鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

冬の奥羽を行く 583系「あけぼの81号」

2013-01-10 | 583系

 この冬、583系による臨時特急「あけぼの」が上野-弘前を走りました。年末年始などの多客臨としては22年ぶりだということです。現在、583系の中では唯一、国鉄「月光色」を残すJR東日本秋田車使用のこの臨時列車を撮りたくて、今回の1泊2日弾丸ツアーを決行したのでした。

 撮影対象は、上野を1月29日に出て弘前に30日朝着く「あけぼの81号」。マークはやれシールだの、往路本番列車は雪が付着してマークが見えないだろうだの、いろいろな説が飛び交うほどファンの関心は高まっていました。京都からも知り合いが何人も出撃予定とのこと。これは相当な混雑を考えないといけないなあと思い、私にしては珍しく前日の29日、ストーブ列車を撮影後、青森秋田県境を越えて奥羽本線の白沢-陣場にある有名なお立ち台に出向き、三脚を置いてきました。すでに、たくさんの三脚が立てられていて皆さんの気合いのほどが伝わってきます。

 翌朝、弘前のホテルを出発して午前5時前に着くと、案の定、駐車スペースはほとんどありません。幸い1台分、きれいに収まる場所を見つけて止めることができ、自分の立ち位置に行くと、もうぎっちりと三脚が立ち並んでいます。そうこうするうちに夜明けの時刻を迎えます。けれども空はどんより重い雲に覆われ、露出があがりません。なんとか撮影できるくらいになったところで、ほぼ定刻に583系がやってきました。2台のカメラを使って、狙いの列車を記録することができました。

 晴れればそれは美しいのでしょうが、これも冬の東北らしい風景の写真になったのではないかと、満足しています。タイフォンの片側が開いているのは、トンネルを出てくるときに吹鳴した名残です。この車、なかなか閉まらないようで、白沢駅付近で撮影されたmonさんの写真では反対のタイフォンが開いたままになっています。

2012-12-30 JR東日本奥羽本線 白沢-陣場 9081M「あけぼの81号」 583系秋田車

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輝く583系 臨時急行きたぐに

2012-05-05 | 583系

 5月5日、こどもの日。早朝、京都れいる倶楽部のmonさんに迎えに来てもらい、JR西日本湖西線の小野-和邇に臨時列車となった急行「きたぐに」を撮影しに行って来ました。今年のゴールデンウィークで初めての鉄道写真撮影ですが、連休前半にTEAM3170の子連れ狼さんが撮られたこの場所での「きたぐに」の写真が素晴らしく、私もmonさんもそれに触発されて出かけたのでした。

 午前5時前に到着すると、まだ撮影者はまばらでしたが、その後、続々と参集。私の立っていた場所近くだけでも、れいる倶楽部の海と蒸気さん、TEAM3170のドライモンさん、あづきさん、愛しきさん、ZAXISさん、そして鉄友のカモーレさんなどなど。お名前は存知あげませんが、何度も撮影地でお会いした方々もおられます。結構な大人数になりましたが、みんな思い思いのポジションでセッティング。

 始発の113系湘南4連+抹茶4連の1801Mを練習電として撮影後、雲の上にようやく太陽が顔を出してくれ、待ってましたと期待に胸がふくらんだところ・・・。おいおい、建物の影が予想以上に大きく、濃いではないか、とびっくり。70-200のレンズを付けて奥のポイントに狙いを定めていたのですが、影が目立ちすぎます。そこで、もういつ「きたぐに」がやって来てもおかしくない時刻ですが、思い切って24-70に付け替えることにします。レンズを付け替えて三脚にセットし直そうとしますが、焦っているためか、うまく雲台に載りません。そうこうしているうち、583サウンドが聞こえて来ました。ライトも見えます。

 あー、これはだめだと思い、とっさに手持ちで撮影しました。
 手前に引きつけ、ちょうど先頭車が朝日を浴びてぎらりと光るところで連写。さざ波が立って水鏡は不完全でしたが、うまく平衡も取れ、なんとか撮影することができ、ほっと胸をなでおろしました。
 この先頭車には、3170メンバーのM担当さんご夫妻が乗車されていましたが、そんなこんなで手を振る余裕さえ失っておりました(^_^;)

2012-05-05 JR西日本湖西線 小野-和邇 8502M 583系急行「きたぐに」
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,50mm,ISO 800
シャッター優先オート 1/800秒,f7.1,-0.7段,WB:晴天,手持ち

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日本海を見て 急行「きたぐに」12連

2011-05-07 | 583系

 今回の遠征はJR西日本とJR東日本の境界である直江津駅で、4002レ「日本海」と急行「能登」をバルブすることから始まりました。しかし、バルブはバルブ。本格的な撮影は信越本線の柿崎-米山での新潟行き501M急行「きたぐに」からです。

