鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

今は見えない? 天王山俯瞰

2012-01-29 | 思い出のひとこま


 前回の記事は、保津峡を走る国鉄色気動車を紹介しましたが、今回は京都大阪府境の天王山からの俯瞰写真です。
 現・JR京都線の山崎駅から宝寺踏切を渡って急坂を上り、天王山の登山路に入って途中の広場から撮影した記憶があります。

 眼下に阪急京都線と東海道新幹線が走り、水無瀬川が桂川に注ぎ、宇治川と合流して淀川となる地点が広がっています。国道171号線の「山崎」交差点を少し西に行ったあたり付近です。対岸は枚方ですね。

 阪急の電車がすれ違おうとしています。京都行きの電車は5両なので、各駅停車の河原町行きだと思います。ごくごく小さくですが、先頭車には白い長方形のカンが付いているのがわかります。

 2年ほど前に同じような写真を撮影できないかなあ、と思い、登ってみましたが、木が成長して広場からは簡単に撮影できそうにはありませんでした。薮に分け入ってみたら、撮影できる場所が見つかるかもしれませんが・・・。

 1970年代前半 阪急京都線 大山崎-水無瀬 アサヒペンタックスSPF


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峡谷を行く 山陰旧線

2012-01-28 | 思い出のひとこま

 年度末で忙しいことや体調不良により、更新があまりできていません。申し訳ありません。
 JR西日本の京都線まで徒歩10分以内のところに住んでいながら、最近は撮影にも出かけておらず、新しくお見せできる写真がないというのも更新が滞っている原因です。

 しかし、1週間に1度くらいは更新しないと・・・というわけで、またまた昔撮った写真をアップします。しばらくは同じように古い写真ばかりのアップになると思いますので、ご容赦ください。

 この写真も1970年代後半に撮影した写真です。嵐山-高雄パークウエイから撮ったような気が・・・。うーむ、不確かでですみません。

 今は嵯峨野観光鉄道のトロッコ列車が走るこの線路も、当時は国鉄山陰本線でした。私がものごころついたころはD51やC57がまだまだ現役で活躍し、その後はDF50やDD54、キハ82、キハ58などが行き交っていました。DD51なんかが活躍していたころは鉄道撮影から離れ始めていたころで、あまり記憶にありません。この写真はそんな中で撮影した、私にとっても貴重な写真です。これは20系気動車かな。
 保津峡の深い谷を行く国鉄色の気動車。こんな時代もあったのだということを記録として残すことができました。

 1970年代前半 国鉄山陰本線 嵯峨-保津峡 アサヒペンタックスSPF

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残念な写真 飯田線の旧国

2012-01-23 | 思い出のひとこま


 1月もなかなか撮影に出る機会がありません。毎日、JR西日本の電車に乗っているのに(^^;)
 そこで、困ったときの何とかで出してくるのが、昔撮影した写真です。

 今回も国鉄飯田線の旧型国電です。
 雪山バックのインカーブ。1本ポールが内側に立っているのが邪魔ですが、山バックのインカーブという条件を優先すれば目をつむれます。
 残念なのは電車の横にある洗濯物です。今であれば立ち位置を工夫するなどして、車両で隠しますが、この当時はそんなことも考えずにシャッターを切っていました。せっかく、京都近辺ではなかなか見られない景色のところに行き、個々の車両の形式はともかく旧型国電を撮るぞと意気込んでいた割に、撮った写真がこれでは・・・。

 4両編成の後ろ2両はクモニ13とクモニ83ではないかと思います。前はクモハ54かなあ、と。こんな魅力的な編成が来たのに、ああ残念(^o^)

1978年3月 飯田線で

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これも鉄道遺産 山科で

2012-01-22 | 鉄道写真

 きょうは、非鉄の用事で山科に行く用事がありました。
 帰りにJR西日本・山科駅の横のスタバでお茶した後、ふと見ると、線路の下に細い通路があります。

 山科駅は何度も降り立ったことがありますが、この通路に気づいたのは恥ずかしながら、きょうが初めてです。
 一緒にいた友人が「いいものがありますよ」と通路の中に連れて行って、見せてくれたのがこの表示です。

 幅2メートルかそこらの狭い地下通路です。東海道線の下を南北に通っています。
 案内してくれた友人によると、これが昔の山科駅の通路だったとのこと。今は壁で埋められていますが、この地点から下りホームに上がる階段があったのですね。コンクリートで書かれた表示と、指の矢印で往時をしのぶことができます。

 おなじような壁面がもう一カ所あります。そこは上りホームへの階段跡だと思われますが、残念ながら何の表示も残っていませんでした。
 この唯一の表示をスマホのカメラで撮影していたら、自転車を押してきたおばちゃんが、「ここが昔、階段やったんよ」と教えてくれました。

