こんにちは。きのう1月14日は日頃のJR西日本などの鉄道撮影を離れ、三重県桑名市長島町にある「なばなの里」へ、阪急トラピックスの日帰りバスツアーで行って来ました。お目当てはなんと言っても国内最大630万球のライトで浮かび上がるウインターイルミネーション「冬華の競演」です。
今年は、東日本大震災の復興へのメッセージを込めた日本の四季の美しさと希望がテーマです。岩手・小岩井農場にある一本桜(エドヒガン)をシンボル化し、この木と周囲の丘が季節の移ろいによって鮮やかに変化していくさまを表現しています。そして冬の次には「希望の虹」が丘を覆っていきます。春は桜の花が散る様子や夏は蛍、花火も表され、見応え十分です。家人はすべての命が芽吹く春がいいと言っていました。私も同感ですが、冬の凜とした雪景色もすばらしいと思いました。
メーン会場に至るまでの光の回廊と呼ばれる200メートルのトンネル、そして会場から出るときに通る宝石箱と名付けられた100メートルのトンネルのイルミネーションも見事で、家人は光の回廊も喜んでいました。このほか、木曽川、長良川、揖斐川の三川を表した水上イルミネーション、ツインツリー、そして恋人たちが恋の成就を願う光の雲海もとても素敵でした。
また、なばなの里のベゴニアガーデンも圧巻でした。9000平方メートルという巨大な温室にアンデスの花・ベゴニアはじめ世界各地の美しい花々が咲き誇っています。ここもまた、すばらしいところで、家人も携帯でさまざまな花を撮ったりカフェテラスでコーヒーを飲んだりしてイルミネーションの点灯まで楽しくすごしました。
阪急トラピックスのこのツアーは京都駅八条口を10時50分に出発し、途中、関ヶ原で高速を降りて近江牛のすき焼きなどの昼食。そして岐阜県海津市の千代保稲荷(おちょぼさん)に立ち寄り、門前町の賑わいを楽しみました。「おちょぼさん」と呼ばれる千代保稲荷は日本三大稲荷の一つ(日本三大稲荷は京都・伏見は確定ですが、あとの二つは豊川稲荷が有力なものの、いろいろな説があります)とも言われます。
門前町は細い道路にお店や露店がぎっしりと並んで、お祭りみたいです。また、一般的な祭りの露店で扱うようなものだけではなく、服飾用品店なども極めて安い値段で品物を販売していて、家人もいろいろ買っていました。ちょっと古風な、和風のアウトレットみたいなところですね。40分という滞在時間が短く感じました。
私はあまりこのような団体のツアーには参加しないのですが、家人に誘われて行ってみました。団体ツアー(なばなの里やおちょぼさんは当然、自由行動です)の窮屈さは多少ありますが、たまには気楽で面白いかなあ、と思いました。
2011-01-14 「なばなの里」ウインターイルミネーション・春
Nikon D7000,Sigma 18-50mm F2.8 EX DC HSM,32mm,ISO 800
1/40秒,f3.2,-1.0段,WB:AUTO,高感度ノイズ低減,手持ち撮影(なばなの里では三脚使用が禁止されています)
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