日々の幸せを育んで

ワンちゃん達がいて、孫達がいる日々の生活。小さな幸せのある暮らしを綴っています。

幸せって

2020年10月03日 10時28分00秒 | 日々の暮らし

久しぶりのブログアップです。

朝晩がとっても涼しくなりました。
今年は冬が早くやって来そうです。

身体の疲れはなかなか取れませんが、毎日、毎日があっという間に過ぎて行って・・・気がつけば
「もう1週間が経っているんだ。」
と主人と驚く日々です。

          

娘宅のラティスのペンキ塗りは、主人がすべて1人でしてくれました。
『ペンキを塗らないと・・・』
っていう気持ちがあっても、身体がその思いについて行かない私と違って、主人はコツコツと6枚のラティスのペンキを塗り終えました。

南側と北側で995センチあるベランダの手すりに取り付けるラティスは、
『塗り終えれるのかな?』
って思う程、私には大変なものに感じられました。

主人の根気と、「娘のために・・・」という気持ちに、私は『すごいな~!』って驚くばかりです。

             

娘の家は、南北のベランダに白いラティスが掛けられ・・・リビングにいると北側のラティスも見えるので、まるで一軒家の様に感じます。
昨日は、娘と主人が哲君の部屋の壁紙貼りをいている間、私はしょうちゃんの遊び相手をしていました。

私は、時々覗きに行って、
「そこは貼らなくてもいいよ。」
「まっすぐに貼れているよ。」
「きれい、きれい!」
とか言うだけで作業はしません。

しませんというより、両手が筋肉痛みたいで・・・痛くて手が上がりません。
まだ、哲君の部屋に置くデスクなどが決まっていないのですが・・・もう少しで完成しそうです。

             

「幸せ」について

数年前、ご近所の奥さんが、
「あなたは、いつ見ても笑顔で幸せそうで、幸せのオーラが漂っている。」
「幸せって、欲しい物が何でも買えるとか・・・行きたい旅行にはどこへでも行けるとか・・・お金があるとかじゃなくて、毎日の生活なのよね。」
「本当の幸せが欲しいと思っても、お金じゃどうにもできないのよね。」
「私はこの年、75歳になってやっとそれに気がついたわ。」
「分かるのが遅すぎた・・・。」
・・・・・
「あなたは、私よりもずっと若いけれど、その事をきちんと知って・・・何が幸せなのかを知って・・・生きているから、本当に偉いと思う。」
「毎日幸せに暮らせるのが、一番の幸せなのよね。」
って話されました。

          

道で出会うと声を掛けてくださり、少し他愛ないお喋りをするだけのご近所の奥さんです。
こんな事を話してくださったのは、これ1度きりです。

娘と歩いていると、
「本当に仲がいいんですね。」とか、
主人と歩いている姿を見掛けて、後日お会いした時には、
「若い人達が、手を繋いで歩いているのは普通だけど、ある程度の年齢のご夫婦が手を繋いで歩いているのを見ると、嫌悪感しか感じないんだけど、あなた達ご夫婦が手を繋いで歩いている姿は、何か外国映画を観ている様な心地よさがあるわ。」
「きれいでいいわ。」
って言ってくださったので、
「私達は、転ばない様にお互いに助け合っているんです。」
って笑って答えた事がある程度のお話ししかした事はありません。

          

「何が幸せなのか?」は、人それぞれ違うと思いますが、自分で気づく事ができるのなら、幸せは自分のすぐ傍にあると思っています。

毎日、いろんな事があって・・・一日は終わって行きます。
いろんな出来事の中から、小さくても少しでも幸せを見つけて・・・その幸せに感謝して大切にできたなら、それはきっと明日の幸せに繋がると思っています。

機嫌よく笑顔で生きても・・・不機嫌に不平不満文句を言いながら生きても・・・一日は一日です。
同じ一日を過ごすなら、機嫌よく笑顔で生きた方が、私は「自分が心地いい」と思っています。

自分の人生は、自分でしか作れません。
どんな人生にするのかは、結局自分次第って事だと思います。

「幸せ」についていろいろ考えさせられる事があって・・・ふと、あの時ご近所の奥さんが話されていた事を、思い出しました。

『他の人の目に、そんな風に映っているんだ・・・。』
って、とっても嬉しかった事を。

          

マリーは、相変らず淡々とマイペースで暮らしています。

おむつをする様になってから、以前よりもずっと力強くなった様な気がします。
あんなに力をなくしてしまっていたマリーとは思えない程、力強いです。
暑い暑い夏を乗り越えられたので、ホッとしています。

ワンちゃんを飼う事についても、いろいろ考えてみました。
仔犬の頃から歳を取っておむつをする様になったマリーを見て、
『成長をして、年老いて亡くなって行くまでの一生を傍で見守れるのは、ワンちゃんを飼っていないとできないな。』
『リーもナナもアンも、マリーの様に年老いた姿は見ていない。』
『こんな風に年老いて行くんだって見守れる事、マリーの一生を見守れるって事は、とっても幸せな事なんだ。』
って気がつきました。

          

『もし、チベタンテリアに出会うことがあるなら、もう一度ワンちゃんを飼ってみようかな?』
って気持ちになりました。