今朝、起きた時には、雨がパラパラ降っていました。
『天気予報で、今日からはいいお天気だって言っていたのに・・・』
『雨降ってる・・・』
そう思いながら、朝食を済ませて、洗濯物を干す準備をしていると、陽が射し始めました。
この間、風の強い日にモッコウバラが、また塀からずり落ちました。
モッコウバラは全開で、たくさんのお花をつけています。
その後、雨の日があって・・・そしたら、雨に濡れた重みで、モッコウバラは地面に着きそうな所まで、ずり落ちてしまいました。
東側の通路に、ごみ箱を置いているのですが、ごみの日なのにモッコウバラが邪魔になって取りに行けません。
『もうお花は咲き終わったから、枝を切ってみようかな・・・?』
『明日の夜には、主人が帰って来るから、主人が帰って来るまで待とうかな・・・?』
『でも、このままじゃ、ごみが取れない・・・?』
思い切って、枝を切る事にしました。
『どこから切り始めるのが1番いいのかな?』
『なるだけ絡まっていない枝を、少しずつ少しずつ切って行けば、どうにかなるだろう。』
って思って、切り始めたのですが・・・思ったより密に茂っているので、だんだんと私の身動きが取れなくなって来ました。
『ここで、動けなくなったら、このモッコウバラをどうすればいいんだう?』
「ピ~ン、ポ~ン!」が鳴り、リビングでワンちゃん達が吠え続けています。
今日は、お風呂場の水栓蛇口を取り換えてもらう日なので、
『10時に約束していた業者さんが来てくださったのかな?』
『でも、まだ8時半頃だと思うけど・・・』
って思いながら、垂れ下がっているモッコウバラの下をしゃがんで通って、リビングに戻りました。
業者さんだと思って、ワンちゃん達をリビングに閉じ込めてから、玄関のドアを開けに行きました。
ドアを開けると、そこに立っていたのは、娘夫婦でした。
ワンちゃん達は、リビングのドアの向こうで大喜びしています。
哲君にも、とっても懐いている2人なので、娘夫婦んがリビングに入ると、マリーとアンは走り回って喜んでいます。
「お母さん、焼き立てのパンを買って来てあげたよ。」
「私達、まだ朝食食べてないから、朝食食べさせて!」
・・・・・
「お母さん、何してたの?」って娘。
「モッコウバラが落ちてしまって、もうどうにもならないから、枝を切ってるのよ。」って私。
「朝食食べたら、私がしてあげるから、お母さんはしなくていいよ。」って娘。
哲君は、朝食後ソファが届くので、新居に戻り・・・娘は枝切りをしてくれました。
私は、切り落とされた枝などを、ごみ袋に詰めます。
終わりが見えなかった枝切りだったのに、娘が来てくれたので、とっても早くに終わる事ができました。
枝切りをしている娘の姿を見ながら、
『私に似てる・・・』
『父の用事を手伝っていた時の私って、きっとこんな風だったんだろうな。』
『父が用事を言う時は、姉弟の中の他の誰でもなく、必ず私に言ってたな。』
『父が私を選んでいた理由が、何か分かる気がする・・・』
って思いました。
水道蛇口の取り換えも終わって・・・お風呂場は、きれいになりました。
何か1つが新しくなると、その周りもきれに輝いて見えます。
それが嬉しくって・・・
今日は、お風呂場も、モッコウバラの周辺も、とってもすっきりとして、きれいになりました。
昨日は、娘夫婦と「コストコ」へ行ってきました。
「コストコ」ができた頃、主人と娘と3人で行って、会員になったのですが、すべての物があまりにも大きくて・・・少食家族の3人には、多過ぎる食材達でした。
久しぶりの「コストコ」。
『やっぱり、すべてが大きいな~。』
『こんなにたくさん入っているんだ。』
って思いながら、すべて見て歩きました。
で、夕食は娘夫婦の家で、「コストコ」で買って来た「チキン」と、娘が作ったサラダでした。
夜遅くなると、ワンちゃん達が寂しがるので、食事を済ませると、私はすぐに家に帰って来ました。
ワンちゃん達は、日中のお留守番は心配しなくても、おとなしくできているみたいなのですが、夜はやっぱり心細くなるみたいで、鳴いている事が多いみたいです。
なので、
『出掛けてもなるだけ明るい内に、家に帰ってあげたい。』
いつも、そう思って、そう心掛けています。
今朝、プランターの枯れたお花を摘んでいると、南側の道を歩いていたおばあちゃんが、
「おはようございます。」
「いつもお花をきれいにされてますね。」
「お花が、きれいです。」
って笑顔で、声を掛けてくださいました。
こんな言葉が、とっても嬉しいです。
こんな言葉が、その日1日をとっても幸せな気分にしてくれます。
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