鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

2009年撮り納めは大サロで

2009-12-31 | EF81

 大サロとは、JR西日本の「サロンカーなにわ」のことです。大晦日に大阪からツアー客を乗せて石川の加賀温泉郷へと向かい、正月2日に帰って来ます。昨年の大晦日はみぞれまじりの雨の中、一人ぽっちで湖西線の志賀-蓬莱で撮影しました。今年は晴れてはいますが、冷たい強風が吹いており、西大路で駅撮りしました。

 2009年の撮り納めにしては安直な撮影で、せっかくの「なにわ」なのに機関車ばかりが目立つ写真になってしまいました。気温の少々の低さはがまんできます。しかし、強い風は体は揺れるし頭が痛いほど冷えてきますし、これはなかなか辛いものがありますね。というわけで、家から短時間で手っとり早くすませられる西大路になったのでした。

 ところで、DJ誌を見てもこの列車の列車番号が書かれてありません。
 どなたか、列番ご存知でしたら教えてくださいませ。


2009-12-31 JR東海道線西大路 EF81-44「サロンカーなにわ」
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,34mm,ISO 400
1/1600秒,f4.5,-0.3段,WB:晴天

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2009年回顧?

2009-12-30 | EF66

 皆さん、こんばんは。「鉄ある記」にようこそ。
 いよいよ2009年も残り1日です。私にとって、今年は鉄道趣味の活動で大きな変化がありました。
 まず、JR西日本やJR貨物の車両写真を中心としたこのブログを2月に始めたことによって、とても大勢の鉄道ファンの皆さんとネットを通じて、あるいは撮影現場などで知り合いになれたことです。【西日本】鉄道情報発信の管理人・コマ助さんはじめ、同掲示板に集う方々や滋賀で撮影されているTEAM3170の皆さんら、本当に多くの人たちと交流することができました。このことが、一番の収穫でした。

 次は遠征に出かけたこと。撮り鉄に復帰しても京都周辺で撮影するだけでした。しかし、キハ52の活躍がわずかなことから夏と秋に大糸線へ出かけました。鉄道を目的とした遠征は数十年ぶりです。
 日ごろの見慣れた景色の中から、違う世界に飛び出すことによって鉄道写真撮影というものにより集中し、それがふだんのストレス解消になって、とてもよい体験ができました。高校生のころまで撮り鉄を中心とした旅をよくしましたが、大学生になって自分の知らない土地にせっかく行っているにもかかわらず、レールのそばしか知らないというのはいかがなものかと思い、旅の目的がその土地を知ることに変わり、鉄道撮影からだんだん離れて行きました。したがって、大糸遠征は本当に新鮮で心躍るものでした。

 よもやの東京-九州間ブルトレ「富士・はやぶさ」の廃止や、485系「雷鳥」の激減、キハ181系の置き換え発表、近郊型225系の新製計画など旅客列車の世界では大きな動きがありました。
 機関車の世界でもブルトレを牽引した下関のEF66の全廃決定、EF510の旅客仕様500番台の登場など特筆すべき事柄がありました。EF210の新製も相次ぎ、EF65や66の運用に210が入り込むケースも増えています。
 時速300キロ運転を実現した新幹線500系の東京乗り入れも風前の灯になっています。
 国鉄時代からJR時代に移る最終の段階に入った年だったと思います。来年はさらに加速することと思いますが、美しい日本の国土を走る列車は不滅です。来年もまた、多くの楽しい仲間たちと一緒にこの趣味を楽しみたいと願っています。
 もちろん、マナーを守って。

2009-4-5 JR西日本東海道線瀬田-石山 1073レ EF66-12
Nikon D700,AF-S VR Zoom-Nikkor ED 70-300mm F4.5-5.6G(IF),300mm,ISO 400
1/1000秒,f8,-0.3段,WB:AUTO

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海山道で プラレールを撮る?

