈かと思っていたら、列車が見えたところで薄日が射してきました。あわててホワイトバランスの設定を曇天から晴天に変更します。

 輝くような陽光にはほど遠いかったものの、そこそこ明るくなり機関車も背景に溶け込んでしまうこともありませんでした。24系客車の青がきれいです。秋風を感じる写真になりました。

2010-8-21 JR湖西線 永原-マキノ 4002レ 寝台特急「日本海」 EF81-44
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,85mm,ISO 400
1/640秒,f7.1,-0.7段,WB:晴天

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湖西線でホキ工臨を撮る

2010-08-22 | EF81

 8月21日はJR西日本湖西線で工臨が2本走ると聞き、早朝から撮影に行きました。北陸から空車のロンチキ12両を引いて向日町操へ戻る工9588レと、向日町操から交番検査が終わったホキ2両を近江今津へ運ぶ工9571レ~工9570レです。
 「京都れいる倶楽部」のメンバーも撮影に出動されました。まず、「eexpress」さんと京都駅で合流し、5時54分発の永原行きに乗車(琵琶湖線の列車遅れで6分程度遅れて発車)したところ、偶然、山科駅で「あらどん」さんも私たちの席に来られて3人でおごと温泉に行きました。この駅で、上り工9588レを撮影すると、直後に今度は下り工9571レが撮れるからです。

 無事に撮影後、東海道線の貨物などを撮影に戻られるeexpress、あらどん両氏と別れ、私は寝台特急「日本海」や工9571レの敦賀折り返しの工9570レを撮ろうと、近江中庄を目指します。すると、途中で「パーイチファン」さんから「車で北上しているので、近江今津で拾ってあげよう」というものでした。電車を降りてからの行動範囲が広がるため、渡りに船とお願いします。近江今津で車に乗せてもらい、最初に考えていたマキノ-近江中庄のカーブに行ってみますが、草ぼうぼうで足回りが隠れてしまい、パス。そこで有名撮影地の永原-マキノに行ってみましたが、こちらも線路際のフェンスが延び、さらに草が生えたり撮影には邪魔な標識が立っていたりして、あまりよいポイントではなくなりました。しかし、移動する時間もなく、ここで4002レなどを撮ります。

 しかし、敦賀折り返し工臨の工9570レまでは時間があるので、他の場所へと動きます。近江中庄-近江今津でケーブルが気になるものの足回りがしっかり見える場所を見つけ、ここで撮影することにしました。新疋田におられた「ゴーンちゃん。」さんから、通過情報をいただき待ち構えていると、ローピンのEF81-108が真っ黒なホキ2両をしたがえてトコトコやって来ました。緑の築堤とピンクの81、そして黒のホキ。かわいらしい編成を撮ることができました。

2010-8-21 JR湖西線 近江中庄-近江今津 工9570レ EF81-108+ホキ2B
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,135mm,ISO 200
1/800秒,f7.1,-0.7段,WB:晴天


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