 ストレートからカーブで首を振る位置にカメラをセットします。もっと大きく日本海が入るかと思いましたが、車両で隠れてしまいました。しかし、白波の立つ海を見ながらやって来る増結12連の「きたぐに」。大阪行きの502Mは陽が高くなる今の時期は滋賀県内でも撮影できますし、京都総合運転所への回502Mは山崎などで撮影することができます。けれども501Mは新潟県内でないとなかなか撮ることができません。この堂々とした姿を晴れた朝に見ることができ、幸先のよいスタートになりました。

 また、この少し前にはヒサシ付きのEF81-142号機が引く4061レがコンテナを満載してやって来てくれ、これもよい記録をできました。

2011-5-3 JR東日本信越本線 柿崎-米山 501M 急行「きたぐに」
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,85mm,ISO 400
1/1000秒,f7.1,-0.7段,WB:晴天

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会津盆地を国鉄色の583系が行く

2011-05-07 | 583系

 ゴールデンウイーク後半の5月3~5日、JR西日本管内から飛び出してJR東日本管内の磐越西線や信越本線に遠征して来ました。今回の主目的は、磐越西線の電化区間を走る「あいづライナー」と非電化区間の「D51ばんえつ物語」の撮影です。3日の0時にJR山科駅前を車でカモーレさん、カモーレさんのご友人、そして「京都れいる倶楽部」メンバーのeexpressさんと海鮮丼さんの5人で出発。新潟駅前のホテルに2泊し、5日の深夜に京都へ帰って来ました。

 あいづライナー、ばんえつ物語ともに連日撮影しましたが、このほかにも関西では明るい陽の下では撮りにくい急行「きたぐに」501Mや、4個のヘッドライトが特徴である485系T18編成による特急「北越」、DE10が牽引する旧型客車「十日町きものまつり号」回送なども撮ることができました。なかなか充実した撮影行でした。

 今回の遠征では、東日本大地震で大きく被災した福島県に入りました。事前の話では喜多方のラーメン店なども閑古鳥が鳴いているということでした。しかし、昼時の喜多方では渋滞が発生していたりラーメン店ではほとんどのメニューが売り切れて基本のラーメンくらいしか残っていなかったりしました。猪苗代湖近くの道路も結構な車が走り、道の駅もにぎわっていました。地元のテレビニュースでは、観光によって福島県を応援したいという考えの人が増えているということで、ほっとしました。私たちも、わずかですが地元の産品をお土産に買って帰らせてもらいました。それでもふだんの年のゴールデンウイークからすると、まだまだ足りないのだろうと思います。これからも、少しずつ復興に役立つことをしていくという意識を持ち続けたいと思いました。

 この写真は遠征中日の5月4日夕方、会津若松-広田で撮った583系仙台車です。485系の代走です。仙台から秋田へ配置換えになって、あいづライナーの運用はなくなるということでしたが、転属時期が遅くなって今回、撮影することができました。国鉄色の583系は甲子園臨などでやって来る秋田車を湖西線などで撮っていますが、このように485系の代走とはいえ定期列車で走る姿を記録するのは初めてです(大昔を除いて)。夕陽を浴びて走る583系とセイヨウカラシナの黄色い花。楽しく撮ることができ、本当にうれしく思いました。

2011-5-4 JR東日本磐越西線 会津若松-広田 1216M 快速「あいづライナー6号」
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,116mm,ISO 400
1/1600秒,f5,-0.7段,WB:晴天

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越後の田園を駆ける急行「きたぐに」

2010-08-17 | 583系

 13日深夜から14日未明にかけて北陸道を走行する車は四六時中、雨に打たれていました。時折、前が見えないくらいの豪雨にも遭遇しました。JR東日本の長岡駅でバルブ撮影した私たちが次に向かったのは信越本線の見附-帯織です。ここでJR西日本京都総合運転所の583系、急行「きたぐに」を待ちます。

 雨は多少穏やかになったものの降り続いています。傘は手放せません。周囲は越後の田園地帯ですが、雨で白くもやっています。青々とした稲とともに撮影したいところですが、どうしてもアップで撮影しないと、車両までかすんでしまいそうです。通りかかった軽トラのおじさんが「何か珍しいの、通るのかい」と笑顔で声をかけてくれます。「いつもの寝台急行です」と答えると、「そうかい。雨の中ご苦労さん」と言いながら軽く手を挙げて通り過ぎて行きました。ほんのささいなふれあいですが、ここでは地元の人に撮り鉄が嫌われていないことが伺え、ほっとします。このような雰囲気を大切にしたいと思います。

 やがて時間になり、はるかストレートの先に3つの明かりが見えます。きょうも「きたぐに」は無事に大阪からやって来ました。
 雨はこの瞬間、上がっています。傘をたたんで、しっかりカメラとレンズを両手でホールドし、シャッターを切ります。増結12両の堂々たるB6編成は越後の田園を駆け抜けて行きました。

