時計を18日に戻します。8865レをJR西日本琵琶湖線の瀬田川橋梁に撮りに行く前、桂川にひまわりを撮影しに行きました。約1週間前、湖西工臨撮影に出かけたときは下津林の踏切近くで、元気な黄色い花を咲かせていました。しかし、その後の梅雨明け前の大雨と風で大半が倒れてしまい、残ったのはわずかです。それでもなんとか写真にできるのではないかと訪ねてみることにしました。
ところが、普通電車の窓から見ると、さらに数が減って元気がないように見えます。ここで4008M「雷鳥8号」と4002レ「日本海」を撮ろうと考えていました。「しまった」と正直思いましたが、もう他の場所に移動する余裕はありません。
現地の着くと、心配したとおり、ひまわりは元気なく俯いています。夏のぎらぎらした太陽に向かって、すっくと立つ向日葵のイメージとはほど遠い姿です。花びらもしおれて垂れているものも多く見られます。ただ、鮮やかな黄色は健在です。
そこで、花をできるだけぼかしてみてはどうかと考えました。ふだんはシャッタースピード優先かマニュアルで撮っていますが、被写界深度を極端に浅くするため、絞り優先F2.8開放に固定します。花と車両の位置が近いために思ったようにはぼけてくれません。それでも何とか夏らしい1コマになったのではないかと思います。
来年、再びこの場所でひまわりは咲くのでしょうか。485系「雷鳥」やブルートレイン「日本海」に来年の夏は巡り来るのでしょうか。
2010-7-18 JR東海道線 西大路-桂川 4008M 485系
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,70mm,ISO 200
1/5000秒,f2.8,-0.3段,WB:晴天
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