2009-12-29 | ディーゼル

 引き続き12月19日の四日市DD51撮影の記録です。
 本来なら、今ごろは大糸線撮影遠征中で小谷村に宿泊しているはずでした。しかし、日ごろの不摂生が原因で27日の日曜日に風邪で発熱し、泣く泣く遠征を断念しました。27日は38.2度まで上がったのですが、今は平熱です。インフルエンザではありませんでしたが、やはり用心に越したことはありませんから。
 大糸線には1月に行きますが、この年末の2連運用を撮影できないのが、少し残念です。皆さんも体調には十分気を付けてくださいね。

 さて、この写真は前回掲載した重連の5284レを撮った陸橋の反対側からの絵です。
 順光でちょうど線路がカーブしてくるところをイン側から狙えます。事前にご一緒したパーイチファンさんから、残念ながら編成は短めであることが多い、と聞いていました。案の定、やって来たのはタキ2両を引くミニミニ編成でした。手持ち撮影ですので、最初はズームのテレ側でカーブを回って来るところを撮り、引きつけて縦でも撮影しました。

 牽引してきたDD51-1028号機は、プラレールカラーとも言われる更新色機です。それに緑タキと黒タキの組み合わせ。まさにプラレールを撮ったようなものでした。

 四日市周辺でのDD51撮影は、結構忙しく撮影する場面が多いと思います。この写真も書いたようにズームのテレ側で横で撮影し、ワイド側では縦にしています。三脚を構えてじっくりという撮影はなじまず、手持ちがベストだと思います。レンズもFXフォーマットで300ミリあれば十分だと思います。

2009-12-19 塩浜線 近鉄海山道付近 183レ DD51-1028
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,105mm,ISO 200
1/640秒,f8,-0.3段,WB:晴天


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海山道でDD51重連を狙う

2009-12-26 | ディーゼル

 12月19日、四日市駅周辺でパーイチファンさんらと一緒に撮影した後、バスで近鉄四日市に向かいます。ここから近鉄塩浜駅に行き、塩浜操ともいわれる塩浜貨物線の終点でDD51を撮影するためです。

 近鉄駅を降り、歩いてすぐの踏み切りより停車しているDD51の重連を撮影します。予報では雪もしくは曇のはずだったのですが、ピーカンのよい天気です。したがって大逆光です。ここでの撮影は早々に切り上げて、塩浜線沿いに四日市方向に歩くと、ほどなく近鉄海山道駅の建屋が見えてきます。
 と、四日市方からDD51の重単がやってきました。ダイヤ的に来るのはわかっていたのですが、撮影しにくい場所に立っていたので、さあ困ったことに。
 結局、ここでも再びダッシュして100メートルほど逆戻りして、ようやくワイドで引き付けて撮ることができました。

 ただ、本命の撮影対象は重単ではありません。さきほど塩浜で停車中を撮影した、タキを引く重連の雄姿です。海山道駅のすぐ先に道路橋があり、その歩道と階段から撮ることにしました。
 逆光ですが、背景がいかにも四日市の工業地帯らしい雰囲気で悪くありません。手前もすっきりしています。満を持して待っていると更新色と原色の組み合わせの重連がゆっくりとやってきました。

2009-12-19 塩浜線 近鉄海山道駅付近 5284レ
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,32mm,ISO 200
1/640秒,f6.3,-0.3段,WB:晴天


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いやぁ忙しい、四日市駅のDD51撮影

2009-12-25 | ディーゼル

 12月19日の四日市DD51撮影行の報告です。京都駅7時32発の706K米原行き普通に乗り、パーイチファンさん、そのお知り合いの方と3人で草津線、関西線経由で四日市を目指します。鈴鹿越えでJR西日本管内から東海管内へと入ったわけですが、名古屋経由より接続さえよければ所要時間は断然、こちらのほうが早いですね。

 途中、2月20日に草津線を走る「あすか」のことや、往年のD51による加太越えなどの話をしていると、あっという間の到着です。四日市の構内には原色DD51が2機、DE10が1機停まっており、それらを撮影すると太平洋セメントの真っ黒なタキを連ねたDD51 893が臨港線から戻ってきました。
 そうこうするうち、稲沢から2083レが到着する時刻になります。カメラポジションを確認していると、後方の踏み切りが鳴り出し、ヘッドライトのあかりが見えます。なんと、塩浜駅からの重連、5282レも入線してきたのでした。