 今は湖西線の起点ともなり、新快速も停車して乗降客の多い駅ですが、その昔の通路はこんなに狭いとは思いもよりませんでした。
 これも一つの鉄道遺産ですね。

2012-01-22 JR山科駅地下自由通路で スマホで撮影

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なばなの里に行って来ました

2012-01-15 | いろいろなこと

 こんにちは。きのう1月14日は日頃のJR西日本などの鉄道撮影を離れ、三重県桑名市長島町にある「なばなの里」へ、阪急トラピックスの日帰りバスツアーで行って来ました。お目当てはなんと言っても国内最大630万球のライトで浮かび上がるウインターイルミネーション「冬華の競演」です。

 今年は、東日本大震災の復興へのメッセージを込めた日本の四季の美しさと希望がテーマです。岩手・小岩井農場にある一本桜(エドヒガン)をシンボル化し、この木と周囲の丘が季節の移ろいによって鮮やかに変化していくさまを表現しています。そして冬の次には「希望の虹」が丘を覆っていきます。春は桜の花が散る様子や夏は蛍、花火も表され、見応え十分です。家人はすべての命が芽吹く春がいいと言っていました。私も同感ですが、冬の凜とした雪景色もすばらしいと思いました。

 メーン会場に至るまでの光の回廊と呼ばれる200メートルのトンネル、そして会場から出るときに通る宝石箱と名付けられた100メートルのトンネルのイルミネーションも見事で、家人は光の回廊も喜んでいました。このほか、木曽川、長良川、揖斐川の三川を表した水上イルミネーション、ツインツリー、そして恋人たちが恋の成就を願う光の雲海もとても素敵でした。

 また、なばなの里のベゴニアガーデンも圧巻でした。9000平方メートルという巨大な温室にアンデスの花・ベゴニアはじめ世界各地の美しい花々が咲き誇っています。ここもまた、すばらしいところで、家人も携帯でさまざまな花を撮ったりカフェテラスでコーヒーを飲んだりしてイルミネーションの点灯まで楽しくすごしました。

 阪急トラピックスのこのツアーは京都駅八条口を10時50分に出発し、途中、関ヶ原で高速を降りて近江牛のすき焼きなどの昼食。そして岐阜県海津市の千代保稲荷(おちょぼさん)に立ち寄り、門前町の賑わいを楽しみました。「おちょぼさん」と呼ばれる千代保稲荷は日本三大稲荷の一つ(日本三大稲荷は京都・伏見は確定ですが、あとの二つは豊川稲荷が有力なものの、いろいろな説があります)とも言われます。
 門前町は細い道路にお店や露店がぎっしりと並んで、お祭りみたいです。また、一般的な祭りの露店で扱うようなものだけではなく、服飾用品店なども極めて安い値段で品物を販売していて、家人もいろいろ買っていました。ちょっと古風な、和風のアウトレットみたいなところですね。40分という滞在時間が短く感じました。

 私はあまりこのような団体のツアーには参加しないのですが、家人に誘われて行ってみました。団体ツアー(なばなの里やおちょぼさんは当然、自由行動です)の窮屈さは多少ありますが、たまには気楽で面白いかなあ、と思いました。

2011-01-14 「なばなの里」ウインターイルミネーション・春
Nikon D7000,Sigma 18-50mm F2.8 EX DC HSM,32mm,ISO 800
1/40秒,f3.2,-1.0段,WB:AUTO,高感度ノイズ低減,手持ち撮影(なばなの里では三脚使用が禁止されています)


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やっぱり4002レも貼っておきます

2012-01-11 | 寝台列車

 前回記事の113系が1月9日、JR湖西線撮影のベストショットでしたが、その直前に撮った4002レの写真もアップしておきます。
 こちらの写真は、D700によるオノワニ定番カットです。

 貨物列車は後尾がカーブにかかるので、画面をもう少し広げる必要があります。しかし、4002レの基本編成はここがシャッターポイントではないかな、と思います。山に日が当たっており、ずいぶん線路も明るくなってくれたのですが、ほんのわずかの差で太陽の恵みを得られませんでした。

 満足しているわけではありませんが、かといって没写真というわけでもありません。
 前回の記事に「京都れいる倶楽部」の仲間の海と蒸気さんが「ここで日本海通過時に山もくっきり見えて、線路にも日が当たるのは2割くらいの確率ではないか」とコメントを寄せてくださっています。そう考えると、冬の湖西線らしい写真と言ってもいいかもしれません。

2012-01-09 JR西日本湖西線 小野-和邇 4002レ「日本海」 EF81-113
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR2,92mm,ISO 400
1/1000秒,f5.6,+0.7段,WB:晴天

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2012年初撮り これがベストショット

2012-01-09 | 電車たち

 正月早々より精力的に撮影に取り組んでおられる皆さんからすると、周回遅れのようなものですが、1月9日朝、今年の初撮りのためにJR西日本湖西線の小野-和邇へ出かけて来ました。