2010-8-14 JR東日本信越本線見附-帯織 501M急行「きたぐに」 583系B6編成12連
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,175mm,ISO 800
1/800秒,f2.8,-0.3段,WB:曇天


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はじまりは長岡バルブ 583系秋田車

2010-08-17 | 583系

 磐越・奥羽遠征のスタートはJR東日本信越本線・長岡駅でのバルブ撮影です。
 到着してしばらくすると、13日朝、JR西日本京都線の長岡京-山崎で撮影した秋田県能代市立能代商業高校の甲子園応援団を乗せた臨時列車が1番線に入って来ました。国鉄色の583系秋田車6両です。

 もともと583系は夜行寝台特急電車として造られた車両ですから、夜が似合います。夜行の583系は高校時代に「なは」のグリーン車に乗車した思い出や最近では大糸線のキハ52を撮るための急行「きたぐに」の乗車があります。しかし、寝台特急として利用したのは、大学生のころ北海道旅行の帰りに青森から上野まで乗車した「はくつる」の一度きりです。こうして人気のほとんどない駅で583系を見ていると、30年以上前のそうした懐かしい記憶がよみがえりました。

 乗客の皆さんは甲子園での高校野球の応援疲れと長旅の疲れが重なって、ほとんどの方が眠っておられるようでした。野球は残念な結果でしたが、よい思い出のひとこまとなるのではないでしょうか。

 能代商業の応援列車が出た後、すぐに新潟明訓高校の応援団を乗せたJ東日本485系新潟車R27編成が戻って来ました。こちらは地元新潟の高校の応援であり、勝ち進んだチームの列車。旅客扱いのある2番線に入線し、先頭車前面のLED表示が変化するなど、やはり明るい雰囲気に感じられました。

2010-8-14 JR東日本信越本線長岡 583系秋田車 能代商業高2010年甲子園臨9505M
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,98mm,ISO 200.1秒,f10,WB:AUTO

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山崎で583系12連を撮る

2010-08-13 | 583系

 JR西日本京都線の長岡京-山崎で485系や583系の甲子園臨を撮った後は、急いでサントリーカーブの西へと向かいます。狙いは、盆休みに合わせて12連に増結された583系急行「きたぐに」の回送です。

 この時間、サントリーカーブの西は上り列車が順光になります。薄い雲がかかっていますが、くっきり影が出るくらいの陽光が射しています。
 現場に着くと、すでに定位置には先客がおられます。そこで前方に出てカメラをセットします。

 ところが、テレコンを持って来るのを忘れていました。いくら12連でふだんより長いとはいえ、200ミリ(DXフォーマットなので300ミリ相当ですが)では短すぎます。
 自分のミスなので仕方がありません。トリミング前提でセットします。

 しかし、通常は1本のはずのサンダーバードが2本立て続けに来た影響からか、回502Mは遅れて姿を見せました。このため、下り外側線を223系、内側線は321系が下って行きました。やや小さくなりましたが、複々線区間を行きかう列車という雰囲気になって左スカスカという絵を免れ、トリミングせずに済みました。

2010-8-13 JR西日本東海道線 島本-山崎 回502M 京都総合運転所所属583系B6編成
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,200mm,ISO 200
1/800秒,f6.3,-0.7段,WB:晴天



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能代商業甲子園臨 583系秋田車

2010-08-13 | 583系


 「第92回全国高校野球選手権大会 2010甲子園号 能代市立能代商業高等学校」――。ヘッドマークも誇らしげな甲子園臨がJR西日本京都線にやって来ました。
 8月13日の第2試合に間に合うようにと、応援団を乗せて12日の昼下がりに秋田北部の能代を出発した列車です。国鉄色のJR東日本583系秋田車が使われています。

 NHKによれば、能代商業は3年後に県立高校と統合予定で、能代商業の名前は消えるのだとか。ヘッドマークの「能代市立能代商業」の文字も貴重な記録となりそうです。同校の対戦相手は強豪、鹿児島実業。応援団の皆さんも車内ではやる心を抑えるのに苦労されたのではないでしょうか。

 きょうは第1試合で京都外大西を破った新潟明訓高校の応援団列車も運転されました。こちらは485系新潟車、上沼垂のR27編成6両でヘッドマークは残念ながらLEDの「団体」でした。しかし、同じ日に2本も甲子園臨が運転されるのは、私たち鉄道ファンにとってはありがたいことです。