 私の立ち位置からは伊勢鉄道のDCが停車していて、5282レの撮影の邪魔になっています。ダッシュで伊勢鉄道のDCの前方に行って撮影したのが、上の写真です。

2009-12-19 JR東海関西線 四日市 5282レ
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,112mm,ISO 200
1/640秒,f5.6,-0.3段,WB:晴天

 一方、当然のごとく2083レも入ってきました。島式ホームをはさんで前後から撮影対象列車がやってきました。実は遠めに2083レが引いているのは空コキだとわかり、しかもこちらは牽引機が1両だったので緑タキを連ねた重連の5282レを選択したのでした。

 しかし、2083レの速度は遅く撮影チャンスに恵まれ、振り返りざまに撮影したのが左下の写真です。空コキの向うに黒タキが見えて、四日市らしい絵ではないかな、と思います。いずれも、プラレール色といわれる赤更新色機ですが、DD51の迫力は十分感じられます。
 なかなか楽しい撮影行の幕開けとなりました。でも、忙しい1日の始まりでもあったのでした。

2083レ
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,70mm,ISO 200
1/640秒,f6.3,-0.3段,WB:晴天

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いよいよキハ52も終焉

2009-12-25 | 大糸線紀行

 すでにいろいろなところで取り上げられているので旧聞ですが、やはり私としてもきっちり記しておきたいと思います。この夏と秋、訪れたJR西日本・大糸線のキハ52の運用が2010年3月12日をもって終了します。

 北アルプスのふもと、姫川沿いを走る大糸線。冬は豪雪に苦労し、時には大雨による土砂災害に見舞われて長期不通を余儀なくされたこともある線路を、ディーゼルのうなりを上げて走ってきた国鉄型気動車が姿を消すことになります。
 今も最後の活躍を続けるキハ52-115、125、156の3両は晩年、国鉄標準色、旧標準色、首都圏色に塗られ、人気を得ています。もともと美しい風景の中を走る路線で、それなりの観光客の乗車もありましたが、この3両が国鉄色に戻されてからは一層、人気が高まりました。撮影に来るファン、乗り鉄ファン、一般の旅人・・・。
 キハ52たちの貢献は多大なものがあったのではないかと思います。

 かくいう私も、若い日によく乗った国鉄型気動車に魅せられ、そして景色や温泉に引かれて通うようになりました。しかし、満足いくほど通える時間はもうありません。3月半ばでは桜との撮影は無理でしょう。もっと早く、鉄に復帰しておればと悔やまれます。

 JR西日本糸魚川鉄道部は糸魚川の「レンガ車庫」に2月27(土)28(日)の両日、キハ52 3両を留置しての撮影会を実施します。時刻は10時から14時ごろまで。28日以降はレンガ車庫に車両の出入りができなくなるそうです。キハ52より一足早く、実質終焉を迎えるのですね。
 そして3月12日(金)糸魚川22時18分発南小谷行き最終の出発に合わせてヘッドマークを取り付け運転終了セレモニーが行われます。

 キハ52、レンガ車庫ともその後、ほんの少し、姿をとどめるようです。3月下旬にキハ52のラストラン、レンガ車庫のイベントが検討されているようなので。

 私としてはキハ120の救援用として52を1両残し、学校の長期の休み期間やゴールデンウイークなどに臨時列車として活躍させてやってほしいのですが。願望に過ぎないですね。
 私たちの前から姿を消してしまう前に、もう一度、会いにいきたいと思います。

2009-10-31 JR大糸線南小谷ー中土 431D キハ52-125
D5000,Sigma APO 70-200mm F2.8 Ⅱ EX DG MACRO HSM,200mm,ISO 400
1/250秒,f9,-0.7段,WB:晴天日陰

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残念なことに単機 EF65-1136

2009-12-23 | EF65

 20日の撮影分の続きです。この日はJR西日本の工臨を撮影した30分後に、臨時専用貨物の8865レが愛知・稲沢から吹田へ戻ってきます。
 ですが、お世話になっている【西日本】鉄道情報発信の方々の見たまま情報は、EF65-1136の単機になっています。

