5月29日の幡生発稲沢行き5056列車に、EF200の試作機901号機が入るとの情報で、JR西日本京都線の島本-山崎に出かけました。
この日は休みで早朝からの出動も可能でしたが、眠くて起床したのは9時。「くまいち(901)だけ撮れればいいや」とゆっくり11時すぎに家を出て電車に乗りました。901号機をしっかり大きく撮るためにはどこがいいかと考え、桂川駅にいくつもりでした。しかし、ここは昼間は完全に逆光であるうえ、すでにホーム端に3人ほどおられたのでパスし、山崎を選択したのです。
朝の涼しさと裏腹に、ブルゾンを着てこなかったらよかったと後悔するほど気温が上昇しています。汗をかきながらポイントに到着すると、見慣れた黒い車と人影が。鉄友の「さくら2号」さんがスタンバイされていました。よい天気に誘われ、名神クロスで撮影ののち転戦してきたとのことでした。きょうは、「北近畿」に福知山の183系BB編成が入ったり、「スーパーくろしお」に日根野の国鉄色381系が代走で入ったりと国鉄特急色電車の話題も豊かでした。さくら2号さんは名神クロスで381系国鉄色の「スーパーくろしお」を記録されたとか。
このほか、百山踏切にはTEAM3170メンバーの「トヤキです。」さん「mon」さん、「原型大窓ヒサシ付き」さんらが朝早くから出動され、同じく381系国鉄色などを撮影されたようです。「早起きは三文の得」とはよく言ったもので、ぐうたら惰眠をむさぼっていた私にそんな果報はありません。
さて、さくら2号さんの後ろに立たせてもらいセッティングを完了すると、ゆっくりゆっくり5088レがEF66-23号機の牽引でやって来ました。6分ほど遅れています。その直後、今度は東海道・山陽の基幹貨物列車である1050レがこれまたゆっくりとした速度で近付いてきました。先頭に立っているのはEF200-20号機です。1050レは3月のダイヤ改正前まではEF66の運用で、改正後はEF210に変わりました。しかし、しばしば66や200が充当され、何が来るかはお楽しみという列車です。宅配便各社はじめ31フィートコンテナがずらりと積載された列車で見ごたえ十分。EF200にふさわしい列車に感じられます。
そして、「はるか」や183系B編成の回送をはさんでやって来たのが、本日の私にとっての本命5056レです。こちらは1050レと対称的に茶色の19フィートコンテナがぎっしりと積まれています。長さもそこそこあって、こちらも200が先頭に立つのにふさわしい雰囲気です。きょうの牽引機は901号機です。天井の機器ケースの大きさが、明らかに他のEF200と違います。
これまでも901号機を撮ったことはありましたが、偶然来たので撮影したというのが正直なところです。その点、きょうは狙って撮りにきたので光線状態の悪いのもなんのその、しっかり記録ができ大変うれしく思いました。
前の記事で書いたように配1974レも200-7で、「青き狼」3発という結果も満足です。しかも5056レは200の試作機、1050レは最終の20号機というのも幸運でした。
このあと、トヤキです。さん、monさんが来られ、4人でお話もでき、短時間でしたが有意義な撮影でした。
≪写真上≫
2010-5-29 JR東海道線 島本-山崎 5056レ EF200-901
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,×2テレコンバーター使用,270mm,ISO 400
1/640秒,f8,-0.3段,WB:晴天
≪写真下≫
2010-5-29 JR東海道線 島本-山崎 1050レ EF200-20
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,×2テレコンバーター使用,280mm,ISO 400
1/640秒,f8,-0.3段,WB:晴天
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