 どこで撮影しようかと考えた結果、ヘッドマークを大きく撮影したいと考え、山崎駅近くの宝寺踏切にしました。始発電車で山崎に向かいましたが、名神クロスにはすでにけっこうな数のファンが見てとれます。宝寺も3人先着されていて、最終的には私を含めて8人になっていました。
 盆休みに入り貨物は少ないだろうと思っていたのですが、予想に反して頻繁に走ります。それらを撮っているうち、新潟明訓応援列車が通過し、さらに12連の堂々とした502M急行「きたぐに」が行きます。
 そしていよいよ能代商業甲子園臨の時刻が迫ります。踏切の警報が鳴り、遮断機が下りると、しばらくしてクリームにブルーの583系がカーブから姿を見せました。編成が全部入ったところでシャッターを押し、さらにうんと引きつけて再びレリーズを押しました。漢字がいっぱいのHMの文字もはっきり読むことができました。

 夕方から夜にかけて新潟明訓の応援団も能代商業の応援団も再び列車で地元に帰られるわけですが、どうかお疲れの出ませんように。

≪写真上≫
高橋川の踏切を通過してカーブを曲がって来る583系秋田車6連(トリミングしています)
≪写真下≫
2010-8-13 JR西日本東海道線 長岡京-山崎 9506M 583系秋田車
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,116mm,ISO 400
1/1000秒,f5,WB:晴天

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越後の急行「きたぐに」2題

2010-08-06 | 583系

 8月1日、JR東日本の信越本線青海川-鯨波で501M、急行「きたぐに」も撮りました。言わずと知れた我らがJR西日本京都総合運転所の583系です。
 私たち京都人にとって、急行「きたぐに」の走行シーンは大阪行きの上り502Mが撮影の定番です。しかも夏の陽が長い時期でないと、なかなかきれいに撮ることができません。まして501M新潟行きは京都発は午前0時を回った時刻です。バルブ撮影はともかく走行シーンなんて夢のまた夢です。

 しかし、ここまで来ると501Mの堂々とした走りをしっかり見ることができます。
 鯨波のこのポイントの通過時刻は6時40分ごろ。この日はあいにく「きたぐに」の通過時がもっとも暗く、雨が時折ぱらつく天候でした。波が穏やかなので冬とは違いますが、絵的には冬のような少し陰鬱なものになってしまいました。


 「きたぐに」通過を見送ると、次は天理臨をもう一度撮影するため高速で新津に向かいます。
 途中で、「さくら2号」さんが「天理臨を撮影する前に、ばんえつ物語の新潟送り込みに間に合うのではないか」と気付かれ、予定を変更して新津近くの信越本線沿いに車を進めます。ポイントがわからずうろうろしていると、とある場所でファンがカメラを構えているのを見つけ、私たちも加わりました。特急「いなほ」などを適当に撮りながら待っていると、やって来たのは501M「きたぐに」でした。なんと途中で追い抜いていたのでした。2度も撮影できるとは思っていなかったので、これは予期せぬプレゼントになりました。
 終着まであとわずか。越後の「きたぐに」もしっかり記録することができ満足でした。

≪写真上≫
2010-8-1 JR東日本信越本線青海川-鯨波 501M「きたぐに」 583系
Nikon D700,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,48mm,ISO 800
1/800秒,f3.2,-0.7段,WB:曇天
≪写真下≫
2010-8-1 JR東日本信越本線さつき野-荻川 501M「きたぐに」 583系
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,112mm,ISO 800
1/800秒,f9,-0.7段,WB:曇天

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25日も「きたぐに」 長岡京で

2010-07-26 | 583系

 7月25日の朝も、急行「きたぐに」をJR西日本京都線の長岡京で撮影しました。
 と、言っても厳密には京都総合運転所への回送です。しかし、この回502Mは京阪間でばりばりの順光になるので、考えようによっては本来の502Mより絵になりやすい列車です。

 25日は北陸方面で、489系H01編成を使った団体列車や国鉄色の475系電車に石川県小松市にちなんだ「こまつ」のヘッドマーク付き団体列車が走るなど、鉄道ファンにとっては注目の1日でした。ところが、私は前々から用事が決まっていて、非鉄の日でした。ただ、まったくの非鉄というのも寂しいものがあるので、ほんの少し家を早く出て長岡京駅でこの回502Mを撮ることにしたわけです。

 ちょうどシャッターを切るよいところに、建物の影が落ちていました。まだら模様は避けたいと思っていたところ、影は刻一刻と後退し、回502Mが通過するときにはすっかり上り外側線からは外れました。調子のカーブを曲がった電車は、まっすぐストレートに迫って来ます。満を持してシャッターを切りましたが、この日はD5000だったのでバッファの容量が小さく、運転士さんのアップを撮るまでには至りませんでした。583系の運転士さんの勇姿を撮りたかったなあ。

2010-7-25 JR東海道線長岡京 回502M 583系B6編成
Nikon D5000,AF-S DX NIKKOR 18-200mm F3.5-5.6G ED VRⅡ,170mm,ISO 200
1/800秒,f8,-0.3段,WB:晴天

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