 前日、四日市からの帰りにすれ違った8864レの編成も、この1136号機とコキ1両だったので、やむをえないと思います。

 ただ、本音でいえば、写りにくいナンバーもくっきりしており、こんな好条件の下でのPFの写真は数多くありません。したがって短くとも何かを引いて返って来て欲しかったなあ、と思います。

 さて、22日の8864レは梅小路をEF65-1037が単機で上ったとのこと。あす、23日には何か引いて返ってくるのかな。

 この1136号機の撮影をご一緒した「あづき」さん、御苦労さまでした。


2009‐12‐20 JR西日本琵琶湖線安土―近江八幡 8865レ
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,70mm,ISO 200
1/1250秒,f5.6,-0.3段,WB:晴天




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冬の陽に朱が鮮やか 原色DD51工臨が行く

2009-12-20 | ディーゼル

 12月20日は、JR西日本の工事臨時列車を撮影しに東海道線の安土-近江八幡へ行きました。
 この列車は昨日、米原へ行き、この日折り返して近江八幡にレールを運ぶ工臨です。レールを積載するチキは2両と短い編成ですが、宮原の原色DD51が牽引するので、ダイヤを把握した時点で出かけようと決めていました。また、EF65牽引の臨専貨8865レの30分前に走行と、よいスジであるのも魅力的です。

 いつものごとく、安土に9時30分ごろ到着。レンタサイクルを借りようかと思いましたが、午後から鉄道撮影を趣味とするグループ「TEAM3170」の忘年会に参加させていただく予定でしたので、歩いてポイントに行くことにしました。食べ放題、飲み放題とのことで、それに備えたメタボ対策というわけです。
 
 ポイントに到着すると、だれもいません。風が冷たく素手でカメラを触っていると、すぐに手がかじかみます。しかし、陽光は明るく降り注いでいます。EF210-140号機が引く1071レなどを撮っていると、車が止まり男性がカメラを持って降りて来られました。地元で精力的に撮影されている「あづき」さんです。
 先日のEF510-501の甲種輸送を、あづきさんも東淀川と向日町で撮っておられ、その話などをしているうちに故障から復帰したEF210-159の1057レが下っていきます。

 そして、いよいよ工9463レの時刻となります。
 遠くにヘッドライトの光が見え、しばらくすると鮮やかな朱色に白い帯を巻いた国鉄色のDD51-1183号機がやってきました。短い編成ですので、往々にして画面に余分な空白が生まれやすくなります。そこで、先行の貨物列車で見当をつけておいた地点まで思い切り引きつけ、シャッターを切りました。
 手持ち撮影でしたが、このところ3日連続で手持ちで撮っていたためか、うまく平衡も取ることができました。

 この後、残念なことに単機になってしまった8865レのEF65-1136を撮り、あづきさんと一緒に現場を離れて忘年会に行きました。忘年会には約20人もの方が参加され、私も長い時間、皆さんと鉄道のこと、写真のこと、またそれ以外の話題で楽しい和に加わらせてもらい満足感いっぱいで家路につきました。

 また、安土-近江八幡の別のポイントで撮影されていた「さくら2号」さん、お疲れ様でした。

2009-12-20 JR西日本琵琶湖線安土-近江八幡 工9463レ DD51-1183
Nikon D300,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,90mm,ISO 200
1/1000秒,f5.6,-0.3段,WB:晴天

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四日市港線でDD51を撮る

2009-12-20 | ディーゼル

 12月19日(土)、この日は待ちに待った日でした。パーイチファンさんと一緒に、四日市へ石油やセメント輸送などで活躍する愛知機関区のDD51を撮りに行く約束をしていたからです。京都駅から東海道線、草津線、関西線と乗りついで亀山からJR西日本管内を離れてJR東海管内へ。パーイチファンさんと、そのお知り合いのKさん、そして私の3人は10時前に四日市駅に降り立ちました。