 前日の天気予報では、滋賀・堅田方面は9時、10時台が晴れ。ちょうど4002レ「日本海」の通過時刻は晴れとの予報です。冠雪の比良山系をバックに走るブルトレ撮影に持ってこいと考え、出かけました。しかし、出発時に予報を確認すると、曇りマークに変わっています。それでも地域の天候は行ってみないとわからないもの。まだ、暗闇のポイントに着くと、常連さんの姿がちらほら。サイド寄りの場所に三脚を置いたあと、談笑していると、TEAM3170のメンバー「愛しき」さんがお見えになり、にぎやかに待つことに。

 だんだん夜が明けていくにつれ、頭上に青空が広がります。比良もガスに包まれたかと思うと、くっきり山容を見せてくれます。太陽も時折、雲の切れ間から顔を覗かせます。ですが、突然、時雨も通り、つかみどころのない天気のまま、時が過ぎます。

 9時前に日差しがあたりを照らし、期待が高まります。山は大きな雲に山頂部が覆われ、この時点でくっきりした姿を見ることはあきらめました。あとは日差しだけ。ですが、おきまりのように4002レ通過時はかげってしまい、残念な結果になりました。そして、通過直後から晴れてくるのも定番。下っていった113系8連が4002レのあとに近江舞子から折り返して来ることがわかっていたので、それを撮ってこの日は撤収しました。
 京都方4両が湘南色だったので、これも狙って撮影したのですが、結果的にこの列車を撮ったものが、本日のベストショットになりました。

 2台切りで、この写真はワイドに引いて撮ったものです。冬枯れの田畑が殺風景なので、あえて手前に農作業の道具などを入れて軽いアクセントにしてみました。

2012-01-09 JR西日本湖西線 小野-和邇 2815M 近江舞子発京都行き113系8連
Nikon D7000,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,35mm,ISO 400
1/1000秒,f6.3,+1.0,WB:晴天

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大築堤を行く 飯田線の旧国

2012-01-07 | 思い出のひとこま

 
 国鉄時代の飯田線の旧型国電を続けます。雪をいただいた山をバックに、見事な大築堤を行く4両編成の旧国です。
 駅間がどこなのか、今となってはわかりません。このころも、撮影記録を付けていました。しかし、もう30年以上前の資料は手元にありません。非鉄期間が長かったために、大事な資料をずいぶん失ってしまいました。
 ここでは、これ以外にも何カットか撮影しているのに。

 前の2両は、前面貫通扉、客用2扉、小窓なのでクモハ43かクモハ53、あるいはクハ47の100番台でしょうか。
 旧国がなくなってから、一度だけ撮影ではなく「旅行」で飯田線に行ったことがありますが、それもかなり昔のこと。今、この大築堤のあたりはどのように変わっているのでしょうか。

 1978年3月 飯田線で

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中央アルプスをバックに 飯田線旧国

2012-01-05 | 思い出のひとこま

 さあ、新年早々もうネタ切れです。正月にカメラを持って出かけていないので、当然ですが。
 ということで、思い出の国鉄飯田線を。

 これはたぶん大田切川あたりだと思うのですが、明確ではありません。1978年あたりの飯田線撮影では、駒ヶ根ユースホステルに宿泊して撮影するのが常でしたから。ただ、中央アルプスから流れ出る清流は大田切川に限らないため、今となっては自信がありません。

 3扉、小窓がずらりと並ぶ旧国が雪山を背景に走る姿に、しびれたものでした。ここでは、川をもっと大きく入れたり、ED62+ヨという貨物を撮ったりしていました。このころは、シャッターを切ること自体が楽しくて、構図とかなんとかあまり考えていませんでしたが。

 1978年3月 飯田線 形式なんだろう?クハ68?クモハ54?はてさて・・・

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ささいな事ですが

2012-01-04 | 電車たち



 JR西日本北陸本線の車両をよく撮影されている方にとっては、何をいまさら、という話なのかもしれません。大晦日に湯尾-南条で521系の普通電車も何本か撮ったのですが、それを見ていてふと気づいたのが編成番号の表記方法です。スカートにでかでかと書いてあるのに気づき、他の編成も見ると、これがまたばらばらで・・・。ただ、近畿統括管内の電車編成番号は近づいて確認しないとわからない大きさなので、非常に新鮮に感じました。

 写真上はG13編成です。助手席側のスカートに赤字でG13の文字が記載されているほか、運転席の下にもG13と書かれています。さらにご丁寧に、青地に白抜き文字のG13というカードも運転席の前に差されています。
 写真中はE02編成です。運転席下のスカートに黄色い文字でE2、そして青地に白抜き文字でE02のカードが見えます。
 写真下はM06編成です。助手席側のスカートに黄色い文字でM6、そして運転席の下にM6と書かれ、青地に白抜き文字でM06のカードが見えます。G13と似ていますがスカートの文字色が違いますし、運転席下のG13とM6の文字の位置が微妙に違います。

 どれも同じに見えてしまう新型の電車も、よく見たらこんな差異もあるのですね。

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