 私とKさんはまったく地理不案内に加え、DD51貨物のダイヤも把握していません。私は事前に雑誌などで四日市周辺のDD51の動きの概観がつかんでいたものの、実際にどのように、どこで撮影すれば効率はよいのか、またそこへはどう行くのかさっぱりわかりません。
 まさに、パーイチファンさんにおんぶしてもらう形で、四日市駅周辺はもちろん塩浜駅や近鉄海山道駅付近で撮影させてもらいました。

 しかし、何と言ってもハイライトは四日市港線の末広可動橋梁を行くDD51でしょう。この橋は千歳運河に架けられており、ふだんは船が航行できるよう5連の桁の3連目が跳ねあげられています。そして列車が運転される直前、係員が自転車でやって来て橋を降ろします。
 昭和6年(1931年)にできた鉄道の可動橋としては現役最古のもので、今年2月には経済産業省から近代化産業遺産に認定されています。

 私たちは塩浜駅から途中、海山道駅周辺で撮影しつつ徒歩で到着しました。
 光線は、顔は陰になるもののサイドはばっちり順光です。運河の水は澄み、空は青く適度に雲も浮かんで、絶好のコンディションです。ただ、風が強いのみ。

 そして列車はゆっくりとやって来ました。太平洋セメントの黒色タキを引いて、慎重に橋梁の接合部分も通過していきます。シャッターを切った瞬間、来てよかったと心から思いました。

 パーイチファンさん(この日だけ凸ファンとおっしゃっていましたが)ありがとうございました。

2009-12-19 四日市港線 4便 DD51-893
Nikon D300,AF-S NIKKOR 24-70mm F2.8G ED,38mm,ISO 200
1/500秒,f8,WB:晴天

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青い流星を追って・EF510-501甲種 膳所駅で

2009-12-20 | EF65

 12月18日のEF510-501甲種輸送、9866レの撮影しめくくりは夕暮れのJR西日本琵琶湖線・膳所駅となりました。

 山崎を通過した列車は向日町駅の待避線で20分余り停車します。そこで、私とクロ683-4001さん、りょうさんの3人はもう1ショット、向日町以東で撮影することにし、急いで上りの普通電車に乗車しました。
 同じことを考える人が多く、電車の最後尾車両はさながら鉄道ファン列車の様相です。
 9866レが停車している向日町はたくさんの人でごった返しているだろうと考えてパス。次の桂川も多いと思ったのですが、案外少なく、これを見た何人かは同駅で下車して行きました。ですが、ここも逆光です。私たちはここも無視して山科を目指すことにしました。

 ところが、山科の京都よりもすでに満杯状態です。しかも、山影になって暗そうです。そこで、私は比較的光線がましであろうと思い、膳所駅を提案し、3人で向かいました。膳所の上りホームにはすでに数人おられますが、三脚を立てておられた方の前にしゃがませてもらうことにしました。ヨを挟んでいますが、実質的には機関車2両のようなものですので、アングルも余裕です。
 あとは16時08分の通過時に上下の電車と被らないことを祈るだけ・・・。

 ところが、16時03分に向日町駅に行くとおっしゃっていたeexpressさんから「向日町発は16時20分です」とのメールが。この日は貨物のダイヤが乱れており、各所で抑止がかかっていました。そこで、急きょ時間変更がかかったのでした。

 もう来るだろうと、待ち構えておられる皆さんに16時20分向日町発車を伝えると、一様に困惑の表情です。それもそのはず、向日町から膳所までは20分余りかかるのが所定ダイヤで、そうすると、ちょうど日没時間帯に通過となります。

 あたりは刻一刻と夕暮れの雰囲気が漂ってきます。遠く見える比叡山頂の展望台にもあかりが灯りました。一瞬、上りに乗って京都駅あたりまで戻ろうかという意見も出ましたが、時間的余裕もあまりなく、腹を決めてここで皆さん撮影されることに決まります。

 16時35分ごろ、「間もなく1番乗り場を列車が通過します」のアナウンス。これであってくれ、と祈った甲斐があって16時40分、EF65-1080とヨ、そしてEF510-501が姿を見せてくれました。

2009-12-18 JR西日本・東海道線膳所駅 9866レ
Nikon D300.AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VRⅡ,70mm,ISO 1600
1/800秒,f2.8,WB:晴天日陰

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